http://www.asyura2.com/13/genpatu32/msg/147.html
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ツイッターはじめインターネット上では、現状では必ずしも原発廃止側が勝利する見通しがなくリスクが高い、設問が即時廃止ではなく10年以内の廃止となっていることなど、原発国民投票や原発都民投票に対する多くの疑問が上がっていました。もし、投票の結果、原発廃止の側が敗北したら、政府や電力会社に対し、原発再稼働に決定的なお墨付きを与えてしまうという懸念がされてきました。
山本太郎氏は、これまで投票反対派の人達から賛同人を降りるように言われていたことに加え、自身も応援に入った鹿児島県知事選挙において、原発推進候補が勝利した結果を受けて、「原発国民投票」「原発都民投票」に疑問の傾いていったようです。
そこで開催されたのが、7月30日に岩上安身氏を司会者として開催された「みんなで話そう「原発」国民投票【山本太郎・福士敬子 vs 杉田敦・今井一」だった訳です。詳しくは下記URLの内容起こしを参照下さい。また、原発反対ながら、原発都民投票に反対した福士敬子都議の見解もご参照下さい。
山本太郎氏は、この討論会に出席した後に賛同人から降りたようです。私はこの山本氏の決断は、勇気ある撤退だったと思います。現状での国民投票は危険過ぎます。
そして、この今井一らの「原発国民投票」、飯田哲也・坂本龍一・菅直人らの再生可能エネ推進、そして「再稼働反対」と言いながらその実警察管理のデモを続けることが重要と言う首都圏反原発連合と地方の仲間組織、これらが再稼働容認・段階的廃止に世論を落とし込むべく、一つに繋がってきている動きが、最近露骨に見えてきているように思います。
これらを全て覆さなければ、原発の即時廃炉など難しい、そう考えざるを得ないのが日本の反原発運動の現状だと思います。
<参考>
7月30日【内容起こし】みんなで話そう「原発」国民投票【山本太郎・福士敬子 vs 杉田敦・今井一(ぼちぼちいこか)
【その@】http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3507173.html【そのA】http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3507335.html
【そのB】http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3508201.html
【そのC】http://bochibochi-ikoka.doorblog.jp/archives/3508310.html
他県人の命を巻き込む条例に「結果はどうであれ」は許されない
(福士敬子都議HP)http://www.asahi-net.or.jp/~pq2y-fks/gikai/1202.html
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