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福島原発事故後の汚染水放出量はトリチウムだけで約40兆ベクレル!東電「流出量の上限は年22兆ベクレルだから、事故前と大差無い」
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-642.html
2013/08/04 真実を探すブログ
東電が福島原発事故後に、福島第一原発から放出された汚染水に含まれているトリチウムの総量が約40兆ベクレルとの試算結果を発表しました。対象期間は事故から2ヶ月後の2011年5月から今年7月までとなっており、最も少ない場合でも約20兆ベクレルが放出されていたとのことです。
☆東電 地下水からのトリチウムの流出量の試算について
URL http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/handouts/2013/images/handouts_130802_09-j.pdf
☆流出最大40兆ベクレル=トリチウム、2年余で−東電「事故前と大きな差ない」
URL http://www.jiji.com/jc/c?g=soc&k=2013080201017
引用:
東京電力福島第1原発の放射能汚染水が海に流出している問題で、東電は2日、汚染水に含まれる放射性物質のうち、地下水を通じて専用港に流出したトリチウム(三重水素)の量が、過去2年2カ月分で最大40兆ベクレルになるとの試算結果を発表した。原子力規制委員会にも報告した。
事故2カ月後の2011年5月から今年7月まで、1〜4号機から一定濃度で流出が続いたなどの前提で試算。最も少ない場合は20兆ベクレルだった。福島第1では事故前、通常運転や定期検査時の原子炉洗浄に伴う流出量の上限は、年22兆ベクレル(5、6号機含む)と定められていた。
東電の尾野昌之原子力・立地本部長代理は記者会見で「レベルに大きな違いはない」とする一方、「管理されていない流出であることが問題。(汚染水に含まれる)セシウムやストロンチウムもしっかり評価しないといけない」と述べた。
トリチウムやストロンチウム90は放射線のうちベータ線(電子の流れ)を発生させる。ガンマ線(電磁波)を出すセシウムより放射線は弱いが、体内に大量に取り込むと影響が大きい。トリチウムは水を構成する水素より中性子が2個多く、水と混ざると同じように動く。(2013/08/02-21:58)
:引用終了
驚くべきはこの試算値に対する東電のコメントで、東電は「事故前と大きな差ない」と他人事のようなコメントをしています。実際、福島第一原発ではトリチウムの流出上限値は年22兆ベクレルでした。
つまり、今まで黙っていただけで、東日本大震災前から福島原発などの施設からは、毎年のように何兆ベクレルもの放射性物質が放出されていたということなのです!
今回の試算結果はあくまでも「トリチウム」だけの数値なので、これにセシウムやストロンチウムなどを含めると、更に膨大な数値になると考えられます。
これも試算結果が出た後に東電は「事故前と同じ」とか言うのでしょうか?
やはり、普通に稼働しているだけでも海を汚染し続けている原発は大至急、全て停止させるべきです。こんな廃液生産施設なんて、日本には要りません。
*トリチウムについて簡易説明
[トリチウムとは水素の放射性同位体で、水に溶けやすく、半減期が約12年の核種です。トリチウムは水素結合しているDNA等を直接被曝することから、「破壊的で危険な核種」と言われています。]
☆放射能海洋汚染拡散シミュレーションマップ
http://www.youtube.com/watch?v=CcxapEXDoKw#at=86
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