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2013年07月25日 がんばれ福島原発!
3号機の原子炉建屋5階で湯気が発生した場所の周辺で、最大毎時2170ミリシーベルトを計測された。
人が数時間もいれば確実に死亡する高い線量。
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2013072402000123.html
湯気発生の3号機5階 最大2170ミリシーベルト計測 福島第一
3号機原子炉建屋五階では、格納容器の上部と機器貯蔵プール境目付近で、湯気の発生が確認されていた。
東電は、クレーンで建屋上部から線量計をつるし、湯気の発生場所近くの25カ所で放射線量を計測。
毎時137〜2170ミリシーベルトを計測、湯気が出た直近の場所では562ミリシーベルトだった。
東電は、湯気の原因を、雨水が熱を持った格納容器のふたに触れて蒸発した会見で言っている。
この異常な線量は、どういうことなのか?・・・色々な原因が考えられるが格納容器の蓋が高温になっている
ことは、事実としてあり、それも水が触れると蒸気が発生する程の高温だと言うことだ。
湯気という表現をしているが、監視カメラに映る程の蒸気が発生するということは異常だ。
原発の定期点検開始時に、停止時インスペクションを行うがこれは格納容器内の温度が100度
以下になってから、各ハッチを開放すると同時に停止時の状態をチェックするのだが・・・
当然、格納容器の蓋の開放作業も行われる。
この作業時が一番高温下での作業となるものの、水が蒸発するほど高温にはならない。
想像でしかないが、メルトダウンした燃料が格納容器の鋼鈑を熱して、その熱が伝わり蓋まで
高温になっているとしたら、人間が近寄るなどあり得ない環境になっている。
5階の線量が異常に高いという事実が何を表すのか・・・
線源がどこにあるのか? 安直に考えれば使用済み燃料なのだが、少なくとも水の中に
ある状態で、核反応など発生していない事を考えるとこれが線源とは考えずらい。
だとすると、圧力容器と格納容器の蓋がただ乗っているだけの状態になってしまっていて
冷却用の水を注水した分、建屋内はもちろんの事、蓋の隙間から原子炉内に存在する空気が
大気に漏れ出ているのではないだろうか?
事故時に圧力容器・格納容器の設計圧力を大幅に超える過重が掛かったことを考えると
決してあり得ない事ではない。
これらの状況を鑑みると、廃炉作業など、到底不可能と考えざるを得ない。
蒸気を湯気と表現し、影響が無いように報道するマスコミはどうしようも無い。
毎日、放射性物質が大気に放出されているという事実は、全く報道しないのだ。
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