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2013/7/27雨に濡れた人は健康障害が出てくる恐れ
http://inventsolitude.sblo.jp/article/71436593.html
2013年07月29日 ずくなしの冷や水
2013/7/27、柏崎刈羽原発が起源と推定される放射性物質を含んだ気流は、午後になって新潟県南部、長野北部、群馬県西部・南部、埼玉県、東京都、千葉県、神奈川県へと拡散した。途中、栃木県、山梨県にも流れ込み、7/27中に茨城県の北茨城市、神奈川県の小田原市まで広がった。
空間線量率の上昇幅は、ところによって異なり、0.05μSv/h程度も上昇したところがある。問題は、週末でイベントがあり、プルーム襲来時の雷雨によって体中が濡れた人がおられること。放射性物質を含んだ雨を体中に浴びた恐れがある。
次の図は、各地の空間線量率ピーク時刻を2時間ごとの幅でまとめ、色分けしてある。時間の経過とともに、空間線量率のピークが新潟県から上述のルートに沿って南下していることがはっきりと分かる。
http://inventsolitude.sakura.ne.jp/images/201307/201307282.png
空間線量率の上昇幅はそれほど大きくないが、ツイートを見ると7/27の雨上がりの時間帯に綾瀬駅前(地下鉄千代田線と思われる)で空間線量率0.3μSv/hという測定値が出ている。この辺は空間線量率が相対的に高く、0.15μSv/h程度あるところも多いが、0.3μSv/hとなると異例だろう。
東京都青山のイベントでは、雨に濡れて血を吐いた人もいると伝えられている。各地で花火大会が予定されており、雷雨の中でもしばらく続けたところもある。雨に濡れた人は、若い方を中心に多いのではなかろうか。
0.3μSv/hは、2011/3/15のプルーム襲来の際の空間線量率がその程度だったところもある。各地の空間線量率上昇幅がさまざまで評価が難しいが、場所と時間、状況によっては被曝の度合いが高い恐れもある。
7/27、雨に濡れた方は、どうぞ十分ご注意を。すでに被曝が進んでいる場合、追加被爆で激しい症状が出ることもありうる。頭髪も濡れた人は、髪の毛がばさりと抜けることだってないとは言えない。
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(7/29追記)
この記事のアクセスが多い。雨に濡れた方が心配しておられるのだろう。次の表は、上にある地図の元データで各地点ごとの空間線量率ピーク時を示す。全国サムネイルのグラフからの読み取りがほとんどで、正確でないものもありうる。空間線量率の上昇幅については、原子力規制委員会のリアルタイムデータのサイトを開き、MPの過去1週間のグラフを表示させれば見当がつくし、CSVファイルを展開して調べればより正確に把握できる。
http://radioactivity.nsr.go.jp/map/ja/
http://inventsolitude.sakura.ne.jp/images/201307/201307292.gif
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