東京電力福島第１原発で汚染された地下水が海に流出している問題で、東電は９日、１、２号機の取水口間の護岸の内側に掘った穴（直径、深さ各２．５メートル）に設置したポンプで汚染地下水のくみ上げを始めた。１時間当たり１０．８トンをくみ上げることができるという。

　経済産業省は、１〜４号機の取水口間の護岸から１日計３００トンの汚染地下水が流出しているとみている。東電は今後、護岸から２５メートルの位置に細い鋼管を２メートル間隔で約３０本差し込んで地下水を吸い上げ、最大で１日１００トンの水を減らす計画。

　東電によると、くみ上げ作業は９日午後２時１０分開始。穴に設置したポンプから１０トンと３５トンの二つのタンクを経由し、２号機タービン建屋につながるトレンチ（ケーブルなどの配管用トンネル）に移送して保管する。タンクの容量などをみながら、２４時間態勢で断続的にポンプを運転する。同日午後８時までに１３トンの地下水をくみ上げた。

　同日までに、海洋流出を止めるため１、２号機取水口間の護岸内側の地中に薬剤（水ガラス）を注入して土壌を固め、山側からの地下水の流れををせき止めた。固めた土壌の手前で地下水位が上昇しているため、くみ上げて水位を下げる。
（2013/08/10-00:12）

http://www.jiji.com/jc/c?g=soc_30&k=2013080900603

300トンの汚染水は、1000トンの地下水で既に希釈されていると言いたいのではないか？この1000トンもの「地下水」なるものは、いつから、どのようにして出現したのか？

まだチェルノブイリの石棺の方がましだった。それでも30年経っても半径数十キロｍ以内は居住できない。その石棺ももうボロボロ。

まだ原発再稼働など主張している輩は完全に狂っている。

あの原発事故以来だと何かで読みました。
地下水が原発タービン建屋の地下に流れ込んで溜まっていてそれで作業員が被曝したとかって記事を読みましたけど・・・
だからあの事故でコンクリートもひびが入っていて地下水が流れ込んだと考える方が妥当な気がします。
冷却用が漏れたとかそんな量ではないと思います。
なにしろ毎日300トンとか400トンとかが建屋の地下に溜まると言う話ですし。
地下ダム（遮水壁）を海側に作ってからは毎日1000トンもの地下水が流れて来てもうすぐ溢れ出そうとか？
えっ！もう海に毎日300トンもダダ漏れ？

「冷却」用に毎日300トン、400トンもの水を原発に注ぎ込んでいるとしたらその頭の方がおかしいと思いませんか？
どうするの？毎日注ぎ込んだ為に出来てしまう大量の汚染水を・・・・？
常識で考えても・・・・・ねぇ・・・・・

日本は三流国家だけあってやることが本当にセコイ。

東京電力福島第一原発の放射能汚染水が海に流出している問題で、地下の汚染水が、流出防止用の土中の遮水壁をすでに乗り越えていることが、実測値で裏付けられた。東電が１０日に水位の測定値を公表した。

　遮水壁は地中に薬剤を注入して固める工法で、地下１・８メートルより深い部分しか作れない。東電が、遮水壁から陸側２メートルの場所に新たに井戸を掘って水位を測ると、地表から地下１・２メートルまで上がっていた。水位は遮水壁の上端を６０センチほど上回っており、東電は「越流して海に流出している可能性が高い」とみている。

　問題になっているのは１、２号機の海側の敷地。地下水から高濃度の放射性物質が見つかったことから、海への流出を防ぐために７月８日から遮水壁の工事を開始した。しかし、付近の地下水位が急上昇し、壁を越える可能性が指摘されていた。

http://www.asahi.com/national/update/0810/TKY201308100158.html

そんな絵になることは端から判っているのだ。

国や東電やマスゴミの放射能犯罪勢力は、いつだって事実を認めるのをイヤがって最後には隠しきれなくなって出すというパターンである。

ちなみにもっと言えば、解説図は朝日の絵のような「地中の川状態」などではなく、右側の井戸の水面レベル以下の原子炉建屋左側から岸壁までに至る地中は、上から下まで紫色べた塗りが正しい。
つまり敷地全体が放射能のスポンジ状態というのが正しい判断である。

私は1000トンもの大量の地下水など存在しないと考えています。冷却用に注水した結果生じた300トンの汚染水の出所とその汚染度を誤魔化すために、持ち出したものと考えています。

そして、海への汚染水の放出を「やむを得ないものとして」の同意をとりつけるため、遮水壁やその他諸々の見え透いた嘘をならべているのだと思います。要は、日本の現在の技術では対策不能だということではないでしょうか？