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<もんじゅ>新たに2300個の点検漏れ 保安検査で報告
毎日新聞 6月21日(金)21時4分配信
高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の機器約1万個に点検漏れがあった問題で、運営する日本原子力研究開発機構は21日、新たに約2300個の点検漏れが見つかったと発表した。原子炉を冷やすのに必要なポンプなど安全上最も重要な「クラス1」の3機器が含まれていた。原子力機構が調査し、今月3〜21日に実施された原子力規制庁の保安検査で報告した。
【約1万個の点検漏れ】運転再開準備の禁止 規制委が決定
点検漏れのあったクラス1の3機器は、ナトリウムを循環させる1次主循環ポンプと2次主循環ポンプ、1次系ナトリウムで2次系のナトリウムを熱する中間熱交換器。いずれも点検は終えたという。
これまでは「電気保修課」が担当する機器しか点検漏れの調査をせず、今回は他の課の担当機器も調査して明らかになった。点検漏れは昨年11月に発覚し、原子力機構は今年1月末、約1万個の機器に点検漏れがあったとする報告書を原子力規制委員会に提出している。
一方、原子力機構が点検を終えたとした機器約8000個のうち約2000個は3月末時点で未点検だったことも明らかになった。原子力機構の再調査で、必要な技術評価をせずに点検時期を延ばした機器などが見つかった。9月末までに点検を終える計画という。
また、新たに判明した約2300個の点検漏れのうち65個は、規制庁の検査官が今回の保安検査で点検期限の超過に気付いたという。規制庁は、原子力機構の調査で見つからなかったことを重視し、保安規定違反に当たる可能性があるとして調査を進める。
もんじゅの点検漏れを巡っては、規制委が先月、「安全文化の劣化」を指摘して運転再開準備の禁止を命令。理事長の鈴木篤之氏が辞任している。文部科学省が「改革本部」を設置し、組織の抜本的見直しを検討している。
敦賀市役所で記者会見したもんじゅの弟子丸(でしまる)剛英所長代理は「さらに未点検機器が増え、信頼を落としたことは大変申し訳ない」と陳謝した。【柳楽未来】
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最終更新:6月21日(金)22時16分
- ブラジル抗議デモ100万人 大統領が訪日延期(東京)…訪日し安倍首相と会い原子力協定交渉を話し合う予定だった。 福助 2013/6/21 22:55:44
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