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福島の甲状腺ガンの見方
http://takedanet.com/2013/07/post_a9f6.html
平成25年7月18日 武田邦彦(中部大学)
小児甲状腺ガンには二つの大きな特徴があります。
1)通常の環境では、男児と女児では女児が平均的に3倍程度多いが、被曝による場合は、男児が増える、
2)通常の環境では、甲状腺ガンは8割が乳頭ガンであるが、チェルノブイリの事故後、ベラルーシの乳頭ガンは95%に上昇した。
これに対して福島の子どもたちの甲状腺ガン(0−18才)は、
1)男児と女児の比率が同じ(1:1)で、ハッキリと普通の状態と違う、
2)12人の子どもに甲状腺ガンが見られたが、全員が乳頭ガンで、被曝の影響が強く見られる。
これに対して福島医大は、「検査が厳しくなったから見つかった」と言っていますが、男児と女児の比率や、ガンの種類は検査を厳しくやったから変わるというものとは違う。
私はもし医師が「御用医師」になったら大変な事と思っていますし、これまで日本の医師が営々と、夜を徹して患者を助けてきた結果、尊敬され、日本の医療が信頼されているのに、一気に崩壊してしまうと心配しています。
医師は政府の言うことなど聞く必要はありません。医師会は政治団体だとあきらめている人もいますが、私はあきらめません。政府がなんと言おうと大切なのは日本人の命を助けること、健康を守る事であり、それを一途にやって始めて医師であると思います。
福島医大は考え直し、医師としての魂を取り戻してください。事態は緊急を要します!!
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