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アメリカの除染の専門家が明らかにする、本当の汚染状況 (星の金貨プロジェクト)
http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/405.html
投稿者 天下万民 日時 2013 年 7 月 05 日 19:06:14: icvBmcVGYoU6M
 

http://kobajun.chips.jp/?p=11924 (星の金貨プロジェクト)

今日からフェアウィンズのサイトに掲載されたこの原稿を、4回に分け掲載

http://fairewinds.org/demystifying/cleanup-from-fukushima-daiichi-technological-disaster-or-crisis-in-governance

アート・ケラー / フェアウィンズ 6月13日


2011年3月11日、19,000人以上の日本人が波にのまれて、彼らの遺体が東日本の太平洋岸に散乱しました。
カリフォルニア州アナハイムに本社があり、災害復旧について豊富な経験と技術を持つ会社パワープラス社のケヴィン・ワン氏は、日本に渡りこの惨状から人々を助け出したいと思いました。
ありとあらゆる汚物や危険な物質によって汚染されたしまった環境を、再びよみがえらせるための機器や機械の開発に、ワン氏は何十年もの月日を費やしてきました。
大規模な原油流出、放射能汚染、そして大量の遺体の捜索や収容など…

東日本大震災の発生を見て、ワン氏はロサンジェルスにある日本総領事館を訪れ、地震、津波、そして福島第一原発の事故により深刻な状況に陥ってしまった人々を救出するため、彼の会社の技術を活用するよう働きかけました。
しかし日本の総領事の返事に、ワン氏はわが目と耳を疑いました。
「まったく必要ありません。」
ワン氏による申し入れは日本に対する侮辱と受け取られたに違いない、ワン氏がそう感じる程日本総領事の返答は無愛想で冷たいものでした。

ワン氏がまず体験させられた日本総領事の対応は、国際社会が福島第一原発の事故に関わろうとすることに対し、日本政府が極力それを排除しようとする態度の、その先駆けとなるものだったのです。


ワン氏のこの最初の体験こそは、原子炉のメルトダウンというものがどれ程広範囲の環境を汚染するものなのか、その対応を誤ったという事実、そして放射性物質の拡散状況に対する不十分な検証、さらには迅速な対応を怠ったために一層状況を困難にしてしまった、日本の度重なる過失を象徴するものでした。

日本の当事者たちは政治的な影響を気にするあまり、技術的能力という要素を軽視し、当時現場で必要不可欠であった事故収束のための技術を移入することを頑なに拒否し続けたことに対し、今だに多くの批判が集中しています。

その時日本では津波により福島第一原発の冷却装置が機能しなくなり、大量の放射性物質が環境中に、そして海洋中に放出されました。
その様子を見たワン氏は日本領事の冷たいあしらいにひるむことなく、直ちに行動を起こしました。

ワン氏は独立して働いていた放射能汚染の除染技術者でチームを編成する一方、放射能汚染の除染のための機器を荷造りし、日本に向け発送しました。
そしてワン氏とそのチームは除染について実地にでもストレーションを行うべく、早くも2011年6月には日本に到着していました。

効果的な除染作業を開始するための取り組みとして、ワン氏とそのチームはその除染能力のデモンストレーションを数多くの見学者の前で実演するため、日本への渡航を繰り返しました。
2011年6月、同10月、2012年2月、そして最後は2013年1月です。


彼らの実演にはテレビ局の取材陣、県市町村や政府職員、防衛省や環境省の幹部、そして多くの民間企業の関係者などが集まりました。
その中には福島第一原発を運営していた東京電力の幹部社員も含まれていました。

ワン氏とそのチームは福島第一原発の周囲に設けられた立ち入り禁止区域から牽引されてきた自動車の除染を行い、目覚ましい成功をおさめ、その除染能力の高さを証明して見せました。
彼らは放射能汚染の99%を除去してしまったのです。

しかし凹凸の多い材料でできた物質の除染については、必然的にその成功率も低いものとなりました。
また寒冷な条件下、一度ならず除染機器が故障したこともありました。

しかし全体を通して見れば、ワン氏とそのチームは高い除染能力を有していることを明らかにしました。
その能力は、通常除染することは不可能だと思われる動植物を、自生あるいは通常に生活している状態で除染してしまう程高いものだったのです。
その場所にある泥や草、そして水も除染可能であり、生きている桜の木の放射性物質を70%取り除いて見せることにも成功しました。
寒冷な気象条件の下、機材の故障に苦しめられた日々、凍りつく地面から20〜40%の放射性物質を取り除くことにも成功しました。

公認放射線防護科学技術者であり、長年除染についての経験を積んできたサム・エンゲルハートは、独立したコンサルタントとして4度とも、ワン氏とそのチームの訪日に同行しました。
もうひとり、ウェイン・ショフィールドは数十年間放射線保健物理学者として放射能除染問題に取り組んできました。
彼はスリーマイル島とチェルノブイリ事故の現場も経験しており、2012年2月のワン氏の訪日に同行しました。

日本に到着してすぐ、彼らは福島第一原発の南西にある福島県白河市に向かいました。
エンゲルハートは荷物の中から放射線の測定機器を取り出し、測定を始めました。
彼の顔が凍りつきました。
この場所は福島第一原発から約80キロ離れているはずであり、原子炉建屋が爆発した当時はその風上にあったはずでした。
しかし線量計は現実にけたたましい警告音を発していました。

「我々が確認した放射線濃度は、通常の1,000倍というものでした。そして、それよりもさらに高い場所すらあったのです。」
エンゲルハートが当時を振り返りました。


「この場所がもしアメリカ国内だったら、私たちはあわてて放射線防護スーツ、手袋そして防護マスクを着用し、完全防備の態勢を取ったでしょう。しかしこの場所と周辺のすべての物がどれ程汚染されてしまっているか、何も知らない日本の人々は普段と変わらない様子でその辺を歩き回り、そして仕事をしていました。」

〈 第2回につづく 〉

日本政府が派遣した『専門家』たちは、放射線の被害について、ほとんど何の知識も持っていなかった
なぜかアメリカの測定結果より、常に低い数値しか表示しなかった日本の線量計

アート・ケラー / フェアウィンズ 6月13日


ワン氏とそのチームが最初に除染のデモンストレーションを行ったのは、福島県内で通常の授業が行われていた学校でした。
汚染は広範囲に及び、中でも構内の植物にまで汚染が及んでしまっていることが悩みの種でした。
アスファルトの舗道も汚染されていましたが、その脇に生えている雑草の放射線量は舗道の4倍に達していました。

最も汚染されていたのは、野球場の屋外観覧席のコンクリート製の椅子に生えていたカビでした。
カビはアスファルトの舗装面の70倍の放射線を含んでいたのです。

椅子の表面に生えたカビが、放射性物質を吸い上げるスポンジと化してしまった恐ろしい事態について、エンゲルハート氏がこう表現しました。
「生物が放射性物質による被害を拡大した、注目すべき事例」と。

これに対し、ワン氏はもっと直接的な表現をしました。
「この場所に座って野球観戦をしていた少年は、その体の男性生殖腺に深刻なダメージを受けてしまったに違いありません。」

そして2011年6月、アメリカの除染の専門家が遭遇した、驚きあきれた日本の現実がありました。

彼らが現地で出会った政府が災害を受けて派遣した「専門家」たちは、放射線が人体にもたらす被害についてほとんどどんな知識も持っていなかったのです。


ワン氏とそのチームは日本の「専門家」たちが、持参した線量計を操作する様子をじっと観察した後、こう結論せざるを得ませんでした。
「彼らはその線量計が何を測定しているのか、そして正しい操作方法すら理解していない、そうとしか思えませんでした。」
アメリカ産業界の保健衛生技師でもあるエンゲルハート氏が、こう証言しました。

日本政府の各部署から派遣されてきた3人の職員に対し、ワン氏とそのチームは野球場の屋外観覧席のコンクリート製の椅子が汚染されていることを指摘しましたが、驚いたことにその3人はまさにそのベンチに腰を下ろしたのです。

「信じられませんでした。」
ワン氏がこう語りました。
「警告を受けたにもかかわらず、彼ら政府が派遣した『専門家』たちは、不見識にも高濃度に汚染されたベンチに座るという事をして、しなくても良い被ばくをしてしまったのです。私は後々のため、写真を撮らなければなりませんでした。」

しかしその後訪日を繰り返す中で、エンゲルハート氏は彼が出会った日本の放射線技術者の専門知識は非常に高いものであることを知ることになりました。

「私たちは最初の訪日で各地を巡っていく間に、『第一線』の専門家たちが、福島第一原発周辺の最も放射線量の高い場所に集中していたことを知りました。私たちの対応をしていたのは『三流』の専門家たちだったのです。」


「しかし最初に出会った『専門家』たちの知識の無さには、面食らわざるを得なかったというのが正直な感想でした。」
エンゲルハート氏がこう語りました。

エンゲルハート氏は、福島第一原発の約60キロ北西にある福島市内で、別の深刻な問題が起きていることを表す、ある事実に遭遇することになりました。
福島市内では住民たちのために毎日測定された放射線量が、メディアなどを通じ公開していました。

しかしエンゲルハート氏は念のため持参した測定器具を取り出し、福島市内の放射線量を測定しましたが、その数値は公表されている放射線量よりも50パーセントも高いものだったのです。

「日本の当局が使っていた測定機器に問題があったのか、それとも本当の放射線量を故意に隠蔽しようとしたのか、私には解りません。しかし福島市の人々に対して提供されていた放射線量の数値、それが間違っていたことだけは確かなことです。」

ワワン氏が初めて福島県を訪れた際のことでした。
彼は福島県庁からやって来た当局者に、放射線の線量計による測定結果について、通常用いられる報告様式の中のどれを採用すべきか尋ねたところ、帰ってきたのは叱責でした。
「馬鹿言っちゃいけない。公表するのは平均値などではなく、測定した中で、最も低い数値だけだ!」

ワン氏はその不正確・不誠実なやり方に従うよう求められ、結果彼自身不本意ながらも、放射線量の過小報告に加担する結果となりました。

福島市の放射線量について正しい情報が提供されなかったこと、そして放射線量の過小報告については、エンゲルハート氏とワン氏が直接目撃・遭遇したものに留まらないことは明らかです。

最初の訪日の際、エンゲルハート氏とワン氏は自分たちが持ち込んだアメリカ製の測定機器、そして日本の測定機器、その両方の測定結果を比較・検証しました。
その結果、なぜか日本の調査班が持参した機器の測定結果はアメリカ製に比べ、常に30%から50%低いことが解りました。


ワン氏と彼のチームは、予め放射線量が特定の値に固定されたテスト用の機器を取り出し、測定機器を調整し直しました。
その結果、アメリカ側の調査結果は間違っていないことが解ったのです。

翌日になって、日本の調査班は使っていた測定器を調整し直して現場に現れました。
そして日本側の測定結果に問題があった原因は、『ケーブルの不具合』にあったと弁解しました。

しかし、エンゲルハート氏はその答えを疑いました。
「私の経験から言うと、ケーブルに不具合があれば、測定結果はゼロになるか、測定不能を示すか、あるいはでたらめな測定値が表示されるか、そのいずれかなのです。」
「ケーブルに問題がある場合のあり得ない『故障』、それは常に一定の割合で低い数値を表示することです。」

〈 第3回につづく 〉

除染の対象をセシウムにばかり限定する日本政府
ストロンチウム-90による汚染については、日本政府は調査をしていない
除染しそこなった放射性物質は、そこに『固着』してしまう

アート・ケラー / フェアウィンズ 6月13日


エンゲルハート氏は日本が行っている放射線量の測定と除染について、もう一つの問題点を指摘しました。
日本が行っている除染は、セシウム134と137にばかり集中しているというのです。

「確かにセシウムは汚染物質中、最も量が多いものです。そして放射線の中でも透過力の高いガンマ線を放出することで知られており、標準的な線量計で測定が可能です。」
「しかし環境中に放出された放射性物質の中で、セシウムだけが毒性を持っているわけではありません。検出が容易だからと言って、セシウムだけが問題だというのはおかしな話なのです。」
エンゲルハート氏はこの点を強調しました。

この問題に対する懸念を表明するのは、エンゲルハート氏だけではありません。

チームのメンバーであり、経験豊かな放射線保健物理学者であるウェイン・ショフィールドがこう語りました。
「私の考えでは、汚染が深刻な場所では高線量のセシウムの存在が確認できます。しかしこうした場所では、ストロンチウム-90、プルトニウム、コバルト、その他の汚染物質もまた、非常に危険な存在である可能性が高いのです。
ストロンチウム-90の半減期は約30年です。そして、ストロンチウム-90は『ベータ線崩壊物質』です。
放射線の中でベータ線は携行タイプの線量計での検出は非常に難しく、わずかな量の汚泥や落ち葉などによって簡単にさえぎられてしまうものなのです。」


一般論として言えば、放射線の中でアルファ線やベータ線は、人間の体外に存在する場合はほとんど問題がありませんが、いったん体内に取り込まれてしまうと、非常に危険な存在になる可能性があります。
「ストロンチウムが体内に入ると、人間の体はそれをカルシウムとして認識します。そして人体で免疫を司る骨髄と隣り合わせるようにして、背骨の中に取り込んでしまうのです。そうなってしまうと、その後どのような悪影響が現れるか、予測がつかないことになってしまうのです。」

保健物理学者であるウェイン・ショフィールドは、他の汚染物質を考慮せず、検出と除染の対象をセシウムにのみ絞り込むことが誤りであるという指摘に同意しました。
「汚染がひどい地点の特定と除染を行う際、対象をセシウムに限定してしまうと、他の放射性物質による汚染を見逃してしまう可能性があります。」

2012年3月に日本の厚生労働省が公表した、食品に含まれる放射性物質に関するガイドライン( http://www.mhlw.go.jp/shinsai_jouhou/dl/20130417-1.pdf )の中では、ストロンチウム-90については「半減期1年以上のすべての核種を考慮」するとして言及しています。
しかし脚注部分にある曖昧な表現を読むと、果たして日本政府は真剣にストロンチウム-90、プルトニウムと他の汚染物質の検出に取り組んでいるのか、それとも単に一般的に推定されるレベルを参照しているに過ぎないのか、疑問に思えてくることは確かです。


「実際にその場所に存在するセシウム以外の放射性物質全てが、人体に影響を及ぼすわけですが、このガイドラインの数値はセシウムの値を基に『推定』されたものに過ぎません。」

こうした対応について、エンゲルハート氏は以下のように考えています。
「セシウム以外の放射性物質の存在については、彼らは適当に数値合わせをすることにした、私にはそう見えます。」
「現在の原子力産業では、ガンマ線の照射量によってベータ線の放射量を推定するという手法が用いられています。これによって正常に機能している原子炉内部で何が起きているかを把握できる、これは産業界の人間なら誰でも知っている事実です。」

「しかし事故となれば話は全く別なのです。環境中に放出されてしまったそれぞれの放射性物質が、互いにどのような作用を及ぼし合うか、それは未知の分野なのです。
環境中のアルファ線やベータ線の放射量を特定するためには、実地に測定する以外の方法は無いのです。」
「しかしその測定のためには、さらに多くの機材と人員を投入しなければなりません。」

ARSインターナショナルの放射線学研究サービスの副社長であるヴァージーン・マリガン氏は、ストロンチウム-90を検出することの難しさ、費用が高額になる点について説明してくれました。
「ストロンチウム-90の存在を特定するためには、14日〜20日間、化学反応の結果を待たなければならないのです。そしてその費用は高額になります。」


しかしその事と、日本の当局がセシウム以外の放射性物質の検出検査を行わないという事とは、また別の問題であるはずです。

検査をさらに難しくしているのが、水の存在です。
水はアルファ線、ベータ線、そしてガンマ線に対してもそれを遮る作用があります。
液体、あるいは水分を多く含む食品の放射線量を測定する場合、専用の非常に感度の高い機械、普段研究室に設置されているような精巧な機器で測定しないと、正しい検査結果が得られない可能性があります。

保健物理学者のウェイン・ショフィールド氏は、福島の汚染状況の推移を見ながら、ちょっと聞くとこう推論しました。
『事故発生直後はひどかった福島の汚染は、時間の経過とともにずいぶんと下がったものと考えられます。数値が下がった原因は雨、そして風の存在です。時間の経過とともに、80%の放射性物質が洗い流され、あるいは吹き飛ばされて行ったものと考えられます。』

事故の発生からちょうど一年後、ワン氏とそのチームが発見した『ホットスポット』のひとつ、それは道路にたまった雨水を集める側溝の上に置かれた、格子状の金属製のフタでした。
その放射線量は、アメリカ国内の原子力発電所で職員がその場所に行かないように制限を加えるかどうか、検討を始めなければならない値の5倍という値でした。検出されたのは、ガンマ線、そしてベータ線の双方です。


この極度に汚染された側溝のふたが意味するものは何でしょうか。
それは雨などによってその場所から洗い流された放射性物質は、その後消滅するのではなく、人間や動植物の生存権に残り続けるという事実です。

2010年、ドイツで捕獲された1,000匹以上のイノシシから、政府が定めた基準量を超える放射性物質が検出されました。原因となったのは1986年のチェルノブイリ原発事故です。

最も近いところでも、ドイツの国土からチェルノブイリまでは1,000キロ以上あるにもかかわらず…

エンゲルハート氏は、さらにこう説明しました。
「子細に観察すれば、これらの場所にあった放射性物質のうち、こびりついたり隙間に這い込んでいなかったものが雨で洗い流されたり、風で吹き飛ばされたり、あるいは除染で取り除かれ、現在までに80%程が取り除かれたというこことが解るでしょう。」
しかし残った20%の放射性物質については、状況は同じではありません。

「放射性物質、すなわち汚染物質は、彼らが時間の経過とともに付着していた物質に固着してしまっています。
かつて簡単に拭き取ることができた数種類の汚染物質、現在は化学的結合、または分子的結合によって、そこに固着してしまっているのです。こうなってしまうと、除染によってこれらの放射性物質を取り除くことはきわめて困難になります。」

〈 第4回につづく 〉

真実が隠され、事故収束・除染・廃炉作業は順調に進んでいると、多くの日本人が誤解している
福島の除染作業、専門的知識・技術を持つ企業に限って締め出されてしまった
日本政府は自らのプライドを守るかわりに、国民の命を危険にさらす途を選んだ

アート・ケラー / フェアウィンズ 6月13日


ロサンゼルスの日本領事との対面の際、ワン氏が当惑したのと同様、エンゲルハート氏は彼が接触した日本政府の関係者の態度の変化に戸惑いました。
「私たちが初めて日本を訪れたとき、これらの関係者は非常に落胆した様子でした。ところが2度目の訪問の際には、彼らは明らかに高揚した様子だったのです。最初の落胆と次の高揚、この対照はあまりにも不自然でした。」

「最初の訪問の際、福島第一原発の3基の原子炉で発生したメルトダウンは、『国の恥』とも言うべき、日本そのものに対する打撃でした。ところが2度目の訪問の際、実際には事故現場の深刻な状況が隠されるか報道されなかったというだけであったにもかかわらず、福島第一原発の状況は落ち着いているという誤った認識が、日本全体に広がっていました。」

「恥ずべき状況、それこそは人間が何としても避けたい、あるいはできるだけ小さなものに見せたいと思うものです。」

「しかしこと福島第一原発の事故に関する限り、それこそは最も危険な考え方なのです。」

「福島第一原発の事故程のものになれば、その被害を最小限のものにするためには、考え得る限りあらゆる手段を検討しなければなりません。差し伸べられた援助の手は、すべて受け入れるという態度が必要です。そうしなければ長期間の人間に対する悪影響を、最少のものに留めることは出来ないのです。」
エンゲルハート氏がこの点を特に強調しました。

ワン氏は福島第一原発の事故による汚染の広がりは、平均的な日本人が考えるよりずっと広い範囲に及んでいると考えています。


「私が日本を訪問した際、一つ覚えのように繰り返し聞かされた言葉がありました。『これは日本の危機であり、日本人自身の手で解決されなければならないのだ。』というものです。しかし私が実際に見聞きした日本政府の対応は、本当の意味で事故を収束させる取り組みには程遠いものでした。」

「代わりに私が目撃したものは、政府関係者が傷ついた自らの立場を修復するための努力、そして現在の事態が如何に緊急性の高いものであるかという事に対する理解の欠如、それらが本当に必要な対策を実施する妨げになっているという事実だったのです。」

* *          * *          * *

4回の訪日のすべてにおいて、ワン氏とそのチームは、日本の民間企業や民間団体の人々から熱烈な歓迎を受けました。
ワン氏の会社の技術と機材を日本に輸入したいと申し出る日本企業が何社も現れ、彼はこれらの企業が日本政府の頑なな態度を改めさせることになるだろう事を疑いませんでした。

しかし福島第一原発の事故から2年が過ぎ、ワン氏のパワープラス社の機器はただの1台も導入されることは無く、同社が除染の契約を獲得できた場所は1か所もありませんでした。

しかしこの日本政府の冷たい反応は、ワン氏のパワープラス社に限ってのことでは無かったのです。

日本の企業も、アメリカの企業も、除染についての専門的技術・知識を提供できる企業に限って、何十という会社が福島の現場に入ることが出来ませんでした。


しかし保健物理学者のウェイン・ショフィールド氏はこの結果について、さほど驚きはしませんでした。
ワン氏の会社を上回る規模を持ち、原子力事業や核実験の後始末について数多くの実績を持ち、ショフィールド氏が顧問を務める、アメリカを代表する会社が、より大規模なデモンストレーションを行い、より多額の経費をかけたにもかかわらず、ほとんど結果らしいものを手に入れることが出来なかったからです。

ショフィールド氏によると、アメリカで除染や放射能測定に関わる企業が得た情報によれば、日本政府による他国では考えられないような。馬鹿げた理由による締め出しが、ほとんどすべての会社に対して行われたのです。

「日本とアメリカでは、土壌そのものが異なります。」
海外企業の専門知識を福島で活用しようとしないことについて、環境省福島除染推進チーム次長(経済産業事務官と併任)の西山英彦氏が語った理由もその一つです。」
「もし県内を多数の外国人が行き来するようになれば、福島の高齢のおじいちゃん、おばあちゃんが皆怯えてしまうでしょう。」

しかし日本国内の専門知識を有する企業も、海外企業と似たような成果しか得ることはできなかったのです。

では除染の契約はどこへ行ったのでしょうか?
契約したのは除染に関する専門知識を持たない代わり、政治的な力を持つ日本の大手建設会社でした。

大手建設会社による福島県内のずさんな除染作業にあきれ果て、福島県のリフォーム会社の社長である志賀正文氏がニューヨークタイムズの取材に対し、こう語りました。
「今、福島で起きていることこそがまさに、日本人にとって不名誉な出来事なのです。」

自然災害も、人間がおこす事故も、打ち寄せる波のように防ぎきることは不可能です。

いつの日か歴史が審判を下す日が来るでしょう。


福島第一原発の事故は、単に災害として片づけられるものでは無かった。
恥ずべき日本の官僚主義によって、あってはならない対応が繰り返され、事態はさらに悪い方向へと進んで行った。

そして後手に回る対応が繰り返されて現場は機能せず、でたらめの放射線測定値が公表され、国内外の専門知識と専門技術を持つ企業が、除染や事故収束作業から締め出された。

「我々には、いかなる援助の手も必要ありません。」

日本政府はありもしない国のプライドを優先し、市民の命を危険にさらす道を選択したのです。

〈 完 〉

http://fairewinds.org/demystifying/cleanup-from-fukushima-daiichi-technological-disaster-or-crisis-in-governance
  + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – + – +

この記事に書かれた現実を、私たちは胸にきざみつけ、考え抜かなければならないと思います。
これまで私たち日本人は、こうした官僚の腐敗、政治の腐敗あるいは『裏切り』について
「何だかねー…」「やっぱりねー…」
で終わらせてきました。

だから福島第一原発の事故では、福島を始めとする被災者の方々が塗炭の苦しみの中から、未だに抜け出せずにいるのだと思います。
自民党の政調会長の口から出た、信じられないような発言。
この記事の結びの通りではないでしょうか?

現実を変えて行く、それは政治家の責任では無く、まずは私たちの責任です。
 

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コメント
 
01. 2013年7月05日 19:18:49 : 7QNEsHlAaY
日本には放射線の被害を知る人も知る必要もなかったって事でしょう、
個人レベルではいたとしても。

いざ必要になったとき、それを判断するだけの知識も無かったのでしょう。


02. 2013年7月05日 19:45:16 : eKgEM1412k
>日本政府はありもしない国のプライドを優先し
韓国のような万年属国の小国でもプライドはあるのですから
日本が持っていても仕方ないでしょう。

03. 2013年7月05日 21:36:28 : RWiXa1s2OA
日本政府官僚が為すべきミッションとは、アメリカ(軍需帝国)の逆鱗に触れないよう、
行動を起こす、または行動を抑制する事に、全ての基準があると言う事でしょう。
日本の原発と言う、核廃物製造機とは、潜在的にアメリカ軍需帝国の持ち物で在ると言う、認めたくない背景があり、日米地位協定に定められているように、アメリカ軍に関与しているあらゆるモノは、日本人が関わってはならぬ物である、だから本当の持ち主である、アメリカ軍需帝国の方針に抵触するあらゆる事象は、隠蔽されなければ成らない訳です。

04. 2013年7月05日 21:47:49 : kkkuD22gD2
プライドのためのプライド、か。そんなプライドこそまず始めに破棄しなければならない「恥」ではないのか。

05. 2013年7月06日 06:29:49 : WNSPGcaZcg
戦前戦中の日本政府と軍部と変わらないな、アメリカの情報が正直だ、ホラ吹き日本政府政治家官僚のせいでまた犠牲になるのですね

06. 無段活用 2013年7月06日 08:29:39 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
「国民の生命が第一」

07. 2013年7月06日 15:44:13 : Ko9HCV4qVg
>「放射性物質、すなわち汚染物質は、彼らが時間の経過とともに付着していた物質に固着してしまっています。
かつて簡単に拭き取ることができた数種類の汚染物質、現在は化学的結合、または分子的結合によって、そこに固着してしまっているのです。こうなってしまうと、除染によってこれらの放射性物質を取り除くことはきわめて困難になります。」

ゼネコン丸儲けの除染が始まったのは、”固着”後、だからほんのわずかしか線量が下がらない。
アスファルトやコンクリートは全部剥がさなければどうにもならない。剥がしたものは最終処分場へ、家屋も最終処分場へ。だが、森林、河川、湖沼はてがつけられない。

道路を張り替えても、山からまた降りそそぐ。さらに福島第一はまだ排出し続けている。
除染に巨額の費用をかけるなら、住人に移転補償し、汚染地放棄する。



08. 2013年7月06日 17:12:51 : AiChp2veWo
どれだけ貴く長い歴史のお国柄でも、この調子じゃね。陛下に申し訳ないのも分からないのかね。

09. 2013年7月06日 18:33:47 : 4XfNzzD6rc
プライドではなくただの見栄っ張り
そこらのおじさんおばさんと変わりなし

10. 2013年7月06日 21:06:39 : 5uvl0AM6Ng
土木工学も含めたきちんとした技術と規模と長期計画を持ってすれば、おそらくかなりの除染ができるはず。
東電グループだけの技術と、一般労働者の軍手と手拭いとスコップによる名ばかりの除染だから、まったく除染作業の効果が上がらない。
このようにアメリカの専門会社の援助すら冷たく拒絶してしまう体質では、効果的な除染ができるはずもない。

11. 2013年7月06日 23:10:42 : 30Epi0KlKA
この日本文とは言え、軽く眩暈を覚える長文を最後まで読んで
「うーん」とうならせる文面がどこかにでもあったのでしょうか?

恐らく中座した人々の多くがタイトルで騙された多くの読者の一人でしょう。

まとめる技量が無いのら投稿などするな!

私が言いたいのはこの一片です。


12. 2013年7月07日 05:01:59 : FkM0W5l2qk
出来る人にはやらせない。
身内同士で金儲け。
危険な仕事は下請け孫請け日雇い。
 
国民の命より自己保身と金。

挙句に文章云々の馬鹿まで出る始末。

とっとと避難しないと皆殺されるよ。


13. 2013年7月07日 11:36:20 : h7a0LTrbfs
ストロンチウムやプルトニウムについては事故当初重金属なので限定的にしか拡散しないといわれてました。その後東電が福島沖の海底を調査したのと福島第一敷地内を調査したのみでした。
当然これは政府が国民県民の安全の為に調査しなければならなかったのですが菅内閣からの調査と結果の発表はなかったと思います。βー崩壊するものは検査に時間がかかるそのいいわけだけで。
その状況でも県民に対して避難や自己避難者にたいしての支援も不十分なままで放射能かれきの拡散や20ミリシーベルトまで大丈夫。セシウムにおいて1キロ500ベクレルまで流通してよいなどめちゃくちゃな状況にもう収束は難しいのではという状況です。
この記事にあるように政府の息のかかった土建会社が除染を一手にひきうけたために除染事態難しく効果が薄いといわれてるいるものが安全のためでなく利権のためにかわってしまったのかもしれません
状況を真正面から受け止めている。
山本太郎氏には是非参議院になっていただきです。


14. 2013年7月07日 13:48:00 : tqyGIXXnfg
11> この程度の長さの文章を読みきれないなんて・・・
ご自身の恥をさらしているようなものですよ。
アメリカの大企業と政府の癒着も唾棄すべきものですが、この投稿からは
日本人の人間性の貧しさを感じずにはいられません。復興事業に
掛けるお金をアメリカの企業に持っていかれたくない・・・など猜疑心と
経済優先の貧しさ(何処まで行っても貧乏根性)の日本の国情もあると思えます。

15. 2013年7月07日 14:40:36 : 1T4F8F0IzE
幼稚な建築基準にべらぼうな光熱費、原子力が全然安くないこともわかっちゃいましたよね、そのどれも生活と密接に関わるものだ
今の生活を守るとどこかの小沢も云っているそうだが、果たして守るだけで済むものなのだろうか、ほとほと放射能汚染ともども疑問も尽きないものだ

16. 2013年7月07日 16:43:05 : oXLWIVK1cq
こんなことはド素人の俺でも想像出来てたよ。

だから阿修羅でもその他の掲示板にも福島は(及びその周辺、もしかすると日本全国及び海も)危ないと警告してきたんだ。

俺よりもしっかりしたデータと知識で警告を発してる人が大勢いるのに大方の国民は安閑としてるね。
だからこの期に及んでも自民党に投票なんだよ。
これはみんなマスコミを含めた原子力ムラ住人の成せる業だ。

原発が初導入される時に感じたように日本は(世界も)終焉に向かってるんだね。


17. 2013年7月07日 17:16:01 : y7ww2fOo1w
このコラムを読んで日本国民は「お上」の言う事に何も疑問を持たない様に訓練され続け、それに逆らう目覚めた人々に対しては「デマ」を飛ばすな!と罵声を浴びせる! 真相を隠し、国民が忘れ去る様な楽観的な情報を大新聞とテレビ局等が
洪水のごとく流し続けている、過去の水俣病、イタイイタイ病、カネミ油症事件
等の例をみても国が大企業側立ち、司法も国の方針に沿った判断で長期化を狙い
患者と支援者の諦めを誘導している様だ。
水俣裁判は最近の終結まで、なんと、50余もかかっているのだ!
6万人にものぼる避難生活者の事なんぞ忘れたかの様に復興予算の1兆円超の目的外
の使用なんか、政治家は何処を向いて政治をしているのか! 
今は選挙中だがウソなんか平気で吐き、2枚舌、3枚舌の騙しで、選挙民に目クラマシをかけている、民主党の大嘘以来、右へ倣いのウソ合戦の中、貧乏であるのに
自分は中流だと錯覚して体制側への支援を嘯く輩の多いのには呆れて力が抜けて
しまう  尻の毛に火が付いているのにこの有様では、日本に未来は無い!!!

18. 2013年7月07日 18:36:00 : qLvmrrRHKI
福島出の嫁を持つ小生は
最悪は福島県知事が最悪である。
県民よ、悪徳知事をリコールして県民を救う道を歩め。

19. 無段活用 2013年7月07日 19:11:54 : 2iUYbJALJ4TtU : ddGVSlWexS
『星の金貨プロジェクト』、これ、翻訳文でしょう。

日本にいて、日本の政府や日本のマスコミを相手にしていると、それだけで、
人として生まれたときに備えていた良心の何割かが麻痺してしまう。リンゴ同志、
腐ったリンゴが隣にあると、それだけで自分も腐るリスクを背負うことになる、
という原理。

この元記事はアメリカのブログ記事だけど、こうした文章に接することで、
その失った良心の何パーセントかを取り戻すことができる、ということだと思う。
彼らは日本の政府や日本のマスコミを日々相手にしているわけじゃないから、
その分、人間性にまともさが残っている。

>最初の落胆と次の高揚、この対照はあまりにも不自然でした。

とテキストにあるのは、嘘に魂を売り、嘘に生きることを決めた人たちの姿でしょう。
彼らは嘘の中で死んで行くのだろうけど、真実に生きようとしている人には、その姿
が異様に見えたわけでしょう。そういうことも、私たちは段々と分からなくなっていく。

その分からない度合いがある程度を越えると、真実よりも嘘の方のつきあいやすく
なる。そうなると、人間としては終わり。

で、国連が「福島の事故では健康被害は出ていない」というお墨付きのようなもの
を出したでしょう。そうすると、これからどれだけ人が死んでも、放射能と関係のない
何かの病気と関連づけられて、今のままだとそれがいつまでも続いていく。

そういうことを、テキストを読んで、そして、ある人のコメントを読んで、ふと思った。

これからは、嘘を受け入れ、嘘の中に生きよという圧力に、一人一人がどこまで抗
えるか、ということが問われていくのかも知れない、と思った。


20. 2013年7月07日 20:50:23 : QBrYpzDGwo
19・
 もう既に日本人は本音と建前を使い分け、空気を読んで大勢に付き、強きには弱く、弱きには強く、という文化にどっぷり浸かっております。こうした生き方こそが、嘘を受け入れ、嘘の中に生きることに対して抗うという可能性がほぼ皆無であろうことを表しているのではないでしょうか。

21. 2013年7月07日 20:50:33 : 7QNEsHlAaY
>>18
そんな事するよりも、国内難民として、
もっと安全な場所に集団で移動するくらいの事をした方がいいだろう。


22. 2013年7月07日 22:35:31 : J3xhiWz1aY
こうゆうことは有るよね。責任を負うべき階層が事実を隠蔽したいときは批判精神もその能力もないヒラメ人間を下に選ぶ。その積み重ねが、人事スパイラルになり、原子力ムラの斑目氏の様にトップに立つ人間まで無能者が占める。彼らに何を言っても無駄。金が廻らないようにするのが一番。反原発政党は弱小だが選挙で増やして税の行き先を変えなければならない。福島の人は自分の無能のせいでこれから被曝症状に苦しむことになる。自業自得だな。

23. 2013年7月08日 08:02:33 : UXKjQTYwdw
プライド云々の問題ではない。

政府としては、汚染の真実を海外に知られると困るのだ。

数値が低く出るように調整した測定器のこと、繰り返し除染しても下がらない線量、そして住民の被曝被害。
これらが海外の会社を通して世界に知られると大変困るのだ。

だから海外企業とは絶対に契約をしない。

本来なら、米国政府から、閉鎖的である、市場開放せよ、と圧力がかかるところだが、
汚染の問題に関しては、日本政府と同じく何とか隠蔽しようとしているIAEAの意向が優先されるから、
何の問題も生じないのだろう。

しかし、本文にある通り、いずれ審判が下る日が来る。それも数年以内だ。


24. 2013年7月08日 10:55:52 : unQyTvtWjo
大手の建設業社に除染をさせて、ただ放射能を移染させて儲けさせているだけ、専門家も政治家も自分の身に降りかかっていたら、もっと真剣になるのだろう、選挙の争点にしても、もう原発事故何て無かったかの様に、腐れマスコミと共に、経済が大事だと騒いでいる。恐ろしい国だ。

25. マタアシタ 2013年7月08日 11:18:56 : veWkTUtvjYSYs : gaPyajFqu6
日本の国土を汚染する原発再稼働を阻止しよう!!
 レポートの内容は大方真実であると受け止めております。今日柏崎原発の記事がにぎやかですが、
福島県の実情からして泉田知事は、柏原発で福島級の事故がシィ応じたときの影響は地形的に
福島の約十倍程度の被害が、半径100Km範囲で発生することが予測できます。
 したがって、泉田知事は新潟県議会に対し、東電の柏崎原発の再稼働について新潟県民の直接投票
の意結果により再稼働に決定を下すことが県民から要求されてい成す。この点では静岡県も同様と
判断いたします。
 小生への風文では原発の周囲で何年間かに生まれた新生児についての観察結果、近年、奇形・発育
障害等の新生児の割合が大きくなったように受け止めている、と語る産科医が多いとのでした。
 福島県はもとより50基の原発外関連施設のある地方自治体に於いては緊急に調査を行い、その
データを地方自治体に諮り、原発の再稼働に対して市民の意見を尊重した厳格な判断で、各原発会社
に対峙することを望みます。

26. 2013年7月08日 12:34:54 : hKYMEdnzU2
福島県民・日本国民の命よりも既得利権を取ったわけだ。
こんな北朝鮮波の糞国家に払う税金など無いわ!
官僚もろとも一旦ひっくり返った方がいい。

27. 2013年7月08日 12:57:31 : IdiEgjpzLw
 
20〜30歳代の人たちは、選挙後に出てくる徴兵制で、
自分たちが汚染水処理要員としてフクシマに送られることに
未だ気づいていないっぽい。
 

28. 2013年7月08日 13:08:39 : IdiEgjpzLw
 
日本を除く世界各国は、日本の汚染状況を知って正しく対応してるっぽい。
当の日本人は、“食べて応援” させられて、被曝実験データ取りの
実験動物にさせられてるんだけど。

http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/kisei_all_130701.pdf
 


29. 2013年7月08日 13:09:08 : H7H4z84TpQ
いつまでも、どれほど不正をやられ続けても、今なお悪党らの言うとおりになる多くの愚民らだ。アメリカは原爆投下したことで、戦後暫くは日本人の復讐を恐れていた。だが、日本に来ると実際には、その逆で、ペコペコぺこちゃん、タバコくれ!チョコレートくれ!と卑屈に愛想振りまき盲従する日本人を見て、驚くと共に、後には「軽蔑」し始め、そして「こんな糞ジャップらに復讐などできぬわ!」とタカ括った。今の日米関係はその延長線上にあるのだ。だから、日本はアメリカの植民地としていつまでも終ることなく虐げられタカリ続けられている。

だが、何たることか、情けない!不正を糾弾したり正当な怒りの声を上げることすらしないできない日本人がこれほども多いことは。そのくせ、日本人は弱い者虐めはとても上手いし陰湿でしつこくやる。相手が死ぬまでやる、しかも集団で。今や上から下まで腐りきった根性の者があまりに多くなっている日本だ。

あの、カーチスルメイという無差別攻撃実行者は原発投下含め、これ以前の日本各地の無差別爆撃を加えると100万人近くを既に虐殺していたのである。原爆という未知の放射能爆弾使用しての民間人の虐殺はアウシュビッツと同じかそれより悪い。

日本人多くが悪徳権力にいつまでもヘーコラし続けるから、福島も起こるべくして起こったのだ。その上、この事故に係る下手人らは今なお誰も逮捕さえされてないのだから、その意味でも、世界から日本は法治国家として評価されておらずお笑い者に成り下がっている。


30. 2013年7月08日 14:45:54 : hQaLdPXfYg
原発事故後の日本は、いわゆる国民の主権が完全に否定されたくにになっています。

じゃー、誰が主権をはっきしてるの?沖縄が日本から切り離された日、を「主権回復の日」と言ったり、全く新しい憲法アンを基に、憲法改正と虚言を吐く連中です。50年以上掛けてアメリカの一部権力集団の指導のもとで作られてきた官僚機構を中心にして大企業集団と政治家のトライアングル組織です。

彼らの権力乗っ取りが露骨になってきたのは、JR西日本の西宮脱線事故からの官僚、経営陣、自民党政治家の動きから、一般にも目に見えるようになり、311以降は隠し立てすらできなくなったことから、露骨な姿勢に脅威を感じるようになったのは福島の災害被害者だけではにでしょう。

福島の事故に託けて、税金をトライアングルで勝手に分配し始めたことは、さすがに鈍い国民でも気付いたのではないでしょうか?

実は、この動きは日本だけでなく、アメリカでさえ同様になっていることをマスコミは完全に報道しませんので、日本では知られていません。

その仕上げがTPPなのです。アメリカの一部権力集団はアメリカの政府機構の官僚機構と、グローバル金融業などの多国籍グローバル企業が政治家を支配下に置いて、国民の大多数を貧困に追い込み、辛うじて保ってきた日本の国民皆保険制度を食い物にすることを目標にして、仕上げを目指すのがTPPです。

参院選ではTPPの危険性を隠すために、アベノミクスをメクラマシにつかって、経済の再生といってますが、TPPと消費税アップは日本経済をドブ底へ叩き落す日本売り作戦です。

この作戦で生き残るのはダレ達かはお分かりですね?


31. けろりん 2013年7月08日 17:01:58 : xfW5FN1G6ouU2 : HXN8I1WXZ2


ダニエル・ポネマンがケツを叩いている < 日米原子力協定 >を手放して 
日銀主導の 国内・利権種族の解体と 大掃除が 待っている。


生き残るのは われわれだよ・・・



34. 2013年7月08日 21:19:44 : UfAT7kYVRw
知らぬが仏(ほとけ)作戦も通用しないよねーーー。ネット時代においてはねーーー。タダ精査しないといけないのもネット情報だしね。

35. 2013年7月09日 06:49:17 : ilUEAThlle
 
いったい何なんだ、この耄碌ジジイを使った、経産省の自作自演の捏造提言はw 

http://long.2chan.tv/jlab-long/s/long1373311497270.jpg
http://long.2chan.tv/jlab-long/s/long1373311467474.jpg
 
 


37. 2013年7月09日 07:43:05 : ilUEAThlle
 
おいおい、これもデマなのか?
ボキャの乏しいオツムの足りない論パー爺さんよ(=QCNFki8PLM )

http://www.maff.go.jp/j/export/e_info/pdf/kisei_all_130701.pdf
 
 


38. 2013年7月09日 07:47:18 : ilUEAThlle

ダブルスタンダート山下俊一の弁解マダー?

http://einstein2011.blog.fc2.com/blog-entry-570.html
 


39. 2013年7月09日 08:53:44 : gaPyajFqu6
国民主権の考察
 国民の唱える国民主権と国会筋が唱える国家主権とは全く異なるもので、現体制下では国民の主幹は存在していません。憲法の前前文に朕は帝国憲法の改正を裁可
する。とあるように新憲法も明治維新以来の薩長幕府の傘下にあることとなります。
 
 米との協議のうえ新憲法策定したとき、シベリヤや南の島々には抑留された状態の貴重な命が声を上げることもできずにいたときです。その時に米に日本国の主権(外交権)を渡すことで新憲法は成立しています。

戦後の時代の歴史を十分に評価してあなたの未来をただす考えを構築願います。


40. 2013年7月09日 09:12:47 : p2EacnuFqg
出たよ、何も論破していないのに論破って叫ぶ、基地外iyao。

うざいから管理人に報告しとくよ。


41. 2013年7月09日 09:57:22 : dEqdQrxnL2
そこで、私は、根本的な提案をしたいと思います。
 日本人の精神構造、すなわち現在の理性のあり方が変わらない限り、無責任体制は永遠に続く、と。
 さもなければ、1945年9月の時のように、外国人による日本国の占領統治となるでしょう。それだけ福島原発事故は大きい、と。
 東電と日本政府には問題の解決能力がない、と諸外国は、そのうちに、日本人の統治能力を見切るかもしれません。事は、日本国だけのことではなく、地球全体の規模になってきたのだよ、と。今ももれ続ける放射能。

 で、根本的対策は、すでにラフカディオ・ハーンが提案しました。

 「不幸にもこの国の将来は、勇気などとは異質のもの、つまり自己犠牲などとは違った別の能力に頼らざるを得ない。そして今後、この国の闘争は、その社会的伝統がこの国を著しく不利な境地に陥れる苦闘となるに違いない。
 産業競争に対する能力なども、婦人や子供のみじめな労働力に依存してなされるようなものではありえない。どうあっても個人の知的な自由に頼らざるを得ない。そしてこの自由を抑圧したり、その抑圧を放置してかまわないような社会は、相も変わらず頑迷固陋であって、個人の自由を厳重に維持している社会との競争に対応することはできまい。」『神国日本』P.385


 これを要約すれば、無責任体制は日本人の集団主義から生まれるものであり、これを変えるには、日本人は個人単位の社会を形成する以外にない、ということです。
 1904年にハーンは、このことを指摘し、予言しました。

 今でも、まったくそのまま通用する指摘です。
http://8706.teacup.com/uedam/bbs/11858


42. 2013年7月09日 12:07:29 : ILiTPGkN7Y
原発問題で、もはや「東京オリンピック開催」はないと思うが、仮に開催が決定されても、開催される頃には放射能問題は世界中の問題になっている筈だから、外国勢の「参加選手」は少数であろう。日本選手にとってはメダルラッシュになるかもしれない。
「開催返上」の覚悟も必要かもしれない。代替地として広島がよい。

43. 2013年7月09日 17:44:04 : P7kRX6jRZs
福島第1原発の吉田元所長が、事故対応時の被曝が原因で死亡したらしい。
58歳だってさ。 
 

44. 2013年7月09日 18:11:14 : 7LXFtfVL26
43さんこれだな。
この期に及んでまだ隠蔽をしようとしてるよ。

”放射線量はおよそ70ミリシーベルトで、東京電力はこれまで、「被ばくが原因で食道がんを発症するまでには少なくとも5年かかるので、事故による被ばくが影響した可能性は極めて低い」と説明しています。”

放射線量70ミリシーベルト浴びるよりも、がんを発症しやすい原因が他にあるのか?何があるんだ?
酒の飲み過ぎか?カラオケのやり過ぎか?

すごい国だよな。本当に腐った国としか言いようがないよな?

東電 吉田昌郎元所長が死去7月9日 17時15分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130709/t10015922331000.html
東京電力福島第一原子力発電所の事故で現場で指揮を執った吉田昌郎元所長が、9日午前、東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
58歳でした。

吉田元所長は、3年前の6月に福島第一原子力発電所の所長に就任し、おととし3月11日の事故発生から現場のトップとして事故対応の指揮を執りました。
すべての電源が失われる中で、吉田元所長は、福島第一原発の複数の原子炉で同時に起きた事故の対応に当たりましたが、結果として1号機から3号機でメルトダウンが起きて被害を防ぐことはできませんでした。
吉田元所長は、その後、病気療養のため交代するおととしの11月末までおよそ9か月間にわたって福島第一原発の所長を務め、事故の収束作業にも当たりました。
おととし12月に食道がんと診断されて所長を退任しその後、去年7月には脳出血の緊急手術を受け療養生活を続けていました。
吉田元所長は、所長在任中のおととし11月、福島第一原発の事故現場が報道関係者に初めて公開された際にインタビューに応じ、「事故直後の1週間は死ぬだろうと思ったことが数度あった。1号機や3号機が水素爆発したときや2号機に注水ができないときは終わりかなと思った」と当時の思いを語っていました。
また、去年8月に長野県の出版社が福島市で開いたシンポジウムで公開されたインタビュー映像では福島第一原発の今後について「日本だけでなく、世界の知見を集めてより安定化させることがいちばん求められていると思う。それが地元の人たちにとって改善したと実感してもらえることだ。私自身も体力が戻ったら現場で力を出したい」と述べ、復帰への意欲をのぞかせていました。

★東京電力によりますと、事故発生から退任までに吉田元所長が浴びた放射線量はおよそ70ミリシーベルトで、東京電力はこれまで、「被ばくが原因で食道がんを発症するまでには少なくとも5年かかるので、事故による被ばくが影響した可能性は極めて低い」と説明しています。

吉田元所長は、9日午前11時32分に東京都内の病院で食道がんのため亡くなりました。
東京電力の廣瀬社長は「吉田さんは再び私どもと一緒に福島の復興に尽くしたいとの強い気持ちを聞いておりました。持ち前の明るい大きな声で陣頭指揮を執る姿に出会えることを心待ちにしておりましたが、東京電力の再生に向け共に働くことができず無念でなりません」というコメントを発表しました。


45. 2013年7月09日 18:50:35 : FTVYW27zqY
>福島第1原発の吉田元所長が、事故対応時の被曝が原因で死亡したらしい

各人の外部、内部被曝量と体質次第でお迎えに差が出るのでしょうか・・

首都圏在住の身内は検査をしてもらったようで、「それなりに被曝していた」と言ってました。
8月いっぱいで関東を離れ、郷里に帰ってくる予定ですので少しは安心しました。


48. 2013年7月09日 22:05:40 : 8sUn4y9Ldk
  福島県民ですが ずっと2,3か月雨が降っていないので
モニタリングポストの値がどんどん上がっています

雨は土壌に放射性物質を吸着させると言いますが
降らないと 毎日少しずつ 空中に漂い 木々に付着するようで

近くの公園のモニタリングポストが 軒並み今まで見たこともないような数値をあらわしているのに 皆もう線量に鈍感になって 見てもいないので
誰も何も言わない  
ずっと 喉が痛い


49. 2013年7月09日 22:48:24 : CXjHkx9LZ2
>46. 2013年7月09日 21:22:51 : QCNFki8PLM

全く、どこまでいっても、こういう怖いもの知らずのあほんだらがいるという
ことだ。やはり原子力ムラの人間かな。

こういうのに限って、どこに住んでいるのか知らぬが、この放射能汚染列島の
中でも、東日本に住んでいても、なにがしか呼吸で吸い込んだか、飲食が原因の、
セシウム137やストロンチウム90による内部被曝が原因で、最悪心筋梗塞やら、
脳梗塞やら、糖尿病やら、或いはガンやらで、数年後に没していくんだろうね。
その時も、おそらく信念の人だから、それでも私は放射能ではありません、と
言い張るのだろうかね。その時に為にも、常時、免疫力向上だけは努めて
おきなさい。


50. 2013年7月10日 03:36:06 : FFa4vr0PFk
NHKで吉田所長死亡ニュースでまたデマを報道。
吉田の頚椎にはヨウ素被爆のリンパ癌が発生しており、
食道に転移したことがわかります。
完全なる「急性ヨウ素被爆癌」の症状です。
食道癌も被爆であれば、急性で一年で発生します。
被爆や若年性癌の場合、一年で転移は普通です。

51. 2013年7月10日 10:25:54 : Q1AShcAlNU
福島原発の所在地=双葉町の前町長=井戸川かつたか氏が参議院選挙に立候補していますが、この方は事故前は原発推薦者でした。東電から「原発は安全です、絶対事故は起こらない」との口約束で原発設置を受け入れたそうだ。だが、彼は原発事故後の政府の対応に怒りを覚えて被害者の立場で立候補したと弁明しています。

反面、福島県の元知事佐藤えいさく氏のように、福島県への原発設置に反対したがために冤罪という罠に貶められ有罪になりました。が、この佐藤えいさく氏が立候補していたら私は何の疑問も抱かず応援していると思います。

が、井戸川氏のように原発事故後に反原発に転換した場合では、彼の反原発運動に敬意を表しても、問答無用で投票する気持ちにはなりません。原発維持を表明している”命より金”を優先する現市町村長にも同じことがいえます。


52. 2013年7月10日 14:48:19 : hQaLdPXfYg
>46. 2013年7月09日 21:22:51 : QCNFki8PLM
>>[事故対応時の被曝が原因」などとは、どこでも述べられておらん。カルトな放 射脳狂徒の脳内限定のイチャモンだ。

ご自分の記述内容を再確認してみたら?。
放射線による癌は、通常は5年ほどして確認される例が多いのですが、多量に浴びた場合の例は報告されてません。
放射線のよる細胞の損傷が一箇所に集中するようなケースでは、一箇所で多量の細胞が傷ついた場合には、通常の癌のように一つの癌細胞が現在の検出手段で癌と確認できる大きさになるには5年ほどの年月を要すると言う意味であって、吉田所長の場合には当たらないと思われます。
また、例の如く、当時の所長の被爆量が70ミリシーベルトという数値を疑う必要もあるでしょうね?


54. 2013年7月12日 08:43:43 : 071XLrsjtk
どこの国が人工地震おこしてるのか
かんがえろ!

そうすればこんな、アホスレたてないはずだ!


57. 2013年7月15日 14:26:10 : ZTXpGvU8U2
場当たり的に神経的に反応する、厄人ファシズム。一種のポピュリズムで国内外の不満嫉妬勢力が手前らを批判的に見る仮想敵視したり、国家主義の天皇官吏からして邪魔な対象をめちゃめちゃにすることを煽っている意図もあるだろう。 ただ、こんなことは、粗野な地方公務員でもやりそうな(既にやっている)ことのようですがね。

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