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原爆は安全保障に不要・・・原発必要論の一つの理由
http://takedanet.com/2013/07/post_5a8e.html
平成25年7月11日 武田邦彦(中部大学)
日本の原発必要論の裏に「日本は原爆を持つべきだ」という意見が強くあるのはよく知られたことだ。このように「日本の上層部」の常識が、NHKなどで報道されない理由は「重要なことは報道してはいけない」というタブー意識が強いからである。
上層部が「耳打ち」に弱いことはよく知られているが、これは日本のマスコミが重要な事は報道しないから、上層部は耳打ちで真実を知りたいと思う。
ところで、北朝鮮の原爆実験についてNHKをはじめとした日本の報道機関は口を極めて非難したが、私は「アメリカが1054回の原爆実験をしているのに、3回の北朝鮮を非難するには特別の論理がいる」と発言してきた。
この表に示したように、原爆の問題は「原爆実験をより多くした国が他の国を批判する」という奇妙で不誠実なことになっていて、NHKなどはその尻馬に乗って口を極めて北朝鮮を批判した。
アメリカとの関係が深く、お金の事を考えるとアメリカに背を向けられないという計算だろうが、日本人は誇りある民族だから、表現は穏やかでも、北朝鮮に触れずに「原爆はいずれに国のものでも廃絶すべき」ぐらいの論調は取れるはずだ。
先日、そのアメリカの軍部の最高ランクにいたパウエル元統合参謀本部長が「原爆は兵器として適当ではない。その理由はあまりに残虐だから使用できず、従って抑止力にはならない」と言っている。
私は「日本は経済力、技術力を高めておけば軍事はほどほどでよく、かつ原爆は不要」という考えだ。ようやく議論の緒につける感じがする。愛国日本人もアメリカの高官が行ったと言うことになると、ある程度、耳を傾けてくれるのではないか?
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