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甲状腺検査の結果についての大幅な訂正。県立医大のカウントエラー!?(おしどりマコ)
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/180.html
投稿者 taked4700 日時 2013 年 8 月 21 日 23:18:45: 9XFNe/BiX575U
 

この記事、とても重大なことを示唆しています。福島医大がデータを操作している可能性。

http://no-border.asia/archives/13697
2013年08月21日
2013年8月20日第12回県民健康管理調査検討委員会が、福島県福島市で行われた。

出席し、取材した筆者は、過去の資料を見比べ、記事をまとめようとしたが、ある疑問がわき、現在それを追求している。その途中経過を先にまとめる。

********

その疑問というのは、甲状腺検査結果の「悪性ないし悪性疑い」の性別・年齢別の分布のグラフである。

第12回の配布資料はこちらである。

(*元記事ではここに資料の画像があります。)

http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250820siryou2.pdf
2−6にも同じものがある。
(*元記事ではここに資料の画像があります。)

この資料と第11回の甲状腺検査結果の「悪性ないし悪性疑い」の性別・年齢別の分布のグラフを見比べると、整合性がとれないのである。

(*元記事ではここに資料の画像があります。)

2011.3.11時点での年齢でのグラフを見比べて頂きたい。
同時点での年齢での評価になっているので、人数が増えることがあっても、減ることは無いはずである。しかし、減少している分布があるのだ。
※11歳

11回:男子3、女子0
12回:男子0、女子1
→男子3名減少

※15歳

11回:男子3、女子0
12回:男子2、女子3
→男子1名減少

※17歳

11回:男子2、女子4
12回:男子3、女子3
→女子1名減少

※18歳

11回:男子2、女子0
12回:男子0、女子7
→男子2名減少

なぜこのようなことが起こったのか?

筆者が悩んでいるうちに、福島県の県民健康管理調査検討委員会のHPにこのような記載が現れた。

http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24809

○資料2 「甲状腺検査」について、11ページ(5)結果概要に一部誤りがあったため、修正いたしました。(平成25年8月20日)

《修正箇所》

・細胞診結果

・細胞診で悪性および悪性疑いであった28例の年齢、性分布

そして、資料はこのように訂正された。

http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250605siryou2.pdf

2−11
(*元記事ではここに資料の画像があります。)

しかし、21日15時現在、個別の資料ではなく、一括の資料では、訂正前のままである。

http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250625siryouikkatu.pdf
2−11
(*元記事ではここに資料の画像があります。)

ちなみに、筆者は第11回の検討委員会も出席、取材したが、もちろん配布資料は訂正前のものである。


男子14名、女子14名の人数に変更は無いのだが、分布が大幅に変更したのである。

なぜ、このようなことが起こったのか。
8月20日の18時までおよんだ委員会、記者会見ではこのような発表はなされなかった。

しかし、20日当日の記者会見で、筆者は気になるところがあった。
委員会の冒頭、司会のこのような連絡があったからだ。


「委員のみなさま、資料をご確認ください。資料、2−5は差し替えになっております。」

急いで筆者は2−5を見た。

こちらである。

(*元記事ではここに資料の画像があります。)

これは、甲状腺検査結果をとりまとめた、非常に重要な資料である。筆者はすぐに広報の事務方のところに走り、確認した。

――報道、傍聴への配布資料は差し替えは無いのか?

「無い。差し替えたものを当日配布している。」

――では委員へは事前に配布していたのか。」

「そのようである。」

そして、委員会の議論が終わった後の記者会見のときに、筆者は質問のひとつにこの件を盛り込んだ。

――委員への事前配布の資料で差し替えがあった部分は、どのような訂正があったのか。

「甲状腺検査結果の悪性ないし悪性疑いの部分で、平均年齢や標準偏差にミスがあった。事前配布した委員の資料は差し替え、当日配布した資料は、訂正後のものである。」

筆者は、このときに、単純な計算ミスの訂正かと感じた。しかし、この件が、その後関わってくるのである。

********

筆者は福島県庁の保健福祉部県民健康管理課に問い合わせた。

――この11回の資料の、甲状腺結果についての訂正があったのは、20日の何時か。

「検討委員会後の第11回の資料の誤りに気づき、訂正資料をアップしたのは、20日の20時頃である。」

――なぜ、このような資料の訂正があったのか。

「第12回の検討委員会前日に、甲状腺検査の悪性ないし悪性疑いの平均年齢、標準偏差の間違いに気づいた。事前に資料を配布していた委員から、間違いの指摘があったからだ。そして、当日20日朝に訂正した資料ができ、それを配布し、委員には差し替えた。
その後、過去のもの、第11回の平均年齢、標準偏差も訂正が必要では、と見直したところ、第11回の資料の訂正もわかった。」

――いや、これは平均年齢、標準偏差の訂正ではなく、元々のデータの大幅な変更だが…

「おっしゃるとおりである。これは元々のデータの取り扱いが正しくない、という誤りがあった。」

――この甲状腺検査結果の悪性ないし悪性疑いというのは、最も我々が懸念している結果でもある。そのように、元々のデータの取り扱いが正しくない、というような実態があるのか。

「県のほうではこれ以上わからない。医大のほうで、カウントのエラーがあった、ということである。」

――医大について、これからどのようにアプローチするのか、原因究明をするのか。

「これは重大な事象だと思う。間違った資料が、気づかず2ヶ月以上提出されていた。次の回まで間違いに気づかない、などあってはならない。
県として、医大に今後、このようなことが無いよう改善を求めていく。」

――医大に、なぜこのようなカウントエラーが起こったのか、原因は調査しないのか。

「まぁ…、それも含めて…検討する。」

筆者としては、県が原因究明にあまり積極的でないことに懸念を抱きつつ、県立医科大の甲状腺検査の専門委員会の教授2名に電話をした。
しかし、出張中でつながらず、放射線医学県民健康管理センターに問い合わせた。県立医大の中で、県民健康管理調査を請け負っているセンターである。

窓口で、第11回の資料のカウントエラーについて問い合わせると、受付の女性は

「あ、あの棒グラフの件ですよね、分布の。」

とすぐに答えられた。センターのほうでも、この件は十分把握しているようであった。

筆者が、なぜこのようなカウントエラーが起こったのか、経緯を知りたい、と言うと、担当の者から折り返し電話をかける、と言われたまま、数時間が経過した。

なので、現在この回答待ちの状態であるが、とりいそぎ、この経過を報告する。

かなりの大幅な訂正があったので、どのような経緯でカウントエラーがあったのか、追っていきたい。

明確な説明が得られなければ、帳尻を合わせているのではないか、と捉えられても仕方がないのではないだろうか。

(文、おしどりマコ、撮影、おしどりケン)  

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コメント
 
01. 2013年8月22日 00:05:16 : uBCj3qdZqQ
カウントエラーだか何か知らんが、コチトラは発表自体を全く信用していないもんね。
コチトラが今の処信用するのは死者数だけだ。
尤も今後死者数を誤魔化さないという保証はないがね。

02. 2013年8月22日 01:14:30 : 7wJCqOq2nZ
こんな1桁台の人数集計で、11、15、17、18才と4箇所もデタラメなのを間違いなどとは通用しない。小沢問題のときの幽霊検審の万に1つの確率もないデタラメ平均年齢よりさらに簡単な集計で小学生でも間違わない。
とくにたった3、4人の患者数なのに、11才の場合すべて男だったのはすべて女でしたとか、15才の場合すべて女だったのに男女混在でしたなどという間違いをするわけはない。
健康調査側が正規のデータを無視し捏造を企んだか、結論ありきにするためデータ改竄など弄繰り回してるうちに混乱したデタラメ調査のいずれかと断定して良い。

マコさんの見逃さない眼には脱帽する。
ただしマコさんの性別・人数違いの指摘内容は、ちと間違ってるからブログを訂正するように。


03. 2013年8月22日 03:16:31 : 1qxvgw7KgY
つくづく酷い奴等だ。検察の虚偽報告書のようなものだよ。せせら哂っているのだ

04. 2013年8月22日 10:00:00 : YfIrEzCw3o
前回の調査から増えた分16例の男女比は、1:3で女の大幅な増加が認められます。

女の増加分を年齢別に見てみると、14歳まで6例、15〜18歳まで6例です。

チェルノブイリ緊急事態省の報告書によると、0〜14歳までの男女比は、1:3.9、15〜18歳までが、1:5.1で、年齢が上がるに従って、女の罹患率が上昇します。原発事故を原因とする甲状腺ガンでは、14歳までは男の罹患率が相対的に高い傾向があります。

もし、福島の調査結果に操作が加えられているとしたら、14歳までの6例で、その目的は甲状腺ガンの原発由来を否定するために行われたと考えます。


05. 2013年8月22日 11:39:57 : 0W5CNoJsTY
県などがウソをつくには周到な準備がいる。矛盾があってはならないからだ。といってすべての
関係者に根回しはできない。漏れるかもしれないし、またウソに加担しない人もいるはずだからだ。

といって隠蔽への強い意志があるなら、その困難を乗り越えようとするだろう。おおくの公務員は
まわりの空気を読んで同調する。

そういうウソを発見するのは古来ジャーナリストの仕事だ。一般人にはこれはできない。だから、
よいジャーナリストは応援したい。


06. 2013年8月22日 15:48:19 : rrhrFN6JLd
役人というのは犯罪者の集団だな。税金で養う価値なし。

07. 2013年8月22日 16:58:57 : 5xer6HgZIo
 
またこの、
日本国民総モルモット化計画請負人の
山下が蠢いているのか。

http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-570.html
 


08. 2013年8月23日 02:46:37 : KgvkdBAaIs
ノバルティスの データ捏造疑惑を見てしまうと、この臨床研究のデータの信頼性に疑問を持ってしまう。 カルテから抽出されたデータの検証はなされているのだろうか。

09. 2013年8月24日 16:14:37 : FfzzRIbxkp
カウントのエラーもひどいけど、
その子供たち、生存しているのでしょうか?

福島の子供たちの甲状腺ガンと原発事故との関連を否定しているのを軸に考えると、
もともと甲状腺に病変がある子供が日本には多いのならば、
原発事故時の対応として、安定ヨウ素剤を投与できるのかどうかの見直しも必要になります。

また、フクイチ事故とは関係がわからない甲状腺ガンを発病している子供たちが、
フクイチ事故後、大量に被ばくしているのですから、放射線障害の被害は深刻になるものと思われます。

年1ミリシーベルトの被ばくも健康への影響が大きすぎる、
日本では年0.1ミリシーベルトの被ばくに許容限度を下げざるをえないのでは。


10. 2013年8月25日 09:04:55 : L2SyJlzoiA
検察審査員の平均年齢の訂正みたいに、データシートの数値を加減
したと思われる。
調査結果の公表そのものの信用性を著しく落とした。

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