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http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130824/dst13082412420006-n1.htm
2013.8.24 12:40
規制委現地調査「管理ずさん」
東京電力福島第1原発の地上タンクから放射性物質に汚染された水が漏洩(ろうえい)した問題で、東電は23日、想定される3パターンの漏洩経路を公表した。東電は、掘削調査などで3つの経路を検証する。一方、原子力規制委員会は同日、タンクの状況などを現地調査し、東電の管理を「ずさん」と指摘した。
(原子力取材班)
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これまでタンク側面からは漏洩した痕跡が見つからず、タンク底部から漏洩した可能性が高まっている。タンク内の水位変化から推定300トンが漏れたとみられる。だが、発覚当初にタンク周辺にあった汚染水の水たまりは約120リットルだけだった。タンクはコンクリートの上に設置されており、通常なら浸透することはないが、何らかの理由で大半が地中に染みこんだとみられる。
そこで東電は漏洩経路として、(1)コンクリートに染みこまず、常に開いた状態だった排水弁を通じてタンク周辺にめぐらされたせきの外へ流出(2)タンク直下のコンクリートと、その下部のセメントを混ぜ込んだ改良地盤の隙間から流出(3)コンクリートと改良地盤の両方を突き抜け流出−の3経路を想定した。これら複数の組み合わせで流出した可能性もある。
排水弁から流出した水は排水溝まで流れた痕跡が確認されており、外洋へ流れ出た可能性が高い。仮に地下へ流出していたとすると、地表から5〜7メートル下に流れている地下水に混ざり込む可能性があり、汚染の拡大が懸念される。
一方、同日の規制委の現地調査でタンクの点検記録が残っていないことが判明した。規制委の更田(ふけた)豊志委員は「ずさんと言わざるを得ない。漏洩を前提に手を打たなければいけない」と、今回漏洩した型と異なる溶接型のタンクも調査するよう指示した。
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