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〈速報〉 第11回県民健康管理調査について(おしどりマコ) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/863.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 6 月 07 日 00:35:01: igsppGRN/E9PQ
 

【速報】第11回県民健康管理調査について(おしどりマコ)
http://no-border.asia/archives/9069
2013年6月6日 Daily NO BORDER


2013年6月5日、福島県福島市コラッセ福島にて、
第11回県民健康管理調査検討委員会が行われた。

速報として重要なものをあげる。

筆者が特に重要に感じたのは
甲状腺検査の結果、
血液検査の結果が出てこないことについて、
妊産婦調査の結果
である。

********

■県民健康管理調査、甲状腺検査の概要

県民健康管理調査とは、福島第一原発事故後に行われている福島県の住民の健康調査である。

これは「基本調査」と「詳細調査」の2本が柱である。

「基本調査」とは、県民が行動記録を付け、そこから被ばく線量を推計評価をする調査。
「詳細調査」とは、小児の甲状腺検査や、避難区域の住民への血液検査を含んだ健康診査、心の調査などである。

小児甲状腺検査とは、2011年3月11日の東日本大震災の発災時に
福島県内の18歳以下の県民全てに、甲状腺の超音波エコー検査を実施するもの。
対象は約36万人であるが、検査結果が確定した人数は

平成23年度: 40,302人
平成24年度:134,074人
ということであった。

対象者が約36万人のうち、17万4千人が検査結果確定ということで、
まだ半分も検査が終了していないのである。

********

■悪性ないし悪性疑いが28名(うち1名は手術後に良性と確定)

第11回県民健康管理調査では、このような情報が発表された。

http://no-border.asia/archives/9069/%e7%94%b2%e7%8a%b6%e8%85%ba

『県民健康管理調査「甲状腺検査」の実施状況及び検査結果等について』
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250605siryou2.pdfより

第10回では、平成23年度の検査のうち、10名が悪性ないし悪性疑いと発表された。

本当に「被曝の影響はない」のか(おしどりマコ)
http://no-border.asia/archives/7449
しかし、第11回の発表では、平成23年度の検査で、は12名が悪性ないし悪性疑い、
ということで、2名追加された。

「悪性ないし悪性疑い」と診断されると、手術が確定する。
手術をして、組織を摘出しなければ、悪性なのか悪性疑いなのか診断がつかないそうである。

(第10回発表)
平成23年度:悪性ないし悪性疑い10名(手術3名:乳頭がん3名)

(第11回発表)
平成23年度:悪性ないし悪性疑い12名(手術8名:良性1名、乳頭がん7名)
平成24年度:悪性ないし悪性疑い16名(手術5名:乳頭がん5名)

つまり、甲状腺がんと確定したのは3名→12名で、9名増加なのだが、
手術が確定したのは10名→28名で、18名増加したのである。

しかし、手術をして「良性」となるのは

「非常に珍しい例」(検討委員会での鈴木眞一教授談(福島県立医科大学)だそうで、
手術をすれば、かなりの確率で悪性と診断されるそうである。

「今回の原発事故の影響とは関係ない」と繰り返し説明する鈴木眞一教授であったが、
筆者は会見での清水一雄教授(日本医科大学)の説明のほうが印象的である。

「本当に原発事故と影響が無いかどうか、
ーおそらく私も影響は無いとは思いますがー
比較するデータが無いので、影響が無い、と正確には言えない。

大規模な非汚染地域の同じような小児甲状腺エコー検査のデータと比較して、
日本では同程度甲状腺ガンが出現するのか、
それとも、やはり原発事故の影響があるのか、
そういう評価をしてからでないと何も言えないと思います。
現在では『わからない』というのが正確です。

環境省で、3地域で甲状腺検査をして比較データを取っていましたが、
あれもある程度参考になると思いますが、データ数が少なすぎる。
もっと大規模にやって頂きたい。
そして、3地域の比較データの中で、
B判定(5.1ミリ以上の結節、20.1ミリ以上ののう胞)の子どもたちが
その後どういう結果になったのか。
人道的にも、きちんと二次検査をして頂きたいです。」

筆者は、結果を被曝線量の推定評価別に出してほしい、と以前からずっと要望しているが、
鈴木眞一氏は「その結果は、出す予定は無い」とのことであった。

地域別の結果は出たのだが、それは2011年3月11日当時の住所の地域別なのだ。
筆者は検査対象者に取材を重ねているが、自主避難をされている方も多く、
その期間、避難先もいろいろで、3月11日当時の住所だけでは、評価ができない。

県民健康管理調査では「基本調査」として、住民に行動記録を提出してもらい、
事故後4ヶ月間のそれぞれの外部被曝線量の推計評価している。

甲状腺検査や血液検査の「詳細調査」と、
外部被曝線量評価の「基本調査」をなぜ比較しないのか。

今回の甲状腺検査の結果も、本当に「被曝の影響は無い」とするならば、
すでに推計してある外部被曝線量と比較するべきではないのか。

と、以前から筆者は追及しているが、水俣病患者を診察している医師から
こういうメッセージも頂いたことを付け加えておく。

「マコさん、分かってはおられるでしょうが、
被曝線量評価との相関があれば因果関係はより強固になるでしょうが、
相関がなくても因果関係を否定することにはなりません。」

水俣病患者を多く診察してこられている医師である。
数値は単なる目安でしかなく、同じ量でも、弱い人間もいれば強い人間もいる。
これは、アレルギーの専門医にも教えられた言葉でもある。

********

■注目されていない血液検査

筆者は、「詳細調査」の中の健康診査、その中の血液検査に注目している。

以下の過去の記事も参照して頂きたい。

福島:検討委員会「血液検査の現状報告」(おしどりマコ)
http://no-border.asia/archives/5084
健康診査は、全県民対象ではなく、
避難区域の住民と、行動記録をつける基本調査から、
被ばく線量が高いと推計される住民を対象になされるものである。

井坂晶先生(双葉郡医師会長)がこの検査を
「(原発作業員になされる)電離検診と同じような意味合いのもの」
と表現したほどである。
この健康診査の血液検査には「白血球の分画」の項目が上乗せされている。
単なる健康診断では診ない項目である。

人間の体の中で、一番敏感に放射線の影響が出るのはリンパ球である。
その次が好中球と言われている。
それらを調べるのが「白血球の分画」なのである。

この健康診査は、「生活習慣病を調べる」というのが名目であったが、
それならば白血球の分画はあまり関係ない。
なぜ調べるのか、とたびたび筆者が質問していた。

すると第6回検討委員会でこのような資料が出た。

「白血病分画等の項目を上乗せした健康調査」の対象
・原発事故による放射線により、白血病発症リスク増大が考えられるもの
(今回の事故による被ばく線量について情報が乏しい段階での検討)
・避難を余儀なくされ、疾病予防上不利益を被ったと考えられるもの
(通常の生活習慣リスクに加えて、炎症などの評価も追加)

http://no-border.asia/archives/9069/%e5%86%99%e7%9c%9f-29

第6回検討委員会配布資料より
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/240426shiryou.pdf
第10回で発表された血液検査の結果は大まかなものであったが、
「白血球数減少、好中球数減少、リンパ球数減少の割合に、
年齢区分や性による大きな偏りは無かった。」という考察がついていた。

http://no-border.asia/archives/9069/%e5%86%99%e7%9c%9f-30

第10回検討委員会後の記者会見で、筆者は、

「白血球、好中球、リンパ球の減少について、年齢区分や性による区分の評価だけではなく、
被曝線量や地域についての評価はしないのか」

とたびたび質問し「これから検討する」との回答であったが、
今回、第11回検討委員会では、何も発表されなかった。

同じ質問を、第11回検討委員会後の記者会見でぶつけたが、
「これから検討する」のみであった。

第10回の記者会見では、
「甲状腺検査の結果を地域別に出してほしい」と多くの記者から要望があり、
第11回では地域別の結果が出た。

血液検査について、他に質問する記者がいないので、このような現状である。

********

■妊産婦調査で気になる点

資料5 平成24年度「妊産婦に関する調査」実施状況について 
http://www.pref.fukushima.jp/imu/kenkoukanri/250213siryou5.pdf

今、気付いたのだが、県の検討委員会のネットに掲載されている資料には、
1ページ目しか掲載されていない。

配布された資料は4ページあった。これは掲載ミスなのか気になる部分である。
その3ページめ、「調査の評価等について」に気になる部分があった。

http://no-border.asia/archives/9069/%e5%86%99%e7%9c%9f-31

平成23年度で県内各地域に若干の差があるものの、(どのような差か)
全国平均と比べ早産率は高くなかった。

また、単胎生出児の先天奇形・異常の発生率は全県で2.7%であり、
一般的な出生児の先天奇形・異常の発見率3−5%と同様であった。

先天奇形・異常の中で最も高かったものは「心臓奇形」0.86%であったが、
これは心臓奇形の自然発生率1%と変わらなかった。

筆者は検討委員会後の会見で質問した。

ーー平成23年度の福島県の早産率・心臓奇形の発生率などを、全国平均と比較しているが、
事故前のデータ、平成22年度以前の福島県のデータとの比較はされたのか。」

藤森敬也先生(福島県立医科大)「いや、事故前のデータとの比較はしていない。」

ーーそれはなぜか。

藤森敬也先生「事故前のデータが無いからである。
県立医科大のデータなどはあるが、大学病院で出産する例は、一般の病院で出産するより、
総じて早産、奇形などの例が多いので、(危険を伴う出産が大学病院で行われる場合が多い)
大学病院でのデータはもともと早産率などは高い。
なので、このデータとは比較できない。」

ーー平成22年度以前の福島県のデータは存在しないのか。

藤森敬也先生「存在しない。なので全国平均としか比較ができない。」

全国平均と比較することにあまり意味を感じないのは筆者だけであろうか。

なぜなら、事故前と比較して増加したのか、低減したのか、変化したのか、
それは全国平均と比較しても分からないからである。

事故前の福島県が全国平均より突出して低かったとしたら、全国平均と変わらない、ということは増加傾向であろう。
その逆もしかりである。

チェルノブイリ事故のあと、心臓疾患、先天性の心臓疾患が多く発生したことも知られている。

「事故による影響はない」という前提での調査ではなく、詳細な長期の調査を要望する。

********

■甲状腺検査以外の質問がほとんど無し

委員会後の記者会見は時間が短く、紛糾した。
記者からの質問のほとんどは甲状腺ガンに関するもので、
甲状腺検査の責任者である鈴木眞一教授に質問が集中した。

一方的に切り上げられた記者会見のあと、
(福島県庁の佐々恵一健康管理調査室長、
委員の清水修二教授:福島大学、清水一雄教授:日本医科大学の3名だけが
質問が無くなるまで在席してくださったが、
各調査をした専門委員会の責任者と委員のほとんどは帰ってしまわれた!)
記者の方々は県庁の佐々室長に詰め寄った。

「記者会見はきちんと開いてほしい。」
「ブリーフィングをきちんとしてほしい。」
などである。

福島県庁の佐々室長は、
「県としてもその必要性は感じるが、長時間の会見も含むと委員の先生方のスケジュール調整が非常に難しくなり、検討委員会すら開きにくくなる」とのこと。

「それでは、委員会とブリーフィングを別に開いてはどうか」と記者サイドから提案。
そして、「委員全員を集めるのではなく、甲状腺検査の鈴木眞一教授にだけ質問があるので、鈴木先生のみのブリーフィングでいい」と記者数人が提案。

すると佐々室長は
「確かに記者さんがたの質問は甲状腺に集中しているので、
鈴木眞一教授のみに質問が集中している。

全員の先生方のスケジュールを調整するのは難しいので、
鈴木先生のみのブリーフィングを検討してみる」とのこと。

私は途中からずっと、
「甲状腺だけでなく、その他の健康調査についても質問があるので、
血液検査や妊産婦調査や、各専門委員会の責任者にもブリーフィングを開いてほしい」
と言い続けたが、佐々室長は

「そこまで手はまわりません」

と、サッときびすを返して行ってしまわれた。

確かに、血液検査や妊産婦調査に関する質問は、筆者以外に出てこない。
そうなると、本当に情報が出てこないのである。

甲状腺の問題も非常に心配な問題であるが、
チェルノブイリ事故の因果関係が認められたのが小児甲状腺がんだというだけで、
白血病やさまざまな健康影響は発生していることは事実である。

甲状腺がんだけにとらわれず、様々な健康影響について、注視していきたい。
しかし、筆者一人の注視では、甲状腺がんに関する情報しか出てこないのが現状である。

【NBオリジナル】


 

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コメント
 
01. 2013年6月07日 01:17:33 : FfzzRIbxkp
まこさんお疲れ様です。
この記事を読むと、被ばくに関するマスコミの情報はほとんど嘘なのかもしれないと思えます。

だって、まともに質問しないんでしょ?

だったら、てきとーに記事書いているのよ。
記者会見で発表しないデーターが大手マスコミから出るときがあるけれど、
あれも裏でお金払っているのかしらね。

小児白血病がとても不安ですよね。
私は骨髄移植のデーターを見て2011,2012の増え方をみて危惧しています。
白血病が発病していなかった潜在者の人も、今回の事故で症状が悪化したりというのもあるのではないかと。

とにかく、もっと積極的に被ばくを防がなくてはいけないはずが、
文科省も厚生省も環境省も、被ばくを応援してる感じ。


02. 名前はまだ無い 2013年6月07日 11:14:53 : VsUi4H6ZtZots : 6C2IVQDGnM
白血病についても、出産異常についても、さらに心疾患など循環器関係、糖尿病など膵臓・膀胱関係、さらにとトータルな健康データー調査が必要だし、私たち国民の注視も絶えず必要ですね。

でも、今回甲状腺検査への注目で暴露された事があります。
@チェルノブイリでは3〜4年後から甲状腺癌が増えた
A今回の福島県の調査は1〜2年目の結果であり、チェルノブイリのような放射
 線による影響ではない  影響とすれば速すぎる
Bエコーの解像度の改善や、大規模なスクリーニングで症状出現よりも数年前倒
 しで早期発見されている
ですから、Bは@の傾向を前倒しして発見している事になります。
つまり、甲状腺癌については、福島県ではチェルノブイリで起った事が、速くも
起っている事を認識できたわけです。

にもかかわらず、
>「今回の原発事故の影響とは関係ない」と繰り返し説明する鈴木眞一教授
の主張は破綻していますね。


03. 2013年6月07日 11:53:25 : hSAPdMBHUw
何が何でも認めたく無いのでしょう。再稼働を目論む政府からも指示されているのでしょうし。原発事故による被曝がもたらすこれらの異常事態を認めれば、国民の原発への反対は更に強まり、再稼働へのハードルが高まりますし。
医者としての倫理感など全くないのですね。山下氏といい知事といい本当に人とは思えない。悪魔の所業。福島県民は何故この人達に即レッドカードを突きつけないのですか?
このままでは因果関係を認められない、病気や死が福島県に蔓延しそうです。
勿論私達にもいずれは波及しますが。

04. 2013年6月07日 11:54:52 : jsaPC0FUuA
@ 血液検査について

「白血球数減少、好中球数減少、リンパ球数減少の割合に、年齢区分や性による大きな偏りは無かった。」と言うことであれば、データを全面開示して、それを裏付ければ良いだけ。

肝心なデータを公表しないことは、何かを隠していると思われても仕方がない。

A 妊産婦調査について(括弧内は、ヤブロコフ、ネステレンコ著「チェルノブイリ」pdfのページ数)

チェルノブイリに於ける、1000人の出生児あたりの先天性異常の発生率(146)

3.7万Bq/u 〜 55.5万Bg/u
1982〜1985年 4.61
1987年      5.54
1988年      4.62

55.5万Bg/u以上
1982〜1985年 3.87
1987年      8.14
1988年      8.61

チェルノブイリでは、高濃度に汚染された地域では、事故後に直ぐ、その影響が明瞭に現れている。

福島県全部が、55.5万Bg/u以上汚染されているのではないので、「全県で2.7%」と言い方は意味がない。

個別の地域では先天性異常は、どうであったのか、その割合は、汚染濃度とどのような関係があったか、を調べることは、簡単なはずだ。


「事故前のデータが無いから」「事故前のデータとの比較はしていない。」は詭弁である。

「県立医科大のデータ」はあるのだから、それで比較したら良いと思う。

>「心臓奇形」0.86%

チェルノブイリでは、多指症の増加は一目瞭然である。

1000人の出世児あたりの多指症の割合(147)
高濃度汚染地域
1981〜86年   0.22
1987〜89年   1.25
1990〜2004年 1.10

中程度の汚染地域
1981〜86年   0.32
1987〜89年   0.50
1990〜2004年 0.91

全くデータを出さず、一般論で逃げていると言う印象だ。

数値も問題のないものを抜き出して披露して感じがある。

B 甲状腺検査結果について

逃亡と言われても仕方がない。

県民の不安を膨らませていることに気づかないのだろうか?

C 尿検査を行っていないことは、被曝隠しだ。

D ヤブロコフ博士が言及していたように、遺伝子検査が全く行われないことも被曝隠しと言われても、仕様がない。
 


05. 2013年6月07日 14:09:30 : 7wJCqOq2nZ
おしどりマコ氏は、素晴らしいジャーナリストだな。
国際的にもトップで通用するレベルだ。

06. 2013年6月08日 00:03:03 : sxmbWTJpwA

地域別の発生率は汚染マップと一致してそうだね。

福島市 9/46367人 ( 1/ 5152人)
伊達市 2/10599人 ( 1/ 5300人)
南相馬市 2/10436人 ( 1/ 5218人)
郡山市 2/50805人 ( 1/25403人)
白河市 0/10942人 ( 0/10942人)


07. 2013年6月08日 10:57:02 : H3oCIpgp5g
上の図にもありますが、平成24年度の検査で2次検査対象者935名のうち
実施者は255名なんですね。これで17万4000名のうち悪性、悪性疑いは
28名だとおもうと間違えます。
まだ24年度分は27パーセントしか検査してないわけですから。

08. 2013年6月08日 17:16:37 : PWf02BQFjX
>>5
同感。本当に素晴らしいジャーナリストだ。

それに比べて、他の同席者(とても記者などとは呼べない)は何をしているのか?
"確かに、血液検査や妊産婦調査に関する質問は、筆者以外に出てこない。
そうなると、本当に情報が出てこないのである。"
少しはマコ氏を見習って、ジャーナリストの気概を示して欲しい。


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