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東京電力に福島原発を“片づけさせる”のは、殺人犯にVIPの脳外科手術をまかせるようなもの(マスコミに載らない海外記事)
http://www.asyura2.com/13/genpatu33/msg/159.html
投稿者 gataro 日時 2013 年 8 月 20 日 20:30:14: KbIx4LOvH6Ccw
 

2013年8月19日 (月)
東京電力に福島原発を“片づけさせる”のは、殺人犯にVIPの脳外科手術をまかせるようなもの(マスコミに載らない海外記事)

http://eigokiji.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/vip-50db.html

Washington's Blog
2013年8月14日


3カ月後に、アメリカの“国家安全保障”と、おそらくは北半球における“人類の生存”をこの連中に委ねる気持ちがあるだろうか?

もし、ある無能な医者が、ありふれた手術をして、無数の患者を殺していて、それを偽っていて、隠蔽しようとした場合、その医者に、例えば大統領のようなVIPの脳外科手術をまかせるだろうか?

もちろん、まかせることはなかろう。

それなら、一体なぜ、東京電力に福島の燃料棒を取り出すのをまかせるのだろう?

東京電力には見るも無残な実績がある。

ところが東京電力は、大統領の脳外科手術に等しい事に取り組もうとしているのだ。

具体的には、2012年に書いた通り、人類に対する最大の短期的脅威は福島原発燃料プールだ。

もしプールの一つが崩壊すれば、あるいは火がつけば、アメリカ合州国に対して深刻な悪影響となりかねない。実際、ある上院議員は、アメリカにとっての国家安全保障の問題と呼んでいる。

次の地震による、使用済み核燃料プール破壊で引き起こされる放射能放出は、数日中にアメリカ西海岸に到達する可能性がある。この使用済み核燃料の安全な封じ込めと保護は、絶対に、アメリカ合州国にとっての安全保障上の問題だ。

原子力の専門家アーニー・ガンダーセンも医師のヘレン・カルディコットも、万一福島の燃料プールの一つが崩壊すれば、人々は北半球から避難しなければならないと語っている。ガンダーセンはこう語っている。

万一そうなったら赤道から南に移動することです。それが教訓だろうと思います。

元国連顧問の松村昭雄は、福島燃料プールからの放射性物質の取り出しは“人類生存の問題”だと言う。

燃料プール廃止措置の危険の度合いは、実に極めて高い。

しかし3カ月後に、東京電力は、この極めて困難な作業を自力で始めようとしている。

ロイターは今日下記の様に報道した。

日本の破損した福島原発の運営企業は、これほどの規模では、これまで試みられたことが無い危険な作業である、400トンの極めて放射能の高い使用済み核燃料を、破損した原子炉建屋から取り出す準備をしている。

68年前の広島原子爆弾攻撃で放出されたものの14,000倍に等しい放射能を含む、ぎっしりと詰め込まれた、1,300本以上の使用済み燃料棒アセンブリーを、万一次の大地震が地域を襲えば崩壊する可能性が高い建屋から取り出す必要がある。

東京電力は、原発施設の他の部位から溢れ出る放射能を含んだ水を食い止める戦いに、既に負けつつあり、全てのアセンブリーの無事な取り出しをやりおおせるかどうか、専門家達は疑問に思っている。

“膨大な数の燃料棒を取り出すには困難があるでしょう”アメリカの、かつて核燃料アセンブリーを製造していた元原子力技術者で、フェアウインズ・エナジー・エジュケーションの技師長アーニー・ガンダーセンは語っている。

今年11月、原発の第号4炉で始まる作業は、もし核燃料アセンブリーがぶつかったり、近傍の束に近づき過ぎたりして破損すれば、放射能の膨大な放出の可能性を含む危機をはらんでいると、ガンダーセンや他の原子力専門家は語っている。

1986年のチェルノブイリ以来、世界で最も深刻な、2011年3月の福島原発の核危機より酷い災害を引き起こす可能性がある。

それがどれ程酷いことになるか分かる人間は皆無だが、独立コンサルタントのマイクル・シュナイダーとアントニー・フロガットは最近彼等の世界原子力産業現状報告2013の中で書いている。“第4号使用済み核燃料プールから、封じ込めも制御も全く無しに全てが放出されれば、これまでで最も深刻な放射性物質関連災害を引き起こしかねない。”

***

東電は作業が困難なことは認識しているが安全に行えると考えていると述べている。

それでも、東京電力は信頼性の念を全く起こさせない。自然災害から福島原発を守り損ねたことを厳しく批判されたが、それ以来の危機の対処も酷評されている。

***

作業は11月に始まる予定で、東京電力は、アセンブリー取り出しに約一年かかると予想していると広報担当の永井義一氏は、ロイターにe-mailで語った。原発廃炉作業一件だけで、約40年を要し、1兆1千億円かかると予想されている。

燃料棒アセンブリーは重さ約300キロで長さ4.5メートルだ。1,331本の使用済み核燃料アセンブリーと、更に202本の未使用アセンブリーがプールに保管されていると、永井氏は言う。

***

使用済み核燃料棒は、原子炉炉心での反応の最終段階に形成される宇宙で最も有毒な物質の一つ、プルトニウムも含んでいる。

***

“もし燃料棒の束が歪み、お互いに余り近づきすぎると、不慮の臨界が起きる危険があります”とガンダーセンは語っている。

抑制されないままの核分裂連鎖反応が、燃料プール冷却システムが吸収する様には設計されていない膨大な量の放射能と熱を生じてしまう可能性を彼は語っている。

“燃料プール臨界の問題は、止めることができないことです。制御する為の制御棒はありません”ガンダーセンは言う。“使用済み核燃料プール冷却装置は、進行中の核反応による熱ではなく、崩壊熱のみを除去するように設計されている。”

燃料棒は、空気に曝されれば燃えやすいとガンダーセンは言う。[プールは既に、燃料が空気に曝されて、沸騰したことがある。]

***

東京電力は、連邦議会でも問題になった世界的な懸念の源である、爆発後、傾いた可能性があり、膨張した建屋を補強した。

***

燃料アセンブリーを、保管されているラックからまず引き出し、それから重厚な鋼鉄容器中に挿入する。この操作は、燃料棒から放出される放射能を遮蔽する鋼鉄容器を、プールから取り出して、地上に降ろす前に、水の中で行われる。

それから、鋼鉄容器は、無傷の建屋の中にある、原発の共用貯蔵プールに移送され、そこでアセンブリーは保管されることになる。

[ここに、核燃料棒をいかに取り出すかを示す図と共に、福島原発の燃料プールの様子を示す図がある。]

東京電力は今月早々中を調査した際、第4号炉燃料プールに瓦礫があるのを確認した。

福島第一で11年間働いていた元東京電力の技術者木村俊雄氏によれば、プールから燃料棒を取り出すのは、通常コンピューターの支援を得る細心の注意を要する任務だ。

“かつて、それは一ミリまでの精度で、燃料棒の正確な位置を記憶したコンピューター制御作業でしたが、もはや、それはありません。手動で行わねばならず、燃料棒を落として、破壊する危険性は高いのです”と木村氏は言う。

***

塩水による腐食も建屋や機器を脆くしているだろうと、彼はいう。

また燃料が完全に取り出される前に、もし次の大地震が襲い、建屋を倒壊させたり、プールを破壊して水漏れさせたりすれば、使用済み核燃料の火事は、最初の事故の間より大量の放射能を放出する可能性があり、約200キロしか離れていない東京を脅かす。

結論は何だろう?

最高位の科学者達や政府幹部は、東京電力を福島を安定化させる全ての取り組みから排除すべきだと語っている。そして、最も優秀な科学者の国際チームがこの困難な“手術”を行うべきだと。

注1: アメリカ人は日本の内政に何の影響も与えることが出来ないと考えるできではない。現在日本の原発政策を支配しているのはアメリカ政府であり … 何十年もそうしてきたのだ。

注2: この状況は金融危機やNSAによる大規模監視や他のスキャンダルと同一だ。具体的に言えば、いくら議論をしたところで問題は解決不能だ。そもそも最初に問題を引き起こし、実際に事態を解決する意欲皆無の連中を首にしない限り、事態は決して解決しない。

記事原文のurl:www.washingtonsblog.com/2013/08/if-a-doctor-killed-patients-doing-routine-surgery-and-then-tried-to-cover-it-up-would-you-let-him-do-brain-surgery-on-a-vip.html
----------
筆者のおっしゃる通りだろう。東電というのは、簡略呼称で、役所、日本の原発企業、日本政府、与党、御用学者、労組、大本営広報部も含んでいるだろう。

とは言え、「宗主国が主導し、儲ける」という一番可能性の高そうな、想定されるシナリオはどうだろう?
宗主国、原発廃炉やら、原発事故処理で、信頼に値する実績が山盛りとは到底考えがたい。
自由と民主主義の推進という真っ赤な嘘の下、世界破壊・殺戮・搾取を推進しつづけている能力こそ、比類なき実績を挙げておられる。

筆者の素晴らしい注1と2、更に敷衍することが可能だろう。

この状況は金融危機やNSAによる大規模監視や他のスキャンダルや、対テロ戦争とされるものや、宗主国が押しつけている原発再稼働、原発輸出や、日本全土の基地、憲法破壊、集団自衛権という日本人傭兵肉弾化作戦、TPP押しつけ等と同一だ。具体的に言えば、いくら議論をしたところで問題は解決不能だ。そもそも最初に、欠陥商品を売りつけ、こうした問題を引き起こし、属国支配と属国を利用した金儲け以外、実際事態を解決する意欲皆無の宗主国支配者連中を首にしない限り、事態は決して解決しない。

まことに、宗主国に世界平和やら、自由やら、民主主義を“推進させる”のは、殺人犯にVIPの脳外科手術をまかせるようなものだ。


 

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コメント
 
01. 2013年8月21日 00:08:40 : yMd17FFPLU
gataro君、
余り過激な記事を投稿するなよ、気の弱い奴は卒倒してしまうぞ。
俺自身は事故は破滅していると考えているが、北半球から避難するなど不可能だからなる様にしかならないさ。
尤も事故当事国の国民は選挙の結果をみれば明白なようにノンビリしたものだ。
最善の道は米国にもう一度占領してもらい事故処理を任せることだ。
もう手遅れだろうが。

02. 2013年8月21日 00:29:45 : j21OLYLZjE
>>北半球から避難しなければならない

これよく聞くけど、具体的なシミュレーションはないのかな。
SPEEDIじゃなくても、出来ると思うんだけど、核の専門家は何故出さないのかね。
北半球から避難しなければならない根拠があるんだろ。 もったいぶらずに出してくれよ。
多くの人間の命が懸かってるんだろ。
ただの脅し文句だとしたら人をなめすぎだ。


03. 2013年8月21日 02:10:22 : Ql4JUZpkn6
NRCの避難勧告が80km圏だったのは、4号機倒壊・核燃料火災を懸念してのことだった。そのことはガンダーセン氏自身も語っている。
https://www.youtube.com/watch?v=uB7w7EftEu0
カルディコットに至っては、流体力学に関しては、てんで素人だろ。
広瀬氏も小出氏も調子を合わせているが、いつから北半球が破滅するなんて話になったんだ。
小出氏は拡散シミュレーションを手掛けたことがあるから本当のことを知ることは出来るだろう。
あいまいなことを言ってないで、根拠を示してくれよ。
イデオロギー優先で人を騙すようなことはやめてくれ。
活動家の嘘にいちいち付き合ってられるか。
データを持ってて隠してるなら文科省と同じだ。データも無く嘘をついているなら詐欺だ。
専門家なら、どの程度危険か、科学的に具体的に語ってくれ。
俺が知りたいのは、4号倒壊・核燃料火災が起きたときのシミュレーションだ。

04. 2013年8月21日 11:52:47 : DnMKHAQt3w
4号機建屋プール崩壊という
北半球滅亡が滅亡する程の時限爆弾のスイッチは押された。
問題は、「いつそれが崩壊するか」だ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
元外務省・駐スイス大使、京セラ元顧問、東海学園大学名誉教授の村田光平氏が東京電力福島第一原発4号機の抱える高濃度放射性物質の大気中拡散リスクについて問題提起しています。

1)4号機の燃料プールの水が地震で抜け、燃料棒がむき出しになると、1535本の燃料棒に火がつく。このことはアメリカで、すでに実験によって確認されている。

2)その火がついたときの破壊力は、核兵器程度ではすまない。東北、関東圏は壊滅し、放射能で人がいなくなれば、福島第一原発の1、2、3、5、6号機も管理不能となり 核の暴走が勃発する。

3)燃料棒に一度火がつくと、燃料棒を包むジルコニウムが水を分解し、そのときに生じる酸素で発火が起こり、水素爆発に至る危険がある。したがって、消火に水を使用することは許されない。

<リスクコントロール>
4)消火のための化学製品はアメリカで開発されているので、これを用意しておくことが望まれる。

5)発火が止められない場合、風向きによっては、被曝回避のため西日本等遠隔地への移動や日本出国が必要になるかもしれない。

4号機建屋内の使用済み核燃料プールに水冷格納されている1,533本の燃料棒(新燃料:202本、使用済み燃料1331本)が再び大地震、津波、竜巻等により不等沈下が生じている建屋やプール自体の倒壊崩壊等により燃料棒が一か所に重なり高温化した場合、燃料棒の被覆管が破裂し3.11の最大10倍近い放射性物質が空気拡散し、広範囲に人が住めなくなる最悪の事態が生じる可能性があります。

また、燃料棒自体が損傷している場合には、プール内の水が無くなり燃料棒が空気と触れると、自然発火し放射性物質が空気拡散する。→この場合の消火は、水でなく特殊な消火剤が必要。

現時点の、使用済み核燃料プールは、4号機の地上30mに白いビニールシート一枚で大気と区分されているだけです。燃料棒を取りし搬出する重量クレーン設置、4号機の燃料取り出し用建屋カバーの整備に時間がかかるようですが、使用済燃料の取り出し作業は、2013年12月に開始予定となっています。

 最悪の事態を想定した時のリスク回避策としてこれらは妥当な時期といえるのでしょうか?

 もし、福島第一原発に天災が再来し、建屋が倒壊し、燃料棒が一か所に積み重なった場合や燃料棒に破損があった場合、高熱となった燃料棒の被覆管が破裂し、高レベルの放射性物質がダイレクトに大気に拡散する危険性があります。

 このリスクは、海外のオーストラリア公共放送(ABC)、ドイツの公共放送(ZDF)でもテレビ放送されており、その事態の深刻さがわかります。


05. 2013年8月21日 12:52:33 : C2cY8sWEGg
例えば、このようなデータを出してほしい。
「佐賀県玄海原子力発電所におけるプルサーマル事故被害予測」
http://www.rri.kyoto-u.ac.jp/NSRG/genpatu/GotoYoko.pdf

NRCは、11年3月にはシミュレーションしてたわけだけど、反核サイドは何やってんのかね。
「北半球滅亡」だの「時限爆弾」だの「3.11の最大10倍近い放射性物質が空気拡散し、広範囲に人が住めなくなる最悪の事態」だの言われてもピンときませんわ。

村田光平って、この人ね。
http://kurionet.web.fc2.com/murata.html


06. 2013年8月21日 16:27:33 : 7PYlDMB3jU
反原発、反核の活動家は、福一事故が起きて、内心喜々として煽り過ぎだな。
調子にのった人間は落ちていく。
逃げるにしても推進派の方がまともな情報を持っていて対応も早かったりしてな。

07. 2013年8月21日 21:23:14 : Ql4JUZpkn6
どうも調べてみるとカルディコットの戯言から始まって、活動家同士で、主婦の井戸端会議みたいに際限なく話を膨らませてるようだな。アホくせ。解析データを出せよな。
Fukushima Fuel Pool Endangers Northern Hemisphere
http://www.indymedia.org.uk/en/2012/04/494793.html

火災の場合は、爆発ほどの煙突効果は無く、ダウンウォッシュもしくはダウンドラフトによって、爆発時より狭い範囲が高濃度に汚染されるだろう。


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