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東京電力福島第一原発で原子炉を冷やした後の処理水三百トンがタンクから漏れた事故で、東電は三十日、タンク底の鋼板をボルトで締めている付近から漏れた可能性が高い、との見解を示した。東電は、鋼板の接ぎ目を五回にわたって改良してきたことも明らかにした。問題のタンクは、改良が加えられる前のタイプで、福島第一には百二十基ある。
東電の説明では、漏えいが見つかった後、タンク内の水をポンプで抜く作業がほぼ終わった段階でも、外の堰(せき)に水が漏れ出てくる状態だった。その後、鋼板同士を締め付けるボルト辺り(水位は約四センチ)で、水位が安定したという。
水が抜ける速さから、東電が漏れた場所の大きさを試算したところ、長さ二・五センチ、幅一ミリ程度だという。
ボルト穴の周辺もパッキン(止水材)を使っているため、設計上はボルト付近で漏れは起きないはずだが、他の場所に比べると弱い。
ボルト締め型のタンクでは四回の水漏れが起きている。東電は、底の鋼板をつなぎ合わせた部分をコンクリートで固め、遮水シートをかぶせるなどの改良を繰り返し、最終的にはボルトやボルト穴の周辺を止水材で覆う工法に落ち着いた。
東電関係者は「タンクの底は、中に汚染水を入れた後は修理ができないため、改良を重ねた」と強調。ボルト締め型のタンクは、底の接ぎ目が弱点だと認識していたことも明らかにした。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013083102000130.html
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