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2013/7/1 晴耕雨読
保坂展人氏のツイートより。
https://twitter.com/hosakanobuto
泉田知事は新規制基準について「福島第1原発事故の検証・総括なしにハードの基準を作っても安全は確保できない。
新規制基準は、残念ながら国民の信頼を得られない」と批判。
柏崎刈羽原発:新潟知事、新基準を否定 再稼働は困難に (毎日)http://t.co/M3VMNxFmN8
泉田知事は「過酷事故が起きた際、現行法では、事態の悪化を防ごうにも放射線量の高い事故現場へ作業員を出せないことを課題として指摘。
「現行制度では法律違反で誰も行かせられないが、放置すればメルトダウンが起きる。そういう問題への対応も用意しないと、事故を総括したことにならない」(毎日)
原発のメルトダウンに至る重大事故が発生した時、自治体の長は住民の安全確保のための「住民避難」の総責任者となる。
国も電力会社の体制も、事故があるレベルを超えるとガタガタになる。
福島第一原発事故の原因究明も中途、避難指示の検証もなく、このまま「再稼働」はダメだという言葉は重い。
先週出かけてきた静岡県でも川勝知事が「浜岡原発再稼働」に対して、厳しい条件を突きつけ、さらに住民投票により判断したいとしていた。
原発立地県の知事や、市町村長は、いざという時に情報や選択肢が乏しい中で究極の判断を迫られる。
実は、重大事故の場合、東京23区の首長も同様だ。
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柏崎刈羽原発:新潟知事、新基準を否定 再稼働は困難に
毎日新聞 2013年06月29日 15時05分
新潟県の泉田裕彦知事は、29日までに毎日新聞の単独インタビューに応じ、原子力規制委員会の新規制基準は不十分で「(同県内に立地する)東京電力柏崎刈羽原発が新基準を満たしたとしても安全を確保したことにはならない」との認識を示した。立地県の知事が原発の安全性に疑問を投げかけたことで、東電が目指す早期の原発再稼働は困難な見通しとなった。
泉田知事は新規制基準について「福島第1原発事故の検証・総括なしに、(設備面などに特化した)ハードの基準を作っても安全は確保できない。新規制基準は、残念ながら国民の信頼を得られない」と批判。規制委についても「地方自治行政のことを分かっている人間が一人も入っていない」と指摘、緊急時の住民の避難計画などに関し規制委が県の意見を聞かなかったことを問題視し、「こんなデタラメなやり方は初めて」と厳しく批判した。7月8日に施行される新規制基準についても「(原発立地自治体の)県の意見に耳を傾けずに作られた。外部に説明するつもりのない基準など評価に値しない」と切り捨てた。
また、万が一過酷事故が起きた際、現行法では、事態の悪化を防ごうにも放射線量の高い事故現場へ作業員を出せないことを課題として指摘。「現行制度では法律違反で誰も行かせられないが、放置すればメルトダウン(炉心溶融)が起きる。そういう問題への対応も用意しないと、事故を総括したことにならない」と述べ、政府にも法的な整備を求めた。
政府は、規制委の新基準を満たした原発は安全性が確保されたとみなし、順次再稼働させる方針を示している。しかし、実際に再稼働させるには地元自治体の了解も必要。泉田知事は、柏崎刈羽原発の再稼働の是非については「福島の事故の検証・総括が先」などと直接的な言及を避けたが、「規制委の新基準では県民の安全を確保できない」との認識を鮮明にしており、仮に規制委の基準を満たしても再稼働を認めない公算が大きい。
東電が経営再建計画で目指す今年度の黒字化には、柏崎刈羽原発の再稼働が不可欠。再稼働が遅れれば計画は大きく揺らぎ、電気料金の再値上げも一段と現実味を帯びることになりそうだ。【大久保渉、塚本恒】
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