http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/741.html
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http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65864130.html
2013年08月02日18:33 ざまあみやがれい!
▼平成25年7月26日:福島第一原子力発電所3号機原子炉建屋5階中央部近傍(機器貯蔵プール側)で湯気の確認について(続報14)|東京電力
http://www.tepco.co.jp/cc/press/2013/1229242_5117.html
『〈湯気の発生メカニズム〉
シールドプラグの隙間から流れ落ちた雨水が原子炉格納容器ヘッドに加温されたことによるもののほか、原子炉圧力容器、原子炉格納容器への窒素封入量(16m3/h)と抽出量(約13m3/h)に差が確認されていることから、この差分(約3m3/h)の水蒸気を十分含んだ気体が原子炉格納容器ヘッド等から漏れている可能性が考えられ、これらの蒸気がシールドプラグの隙間を通して原子炉建屋5階上に放出した際、周りの空気が相対的に冷たかったため蒸気が冷やされ、湯気として可視化されたものと推定されます。』
選挙後バタバタしてるときに、こんな情報がオフィシャルに発表されていたとは。僕もすっかり情報弱者です。ペースを取り戻さないといけませんね。
当初、東電は
『東電は、雨水が原子炉格納容器付近に入り込み、温められて水蒸気になったと説明している。』
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65862706.html
と行っていましたが、発言を翻したようです。
では詳しく見ていきます。
つまりこうです。
ヘッド原子炉格納容器等が壊れていて、格納容器内と外がつながっている可能性がある
と東京電力が認めたということですね。
つまり、危険寄りに立って考えれば、
「つながっている」と認めた
と見ていいでしょう。
もしこれが事実ならば、
ずっと漏れていた。
ということになります。
地下に漏れている可能性がある、ということではなく、格納容器の上部から直接大気中に放射性物質が漏れ出していると考えておいたほうがよいでしょう。
それはどうしてわかったのか。
チッソを入れる量 1時間あたり16m3
チッソが出る量 1時間あたり 約13m3
出入りの差 約3m3
本来なら、入れているチッソの量と出るチッソの量は同じで、チッソが循環されなければいけません。しかし、出る量のほうが、「約3m3」少ないわけです。ちゃんと循環できてないのですね。
つまり、その分、チッソは外に漏れていると考えられるわけですね。
そのチッソはどこから漏れているのか。
格納容器ヘッド部分あたりかも知れないと東京電力が発表している
のですね。ですが、
この発表を見る限り、別のところからも漏れている可能性も否定出来ない
でしょう。
当然格納容器内は、放射性物質で満たされているわけですから、チッソが外に漏れていれば、それと一緒に、外に放射性物質が放出されるわけです。
よくよく考えてみれば、チッソの「差」は、あらかじめわかっていたはずですね。僕はその情報を見落としていました。このことはメディアはこれまでどのように追及してきたのでしょうか。東京電力はどのように公表してきたのでしょうか。
当然、そういうところが追及されなければいけません。
ちなみに、3号機の格納容器上部の湯気がたった付近はどれくらいの線量なのか。
毎時562ミリシーベルト
http://blog.livedoor.jp/amenohimoharenohimo/archives/65862706.html
なのですね。
湯気に含まれているとされる放射性物質は、その周辺に付着するのか、それとも大気に広がっていっているのか。
それにしても
「湯気がたった付近」
といわれても、どの程度付近なんでしょうね。
28日辺りに全国的に多くの場所で線量が挙がったり(絶対量は低いが)、ヨウ素が検出されたりと、安心できない情報が上がってきています。再臨界しているのではないかということを疑う情報もツイッターのタイムラインで見かけます。
注意するに越したことはありません。
注意しなくてはいけないのは、線量グラフの上昇もそうですが、グラフの縦軸の値(つまり線量の値)、検出された放射性物質の値、などですね。
グラフの上下だけではなく、値を見なければいけません。そういう癖をつけておくとよいと思います。
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