http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/186.html
Tweet |
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20130611/249528/?P=1
米国風力の復活、累計で6000万kW超
米国の風力発電導入量が史上最高を記録した。2013年度の設置量は1300万kWを超え、4年ぶりに中国から首位の座を取り戻した。年間電源開発量全体の42%を占めたが、これは全ての電源中のNO1で、シェールガス革命に湧く天然ガス火力発電を上回った。300万kWの設置となった太陽光発電などを含む再エネ全体では56%に達した。
ちなみに天然ガス火力は32%、石炭火力は14%である。電源開発の観点では「風力革命」である。風力は累計でも6000万kWを超えた。
2012年の風力発電投資額は、250億ドルに上った。第4四半期に64%が集中したが、同期の米国GDPの主たる押し上げ要因となった。当初+0.1%の予想だったGDP伸び率は+0.4%に上方修正された。非住宅部門が+5.8%から+16.7%へ著増し、電力セクターだけで増加の37%を占めた。まさに風力発電が経済成長を牽引した。
米国での、この5年間の風力発電の開発進展は、目覚しいものがある。最近の推移を累計ベースで見てみると、1000万kWを超えたのは2006年で、25年間を要した。以降、2000万kW超えは2008年と2年間で、3000万kWは2009年、4000万kWは2010年とそれぞれ1年間で通過した。そして、2012年12月に6000万kWを突破した。この結果、5年間の平均伸び率は29.1%となった。2012年の発電量に占める割合は3.5%に上昇した。ちなみに世界全体の発電シェアは2.6%で、日本は0.3%である。
2009年から2011年は、オバマ政権のグリーン・ニューディール政策に基づく大胆な支援策である「スティミラス・パッケージ」の施行期間に当たる。これが効いている。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。