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「福島はチェルノブイリの10倍です」福島第一原発元所長吉田昌郎(享年58歳)の言葉
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2013/07/19 Fri. 01:10:21 真実を探すブログ
今月に食道がんでお亡くなりになった福島第1原発の元所長である吉田昌郎氏が、亡くなる直前のインタビューで非常に興味深い発言をしていました。週刊現代に載っている吉田元所長のインタビューには「福島第1には、6基の原子炉があります。ひとつの原子炉が暴走を始めたら、もうこれを制御する人間が近づくことはできません。」「チェルノブイリの10倍です」というような言葉が書かれており、福島の危機的な状況を感じることができます。
やはり、これが事実ということなのでしょう。オーストラリア気象庁などが公開した福島原発の放射能測定データでは「チェルノブイリの数倍」というような数値が出ていました。未だに現状を認識できていない方やマスコミ等は「チェルノブイリよりはマシ」みたいな言い方をしていますが、これは完全に間違いです。
福島原発の放射能放出総量は少なく見積もってもチェルノブイリの倍はあり、文句なしに人類史上最悪の事故と言えます。
☆原発素通り参院選!フクイチ吉田所長の言葉どう聞く?「隠すことはありません。チェルノブイリの10倍です」
URL http://www.j-cast.com/tv/2013/07/18179676.html?p=all
引用:
<「福島第1には、6基の原子炉があります。ひとつの原子炉が暴走を始めたら、もうこれを制御する人間が近づくことはできません。そのために次々と原子炉がやられて、当然、(10キロ南にある)福島第2原発にもいられなくなります。ここにも4基の原子炉がありますから、これもやられて10基の原子炉がすべて暴走を始めたでしょう」>
『週刊現代』に載っている東京電力の吉田昌郎元福島第一原発所長の言葉である。享年58。吉田元所長の早すぎる死は、深い悲しみとともに、あの頃の『悪夢』を再び思い起こさせた。
吉田さんのインタビューをしたジャーナリストの門田隆将氏によれば、食道がんの手術をして抗がん剤治療を終えた吉田さんに会ったのは2012年の7月だったという。184センチの長身でやや猫背気味の吉田さんの容貌は、ニュース映像とはまったく違っていた。だが、吉田さんは人なつっこい笑顔で「私は何も隠すことはありません」といい、「チェルノブイリの10倍です」と続け、冒頭の言葉になる。門田氏はこう書く。
<「吉田さんたち現場の人間が立っていたのは、自分だけの『死の淵』ではなく、日本という国の『死の淵』だったのである」>
吉田さんは全電源喪失の中で、暴走しようとする原子炉を冷却するには海水を使うしかないと決断し、すぐに自衛隊に消防車の出動を要請して原子炉への水の注入ラインの構築に着手した。
<彼らは、放射能を遮断する全面マスクをつけて原子炉建屋に何度も突入し、この作業を展開している>(門田氏)
:引用終了
福島原発事故が起きてからまだ2年しか経過していません。それなのに、多くの方は福島原発事故や放射能汚染のことを忘れつつあるのが現状です。
もちろん、放射能汚染は着実に表面化しますので、その時が来れば大騒ぎになりますが、このままではその時まで表には出てこないでしょう。その時になってから後悔しても遅いのです。放射能は事前の対策が重要であり、病気が発覚してからでは手遅れになります。
今回の参議院選挙では「原発再稼働」だけが争点になっていますが、本当に重要なのは「原発再稼働」よりも人の命に直結する「放射能対策」の方なのです。
これを無視して原発問題を語るのは、あまりにも都合が良すぎると私は思います。安倍首相なんかはその典型的な例ですが、原発を作ったり売り込むよりも、目の前の被ばく者を助ける方が大切です。目の前の怪我人を見捨てるようならば、それ以外のこともいずれは破綻してしまいます。
☆福島第一原子力発電所事故に伴うCs137の大気降下状況の試算
URL http://nsed.jaea.go.jp/fukushima/data/20110906.pdf
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