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2013/7/30 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
あと1カ月もすれば、キノコのおいしい季節。しかし、今年はその“王様”であるシイタケが安心して食べられそうもない。放射性物質に汚染されているかもしれない福島産のシイタケが、茨城、千葉、栃木産として出回りそうなのだ。
原木から栄養を吸収して育つため、放射性物質を取り込みやすいシイタケ。そのため、国は原木のセシウム指標値を一般の食品より厳しい50ベクレルと決めた。
しかし、福島県は国内流通量の約7割を供給していた原木シイタケの大生産地だったこともあって、一部の生産者が“闇流通”に手を染めているのだ。
福島県在住で食問題に詳しいジャーナリストの吾妻博勝氏に聞いた。
「原木シイタケを20年以上前から県内外に出荷してきた中通り地方のAさんに聞くと、事故から1年以上は基準が甘くセシウム検出値が400ベクレルを超えても出荷できたそうです」
12年春に一般食品の基準値が100ベクレルに引き下げられて以降、福島の原木シイタケはほとんど出荷できない状況になった。ところが、「Aさんに取材すると、首都圏から複数の卸業者が冷蔵コンテナ車で大量買い付けに来たといいます。『茨城、千葉、栃木産』といった原木シイタケ産地に化けていたようです」(吾妻氏)。
都会に流通しているのは、原木シイタケではなく、おがくずなどを固めた培地に菌を植え付ける「菌床栽培」されたシイタケだが、この「菌床栽培」も、安心できない。吾妻氏が言う。
「国内大手のB社が菌床に使うおがくずの原料は福島県内で伐採された樹木です。おがくず工場の元従業員に話を聞くと、工場は事故原発の50キロ圏内とのこと。B社は、木の皮を取り除けば問題ないという考え方のようです」
しかし、吾妻氏らが福島県産の木材を燃やした灰を検査したら、29万ベクレルのセシウムが検出されたという。中国産も危険だし、いったい何を食べたらいいのか。
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