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決定的証言「地震で配管がムチャクチャ、津波が来る前に作業員は逃げはじめていた!」 (秋場龍一)
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/575.html
投稿者 盗電マン 日時 2013 年 7 月 19 日 08:03:02: yhaeSuPnS16uo
 

「秋場龍一のねごと」ブログ
http://akiba1.blogspot.jp/2013/07/blog-post_19.html

決定的証言「地震で配管がムチャクチャ、津波が来る前に作業員は逃げはじめていた!」


けさ、寝ぼけまなこで新聞を読んでたら、こんな記事があって、一気に眼が覚めた。


「どうしたの、何があったの?」

 一人が叫んだ。

「先生、逃げろ! ここはもう駄目だ。配管がムチャクチャだ」

 まだ津波が来る前だ。それでも彼らは原発から逃げはじめていた。

(朝日新聞「プロメテウスの罠・原発城下町1」2013年7月19日朝刊)


どうだろう。

これは3.11当時の大熊町の住民が実際に目撃した光景である。

津波が来る前に、福島第一原発の配管はムチャクチャに壊れ、それを見た作業員は身の危険を感じて第一原発から逃走していた、というのだ。

朝日新聞の連載「プロメテウスの罠」で、きょうからの新シリーズ「原発城下町」に、この記事が載っていた。

この記事の重大性から、これはコラム連載の片隅ではなく、巻頭トップぶち抜き見出し級の情報だろう。

もう一度確認しよう。

津波が来る前、福島原発は作業員が逃げ出すほどムチャクチャに破壊されたのだ!

この決定的証言は原発の脆弱性を明確に示すものだろう。

いつ巨大地震が起きても不思議ではない地震列島ニッポンの真上に、そんな脆弱な原発や核施設が建っている……。

http://akiba1.blogspot.jp/2013/07/blog-post_19.html  

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コメント
 
01. gataro 2013年7月19日 08:39:50 : KbIx4LOvH6Ccw : CSVYc51iio
(プロメテウスの罠)原発城下町:1 先生、逃げろ!
朝日新聞デジタル 2013年7月19日
http://digital.asahi.com/articles/NGY201307180038.html

2011年3月11日、福島第一原発の1〜4号機がある福島県大熊町の昼下がり。塾教師の木幡(こわた)ますみ(57)は町内の喫茶店で椎名篤子(しいなあつこ)(58)ら友だち4人とコーヒーを飲んでいた。 のちに考えると、あと数分で大震災が起きるというころだった。ますみは何か胸騒ぎを感じ、こんなことを口にした。

 「原発に何かあったら、もうこの町には住めないよね」

 「そうだよね」と返事が返って少ししたとき、揺れが始まった。午後2時46分だった。

 喫茶店の窓ガラスはうねるように波打ち、ガシャガシャと割れた。天井が崩れ、客の周りに落ちた。

 揺れがおさまった後、ますみは急いで自宅に戻った。タンスが倒れていた程度で、家屋にそれほど大きな被害はなかった。

 役場に向かった。夫の仁(じん)(62)が町議会議員を務めていて、ちょうど議会の委員会に出ていた。

 「お父さん、町内が大丈夫か見に行こう」。2人で町に出た。

 午後3時半ごろだった。

 役場近くのコンビニに行くと、異様な光景に出くわした。

 第一原発の方向からざわざわと、作業員の制服を着た人たちが早足で歩いてくる。制服の色は企業ごとにまちまちだったが、頭髪のせいか全体的に黒っぽくみえた。

 「アリの大群のようだ」。ますみはそう思った。

 その大群が、続々とコンビニに入っていく。停電してレジが使えず、店員が電卓で計算していた。それを尻目に、商品をてんでに持ち去っていく。

 「あれえお父さん、みんな勝手に持っていっちゃうよ!」

 ますみは仁に叫んだ。

 作業員の中に、ますみの塾の教え子が何人かいた。

 「どうしたの、何があったの?」

 一人が叫んだ。

 「先生、逃げろ! ここはもう駄目だ。配管がムチャクチャだ」

 まだ津波が来る前だ。それでも彼らは原発から逃げはじめていた。

 当時、第一原発で働く大熊町民は、人口の1割、約1100人いた。(渡辺周)

     ◇

 大熊町は原発とともに歩んできました。約1万人の町民は原発事故にどう対処し、その後どうなったでしょうか。第33シリーズは、大熊町民の苦悩に迫ります。

     *

 【プロメテウス】人類に火を与えたギリシャ神話の神族


02. 2013年7月19日 09:09:10 : TQ0DtN5qq2
すぐに隔離処理班を立ち上げて
他の作業員と住民を避難させる
のが順当だったと思います
初動の失敗のため 今現在に
至っているのでしょう

03. 2013年7月19日 09:22:54 : FumIzHpHFY
東電の嘘っぱちが、又、明らかになったよね、、
あわせて製造した 東芝も許せないね。

04. 2013年7月19日 09:46:09 : m2V6shHNf6
阪神大震災で基準を見直したから耐震性能は大丈夫って言うけど、これは建物自体のこと。
付属の設備や配管配線等に実は明確な基準すらない。
まして、阪神大震災以前の建設なら配管は破壊的に損傷しても可笑しくない。
国会事故調の立ち入りを妨害した事実からも、津波原因説は疑わしい。

05. taked4700 2013年7月19日 09:59:20 : 9XFNe/BiX575U : zZPc1B3soI
そもそも、福島第一原発の地盤が地震でどの程度傷んだのか、その情報公開がされていないはず。

しかし、例えば、原発敷地内の送電鉄塔が倒れたのは、送電鉄塔が建設されていた地盤が地震の揺れで地滑りしたからだと正式に東電は認めている。

そもそも、港に隣接して建設されているタービン建屋、原子炉建屋の地盤全体が、太平洋側へかなりの距離移動したことは、その他の地域がみな太平洋側へ移動したことからも明らか。

岸壁部が海側へ移動すれば、普通は、岸壁部の壁がある程度は壊れるし、岸辺に近い地面は陥没する。また、ことなった基礎の上に建設されていた建物は移動距離が微妙に異なるために、その間にある配管は外れたり壊されたりする。

今回の、原発事故で、津波が来る前の原発の写真が公開されていないこともこういったことが隠ぺいされていることを暗示している。


06. 2013年7月19日 10:08:47 : 7OpGsifAXA
配管から水が吹き出し慌てて建屋から逃げようとしたがゲートが閉じられていて
外にでられなかったという話もあった。

07. 2013年7月19日 10:12:12 : kDW7rpmIkw
新聞が書くと「巻頭トップぶち抜き見出し級の情報」になるのか?

マスコミの洗脳から解放されないと、好きなように操作される。

>福島第一原発 作業員の証言 : 「生蒸気だ! 主蒸気系が壊れている。もうこの原発は終わったな。東電は終わりだ」
投稿者 妹之山商店街 日時 2012 年 3 月 01 日
http://www.asyura2.com/12/genpatu21/msg/482.html


08. 2013年7月19日 10:35:28 : rwgORSmgTI
「先生、逃げろ! ここはもう駄目だ。配管がムチャクチャだ」

朝日新聞「プロメテウスの罠」は良い連載記事だと思うし、危険な状態ですぐに避難せよとのメッセージは十分伝わり理解できるが「・・・配管がムチャクチャだ」はどこまで真実で信頼できるのだろうか?

朝日の業績はまあまあだが記事にばらつきが多く感じられる。

マスコミはマスゴミなどと言われないよう汚い広告費から縁を切り、まともな報道をすべきだろう。
そうすれば東京新聞のように社会の信頼及び経営の安定を得られるのではないか。

また東電は隠蔽活動をやめ直ちにこの事故の事実を開示してほしい。
東電には期待できないので第三者の現場検証を早急に行うべきだ。

 


09. 2013年7月19日 11:37:11 : tKs9dI3i2s
「地震で建屋にヒビがはいり、そこから蒸気がふきだしていた」という作業員の証言は
テレビのニュースで事故直後に見た。しかし、それ以降その話はほとんどでなくなった。

『プロメテウスの罠』でこのことが詳細に報じられるのは、言うまでもないことだが、
非常に大切なことだとおもう。新聞はテレビよりあとに残りやすい。


10. 2013年7月19日 12:28:33 : LGUfwnafEI
再稼働派はよくこう言う。

曰く「反対派は再稼働無しの場合の燃料費による電気代高騰の責任を負えるのか?」

ではこれはどうだろう?「再稼働派は福島の事故の責任を負えるのか?」

誰もまだ責任をとっていないようだが・・・まずは隗より始めたらいかがだろうか?


11. 2013年7月19日 12:38:58 : uNHRz81wgc
放射性物質放出量、政府の見積もりより多い可能性

Fallout forensics hike radiation toll

福島第一原発から放出された放射性物質は、政府の見積もりよりはるかに多い可能性が。

1.ノルウェーの研究者らが地球規模の観測データに基づいて福島第一原子力発電所事故による放射性物質の放出の規模を推定し、その結果を Atmospheric Chemistry and Physics に発表した。
2.今回の原発事故による放射性物質の放出量は、これまでの推定放出量よりはるかに多かった。
3.ごく早い時点にキセノン133の大量放出が起きたことは、津波が到達する前から原子炉に問題が生じていたことを示唆している。
4.セシウム137の総放出量は3.5×1016ベクレルだったと推定され、これは日本政府が6月に発表した推定量の2倍以上である。
5.3月20日に放水による冷却が始まるまで、4号機の使用済み核燃料プールは、大量の放射性物質を放出していた。日本政府と研究者らはこれまで、4号機の核燃料プールは放射性物質の放出源として重要ではなかったと主張してきた。
6.東京に関しては、事故当初に放出された莫大な量の放射性物質が上空を通過していったとき、雨が降らなかったおかげで、大量の放射性降下物にさらされずにすんだようだ。

Nature 478, 435-436 (2011年10月27日号)

以上はNature Asiaのホームページの記事ですが,3.の記述はこの投稿と同じ趣旨ではないでしょうか。


12. IutokiwaIu 2013年7月19日 13:47:43 : ZchCM9NMDAfUE : LZ3mJgI04o
この朝日新聞の記事の出所は『原発立地・大熊町民は訴える』(拓殖書房新社 木幡仁 2012)です。内容について著者に確認しているかどうかわかりませんが(たぶんウラをとっているだろう)、これは原発再稼動を進めるに際して見逃すことができない大問題となります。「想定外だった電源喪失」の対策だけでは済まされないからです。

13. 2013年7月19日 15:27:41 : EVPeu9THNw
>>05. taked4700 9XFNe/BiX575U : zZPc1B3soIさん
>そもそも、港に隣接して建設されているタービン建屋、原子炉建屋の地盤全体>が、太平洋側へかなりの距離移動したことは、その他の地域がみな太平洋側へ
>移動したことからも明らか。

大体タービン建屋と原子炉建屋が一緒に揃ってジャンプしたり揺れたりするわけは無いしね。
その間を繋ぐ配管は地震でメチャメチャになったのは当然でしょう。

>>08 rwgORSmgTI
>朝日新聞「プロメテウスの罠」は良い連載記事だと思うし、危険な状態ですぐに避難せよとのメッセージは十分伝わり理解できるが「・・・配管がムチャクチャだ」はどこまで真実で信頼できるのだろうか?

厚さ3センチの鋼鉄の原子炉に柔らかい配管が繋いであってそれが天井からブラブラ揺れるようにブッら下がっていて原子炉建屋と原子炉建屋が別々に揺れたりジャンプして、それでも配管は無事だったかもしれないよ・・・って考えている方が超のんきだと思うけどどうよ・・・



14. 2013年7月19日 15:38:12 : YxpFguEt7k
浅井久仁臣氏
「原発推進派の面々は、原発事故の原因を津波のせいにしたがるが、私がこれまでに会った、当時福1にいた関係者(殆どが下請けの従業員)は口を揃えて、「地震でやられた」と言う。なのに、原子力ムラの幹部はそれを認めない。そのひとりに、原因究明をしたくないのかと声を荒げた事が、無反応だった。」
https://twitter.com/asaikuniomi/status/358096243739738112

誤魔化したい。隠したい。嘘をついて切り抜けたい。
しかしどこからか漏れてくる真実の姿。


15. 2013年7月19日 15:52:42 : oamda2xKfo
配管がムチャクチャだったらどうやって安定化させたんだよ。
第一がそうなら第二だって同じだろ?

どう考えても、適当な与太話としか思えない。


16. 2013年7月19日 17:25:18 : rrhrFN6JLd
第二は稼働してなかった。原子炉に燃料が入ってなかったんだろ。

17. 2013年7月19日 17:48:17 : CF9GERiMMw
>>15
配管は何万本も有る、100本や200本逝ったって電気さえあれば使える配管を使って冷却は可能だろう。
ただしイカれた配管から放射能は漏れる。作業員が逃げるのは当たり前だ。
間違ってならないのは、福島は津波で壊れたのではなく電気が無くて冷却が出来なかったんだ。外部電源の鉄塔が地震で倒れたんだよね。
それより第一のすぐそばに有り同じような揺れを経験した筈の第2を何故事故調査委員会と警察は事故直後に立ち入り検査をしなかったのか?
もししていれば大量の配管破損が見つかったとも推定出来る。
津波に責任を転嫁したい東電と国はあえてその検査をしていないのだ。そのうち修理して証拠は隠滅されてしまった。

18. 2013年7月19日 19:43:53 : TITIcRGNqU
>>15
・・・どうやって安定化させたんだよ・・・

安定化? 核暴走したんだぜ。
で、バラバラ、コッパ微塵に爆発したんだぜ。
核をばら撒き、無差別大量殺傷の犯罪中だぜ。
責任者とばら撒かれた核の始末の最中だぜ。
無差別大量核被曝から避難の最中だぜ。
最初と途中と現在の実体を知らないなら、語らないほうがいいぜ。
で、どこから発信してんだ。
何か、中毒か?


19. 2013年7月19日 21:00:22 : 8NcqzHYN5c
>先生、逃げろ!

津波が来る前に非難せざるを得ないほどの配管が壊れていたという証言の記事は初めて見ました。

実名で地元の人の証言ですから確かですね。

「当時、第一原発で働く大熊町民は、人口の1割、約1100人いた。」と有りますから、何故東電の「地震で配管は壊れていない」と言う発表がまかり通っていたのでしょうか。

1100人もの人が黙っていたということですかね。

1100人が原発で作業するための教育を受け、万が一のときの危険を知っていたのなら、何故もっと早く避難しなかったのでしょうか。

福島の人、おとなしすぎです。


20. おじゃま一郎 2013年7月19日 21:14:46 : Oo1MUxFRAsqXk : rnzsxoPcrc
>地震で配管がムチャクチャ、

これを物理学的にいうと、地震の振動周波数が、配管のもつ
固有の振動数と一致し、その地震の振幅と配管の揺れによる振幅が
増幅し、配管が壊れた。つまり共振だ。

これは、設備コストがかかっても配管にフレキシビリテイを持たせることに
よって解決できる。

何で反原発の奴らは、こういうことを指摘しないのだろうか。


21. 2013年7月19日 21:16:30 : vAJh7050hw
あれだけのデカイ原子炉や配管が強く揺れるのだから普通に考えればぶっ壊れるわな、配管のジョイントフランジのボルトなんか破断するんじゃね、地震に弱いから津波のせいにしてるのだな

22. 2013年7月19日 21:21:01 : vAJh7050hw
外国の偵察衛星は配管の破損状況を写していたかもロシアは可能性ある、ロシアはすぐに避難民の受け入れを表明したし

23. 2013年7月19日 23:12:10 : FV3st3DiBM
〉これは、設備コストがかかっても配管にフレキシビリテイを持たせることに
よって解決できる。

『こんなことをいう奴は我々の敵だ!』 (原発推進派より) w


24. 2013年7月19日 23:29:17 : cVjoQ8NvRs
20おじゃま一郎。

君の頭の程度はわかった。物理も数学も零点に近い。

地震、それも1500ガルもあるときに異なった基礎構造のものを繋ぐ安全な配管などない。


25. 2013年7月20日 00:44:10 : EVPeu9THNw
>>15 oamda2xKfo
>配管がムチャクチャだったらどうやって安定化させたんだよ。
>第一がそうなら第二だって同じだろ?

はい!、安定化なんかしていません!
第二も女川も発電機がやっと一基だけ動いて、クビの皮一枚で繋がったという事のようです。

>>24 cVjoQ8NvRs さん
20おじゃま一郎はいかれているんですよ。
何が「配管にフレキシビリテイを持たせる」だ!アホが!
原子炉建屋とタービン建屋は独立した建物だ、その間を配管が通っているのに・・・20さんそれじゃ何かい?
その建物が同じ揺れ方をして、一緒に寸分違わず同じジャンプをして配管は壊れないフレキシビリテイが出来るとでも思っているのか?
原子炉と繋がった配管がその先は天井からぶら下がってゆらゆらいくらゆすられても金属疲労も起こさないフレキシビリテイが出来るとでも思っているのか?

そういう脳をお花畑って言うんだよっ!


26. 2013年7月20日 02:16:46 : MNLQ1l54FQ
>>20
>設備コストがかかっても配管にフレキシビリテイを持たせることに
>よって解決できる。
私の地元は南相馬市で原発事故が起こった時、多分一番最初に
重要免震棟の存在を3月19日に発信した電気工事屋がいた。
重要免震棟の電気設備の工事をしたからだ。
その電気工事屋は三号機のMOX燃料対応工事の時も、格納容器内に入り
GEエンジニア主導のMOX燃料対応シュラウド設置工事に参加している。
15cm厚のアルミ合金の分割搬入組み立て式
その電気工事屋が現場技術者と一緒に、格納容器に繋がる配管類に関して
格納容器や隔壁の配管つなぎ目にフレックス菅(可とう式の配管継ぎ手)を
何で使わないのかと質問したら
コストが膨大になり原発を止めるようなメンテナンスも頻繁になり出来ないと。
可とう式であるので当然材質も違い温度による膨張率も違う、配管内部抵抗も違う。
締め付けボルトのトルク管理やフランジ面のパッキンの劣化管理を考えれば
コストが成り立たないとね。

プラント設備での初期レベルの項目は現場でも疑問が出ていて
こんな事は30年以上前から指摘されている。
おじゃま一郎 さん、貴方が知らないだけだ。


27. 2013年7月20日 02:23:26 : FfzzRIbxkp
双葉町の元町長の井戸川さんが選挙演説で、すごいことをお話されています。

2011年3月3日。震災の8日前に、日本政府は地震や津波があることを知っていたとのこと。それを国民に知らせるのを、政府・東京電力・東北電力・日本原電が発表を止めたとのこと。

いったいぜんたい、どーいうことでしょうか????????


28. 2013年7月20日 05:16:42 : ZBEkCUcvT5
日本の原子力発電所の欠陥が明らかになったということだろ。配管の屈撓性(くっとうせい)を持たせるに多くの経費がかかって頑強な配管構造にするより高くつくって、おじゃま一郎よ、いくらカタカナ英語の意味が分からない人もいるからといって的外れで全然違うこと何度もコメントするなよバカヤロ!

全ての配管をスッポリと鉄筋コンクリートや分厚い鋼板などで包み込んで大地震の破壊的な振動に耐え得る頑強な構造にすれば良いだろ。今までの原発関係者は安全の確保に不十分な強度で運転してきたんだろ。ある意味で技術に対する手抜きを行って原発マネーを不正蓄財する国費の国賊行為をはたらいてきたようなもんだ。

まったく卑劣な人種だろが。だから群居してコンビニ一軒まるごと強盗もやるんだろ、大災害がくると。いざとなると国防軍が全く人を守ろうとはしない前例か見本を行動で示してる。まったくどんな人種が自民党に選挙票を集めて生意気に生きるつもりなんだ。

原発事故は核兵器より恐ろしいことが判った。核兵器の威力が長期間にわたり持続するなら核兵器そのものの存在理由は失われる一方だろ。米ロなどが弾道弾などの更なる削減で合意するのも当然だ。莫大な維持費こそ国費の浪費に意味合いが変わりつつある。表だって口する訳もないことだが、二大超大国の確かな選択といったところだろう。

それにつけても、日本の自公政権などは東電原発事故の実態を隠ぺいして自己責任も顧みないような政治を行っている。一向に事故後の安全対策が国民に周知徹底されていない状況が続いている。世間も何か得体のしれないものに浮かれ、何でもかんでも他人事のようにやっちまえ主義みたいな自暴自棄になっているかのようだ。


29. 2013年7月20日 08:12:25 : XUd48KYCio
朝日のアリバイ工作記事だよね。
タイムリーに真逆のウソ記事を載せ、真実を完全スルーしてきた事実は、マスゴミそのもの。
あとから、そっとだしっていつものパターンでしょ。



30. 2013年7月20日 08:20:14 : coj6UFaEXY
もともと耐用年数切れで配管はボロボロ。
そのことは以前から指摘されていたが東電は無視、放置した。
過失傷害罪確定。

31. 2013年7月20日 08:31:06 : mu4kCdLMr2
7月9日 北海道新聞 卓上四季
「約19分間」=「原子炉冷却機能が停止し、炉心溶融が起きるまでの時間」

32. 2013年7月20日 08:37:01 : mu4kCdLMr2
↑ 7月19日の間違い

33. 2013年7月20日 09:22:28 : urKiPCkocY
姉羽耐震偽装と同じ。安全委員会は耐震目こぼし審査を行ったようです。加害者は誰か、政(自民)官(経産)民(電力各社)の癒着構造によるものでしょう。

34. 2013年7月20日 09:33:39 : h9dql7ildI
>>31
>「約19分間」=「原子炉冷却機能が停止し、炉心溶融が起きるまでの時間」

次の事故では、制御棒も入らない揺れにみまわれ、冷却水の配管も壊れ
瞬時に原子炉は大爆発を起こす。数百万人とかの急性死が起き、日本経済も完全に
死ぬことになる。大勢の餓死者も出、そのあと、ガン、白血病が猛威をふるう。


35. IutokiwaIu 2013年7月20日 10:05:46 : ZchCM9NMDAfUE : XHuRhnwb4A
19分、これはほんとうのことですか?

北海道新聞

19分間
もう40年ほど前のテレビコマーシャルなので、覚えている方は、それなりのお年ということになる▼落語家の笑福亭仁鶴さんが、劇画「子連れ狼(おおかみ)」の主人公に扮(ふん)し、息子役の子に「3分間待つのだぞ」と言い含める。すると「じっと我慢の子であった」とナレーションが続いた。お湯で3分間温めるだけで食べられるレトルト・カレーの手軽さをアピールしていた▼カップ麺の待ち時間も同じくらい。待てないようで、待てる。それなりに“即席感”のある長さ。その「時間感覚」は、体にしみ付いているような気がする▼さて、それでは「約19分間」はどうだろう。カップ麺の待ち時間に比べると、ずいぶん長いように感じる。が、「原子炉冷却機能が停止し、炉心溶融が起きるまでの時間」と聞かされると、にわかにその“短さ”が身に迫り、恐怖に襲われる▼泊原発3号機の冷却機能が失われた後に起こる事象について、北電が予測を公表した。非常用発電やポンプ車による注水などで「原子炉格納容器は破損させずに収拾できる」としているようだが、「想定内」にことが運ぶのか▼最悪の事態に陥った場合、周辺住民はいつ自宅に帰れるのか。自然環境は何年で清浄に戻るのか。その予測もぜひ知りたい。「19分間」を心に刻み、不安を抱きながら「じっと我慢」する暮らしを強いることなど、何人(なんぴと)といえども許されぬ。2013・7・19


36. 2013年7月20日 11:23:09 : hEQv7JJquM
吉田さんも罪を犯した一人です。

37. 2013年7月20日 11:41:33 : xsNZgfikcg
能登半島地震後、被害の工場に行った時です。
強力な余震が来て天井に吊り下げてある配管がブランコのように大きく揺れて地震が治まった後もなかなか配管の揺れが止まらなかった事を思い出しました。

この福島原発の話は想像しただけで怖ろしい。地震国に原発は無理!


38. 2013年7月20日 12:22:39 : 4UMxcMGi0k
石破茂自民党幹事長 元防衛庁長官の発言(「週刊BS−TBS報道部」)
『人間ってやっぱり死にたくないし、ケガもしたくない、「これは国家の独立のためだ、出動せよ!」って言われたとき、「いや、行くと死ぬかもしれないし、行きたくないな……」と思う人は、いないという保証はどこにもない。だから、そのときにそれに従えと。

それに従わなければ、この国における最高刑がある。死刑があれば死刑。無期懲役ならば無期懲役。懲役300年なら300年。そんな目にあうくらいだったらば、命令に従うっていう。おまえは人を信じないのかって言われるけど、やっぱ人間性の本質から目を背けちゃいけないと思うんですね。自衛官たちは、服務の宣誓というのをして、「事に臨んでは危険を顧みず、身をもつて責務の完遂に務め、もつて国民の負託にこたえることを誓います」(自衛隊法第53条)を誓いをして、自衛官になっているわけですよ。』

石破は自衛隊に原発事故処理をやらそうと考えているのではないか?
水素爆発が起きた時、現場に居た自衛隊は「話が違う」と言って指揮官が命令して、現場から撤退した。

なんの保障もない原発労働者が「逃げるのは当たり前」
是非、名乗り出て地震発生当時見た事を証言して下さい。


39. 2013年7月20日 13:36:03 : AwBKcrcxKA
4号炉は点検作業中だったと発表されたのに核爆発してるから変。燃料はあったんだろうね。

それよりヨウ素131が出てるらしいから再臨界してどんどん核種がでてんだよ。どうするべ。だいたい沢山の作業員がいたのに真実を告発するのが今までいなかったのが不思議だ。


40. 恵也 2013年7月20日 13:40:53 : cdRlA.6W79UEw : 67pDgBL4bg
>>01 「先生、逃げろ! ここはもう駄目だ。配管がムチャクチャだ」

これは1号機のことでしょう。
配管がムチャクチャになってるのを目撃した作業員の言葉が広がったもの。
1号機さえ爆発してなければ、何とかなったと思うけどこの原発はGEが
まったく耐震性を考えずに、アメリカ仕様の原発をそのまま建設しました。

そのために30mくらいあった台地を削ってワザワザ低くして、そのまま
アメリカ仕様原発ができました。
2号機以降は耐震性を少し考慮してます。

アメリカでは地震がほとんどないところに建設し、日本の原発は泥縄式に
順次適当に耐震性を付け加えて建設しました。

>>02 初動の失敗のため 今現在に至っているのでしょう

隔離処理班を作っても、配管を電気もないところで修理は出来ません。
1号機の冷却配管からナマ蒸気が噴出してるのを、人間が修理なんて無理。
どのみち1号機だけは爆発を免れませんが、3号機4号機は・・・・。

>>10 電気代高騰の責任を負えるのか?

原発を選択した責任は電力会社にある。
大儲けしようとして大損してもそれは自己責任でしょう。
電気代の高騰は電力会社が負うべき義務。
それで潰れたら、日本航空みたいに運転しながら潰して国営化すべき。

>>11 雨が降らなかったおかげで、大量の放射性降下物にさらされずにすんだようだ。

40kmも離れた飯館村は、雪がタイミング悪く降って住めなくなった。
それでも東京でなくて不幸中の幸いだったというべき。


41. 2013年7月20日 14:56:08 : 7QNEsHlAaY
>>38
曲がりなりにも、菅は放射線で死んでもいい覚悟で
原発事故の最前線基地に行ってるんだよな、
目つきの座ったオタクにそのような覚悟あるのかね。

>>39
抜きたてホヤホヤの燃料棒があっただろうから、
冷却失敗すれば崩壊熱で爆発もあるわな。
ウラルの核惨事って例もあるしな。


42. 2013年7月20日 15:19:34 : hGSleABlsw
こんなものさ。嘘つき政府やトーデンのやることなど、よほどのバカでない限り信用などするものか。

ウソ、ウソ、ウソ、ウソだらけ。糞まみれということだ。


43. 2013年7月20日 15:47:21 : w4gNzRvErA
ありがとう、自民党。

ありがとう、安倍ちゃん。


44. 2013年7月20日 21:55:03 : FfzzRIbxkp
井戸川さんの演説がすごかったです。

☆ 2011年3月3日に、政府、東電、東北電力、日本原電は、11日の地震や津波があるのを知っていたのに、国民に伝えるのを止めた。☆

地震・津波まで一週間あったとしても、原発は事故を防ぐことができないのは、
原発や使用済み核燃料が取り出せない、動かせないのを知ればわかります。


国民に伝えないなどという報道規制をかけたのは、国民が地震や津波で見殺しになるのを黙認したのでしょう!!!!

あらかじめ避難をしていたのならば、地震・津波の被害者は減らせたし、
原発事故は起きても周辺住民は前もって避難できていた、という状況を最低限作れたのですよ。


45. 2013年7月20日 22:04:37 : fT75fePrMI
●巨大地震の巣である日本に原発は無理!

原発の数の世界のベストスリーは米国、仏国、日本の順だ。

米国、仏国は日本に比較して国土も広く、また地震のない所に原発を設置しているし住民ももちろん少ない場所だ。

しかし、日本はどうだ。世界最大の地震列島だ。日本中どこも同じだ。
     ↓
http://rocketnews24.com/2011/03/18/%E3%81%BB%E3%81%BC%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%A0%E3%81%A7%E4%B8%96%E7%95%8C%E4%B8%AD%E3%81%AE%E5%9C%B0%E9%9C%87%E7%99%BA%E7%94%9F%E7%8A%B6%E6%B3%81%E3%81%8C%E5%9C%B0%E5%9B%B3/

こんな地震の巣の上に原発をこんなにたくさん設置する事自体ありえない異様な姿だ。

●原発とTPPで日本民族消滅を仕掛けている悪魔の国米国。

米国の意向に沿って原発大国となった日本。

日本を原発大国にした米国の目的ははっきりしている。

西部開拓史の仕上げだ。

米国西部の先住民を虐殺し閉じこめ人口を減らした。

更に西部開拓は太平洋を超えて日・韓に照準をあてて攻めてきている。

原発密度は日・韓が突出している。(但し、韓国に地震は少ない)
   ↓
http://eritokyo.jp/independent/aoyama-fnp21001.html

西部開拓の犠牲となった先住民はインディアンと呼ばれた。

インディアンと同じように日・韓の民族の殲滅が始まる。

米韓FTA、米日TPPにより二極化は加速され日本の若者は更に食えなくなる。

もちろん結婚も少なくなり、経済的不安から子供も生まなくなる。

今の予測よりも遙かに早く幾何級数的に少子化は加速される。

そして日本民族の消滅は決定的となる。

それが米国の狙いだ。


46. 2013年7月20日 22:05:10 : OH5QYqiedc
日本人の誰もが「原発は国を滅ぼす」と骨身にしみているはずだった。しかし広島・長崎の被災者の写真帳を、全小学生に見せ、感じ直さなければと思います。

日本は「津々浦々になぜ『原発建設』させられたか。まさに『日本滅亡』の引き金を自ら引くようにと、敵に仕組まれた策略。日本中枢は欲にまみれ、盲目だった。さらに『ゆとり』飼育されたアホウ若者が続き『カネ』以外に価値あるものを知らないようだ。
ソビエト連邦がチェルノブイリ事故で崩壊、共産圏がばらばらになった。「次のターゲットは日本!」と世界初の被爆国民を、危険に気づかない平和ボケで騙した!

米・デトロイト市・崩壊を見越し、米国は崩壊前に『日本の資産を奪え!日本を滅亡に追い込め!』とあらゆる権謀術数を尽くし、郵政民営化ではいくら奪ったか。

次は原発地震津波を放置した菅と、アホ安部のT○P立法審議は三日間だけ。日本農業と中小企業をつぶし、農薬まみれの食料を食べ、日本は世界一の長寿国から転落し、国民健康保険は消えるとか。米・野菜は農薬まみれで、低賃金、若者葉アフリカ並なら年収100万円とか。日本は滅びないのがおかしい時に、この難関を切り開くのがゆとり若者。若者よ、祖国という言葉があなたを支えるのだと解りますか?

外国旅行でパスポートを渡してくれた祖国があれば安全で、世界に雄飛するのも自由。しかし祖国を失えば『あなたの生命を誰が守るか』、あなた一人で自分を守れますか?
安部や、日本人でない国会議員にあなたを『必死に守る」気概があるでしょうか?


47. 2013年7月20日 22:11:32 : fT75fePrMI
45追加します。
世界の地震発生のリアルタイム分布図はこちらがオリジナルです。
 ↓
http://www.iris.edu/dms/seismon.htm

48. 2013年7月20日 22:26:54 : d2bKVaYgD6
”活断層ヒステリー”原子力規制委員会の田中俊一委員長は、「原発ゼロ」の狂信者。

田中俊一の罷免なしでは、日本は「原発ゼロ」へと突き進む。

福島第一原発由来の放射線量は人体に無害だと今や知れ渡り、”放射線ヒステリー”を土台とした下からの脱原発運動は退潮の極みにある。こうして民意がいずれ冷静さを取り戻すことを見越してか、下野寸前だった民主党は、環境省の外局に独立王国の原子力規制委員会を設け、委員長に筋金入りの反原発の田中俊一を据えた。原子力規制委員会の設置とトップ人事の目的はただひとつ、架空の活断層リスクを煽り、原発再稼働を上から阻止すること。彼らの目的が着々と成就しつつあるが、安倍晋三首相はじめ政権中枢に危機感はない。

「脱原発」の民主党政権は、活断層で原発再稼働を阻止できる原子力規制委員会を残した。

いつの間にか、原子力安全規制の中心に”断層問題”が居座っている。実に不自然で奇異である。

昔から”活”断層問題で執拗に「原発は地震で壊れる」との言動を繰り返してきた元祖・反原発論者達は、「3・11」後に勢いを一気に増した。彼らの主張を丸呑みし、原子力規制委員会の長ながら安全規制そっちのけで脱原発を実践しているのが田中俊一委員長である。

客観的な分析と関係者の間に共有されている、田中俊一が”意識した「反原発」運動家”として、脱原発に突き進んでいる事実を明らかにする。日本国民が活断層の目眩ましから早く目覚めなければ、我が国のエネルギー政策はさらに窮地に陥っていくだろう。

自民党政権の原子力政策は、2012年の年の瀬に茂木敏充経済産業大臣が、就任早々、「未着工の原発の新増設は認めない」という民主党政権の方針を白紙にすると表明したことで、その方向性は明らか。だが、問題になるのは、既設の原発に対して、原子力規制委員会が、その本来の権限を越えて脱原発政策を推し進めるーーいわゆる、『活断層問題』である。一部のメディアは”活断層ドミノ”と面白がっている。

断層や破砕帯が活断層である可能性があるのであれば、いよいよとなればそのことを含めて安全評価をやり直せばいいのだ。そもそも、現行の法のもとでは、原子力規制委員会は活断層の有無をもって、既設の原発の停止や廃炉を命じる権限は端からない。

原子力規制委員会が既設の原子炉に対して出来るのはバックフィット(最新の知見に基づく追加的安全対策)の要請で、その根拠は、設置後に明らかになった新知見である。断層問題の場合の新知見とは、建設当時は見つかっていなかった断層が見つかった、その断層が活断層、破砕帯が活断層と連動して動く、等々である。そして、バックフィットの要請に事業者が応じられるかどうかが、運転継続か停止かの分かれ目になる。事業者が判断するのだ。

しかしながら、このバックフィット制度は、従来の規制にはなかった。新しい安全基準が発効した2013年7月以降に実効性をもってくる。よって、新基準になってから、活断層の可能性のあるものについては、安全評価のやり直しも含めて、じっくりと緻密に取り組めば良いはずであった。

原子力規制委員会が血道を上げていたのは、この新基準が出来る前の言わば”駆け込みダメ出し”。このこと自体が間違い。原子力規制委員会の職務に対する自己否定である。

国会の信任を得ない仮免許状態で、法的根拠がないままに停止や廃止をメディア誘導するのは暴走である。それを今の原子力規制委員会はやっている。この暴走を誰も止められないーー暴走バスの乗客は我々国民。

2012年12月25日に開催された第2回『東京電力福島原子力発電所事故に関し国会及び政府に設けられた委員会の提言のフォローアップに関する有識者会議』で、国会事故調・黒川清委員長は、こう述べている。
「最近私のところには、原子力規制委員会への国際アドバイザーをつとめるメザーブ(リチャード・A・メザーブ、元アメリカ原子力規制委員会委員長)やラコステ(アンドレ・クロード・ラコステ、前フランス原子力安全庁長官)が訪問してきて議論するが、彼らが口を揃えて言うのは『原子力規制委員会は本当にちゃんとやれるのか』だ」と。

つまり、原子力規制委員会が、正しい判断を下すための公正中立な活動をする陣容になっているかどうか、外国の方が日本のために憂慮しているのだ。

権力を笠に着て暴走する原子力規制委員会は、本当に今のまま放置していいのか。

2012年の師走、総選挙での民主党の壊滅的大敗で、菅直人は、権力の座を去った。しかし、政権を追われても、菅直人の残した負の遺産は、日本を「原発ゼロ」に呪縛している。

その1つ、全国の原発の再稼働の条件としたストレステストで、原発は稼働したか。原子力安全委員会が良しとしたのは大飯の3・4号機の2基に過ぎない。

電気事業者は、急遽ストレステストをして、原子力安全・保安院、そして原子力安全委員会に答案を提出した。その労力、積み上げられた報告書の紙は膨大である。保安院の元に審議され上げられた報告書は2000ページにも及ぶ。だが、原子力規制委員会はこの報告書を無視し、今や紙屑同然である。

ストレステストは、「原発ゼロの行政システム」づくりのための時間稼ぎであった。

同様の「原発ゼロの行政システム」は、菅直人が自分の後継者と公言していた細野豪志が完成させた。環境大臣の細野豪志がゴリ押しした人事案によって、2012年9月19日に成った原子力規制委員会の委員長に田中俊一が選ばれたからである。政権が自民党に回帰しても、この「反原発」原子力規制委員会がある限り、日本再生の地盤を揺るがしかねない爆弾であり続ける。

2012年7月3日に民主党政府が出した人事にかかわるガイドライン(要件)は、「反原発」派しか委員になれないようにする偏向人事のためのトリックであった。原子力事業の現役関係者はもとより、直近3年間に原子力事業関係者だった者や、一定額の報酬を受け取っていた者を排除すべきとしていた。結果的に田中俊一ぐらいしか残らない仕組みに初めからしていた。

細野豪志の役割は、このような田中俊一を”委員長”にするに、2011年5月頃から組織的に準備していたのを、国会で無批判で「同意」させることにあった。

原子力規制委員会の委員長・田中俊一と委員長代理・島崎邦彦の所業は、度し難いことに、原子力規制委員会の所掌を逸脱し暴走している。

2012年師走の衆議院選挙終盤からの、原子力規制委員会の専断的行動は常軌を逸している。原子力規制委員会自体が暴走バスになっている。

まず、2012年12月10日に開かれた原子力規制委員会の評価会合の顛末に始まった。断層問題を軸に、断層あるいは破砕帯イコール「活」断層と見立てることをテコとして、どの角度から見ても、「脱原発」に邁進しようとしている。

自民党政権に代わっても、原発ゼロ政策が永久に続くよう、民主党政権が仕組んだ、原子力規制委員会という国家機関の「原発ゼロ」への権能は絶大である。故に、濫用は許されない。どうして自民党や関係者は気づかないのか。

2012年9月19日、国会承認を得ないまま、原子力緊急事態宣言のもとに野田佳彦元首相によって事実上の任命がなされ、原子力規制委員会は発足した。だが、どのような根拠と経緯で田中俊一委員長と4名の原子力規制委員会委員が選任されたかは、何も説明されていない。不透明のままである。

国会は、その権限と義務において、原子力規制委員会の委員が、公正中立か否か、なおかつ高潔であるか否かの審査を入念にすべきである。各委員の科学技術的な資質も徹底的に精査されるべきだ。

衆議院選挙で圧倒的な勝利を収めた自民党は、原子力規制委員会の「同意」問題を国会の場で改めて審議する姿勢を見せていない。安倍晋三自民党総裁は、選挙後のフジテレビの番組で原子力規制委員会の人事には手を付けないとの発言をした。そして、2012年12月25日、首班指名の前日に自民党と公明党は連立政権合意を発表した。その第4項には以下のように記されてている。

4、原発・エネルギー政策
原発の再稼働については、国際基準に沿って安全第一主義を徹底した原子力規制委員会の専門的知見の判断による。同時に、省エネルギー、再生可能エネルギーの加速的な導入や火力発電の高効率化等の推進によって、可能な限り原発依存度を減らす。

この内容には、自民党は総選挙公約で、”全ての原発について3年以内に再稼働を判断し、10年以内に電源構成のベストミックスを確立する”と明記したこと、そして選挙後に安倍総裁が表明した”原発の新設・増設を否定しない”という見解と微妙なブレが窺える。そもそも、再稼働の国際基準などない。

また、自民党福島県連は、福島県民向けの選挙公約の中で、福島県内の原発は全て廃止すると明言している。もし仮に、法律の定める枠内で、事業者が一連の福島第二原発を稼働するとした場合、自民党本部はどのような対応を見せるのだろうか。菅直人のように超法規的要請という愚行を真似るのか。

さて、前記の第4項の深刻な問題は、原子力規制委員会の委員について憂慮する姿勢を示していないことだ。これは、前政権が極左人士を委員にした人事を同意してしまう大愚行ではないか。実際に、菅義偉官房長官は、2013年1月6日のNHK番組で「同意は1日も早く行うべきだ」とまで述べた。極めて問題なのは、ひとたび国会の同意を得れば、原子力規制委員会は”何人も罷免にできない”のである。今からでも、自民党は田中俊一・原子力規制委員会委員長を罷免できるように対策を講じるべきである。

国会承認を得られず原子力規制委員会委員が罷免されても、それまでに下した判断・施策はそのまま有効性を持つ。原子力規制委員会が前のめりになって暴走する背景には、原子力規制委員会が独立性の極めて高い「三条委員会」であることにある。委員長は天皇が認証する、閣僚級の扱い。

しかも、民主党の劣勢どころか大敗が新聞テレビメディアで伝えられた、総選挙終盤という、選挙結果に影響を与えかねないタイミングでの原子力規制委員会の専断行動を見るに、自民党政権が復帰後に「不同意する」との危惧のもとに駆け込んだのがよく分かる。

ここに来て、原子力規制委員会を「三条委員会」とする修正案をねじ込んだ、谷垣禎一総裁下の自民党の責任は重い。三条委員会は運用を間違えばトンデモない機関になる。自民党は「八条委員会」への格下げも含み見直すべきだ。さもなくば、国家の基盤を毀損する。

三条委員会:
国家行政組織法第3条に基づいて、内閣府や省に外局として設置される第三者組織。庁と同格の独立した行政組織で、独自に規則を制定したり告示を発出する権限を持ち、国家意思の決定を行うことができる。公正取引委員会・国家公安委員会・運輸安全委員会・中央労働委員会・原子力規制委員会など。

八条委員会:
国家行政組織法第8条に基づいて、内閣府や各省庁の内部に設置される、審議会等の第三者組織。法律で定められた所掌事務の範囲内で重要事項に関する調査審議や不服審査などの事務を処理する合議制の機関で、諮問への答申などを主な業務とする。消費者委員会・食品安全委員会・社会保障審議会など。

原子力規制委員会の委員長・田中俊一は2012年9月19日の原子力規制委員会および原子力規制庁発足後の早い段階で会見において原発敷地内の活断層の調査の結果「(活断層か否かが)濃いグレーや黒なら止めていただく」と発言している。

それから3ヶ月を経た2012年12月11日。朝日新聞朝刊の第1面に『敦賀 廃炉の公算大』と大きく報じられた。さらに、「原子炉直下に活断層」「規制委、再稼働認めず」と活字が躍った。原子力規制委員会は、メディアを”活断層あり=再稼働なし・廃炉”という言説に誘導している。これすなわち、原子力規制委員会そのものが「原発ゼロ」の煽動・運動団体になっている。

そもそも、耐震設計指針に基づけば、断層が活断層か否かに関しては、”変動地形学的調査、地表地質調査、地球物理学的調査等を適切に組み合わせて十分な調査を実施した上で総合的に評価する”ことが要請されている。

2012年12月中旬、原子力規制委員会が、敦賀原発そして東通原発の敷地内の断層について、相次いで、それが活断層である可能性が高いと発表した。その時点での評価の実態は、変動地形学などを専門とする学者5名によるたった2日間の現地調査と2時間の審議に基づいている。調査を終えた専門家に島崎邦彦・委員長代理が「どう思いますか」と所感を求め、活断層の可能性を否定できないなどの感想を引き出した。続いて、隣席の田中俊一・委員長に最終所感を求め「(活断層であるとの)印象をもった」などと述べさせている。八百長臭が漂う。

つまり、耐震設計指針が求めている地表地質調査、地球物理学的調査等をも組み合わせての”総合評価”も、全くもってなされていないーーこれは原子力規制委員会に求められる”責任と権限の放棄”である。つまり、原子力規制委員会は今や「原発ゼロ」推進協議会になっている。そのような権能逸脱の原子力規制委員会が暴走し、断層問題に判断を下そうとしている。


敦賀原発、新証拠示し「活断層なし」 原電が報告書
2013.7.11 19:50
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130711/dst13071119510016-n1.htm

K断層がトレンチ外でほぼ消滅していることを示す原電担当者=11日、福井県敦賀市の敦賀原発(矢田幸己撮影)
原子力規制委員会が活断層と評価した日本原子力発電敦賀原発(福井県)の敷地内破砕帯について、原電は11日、新しい証拠に基づいて活断層ではないとする報告書を規制委に提出した。規制委は「新たな知見が得られた場合、見直すこともあり得る」としており、規制委の対応が今後の焦点になる。

原電の浜田康男社長は同日記者会見し、活断層が動いた場合の燃料貯蔵プールへの影響評価を求めた規制委の命令に対し、行政不服審査法に基づき不服申し立てをすると表明。「活断層を前提とした命令に対応すれば論理的に矛盾する」と述べた。

規制委は、敦賀原発2号機直下の破砕帯「D−1」の延長線上に見つかったK断層を「13万〜12万年前以降」に動いた活断層と評価し、「D−1破砕帯と一連のもの」と判断していた。

原電が新たに提出した報告書によると、K断層の上部にある地層((5)層)の年代を、成分分析の結果から約12.7万年と特定。K断層のずれがこの上部層まで達しておらず、約13万年前より古い火山灰の地層((3)層)にとどまるとした。

規制委はK断層が南へさらに延びる可能性が高いとしていたが、原電は調査でK断層は途中で消滅し、原子炉建屋の方向には延びていないことを確認。D−1と一連ではないとし、活断層でないと結論づけた。

新規制基準では活断層の直上に重要施設を設置することは認められず、2号機は廃炉が濃厚だった。


敦賀原発「活断層なし」 規制委、求められる柔軟対応
2013.7.12 08:08
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130712/dst13071208090003-n1.htm

日本原子力発電が敦賀原発の敷地内破砕帯について新証拠を提示し、活断層であることを否定した。原子力規制委員会は活断層だと断定しているが、新証拠が出たことで専門家会合での再審査はもとより、現地調査の実施や幅広い専門家から意見を聞くなど、柔軟な対応が求められる。

原電は6月中に断層調査が終了するとしていたが、規制委はそれを待つことなく5月15日に専門家調査団が活断層と認定。規制委も同22日に調査団の結果を正式決定していた。

規制委の活断層調査は「活断層の可能性が否定できない」という“薄いグレー”でも「安全サイドで考える」との理由で活断層とみなす。それに対し、事業者には「活断層でないという明確な証拠」が必要で“完全なシロ”を要求する。

規制委は「独善的」「硬直的」と批判のある断層調査を改め、今回の新証拠に真摯(しんし)に向き合い、柔軟に再審査の道を開くべきだ。(原子力取材班)


原電「命令は違法」と異議申し立て 敦賀原発の活断層調査で
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/130716/dst13071622590012-n1.htm

2007年7月16日に発生した新潟県中越沖地震では近くの活断層が動いたとされる。しかしながら、柏崎・刈羽原子力発電所の各号機はいずれも安全に停止した。その後、原発敷地内の一部では耐震設計の根拠となる基準値震動(加速度)を大幅に上回っていたことが判明した。

この事実から窺えるのは、時の科学的な知見に基づいて決められたはずの基準値震動を超える衝撃を受けながらも、人工物としての原子炉の安全は確保されたという揺るぎない事実である。

さらに、活断層か否かというシロかクロかの判断に、一体どれほどの科学的かつ客観的な真実があるのか。大きな科学的な疑問がある。仮にそうだとしても、絶対シロかクロかの実証ができるのか。

次に、仮に実証が可能としても、活断層判断のみで原発という人工物の総合的な安全性は判断できるのか。ましてや、活断層そのものが絶対のシロも絶対のクロも無いとなれば、すべてはグレーということになる。

活断層の判定の枠組みがそのようなものであるにもかかわらず、”グレーなものも含めて活断層ありとする⇒原発の再稼働は無し、やがて廃炉”という大手新聞の論調は、”はじめに原発ゼロありき”ではないか。

原子力規制委員会の行うべきは、安全評価の結果の妥当性の最終的な審議と裁定である。安全評価は原子力規制庁ないし原子力安全基盤機構(JNES)が行う。その審議において合格がもらえれば、事業者は法律に則って稼働してよい。では、合格がもらえなかった時はどうするか?鍛え直して再度門を叩くしかない。その門戸は常に開かれていなければならない。

もう一度言う。活断層の有無と安全評価の結果の妥当性は別物である。活断層問題は、安全評価の入り口論に過ぎず、入り口で門前払いするのは、安全評価の目的と精神、そして安全文化そのものを真っ向から否定するものである。原子力規制委員会は、これが分かっていて、全面無視している。田中俊一は原子力規制委員会・委員長として適格ではない。

原子力安全評価において重要な考え方がある。包絡性である。例えば、原子力施設で起こり得る事故は、概念上多数ある。それら全てをいちいち評価するのはマンパワー的にもコスト的にも大変である。そこで比較的少数の代表的事故で全体を包み込む、つまり包絡する。

例えば、原発の設計が安全確保の観点から適切かどうかを評価するためには設計基準事故というものがある。配管破断によって冷却材が漏れて冷却能力が低下する”冷却材喪失事故”や、制御棒の落下によって核分裂反応の度合いに異常が起こり、原子炉の出力が急激に変化する事故などがそれである。

ただ、このような包絡性の考え方は、教科書には書かれておらず、大学で教えられることも少ない。安全の泰斗に教示されるか、自ら体得するしかない。いずれにしても安全評価の実務に精通していないと分かりようがない。

だからこそ、安全規制のトップに最も求められるのが『安全評価における専門性』なのである。このことは、安全規制の先進国であろうがなかろうが当たり前である。原子力の安全評価問題を断層問題にすり替える原子力規制委員会委員長の田中俊一には、そのような専門性が欠落している。

この田中俊一の「専門性の欠落」を糊塗するためか、原子力規制委員会のホームページには、福島県伊達市にて生を受けた田中俊一の生い立ちからキャリアを紹介するコンテンツが、幼少期からの写真とともにある。「委員長プロフィール」と題するA4で8ページ相当の長文である。

これは異例である。奇異である。折しも隣国中国で新任なった習近平総書記が、若い頃からの家族写真をメディアに公開した。心理戦の宣伝活動である。田中俊一には、共産主義的なプロパガンダの趣がある。

そもそも田中俊一に決定的な欠陥は、日本原子力研究所(原研)時代に安全研究の実務経験が無いという事実。いわゆる『安全屋』ではなく『遮蔽屋』である。遮蔽の核心は、原子炉や加速器等の放射線を発する装置から漏れ出る放射線をいかに遮断するかの研究である。

原子力ムラで共有されている原子力規制委員会・委員長の田中俊一の評判は、以下の通り。

@田中俊一は共産党系の原研労組の幹部を長く務めた。筋金入りの共産主義者である。
A田中俊一は遮蔽工学が専門の研究者として、原子力船「むつ」の遮蔽設計に取り組んだ。その「むつ」は、遮蔽設計のミスで放射線漏れを起こし、一大社会事件を引き起こした。いわゆる「むつ漂流」。1974年のこと。放射線漏れは、中性子源と遮蔽物の見立てを誤らなければ、科学的根拠に基づく明快な解を出しやすい。だが、そこを間違えてしまった。そのような人物だから、そもそも科学的根拠が曖昧な断層の見立てに走っている。
B東海村長の村上達也に対しては、長くアドバイザーの立場にある。村上達也は、原子力発電を経済発展至上主義と難詰し、「脱原発」を主導している。
東海村には、日本における原子力発電の老舗である日本原電の東海第二発電所がある。
C高速炉「もんじゅ」を、特にそのナトリウム利用をもって極めて危険だと考えている。それなのに田中俊一は、「もんじゅ」の事業主体であるJAEA(独立行政法人日本原子力研究開発機構)の副理事長、特別顧問を歴任している。

このような偏向した考えは、今も心根にあるだろう。とすれば、原子力規制委員会という公正中立を旨とする機関の長にふさわしくない。明白だ。

2012年12月28日付の朝日新聞報道の田中俊一はインタビューに答えて次のように表明している。
「(関西電力大飯原発の現地調査)で重要施設の直下に活断層があると判断されれば、『行政的な判断で止めるようお願いする』と述べ、強制力はない行政指導で停止を関電に指示する考えを示した。」

これはまるで菅直人が首相として発した浜岡原発停止要請やストレステストを課した超法規的行動ではないか。規制という法の枠組みを尊守すべき原子力規制委員会が、その枠を破ろうとしている。

一方、日本原子力発電敦賀原発については、原子炉建屋直下に活断層がある可能性が高いと判断した2012年12月10日の原子力規制委員会の専門家会合が見解からさらに踏み込んだ。
「『原子炉建屋直下に活断層があると認定されれば、(再稼働の前提となる)安全審査に入ることができない』と述べた。さらに、廃炉するかは日本原電の判断になるが、『稼働できない原子炉をいつまでも持っているような電力会社はない』と話した。」

これは権力者の威圧であり威嚇だ。仮に、活断層があっても、その活断層による地震動、地盤のズレなどを設定するのが変動地形学、地表地質学、地球物理学などの役割である。学の知見を総合し、条件を設定し、上物である原子炉への影響を評価するのが規制組織が行うべき総合的安全評価である。それをしないのは、原子力規制委員会が職務放棄を通じて「原発ゼロ」を世論で正当化しようとしているからだ。

ましてや、知識と技能の宝庫であるはずの原子力規制庁やJNES(独立行政法人原子力安全基盤機構)を全く利用していない。ここにまたしても職務の放棄がある。権力の乱用とも言える。職務の放棄にとどまらず、独断的傾向の証である。公正中立、高潔以前の、正当な行政手腕の欠落である。

このような事務方を使わない独断専横的手法は、すべてを政治主導の名のもとに、霞ヶ関抜きでやろうとして失敗した民主党の考えそのものである。ここに日本再生に逆行する愚行が生き残っている。

しかも、反論の余地は無いと言わんばかりの裁定はいかがなものか。公正中立で毅然とした態度を貫くことと、独断とは別物である。誰もが納得できる対応が伴わなければ、独断は独裁に豹変する。

活断層か否かの判断とは、何度も事業者の言い分に耳を傾け、周到な調査データに裏打ちされた情報の提示に基づいて、十分な意見交換と対話をしなければならない。合意点を目指して叡智を出し合うべきだ。

そもそも、『発電用原子炉施設の耐震安全性に関する安全審査の手引き』(平成22年12月20日、原子力安全委員会了承)には、”ただし、耐震設計上考慮する活断層の露頭が確認された場合、その直上に耐震設計上の重要度分類Sクラスの建物・構築物を設置することは想定していない”(19ページ)と明記されている。
http://www.nsr.go.jp/archive/nsc/shinsashishin/pdf/1/101220_1.pdf

新聞やTVメディアが多用する”活断層の上に設置してはならない”という言説は、曲解で間違い。”活断層の上に設置することを想定していない”と解すべきだ。この差異は大きい。バックフィット(最新の知見に基づく追加的安全対策)制度の運用開始のもとに、耐震設計審査指針に基づく安全評価を全うすることこそ、原子力規制委員会の職務である。

再度言う。原子力規制委員会には、根拠不明の活断層断定によって原発を止める権限も廃炉にする権限も無い。


49. 2013年7月20日 22:37:13 : d2bKVaYgD6
自民党やその他の政党に対して、議員数で言えば半分以上が反対もしくはやや反対であった動きを封殺して、2013年2月14日に行われた衆議院本会議での、原子力規制委員会の委員「同意」は、決して公明正大なものではなかった。何か陰鬱な茶番劇そのものであった。このような動きに抗して、某政党のある衆議院議員が、何らかの場で同意反対の意見を表明しようと準備していた。そのまだ個人的レベルの草稿を入手した。本人の了解を得て、ここに公開する。

日本国の国政に責任と義務を果たすべき国会の審議や立法活動に、国家の安全や日本の経済発展を阻害するいかなる行為も許されてはいない。国の行政が法治主義から逸脱するのを看過する、そのような怠惰と無責任もまた、国政に絶えず最高の叡智を投入すべきことを職務とする、我々衆議院の国会議員には許されてはいない。

原子力規制委員会の委員は、その設置法第1条と第7条によって、6つの資格要件が課せられており、仮免許中のこれら委員長や委員長代理を含めた5名に対する国会の同意・不同意とは、この資格条件をこれらの委員に対して照らして審査することです。すなわち、衆議院が、この同意・不同意の人事審議をないがしろにすることは、憲法の定める、行政の法治主義をチェックする国会の権能と責務に対して、自らサボタージュすることに他なりません。

原子力規制委員会設置法の第1条件は、同委員会の目的の定めにおいて「委員の最小限の資格要件」として、「公正中立」「専門的知見」「確立された国際的基準を踏まえる」の3つを挙げている。その第7条は、委員長や委員の人格等について、「人格高潔」「安全に関する専門的な知識・経験を有すること」「高い識見」の3つをさらに加えている。つまり、国会は、原子力規制委員会の委員5名が、これら第1条と第7条あわせて総計6つの条件に合致するか否かにつき、真っ正面から審査すべきであって、この職責の放棄は、国会のレーゾンデートルに対する自らの冒瀆行為ではありませんか。

原子力規制委員会設置法案
http://www.nsr.go.jp/nra/gaiyou/data/houritsu.pdf

具体的に言えば、田中俊一委員長は、日本原子力研究所の共産党系労組の活動家出身で、1974年に放射能漏れ事故を起こした原子力船「むつ」の、まさにこの欠陥遮蔽版のズサンな設計を担当した技術者です。また、原研東海研究所の副所長だった1999年、JOC臨界事故の周辺住民の被曝線量を7倍に改竄した前科の持ち主でもあります。つまり、科学技術者が具有すべき”良心”がひとかけらもない政治活動家なのです。

要するに、田中委員長とは、専門は遮蔽工学で、原子炉の安全に関する専門家ではない。とすれば、設置法が求める「専門的な知識・経験」を欠如しており、同法第1条および第7条に違背するのは明白です。また、放射線恐怖を扇動するためには科学などいっさい無視してデータの改竄をするイデオロギー過剰の政治活動家であることは、設置法第1条の「公正中立」ならびに第7条の「人格高潔」に明白に違背するのは、言うまでもありません。

島崎邦彦・委員長代理も同様で、宗教的な”活断層マニアック”に過ぎないことは、すでに周知のことではありませんか。設置法第1条・第7条が求める、原子炉の安全に関係する耐震問題に関する「専門的知見」はいっさい有しておらず、そのような人物の委員は、設置法違反の極みであることも、多くの識者の指摘する通りです。

さらに、島崎氏が専門とする「地震予知」で地震を予知できたケースはその40年間の「学者?」人生でゼロ。すなわち、活断層と地震の関係を解読した仮説すら発表したことがない、学者以下の人物。故に、地震の規模や発生時期との関係が科学的にはまったく不明な「活断層」−地震断層ーの有無をもって、原発の安全審査をしないという、門前払いの暴挙を考え付いたのです。また、テレビカメラの前で、日本原電を揶揄する、いわゆる人民裁判で「活断層はどんなものでも原発立地に不可」をプロパガンダする蛮行を実行したのです。

このような行動は、原子力規制委員会が「原発の安全」問題を審査する行政機関ではなく、「初めに原発ゼロありき」の暗黒裁判を企図しているのを明らかにしました。「公正中立」の根本指針に違背する、いわゆる”暴力委員”といってよいと思います。

また、田中俊一らは「確立された国際的な規準を踏まえる」ことを無視して、何ら科学的根拠のない、恣意的・政治的なメチャクチャな安全規準を作っている。これでは「原発の安全」を審議する行政機関ではないのは、自明ではありませんか。

私の立場は、本件の「同意・不同意」人事に関して、突然、大勢となった各政党の動きに照らせば、今や少数意見になったかも知れない。しかし、科学的事実に従うことはコペルニクスと同じく、孤立を怖れず孤高においてなお守らねばならない崇高な価値です。

科学をないがしろにする委員たちを、一時の熱病でしかない、時代のムードや無責任な世論に迎合において同意するようなことは、真善美を愛してきた日本の民族のその高雅な精神の堕落であり、日本国の腐敗でありませんか。

賢明にして国を愛する衆議院議員の諸兄に再度問いたい。原子力規制委員会の人事案件に対して、勇気ある冷眼と高度の見識を奮い立たせて、「不同意」にこそ賛同され、ご起立されんことをお願いする。

我が国の原子力規制委員会を、現状の「原発ゼロ」の政治運動団体から脱して、設置法に基づく「原発の安全」を考える正常な行政委員会とするには、まずもって、現在の仮免許中の委員長・委員長代理の罷免が喫緊の課題であり、よって、賢明なる衆議院議員の諸兄に「不同意」に賛同されるよう、ここに再考と熟慮とをアッピール申し上げる。(2013年2月5日記)


50. 2013年7月21日 00:23:18 : EfFmuXTBQw
これが常識だよ。

東電と政府とマスコミは全部嘘つき。


51. 2013年7月21日 01:08:50 : umioreXdwE
大手新聞が、何を今頃と思う。福一は、津波の前に地震で壊れていた、というのは、岩田清さんのブログで暴かれていた。

52. 2013年7月21日 02:17:58 : CemezFthtI
>>20 幼稚脳工作員へ

お前のx毛が脳発作で共振するのと、311原発配管をいっしょにするな
径・配管数・材質・機器重さを想像するかいっそ見学してみろ

非常識なのだからモー出るな 名前を変えてもわかる

ーーーー
投稿のように、

福島原発システムは地震ですぐに炉心冷却機能を喪失した
外部電源含めハードが壊れ、
ソフトである知識と回復手順は不十分かつ間違っており機能しなかった
東電、原発機器製造会社、運用会社、政府機関ともども、
回復手順・代替手順の必要性も確認も更新さえもしてこなかった。
それで水素爆発、核爆発を起こした 起こるべくおこした人災原発事故。

津波で壊れたは嘘 ← 地震で壊れた
今も基本が正されていないから、再発可能性は極めて大きい

だから皆、原発の再稼働、海外売込みに反対している

責任を取らない資本主義 株式会社 世界から馬鹿にされています おかしいですね


53. 2013年7月21日 02:49:58 : MNLQ1l54FQ
>>48
>>49
原子力発電所と核廃棄物最終処分場
どちらが危険ですか?
核廃棄物最終処分場は現在オンカロしかない
地層岩盤が強固であり、何億年も地層が安定していたのでその場所が選ばれた。
それだけ核廃棄物最終処分場のほうが危険度が高いと考えられているようだが
原子力発電所も核廃棄物処理場も、おなじように使用済み燃料棒や核廃棄物がある。
この意味が分からないのかねぇ
”活断層ヒステリー”だとよ。チャンチャラおかしいわ。


54. 2013年7月21日 03:35:20 : CemezFthtI
>>53 暗にご指摘 サンキュー・サー

悪の要因が複数に亘るので、つい書きそびれます

そう、元々の原発の設置基準が無理、順守しないザル規制だから
福島で原発事故が起き、また再発するのですね。

日本に大きな地震が起きない地域、活断層のない地域、
原発事故を誘引しない地域はないのですから、日本に原発は立てられないのです。

活断層地域に法律違反を知りながら、税金を使いマスゴミを利用し、
地域自治体住民と国民を日頃、洗脳し騙し不要な原発50数基を作ってきたのです。
エネルギー効率が最低の原発を増設し続けてきた。

その目的はただ、財務省経産省他官僚と経団連大企業と自民党の利権と金が目的

つまり福島原発事故は、
売国官僚、自民党、経団連・融資銀行・マスゴミが起こした人災原発事故。

東電は、資本主義リスク受容だ前提の株式会社、責任をとる義務からは逃れられない



55. 2013年7月21日 05:24:35 : ZBEkCUcvT5
>>48. 2013年7月20日 22:26:54 : d2bKVaYgD6 何度も言うな馬鹿野郎!!

お前は他人の間違いを繰り返し主張し強調するが、お前は狂っている。お前の知識など糞の役にもたたない原発事故の現実の下で主張の実行に執拗なまでも執着していることこそ悪意ある証拠だろ。

お前みたいな馬鹿どもが白を黒と言い張り、危険を安全と吹聴し、事故処理も率先してやらないから原発事故の被災地とその周辺地域が死活問題を抱えた状況から脱出できないで苦しみに喘いでいるのだ。そこにきてネジレ国会を主張する馬鹿総理に国民が迷惑してる状況も認識できないのか、とんでもKYな馬鹿野郎よ!!

お前らは現在の原子力規制委員会が判断しようとしている活断層問題の人為的な結論が再稼働の必要十分条件のように誤信してるようだが、要らない原発を強引に動かそうと悪巧みするのは止めたらどうなんだ。原発関係者の人間としての常識が世間に問われているのである。

今の原発は地震に対してあれほど脆弱な構造であることが明らかになってるにもかかわらず、配管の強度は配管資材の強度だけのようなもんだろ。如何なる補強を施したというのか、強度を数倍にしたレベルの対策では手抜きも同然だろ。

おまえらの人並より少し原子力を知ってる程度では未だ原子力技術は自然災害に対して絶対的な安全確保が不十分だ。それを内部の結論ありきで会議を開き、反論排除の姿勢で安全神話を作ってきた職務態度では全く信頼性を欠く無理な主張であると世間が無言の抵抗をしているのである。

人より少しばかり知識があると知ったかぶりして事故が起きるや否やお前らが率先して集団で逃げ去り、コンビニあたりで模範を示すというのか。原発を絶対安全な構造物にしてから物を言えよ、馬鹿野郎!! 狂ってるのはお前らだ!!


56. 2013年7月21日 10:22:29 : NoYaqvHSb6
強固な重い格納容器の下に
格納容器の下は大きな空洞
豆腐のようなチャンバー載ってる
それを何万という数の配管が左右の動きを抑えている

地震に耐えられるわけが無い

容器を頑丈にすればするほど重くなってチャンバーに負担がかかる

30年前に当時東芝原子力、東大学生募集中止のころ
将来性無しで、人員を民生部門に移した。


57. 2013年7月21日 11:49:44 : ZBEkCUcvT5
現実は作りやすく組み立てやすく、修理のために分解や交換の作業もしやすいように工夫されているはずだ。配管の素材も合金を用いるなど一定の合理的な配慮がほどこされていることくらい誰でも分かっていることだ。

しかし配管システム全体が地震でグチャグチャになった事実を謙虚に反省しなければならないだろ。こんな脆弱な配管では水漏れエア漏れ油漏れでウンコの役にも立たなかった現実をどうするんだ。

頑強な配管構造にするとは地震でびくともしない強度の躯体として配管設備が存在する状態を考えられないのか○○やろ、化石燃料で運転する内燃機関でさえ、クランク室などの本体内部には冷却液や潤滑油などを送る配管が埋め込まれているだろが。配管の内部に不具合があればエンジン丸ごと交換すれば安全解決ということだ。

原発にネジやボルトで固定するような配管では危険だということだ。だからそもそも、現在の原発再稼働論者の安全意識や知識および認識など、馬鹿も休み休み大概にしろというような低能レベルでお話にならないのである。使えない頭でっかちの高度な知識が邪魔してるんだろ、恥知らずの原発関係者どもよ! 少しは飲まず食わずでで働いてみろよ、国民の今の苦労が分かるというもんだ。 何が値上げしてもいいですかだバカヤロ!!


58. 2013年7月21日 13:20:04 : G8wGD7fvYw
生命・環境・安全 > 経済 > (一握りの連中の)利権

だから、原発にはNO! 当たり前だろ!

安全神話の詭弁はもう聞きたくもない。

これは日本だけの問題でなく、世界中、地球上への被害や影響も考えなければならないこと。

経済的な問題は、原発停止云々とかよりも寧ろごく少数の特権階級に富が過剰に集中していてそのために大多数の市民達が困窮している格差バランスや利権に絡む各組織の不正行為や腐敗構造だろう。

今日の参院選も含め、今後の選挙の図式は[国民 vs 官僚その他支配階級]、[公正を臨む人々 vs 既得権益にしがみつこうとする連中]だということを意識しなければならない。

政党政治なんてもう機能していない、日本では。
政治家は'奴等'の代理人にしか過ぎないってこと。


59. 2013年7月21日 15:11:17 : NoYaqvHSb6
地震は地球が動く
重いほど壊れる だから活断層の上は駄目

あんな重いものはどうやっても固定できない
チャンバーなど容器から見れば豆腐

固定しているのは、しいて言えば配管
子供の自由研究で模型 作って見ればわかる


60. 2013年7月21日 15:17:55 : 7wJCqOq2nZ
>「地震で配管がムチャクチャ、・・・」

証言は貴重だが、地震一発で配管等がやられて大惨事になったことは証言を待つまでも無く端から判っていた。状況証拠を分析すればそういう結論しか無いのである。

過去のコメントで状況証拠の分析は散々書いてきたので省略するが、1号機の非常用復水機(IC)はそのタンクまたは熱交換用冷却水配管回りが最初の揺れ一発で破壊され、蒸気還元水を原子炉に戻せなくなり地震当日夜9時ころにはすでにメルトダウンし翌日爆発に至った。それが「地震で配管がムチャクチャ、・・・」という、福1における重要な具体例である。

また、福1の原子炉建設時、現場管理をしていた元GE技術者菊池洋一氏も講演(ネットビデオにある)で、配管の脆さを強く指摘していて、複雑膨大な配管はすべて天井から吊り下げられていて地震で揺すられたら大きく揺れひとたまりも無く破断するような極めて危険な状況だという。またとくに危ないのは再循環ポンプ(冷却機能の心臓部)だとも言ってる。また、再循環ポンプは大きく大重量のなのに宙ぶらりんのような状態で置かれているうえ設置強度が弱く、地震でやられる可能性が極めて高いとも言っている。設計強度が期待できない配管溶接技術のひどさも菊池氏は言っている。

菊池氏以外にも技術者の地震に対する配管などの脆弱性の証言はいくらでもあった。
「ムチャクチャ・・」は端から判ってる話なのである。


61. 青山はペテン師 2013年7月21日 15:22:23 : Coq9SlcgbTrus : oSdBCxu0sE

配菅は壊れてて 当たり前 潜水艦ならいざ知らず  ずれただけでも 漏れるよ
青山繁晴は 「配菅大丈夫だった」と 大嘘を 今でも吠えとるけど
ど素人が・・・
地下水が 侵入するほど 基礎コンクリが 割れてるんだ
配管が 無事なわけないだろ・・

62. 2013年7月21日 15:45:15 : EVPeu9THNw
>>48 d2bKVaYgD6

ロクデナシに限ってこういう長文を書く !


63. 2013年7月21日 19:47:22 : BBEfCgGLfE
話題をそらせて申し訳ないが、

原発事故を「3.11」というのをやめて欲しい。

3.11という呼称は東日本大震災と津波の災害である。
原発が被害を受けたのはたしかに3月11日なのだが、
原発が国民に被害を与えたのは3月12日からだ。

だから、マスゴミに誘導されることなく、原発事故は

  >>>

と呼びたい。


64. 2013年7月22日 00:08:48 : L4G3vXWZMM
ガンダーセンと元国連大使の松村氏の会談によると福島原発で3フィートも地盤沈下したから配管はイチコロでTEPCOの手に負えないから海外からの援助を求めるべきだと。

65. 悪貨が良貨を駆逐した 2013年7月22日 00:58:13 : 2F8fkBPE8V2wc : FxalUWGO3Y
地震では壊れなかったという東電のウソをいつまで放置しているのか。
あいつらは全く治っていない。


津波到達前に4号機北側から白煙か
http://d.hatena.ne.jp/nemimini_mimimi/20130720/p2/


今中哲二氏「4号機がドン!あの瞬間涙が出た」(2011.3.15)
http://d.hatena.ne.jp/nemimini_mimimi/20130720/p3


66. 2013年7月22日 13:42:08 : rrhrFN6JLd
東電幹部に10万円/人支給 2.1%ひかれている復興税からかな?

67. 2013年8月13日 02:42:18 : mDFcXlIkXE
東電が隠している「過渡現象記録装置」のデータ

18 名前:地震雷火事名無し(茸)[] 投稿日:2013/08/08(木) 16:31:55.75 ID:3BYS+e8/0 [2/2]
福島原発で働いていた東電社員のすごい証言が出ているのに
週刊誌話題なんて、マジでやってる場合じゃないんですけど。

元東京電力社員・木村俊雄が告発する福島原発事故の真相
http://www.youtube.com/watch?v=E0vuaqOYFZ0
http://www.youtube.com/watch?v=6wkdZy4Y6X4

これ、技術者の語りで難しそうだけど、注目すべき点は簡単なんです。
ようするに、 今の原子炉には100分の1秒単位で状況を記録する装置がちゃんとついていて、
少なくとも津波で電源喪失になるまでは、詳細に記録されている。
それを見れば、地震の影響がどうだったのかわかるのに、それを公開しない東電。
まるで、そんなものないかのごとく、
別のデータで地震の影響なしのストーリーをでっち上げて発表。

なんでそんなことをやるのかといえば、理由は簡単。
津波の影響だけなら、防波堤作って、電源確保を確実にしとけば、全国再稼働できる。

しかし、小型の圧力配管がこわれていたとわかったら、
原子炉の膨大な配管のすべてを基準見直ししなくてはならない、が、
それは結局のところ「既存の原子炉の稼働は実質的に不可能である」ことを意味してしまう。

だから、東電も、技術者も、良心とプライドを投げ捨てて嘘をつく。
原子力規制委員会も、全てを知っていて、無視している。

この、最重要な告発、
太郎さんもふくめ、もう一度みんなでチェックすべき。
311の、核心ですよ。
これが国民に知られれば、
全ての再稼働が確実に不可能になる。


68. 2019年8月31日 00:17:15 : tQMgVskLCv : OFYyZVZSeUNTajY=[4] 報告
>>67.

働いていたってのが殆ど嘘だよ、実際にはその人の身元確認なんてマスコミは
しないし。
あの原子炉を設計したと言ってた〇籐なんて、重要な配管を外したとか言うのも
ちゃんと他の原発の故障によるライセンシーイベントとして、外す様に勧告された
ものだったのが解ってるし
設計したのは彼でなくアメリカだったというのも解ってる訳だし


> 今の原子炉には100分の1秒単位で状況を記録する装置

無いね、
基本的に福島第一はアナログコンピューターだし、記録はアラームプリンタの打ち出し
チャート記録、これがすべてだね。アラームダイバってのがプリンタの打ち出し
東電は公開してるよ
スリーマイルではプリンタがボロで遅れるし、紙は詰まるわで機能しなかったんだよ

>原子炉の膨大な配管のすべてを基準見直ししなくてはならない

耐震クラスって知ってるかな?
重要な設備配管はAクラス、基準地震動の3倍の揺れに耐えるように設計されてる
http://www.ensc.jp/pc/user/HOUDOU/委員会190314/taishin.pdf

Aクラスは基準地震動の数値に3を掛けたもの
AsクラスはAクラスの地震動に1.5倍を掛けたものって決まってる

現在の基準はAsクラスの基準をSクラスとしてAsクラスの基準を適用するとなってる

だから基準地震動を上げて批判だけしている奴らは嘘つきって事だね

69. 2019年8月31日 04:36:01 : BOoHZMsTi6 : YkdIcVZCYldJWEk=[18] 報告
■原発は、日本国民を被曝させて薬・医療で金儲けするために建設された

逃げ場なく全国に作った
特に大都市の風上に大量の原発を作っているのが特徴で
あまりにも狙いはあからさまなのである・・・

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