http://www.tepco.co.jp/cc/press/betu11_j/images/110327o.pdf

Ｃｏ−５６、Ａｇ−１０８ｍ、Ｉ−１３４の検出を誤りとして、訂正しています。

誤検出の詳しい説明は行われていません。

何故、誤りとしなければならなかったのか、今なら謎解きできます。

�@　Co-56(約77日) 1.6E+06Bq/c㎥

Ｃｏ−５７は、荷電粒子（陽子、高エネルギー電子）反応でしか生成しません。

この荷電粒子を生み出した現象は、炉内の通常な核分裂反応ではありません。

�A　Ag-110m(約418年)　2.5E+05Bq/c㎥

Ａｇ−１０８ｍは、圧力容器を形作っているステンレススチールに含まれているＡｇに由来します。

http://www.ans.org/pubs/journals/nse/a_14534

つまり、検出は、２号機の圧力容器が破損していることを意味しています。

�B　I-134(約53分) 2.9E+09Bq/c㎥

Ｉ−１３４の親核種の半減期を調べると、Ｔｅ−１３４の約４２分以外は、秒単位で壊変します。

２０１１年３月２６日になっても、これらの核種が高濃度に検出されることは、核分裂が続いていることを示しています。

核爆発が起き、さらに臨界が続いていることになります。

そこで、２名の東電社員が遺体となって発見された。

ところで、今、どの位地下に、溜まっているのだろう？

水位の変動については、何も知らされていなかった。

汲み上げて溜めると言っても、判断できない。

そんな都合のいい持って行き先があるのならなぜ今まで必死でタンクに移し替えていたのだ。そのタンクを増設したが今や満杯。

早い話、もう打つ手が無くなってきたとしか考えられない。

おそらく、密かに海に放出するつもりでしょう。
もうそれしか方法がないのでは。

グリーンピースよ、出動して海水を測定しろよ。

シー・シェパードも海の生態系を乱すから捕鯨に反対しているんだろ。だったら福島沖に船を出して海水を測定すべきだ。

エコテロリストから正義の味方になる絶好のチャンスだ。

記事にはこうある。海へ流すのでなければ、タンクを増設するいがいない。福島第一
の敷地が一杯ならば、周辺の土地を買収するか、タンカーを海に浮かべるしかない。

しかし、東電は何を狙っているのだろう。海に放出やむなしという世論ができるのを
待っているのか。海に放出すれば、東日本漁業の消滅、それにより観光も駄目になり、
東日本の経済破綻となる。国際非難をあび、いずれ実害がでれば巨額の賠償も待っている。
その上魚食の日本人に想像もできない被害を与えるだろう。