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2013年08月28日 08:35
8月26日毎日新聞(朝刊)にたいへん興味深く、意外に感じるコラム(風知草)が出ていました。タイトルは「小泉純一郎の『原発ゼロ』」です。
小泉元総理はフィンランドの核廃棄物処分場を、経団連関係者と一緒に現地視察したそうです。
原発関連企業が必死で説得しても効果はなく、小泉元総理は脱原発を主張したとのこと。
フィンランドの処分場は10万年も地中に保管し、毒性を抜くという設計になっているそうです。
言うまでもありませんが、人類史上いまだかつて10万年もの長期間耐えられる構造物はなく、100年後の安全さえ心もとないと思います。
少なくともフィンランドは真剣に取り組んで、10万年の地中保管という道を選びましたが、日本は最終処分の道筋が立っていません。
毎日新聞を購読していない人の便宜を考えて、ちょっと長めに一部抜粋させていただきます。
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100万年だよ。300年後に考える(見直す)っていうんだけど、みんな死んでるよ。日本の場合、そもそも捨て場所がない。原発ゼロしかないよ。
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今ゼロという方針を打ち出さないと将来ゼロにするのは難しいんだよ。野党はみんな原発ゼロに賛成だ。総理が決断すりゃできる。
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戦争はシンガリがいちばん難しいんだよ。撤退が。昭和の戦争だって、満州から撤退すればいいのに、できなかった。「原発を失ったら経済成長できない」と経済界は言うけど、そんなことないね。昔も「満州は日本の生命線」と言ったけど、満州を失ったって日本は発展したじゃないか。
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小泉元総理が、現職総理時代に気付いていたなら、もっとよかったのですが、その点だけ残念です。
自民党政権の安倍総理が、原発ゼロに舵を切れば、歴史に名を残す首相になるチャンスです。小泉元総理の洞察力を見習ってほしいものです。
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