http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/610.html
Tweet |
http://saigaijyouhou.com/blog-entry-553.html (真実を探すブログ)
3号機から発生した湯気が原因で、がれき撤去を一時中止!やはり、3号機で異常事態が発生中か?2号機3号機の検出限界値は1号機の500倍
先日に福島第一原発3号機で湯気が発生したという報道がありましたが、3号機ではその後もかなり不味い状態が続いています。東電の発表によると、湯気の発生が観測された3号機周囲でのがれき撤去作業を中止するとのことです。
東電は「線量は上昇していないから湯気は大丈夫」とか言っているのに、何でがれき撤去を中止しているのでしょうか?
大丈夫と言った後に中止をするとは、誰が聞いても矛盾しているようにしか感じられません。
やはり、福島第一原発3号機では何らかの異常事態が発生しているということなのでしょう。
☆福島第一3号機から湯気、がれき撤去作業を延期
URL http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130719-OYT1T01084.htm?from=ylist
引用:
東京電力は19日、福島第一原子力発電所3号機5階から出ていた湯気のようなものが、同日午前8時には消えていたと発表した。
原子炉の温度や圧力、敷地内の放射線量に異常がないことは判明しているが、原子炉建屋のがれき撤去作業は当面、延期する。
東電は湯気のようなものが発生した原因について、原子炉格納容器の蓋の上にたまった雨水が温められ、蒸発した可能性があるとしていた。
原子力規制委員会は同日、東電に対し、湯気が発生する気象条件などを検討し、他の原因も含めて調査するよう指示した。
(2013年7月19日22時10分 読売新聞)
:引用終了
☆3号機から湯気が発生した瞬間
↓明らかに上部の穴から湯気がモウモウと出ています・・・。今までこんな事は無かったわけで、雨水の蒸発とは思えません。
東電が発表している数値もよく見てみると、1号機の検出限界値が0.000554Bq/cm3なのに、3号機は検出限界値が0.32Bq/cm3となっています。その差、実に500倍です。
検出限界値とは計測できる最小の数値なわけで、その数字が500倍も変化していては意味がありません。つまり、東電というのは本気で目先の責任だけを「回避出来れば良い」とか思っているということなのです。でなければ、検出限界値を500倍もイジるような荒業はできません(苦笑)。
☆福島第一原子力発電所 プラント関連パラメータ
URL http://www.tepco.co.jp/nu/fukushima-np/f1/pla/2013/images/table_summary-j.pdf
引用:
原子炉格納容器放射能濃度(Xe135)
1号機
A系:指示値 0.00176Bq/cm3
検出限界値 0.000554Bq/cm3
B系:指示値 0.00153Bq/cm3
検出限界値 0.000594Bq/cm3
2号機
A系:指示値 ND
検出限界値 0.22Bq/cm3
B系:指示値 ND
検出限界値 0.21Bq/cm3
3号機
A系:指示値 ND
検出限界値 0.32Bq/cm3
B系:指示値 ND
検出限界値 0.33Bq/cm3
:引用終了
とにかくも、福島第一原発3号機には今後も細心の注意が必要です。先日の記事でも書きましたが、東電は最後の切り札である「ホウ酸」の準備をしています。その上、3号機のスキマサージタンクの水位がドンドン低下しているのです。
がれき撤去の中止、ホウ酸水準備、スキマサージタンクの水位低下。今は大量の放射性物質が漏れるような段階ではないのかもしれませんが、今後の状況次第では最悪の事態になる可能性も十分に考えられます。
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。