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子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば
http://takumiuna.makusta.jp/e227357.html
汚染水対策、実は東電は事故後すぐに、陸側と海側の遮水壁設置の検討をしておりながら設置に1000億円レベルとなる可能性もあるということで債務超過に近づくという印象を与えたくという理由で設置を見送っていたと赤旗日曜版が伝えてます。コスト優先姿勢がここでも露呈してます。汚染水漏れの深刻さは世界も注目しており、先日ロシアのヴォイス・オブ・ロシア紙でもガンダーセン博士が汚染水の状況に関しても発信をされてます。国民は真実を求めてます。日本メディアはこの問題を追及して、国民にもっと明らかにすべきです。2007年の津波対策の危険性も指摘されながら対策に乗り出さなかった東電。事故後も変わらない安全よりコスト優先と隠蔽体質。国家プロジェクトとして英知を集めて対策を講じるべきです。
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1日最大600トンの放射能汚染水が海に漏れている。東京電力福島第一原発はいま、政府が宣言した事故の「収束」どころか、きわめて深刻で危機的な事態です。編集部の取材ではっきりしたのは汚染水対策でも”安全よりコスト優先”という東電や政府の姿勢です。
ここに、福島原発地下の地層図があります。事故直後に東電が建設業者らに渡したもの。鉱研工業の江口元社長(84)も断面図を渡された一人です。江口氏はチェルノブイリ原発事故の際、旧ソ連の求めで地下水汚染防止対策をアドバイスした経験を買われ、原発事故直後に官邸や東電に呼ばれました。江口氏は証言します。
「図面をみると、福島第1原発の地下は、地下水がスースー流れる地層になっている。汚染水への浸透・拡散を念頭においた対策が必要だと政府や東電に提案した」
当時、事故対策司令塔だった、政府・東京電力統合対策室も2011年4月から6月ごろ、汚染水防止対策を議論し、陸側と海側に地下水の遮水壁をつくることを検討しました。しかし結局、政府と東電は遮水壁を海側だけにしました。なぜか。
東電が政府側に渡した11年6月13日付の文書を関係者が明らかにしました。
-「(陸側遮水壁は)設置次第では1000億円レベルとなる可能性もある」
-「厳しい財務状況のなか、1000億円レベルが必要となれば「市場から債務超過に一歩近づいた」と厳しい評価をうける可能性がある。「これは是非回避したい」
その後汚染水が海に流出し、今になって陸側遮水壁建設を決めざるをえなくなりました。コスト優先で危険性に目をつぶってきたツケが回ってきたのです。
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「史上最悪の高濃度汚染水、今後30年以上太平洋へ」「日本政府、節約のために対策を2年以上放置」米専門家が指摘
ヴォイス・オブ・ロシア(8月7日)
2011年の原発事故により機能不全となった福島原発から高濃度の放射性汚染水が流出し続けている問題で、日本の経済産業省は8月7日、汚染水が当初の想定以上に早い速度で流出していることを認めた。こうした状況を受けて、ヴォイス・オブ・ロシア紙は同日、米国の民間原子力専門組織「ファイヤー・ウィンズ・アソシエーツ」の創立者で代表を務めるアーニー・ガンダーセン研究員に現在起きている危機的状況とその解決策についてインタビューを行った。
( VOR=ヴォイス・オブ・ロシア紙/エフゲニー・スホイ記者)
VOR:「放射性汚染水の漏出を制御することは可能なのでしょうか。」
ガンダーセン代表:「既に手遅れです。汚染水は過去2年間にわたり漏れ続けて来ました。そしてついに放射性汚染水は海に到達したのです。海から遠い場所は更に深刻な汚染に見舞われています。日本関係者は遮蔽壁を設けることを提案していますが、2年遅すぎます。そして壁ができる頃には汚染水が原発内に滞留し原子炉を不安定にする、という別の問題を引き起こすことになります。」
VOR:「そうならないように何とかならないでしょうか。」
ガンダーセン代表:「2年前、私はゼオライト製の堀で福島原発を囲うことを日本関係者に提案しました。ゼオライトというのはただの火山灰です。火山灰は放射性物質を非常によく吸収するのです。しかし日本関係者はその必要経費を出す気がありませんでした。彼らは私に「東京電力はそのための資金が無い」と言ったのです。でもそのために私たちは今、太平洋が汚染される、という非常に深刻な問題に直面しているのです。」
VOR:「海が汚染されないように何かできないでしょうか。」
ガンダーセン代表:「率直に言って、無理だと思います。少なくとも20年か30年の間放射性物質を海に放出し続けることになるでしょう。東電関係者らは原子炉の周りに溢れる汚染水を外へくみ出さなければなりません。しかしこの汚染水は、私がこれまで見た中で最も高濃度の放射性汚染水です。稼働中の原子炉の上を直接流れる汚染水に比べても更に1000倍汚染されています。
日本政府は国民に対して福島原発の汚染除去にかかる本当の額を伝えていません。私の試算では、福島原発の事故現場を整理するのに一千億ドル(約10兆円)、福島県全体ではこれに加えて更に四千億ドル(約40兆円)必要です。
もし日本の人々が原発が引き起こす被害の実情を知ったなら、再稼働を考え直すことでしょう。福島原発のような事故は他でも起きうるのです。日本は地球上で最も地震の多い地域です。そんな場所に原発を作るなんて、馬鹿げています。」
フランスねこのNews Watching
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2013/08/30287-28b7.html
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