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http://www3.nhk.or.jp/news/genpatsu-fukushima/20130729/index.html
7月29日 19:40更新
福島第一原子力発電所で汚染水が海に流れ出ている問題で、国の原子力規制委員会は、東京電力に対し、海に近い「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルにたまっている汚染水が海に流れ出た可能性を指摘したうえで、トレンチの汚染水を抜き取るよう指示しました。
福島第一原発では、ことし5月以降、海に近い観測用の井戸や港から高い濃度の放射性物質が検出され、東京電力は、今月22日、汚染水が海に流れ出ていることを初めて認めました。
東京電力は、汚染源の1つとみている海に近い「トレンチ」と呼ばれる地下のトンネルにたまっている汚染水を調べた結果、2号機の近くでは極めて高い濃度で検出されました。
国の原子力規制委員会は、29日、専門家も参加した会合を開き、東京電力に対し、汚染水がトレンチから、下に敷かれた砂利の層を通じて海に流れ出た可能性を指摘したうえで、トレンチにたまっている汚染水を抜き取るよう指示しました。
これに対し東京電力は、砂利の層に薬剤を入れて海に流れ出るのを防ぐとともに、ことし9月からトレンチの汚染水をいったん処理をして放射性物質を減らしたうえで、来年4月以降に抜き取る計画を示しました。
ただ、トレンチには、汚染水がタービン建屋などから流れ込んでいるとみられ、その流れを止める技術は完成していないうえ、抜き取ったあとの保管場所も決まっておらず、抜本的な解決のめどは立っていません。
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