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被曝限度・・・「平常時」と「非常時」  武田邦彦 
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/457.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 7 月 10 日 15:28:00: igsppGRN/E9PQ
 

被曝限度・・・「平常時」と「非常時」
http://takedanet.com/2013/07/post_9c6b.html
平成25年7月10日 武田邦彦(中部大学)



原発事故の後、私は「一般人の被曝限度が1年1ミリ」という根拠を「電離放射線障害防止規則」だけを使って説明した。その理由は、およそ原発や核施設などで働いた人は、一般人の見学や検討などがあるので、そのような時に1年1ミリを超えないように厳密に管理している。


つまり、原子力や放射線関係の人にとっては「一般人1年1ミリ」というのは「みみたこ」であり、「知っている、知らない」の問題ではない。だから、そこまで専門家がウソをつくなら、日本は原発どころか、放射線を扱う仕事自体をやる資格がないと考えたからだ。


でも2年経ち、おおよそ1年1ミリの限度が社会的に認識される事になったが(被曝させてから認めるというやり方)、それでもまだ「平時の時に1年1ミリ」という記載も見られる。


それでは「非常時」の被曝限度はあったのだろうか?


1)国際的には10万年(少なくとも1万年)に一度の事故で1年10ミリまで、
2)日本では「きわめて希に起こる事故」で1年5ミリまで
というのは決まっている。
何万年に一度なら5ミリとか10ミリに上げて良いというのは、根拠がないわけではなく、集団の遺伝子の損傷が回復する期間という意味だ。


しかし、原発の運転が始まってから50年、すでにチェルノブイリと福島という2回の事故が起こっている。25年ごとに1回というのが実績だ。


そうなると遺伝子の修復が間に合わないので、1年1ミリは崩せないことになる。つまり非常時の被曝限度というのも(あまりにあたりまえだが)法治国家としての日本や先進国ではしっかり決まっていたということである。


専門家は自らの職業に対する倫理をシッカリして欲しい。また1年1ミリ以外のことを発言した専門家、医師は自ら仕事を辞めて欲しい。


 

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コメント
 
01. 2013年7月10日 20:56:39 : FfzzRIbxkp
1年20ミリの決定をしたときの議事録が読みたいです。

米国のお医者さんの著書ですが、
電離放射線について、書いてありました。

電子を軌道からたたきだすほど強力な放射線で、DNAに直接損傷を与え、突然変異やがんのリスクを高めるものである。
X線や核による放射能も電離放射線の一種だ。 
放射線の安全な被ばく量などというものはありえない。


02. 2013年7月11日 20:04:28 : TITIcRGNqU
核発電が、優れた技術で、安価で効率よく安全なもので、
公共の福祉やより多くの幸せや社会に役立つ場合の、
被曝許容限度が、年間1mSv。
ところがだ、核・核発電は、最初から全部嘘・ゴマカシの、詐欺、欠陥、
ガラクタだったことが、明白になった。
前述の完全逆であったということ。
そのとき、年間1mSvの被曝許容限度など、何の意味も無い。
いかなる被曝許容限度も、引き受ける筋合いも義理も道理も法も無い。
核の大拡散は、無差別大量殺傷だから、いかなる場合も犯罪。
科学者は、はっきり物を申さなければならない。
犯罪に対する科学法則、方程式は、取り押さえ、裁き、処罰。
核被曝。拡散攻撃の、現行犯罪中、殺人強盗者との戦時下だ。

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