24. 2013年9月13日 19:12:15
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日本近い韓国の海、「放射能の汚染なし」(1) 2013年09月13日08時48分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] 韓国の海洋水産部(海水部)は韓国周辺の海域を調査した結果、日本の福島原子力発電所事故前よりも少ない量の放射性物質が検出されたと12日発表した。調査地域は済州島(チェジュド)南西側と南東側のそれぞれ3カ所ずつだ。 海水部は原子力安全委員会とともに先月、日本に近い韓国の海域6カ所の海水を分析した。このうち3カ所では放射性物質が検出されず、残りの3カ所では海水1キロあたり平均0.00170ベクレルのセシウム(Cs)が検出された。これは福島原子力発電所事故以前の2006〜2010年の検出量(最大0.0404ベクレル)に満たないというのが海水部の説明だ。パク・ジュンヨン海水部漁村養殖政策官は「日本の放射能汚染水の影響が全くないことが明らかになった」として「現在、韓国周辺の海は放射能汚染がなく安全だ」と話した。 このほかに国立水産科学院はサバ・サワラ・イワシ・タチウオなど韓国海域で水揚げされる10種類の魚やイカ・グチなど排他的経済水域(EEZ)の魚8種類を捕って放射能汚染調査を実施した。この調査でもセシウムやヨード(I)などの人工放射性物質は検出されなかった。シン・ヒョンソク海水部漁村養殖政策課長は「今回の調査により、韓国海域で生産される水産物は放射能汚染がないという安全性が確認された」として「韓国産の水産物は国民が信用して食べてもらってかまわない」と話した。 それでも海水部は福島原子力発電所の汚染水が韓国海域に影響を及ぼしかねないという国民の不安に考慮して、関連調査を持続的に実施すると明らかにした。このため海水についての放射性物質の調査回数を増やすことにした。政府は現在、周辺の海27カ所について1年に4回ずつ放射能検査を実施している。2011年3月の福島事故以前までは6カ月に1回ずつ施行していた。このうち済州道の最南端地域4カ所については1カ月に2回追加検査を行うことに決めた。 ・http://japanese.joins.com/article/100/176100.html?servcode=A00§code=A10 日本近い韓国の海、「放射能の汚染なし」(2) 2013年09月13日08時48分 [ⓒ 中央日報/中央日報日本語版] また、鬱陵島(ウルルンド)周辺の海域2カ所については月1回の追加検査を実施する予定だ。済州南端の東シナ海域は韓国沿岸から海水が流入する要所であり放射能汚染の憂慮が提起されている。鬱陵島の周辺海域も、福島原子力発電所の放射能汚染水が流入してくる可能性がある所に指定されている。パク政策官は「この地域についての検査結果は、国民に放射能の安全関連の情報を提供するだけでなく、学術的にも重要な資料になるだろう」と話した。 原子力安全委員会も全国120か所余りに自動監視網を設置して、放射性物質を常に確認している。全国14カ所の地方放射能測定所でも、空気中のホコリを分析して放射性物質の存在を調べている。こちらでもまだ人工放射性物質は出ていないことが分かった。 こうした中、放射性物質の流出の元となっている福島原子力発電所一帯では、地下水の放射能成分が急速に増加している。原子力発電所を運営する東京電力は、福島原子力発電所の地上タンク周辺の地下水から1リットルあたり6万4000ベクレルの放射能を含むトリチウム(三重水素)が検出されたと明らかにした。これは法廷許容限度の6万ベクレルを超えた数値だ。同じ場所から4、5日前にはトリチウムが検出されなかったが、8日に4200ベクレル、9日に2万9000ベクレル、10日には6万4000ベクレルに急増している。東京電力側は「流出した汚染水が地下水に流れ込んだ可能性がある」として「地下水の流れを追跡して対策を立てる」と話した。 ・http://japanese.joins.com/article/101/176101.html?servcode=A00§code=A10 |