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昨夜遅く帰宅、ネット情報を開くと気分が悪くなった。3・11当時の東電首脳部の動向情報である。新聞テレビが、知っていて決して伝えない情報である。会長の勝俣恒久は日本原子力発電の社外取締役で、家族と共に海外逃亡中。社長の清水正雄は富士石油の社外取締役、同じく家族で海外生活中。以下当時の副社長や常務も天下り、海外生活中という。3・11の場面で勝俣はヒラメ・ジャーナリストと一緒に中国旅行、清水は国内旅行の最中だった。
福島の住民が福島地検に刑事告訴している面々だ。一部で、不起訴になるとの報道がなされている。検事の少ない福島地検は、彼らの逃亡先に検事を派遣したのであろうか。それとも人手不足を口実に、彼らの供述調書をねつ造して処理したものか。検察審査会に移るだろうが、11人の委員は福島県民だから、当然のことながら世紀の原発大惨事を引き起こした勝俣など歴代東電首脳部や政府・学界・言論界の原子力ムラの面々を「起訴すべし」という決済をするだろう。その時に最高検や東京地検は、福島地検に持てる力を支援するだろうか。告訴対象者の中に原子炉メーカーの東芝や日立・GEもいるに違いない。福島地検は世界から監視されることになろう。
<東電にスノーデンがいた>
東電社員だった木村俊雄が内部告発に踏み切ったという。これもネットで確認できた。東電のスノーデンである。原発には、津波が押し寄せるまでの大地震による影響も測定していたという事実を、彼が明かした。これを見れば、津波の前に地震で崩壊した原発を証明できる。勝俣ら歴代東電首脳部の手抜きが判明するだろう。東電はこれを秘匿したままだ。嘘と隠ぺいで、今も逃げまくっている。これを差し出せば、関係者の業務上重過失を容易に立証できる。彼らを豚箱に入れて、私財を没収できる。もちろん、タックスヘイブンの秘密口座も暴くのである。当然の責任を取らせないと、福島県民は治まらないだろう。
<3号機は東芝の原子炉>
ウラン燃料の1,2号機は水素爆発だ。3号機は核兵器の原料であるプルトニウムを使用している。この3号機は東芝の原子炉である。核爆発を起こしている。この3号機の爆発の様子はネットでも確認出来る。欧米の専門家は核爆発だと証言している。日本人の勇気ある科学者も同じ見解を示している。この3号機の周辺が騒がしくなっている。深刻な事態はこれからも続くのだ。
最近、医療弁護の大家と会ったのだが、なんと3号機の原子炉が東芝であるということを知らなかった。むろん、筆者も知らなかったのだが。偶然、事情通が「東芝と日立の現地作業員は3000人」と教えられて知った。それまでは全く気付かなかったのだ。ということは、悪の権化が東芝だということを、国民の多くは知らない。新聞テレビが報道しないためだ。東芝は、社会的責任を大々的に吹聴する三井傘下の最有力企業でもある。
中国では山間部に希望小学校を建設、中国のマスコミを踊らせていた。北京の目抜き通りの王府井の玄関先に、北京の象徴である北京飯店がある。そこの巨大な広告板にずっと東芝が君臨していた。それが今はない。東芝は豊富な工作資金でマスコミと人民を欺いて、大量の原子炉を輸出しようとしていたのである。3・11から2年以上も経つが、東芝は反省も謝罪もしていない。これが東芝の詐欺的商法なのだ。
<廃炉で焼け太り>
東芝は大量の作業員を福島に差し出している。奉仕させているのだろうと思っていたのだが、そうではなかった。原子炉収束に向けた作業で、大金をくすねていたのだ。東電も東芝も三井傘下の巨大企業だ。東電は電力料金値上げと血税投入で焼け太っている。東芝もまた東電から同じく暴利を手にしている。反省も謝罪もしない悪徳企業を演じ続けている。
<反省なしで安倍・原発輸出政策推進>
それどころではない。政府の原発政策に先導的役割を果たしている。安倍を押し上げた小泉内閣の経済政策には東芝の西室という人物を起用、彼は財閥とワシントンの意向に沿って郵政民営化を強行した。この人物はいま日本郵政社長である。安倍内閣は経済財政諮問会議メンバーに西室の後輩の佐々木とかいう人物を起用、原発再稼働と原発輸出の安倍路線を強行させている。三井の意向を東芝が反映させている。これでまともな経済政策が打ち出せることなど無い。
内閣府は8月10日、国民70・1%が生活に満足という嘘で固めた調査結果を、新聞テレビを使って大々的に報道させた。市民感覚が反映されない嘘のデータだと国民の多くは感じている。そう報道させておいて安倍はゴルフに興じていた。
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52042943.html
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