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原発事故の影響は続いていく・・・川崎市でも事故前の2倍以上高い
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2013年08月05日 がんばれ福島原発!
原発事故によって放出された放射性物質の影響を調べている「川崎から公害をなくす会」が、
川崎、幸両区の空間放射線量が昨年と比べおよそ2割減少しているが、事故前の2倍近い値であることを発表した。
川崎区33地点の平均は、地面から5センチで0・082マイクロシーベルト、
1メートルで同14%減の0・069マイクロシーベルト。
幸区18地点の平均は、5センチで同20%減の0・069マイクロシーベルト、
1メートルで同22%減の0・059マイクロシーベルトだった。
原発事故前の2009年度に県が行った調査によると、市内の数値の平均値は0・033マイクログレイ
(マイクロシーベルト相当)だった。
福島原発から200Km以上離れた場所でも、このような測定結果があるということは、都内でも
当然空間線量は事故前に比べ高い値を示している。
しかし、これを意識して生活している人の少なさになんとも言えない絶望感を抱いてしまう。
犬を普通に散歩させている姿を見るにつけ、人の残酷さを感じる。
山本太郎氏の当選が唯一明るいニュースだった。
最近になって次々と事故後に隠蔽され続けてきた真実が公表されている。
汚染水の問題は、さることながら3号機からの湯気や2号機の高温化など、まさにあれだけの事故を起こしたら
事故から2年以上経っても決して安定などしていないことを物語っている。
東電は、国から血税を入れて貰って何とか存続しているのにも関わらず、お金のかかる事故処理には
そっぽを向いて、手ごろな作業のみを進めている。
廃炉技術の研究開発にもお金が掛かるだろうが・・・これまでも東電任せという国のお気楽政策には呆れるが
その費用をのうのうと受け取って「開発してます」という原発メーカの存在がいることを忘れてはいけない。
原発村は日本の経済界隅々まではびこっているのだ。
こんな連中は、日本の将来など考えておらず、今の経済と言えば聞こえはいいのだが
今だけお金が回ればいいと考えている。
原発メーカの技術者は、確実に減少しているし新しく育つこともないだろう。
実際の作業員だけではなく、それを技術的に管理できる人材は確実に枯渇する。
その対策は、一切手付かずのまま、のん気に原発輸出だそうだ。
技術者の流出を促進し、国内原発事故の収束は、ないがしろ! 悲しいがそれが現実。
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