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2013年06月10日 がんばれ福島原発!
三菱重工業製の蒸気発生器の配管破損で昨年から停止中の米カリフォルニア州南部の
サンオノフレ原発について、運営する南カリフォルニア・エジソン社は7日、全2基を廃炉にすると発表した。
住民の反対を受け、再稼働をめぐる米原子力規制委員会の判断が長引き、コスト面から
「維持は不経済」と判断し、同社は三菱重工に損害賠償を請求する。
このような英断が、日本でもされるべきなのに何もこれに似た事象すら出てこない!
今回異常が発覚した蒸気発生器は、加圧水型原発の心臓部とも言える機器であり、大きな問題に
なったのだろうが、この蒸気発生器と同様の構造の熱交換器は、加圧水型・沸騰水型の両方の
原発に多数存在する。
以前から指摘しているが、原発の最大のウィークポイントは配管であり、設置される機器をどんなに
頑丈に作ろうが、それを繋ぐ配管は必ず存在する。
その配管の施工は、現地で行われ建設現場あるいいは定期検査中の劣悪な環境化で行われる。
工場内で作られた蒸気発生器でさえ、配管破損という重大なトラブルが発生するのであれば
現場施工は、必ず発生する。
未だに原発事故の原因は究明されず、現場への立ち入りさえも放射線量の高さに阻まれて出来ていない。
これに加えて、国会では、国会が設立した事故調査委員会のメンバーを国会に呼ぶことさえも
自民党政権が拒否しているという事態を、マスコミは大きく報じようとはしない。
”原子力村”のメンバー全体で真実を追究せずに、まずいことは隠蔽しようという体質は
もう変わらないのだろう・・・残念だ。。。
既得権益にまみれた組織にお金が無くなった時にバラバラになって全てが白日の元に晒されるだろう
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