http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/673.html
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子ども達を放射能から守るネットワーク@ちば
http://takumiuna.makusta.jp/e225660.html
本日の東京新聞に来日されてたバンダジェフスキー博士の記事が展開されてました。
体内にセシウム 心臓疾患まねく
チェルノブイリ原発事故最大の被災国ベラルーシで、死亡した人を解剖して臓器ごとの放射性セシウムを測定した医師がいる。ウクライナ在住の病理解剖学者ユーリ・バンダジェフスキー氏(56)だ。低線量被ばくに警鐘を鳴らす研究は当局に危険視され、投獄される憂き目もみた。来日した「不屈の学者」に聞いた。
中略
「たとえ微量であってもセシウムなど放射性物質が含まれる食品を継続的に食べ続けると、健康被害を誘発する恐れがある。内部被ばくと健康被害には相関関係がある」
病理解剖の専門家である同氏は90年、ベラルーシ第二の都市ゴメリにゴメリ医科大学を創設して、初代学長に就任。内部被ばくの影響を調査した。同氏は人の臓器にどれくらい放射能があるかを実際に解剖して確かめたことで知られる。96年〜98年、ゴメリ市内の複数の病院で、心臓血管系の疾患や感染症が原因で死亡した123人の大人や子どもを調査したところ、心臓や肝臓、腎臓などからセシウム137が検出された
同氏はセシウム137は特に心筋細胞に蓄積しやすく、心筋障害や不静脈などの心筋疾患が起きやすくなると結論づけた。ベラルーシ人の死因トップは心臓血管系の疾患だ。
中略
「健康被害が出ないことを望んでいるが、チェルノブイリからの経験からすると、楽観できない。内部被ばくに対処するには、汚染食品を食べないように努力するしかない。技術力と資金力のある日本は、よりよい食品の放射線量管理システムを確立できると信じている」
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時事通信社のインタビュー記事においては以下の厳しい認識も示してます。
「チェルノブイリよりペースが非常に早く、深刻な事態だ」
1986年に起きたチェルノブイリ原発事故で、住民の内部被ばくを調査したベラルーシの病理解剖学者ユーリ・バンダジェフスキー博士(56)が7月に来日し、時事通信社の取材に応じた。博士は同原発のあるウクライナを拠点に、放射性物質に汚染された土地で健康を維持しながら生活するにはどうすればいいか、新たな研究を進めている。博士は「東京電力福島第1原発事故で苦しむ日本の研究者らは、ぜひこの研究に参加して成果を役立ててほしい」と呼び掛けた。
博士はチェルノブイリ事故で深刻な影響を受けたベラルーシ・ゴメリで、死亡した住民を病理解剖し、放射性セシウム137が心臓疾患に及ぼす影響などを突き止めたことで知られる。新たな研究は欧州連合(EU)から約300万ユーロの寄付を受け、フランスやドイツなどの医師や研究者らが参加。チェルノブイリから南に約50キロのウクライナ・イワンコフ地区で7000人の子どもを含む住民の健康調査と、食品の放射性物質濃度の測定などを実施する。博士は「内部被ばくしないための施策を進め、住民の健康を守りたい」と意気込む。
福島原発事故後の日本の現状について、博士は「(政府や東電から)重要な情報が公表されていない」と批判。福島県をはじめ、東京を含む東北・関東地方を中心に広範に放射性物質が飛散したと指摘し、「福島以外でも住民の健康調査を徹底し、内部被ばくを避けるため食品のモニタリング検査をさらに強化すべきだ」と強調した。
福島県の県民健康管理調査では、事故当時18歳以下の子ども12人が甲状腺がんと診断されたが、県の検討委員会は事故との関連を否定している。博士は「日本の医師は原発事故との関係を否定するのではなく、誠実に対応すべきだ」と述べ、「チェルノブイリよりペースが非常に早く、深刻な事態だ」との認識を示した。
被ばく研究、日本も参加を=チェルノブイリ調査の博士
http://www.jiji.com/jc/eqa?g=eqa&k=2013072800064
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7/24のNHKためしてガッテンが今日の放送で「40代から多発!恐怖の隠れ心臓病」という特集を伝えてました。
突然、ギュッと胸が痛くなる「心臓病」。年をとってから気にする病気・・・かと思いきや、なんと40代が発症のピークという、ナゾの心臓病の存在が明らかに!しかもこのナゾの心臓病、心臓がすごく痛いにもかかわらず、最新の画像検査を受けても異変が見つからないというのです。もう一つご紹介するのが、どこも痛くないまま、突然死を招くタイプの心臓病。
放射線の影響のほの字も出さないNHK。
福島の甲状腺検査多発が報道されたあと、NHKは甲状腺の病気は国民病とタイムリーに特集を組んで伝えていた。そして今度は40代突然死、心臓病が忍び寄ると予防線をはるかのような特集で伝えてます。チェルノブイリの悲劇を散々ドキュメントで伝えてきたNHKは知ってる。セシウムは筋肉、臓器にたまることを。内部被曝で心臓病や心筋梗塞が増えることを。
SV換算論で大丈夫だろうと、100ミリまではガンにならないだろうと安全神話を盲信してる人も多いと思います。
ニュースにならないから危機感を持てないという人も多いなかで、311以降の体調不良に不安を感じてる人もいるのではないでしょうか。
少数派だろうとなんだろうと、訴え続けなければならないと思います。
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