http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/675.html
Tweet |
http://mainichi.jp/feature/20110311/news/20130729dde001040019000c.html
2013年07月29日
東京電力福島第1原発から出た放射性汚染水が海洋に流出している問題を受け、原子力規制委員会は29日、第1原発の収束作業が適切に実施されているかをチェックする「特定原子力施設監視・評価検討会」の会合を開いた。規制委は、汚染水について分析する作業チームを設置することを決めた。現在は「東電任せ」になっている放射性物質のデータ採取・分析について、客観性を確保するのが狙い。
検討会は、東電が汚染水の海洋流出を公表して以降、初めての開催。作業チームは、原子力規制庁や産業技術総合研究所などで構成し、東電も加わる。規制委の更田(ふけた)豊志委員は「地下水や地層、土木の専門性がある職員を結集し、より実質的な分析を進めたい」と述べた。海のモニタリング態勢を強化する検討チームも別に作る。
一方、規制委は東電からヒアリングした結果、2号機海側の電源ケーブル用トレンチ(トンネル)下部の砕石層(砂利)が汚染水の通り道になっているとの見方を強めた。砕石層は、トレンチを設置する際に地面を平らにするため砂利を敷いた部分で、厚さは20〜30センチ。2011年4月には、2号機海側でトレンチから高濃度の汚染水が漏れたが、その際も汚染水は砕石層を経由して海に出た。規制委は、砕石層を固形化する薬液処理など、水の浸入を防ぐ対策を早期に実施するよう東電に求めた。
【中西拓司】
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。