昨日、渋谷の交差点が、ワールドカップ予選終了後のバカ騒ぎを懸念して「封鎖」された。
これって、昨年の「反原連と警察の二人三脚による」、『管理された』官邸前＆国会抗議運動の成果だろう。
「反原連の抗議活動」が、警察による恣意的な道路封鎖に「お墨付き」を与えた、という事であり、
国民側も、警察が「道路封鎖する事」に、抵抗感がなくなりつつある。

確かに、「割れ窓理論」から、あのような赤信号を平気で無視して車道で大騒ぎするバカ連中や、
「そういう行為を増長させてきたＴＶ局」を今まで「野放し」にしてきたを事の弊害が、
昨今の日本人のモラルの崩壊に繋がっている事は否定できない。

しかし、事前に、騒いだら逮捕も辞さないと注意勧告を出して、ガチガチに警備する事と、「道路封鎖してしまう事」は、大違いだろう。

「道路封鎖」の実績は、後に大きな影響をもたらす事になる。
昨年、反原連の抗議集会で、「車道に出る事はルール違反」という「実績」が出来てしまった事によって、
「車道に出て抗議する行為」は、警察のサジ加減で１つで即排除できる状況が出来てしまった。
そして、今度は（新大久保の反韓デモは野放しのくせに）瞬間的に湧いてくるバカに対しては「道路封鎖」という、
国家権力が「恣意的」に何でもできる、という実績を作ってしまった。

しかしやめない。
奴らの狙いは自らの手を汚さない自粛への誘導だからさ。
奴らは其れを「民意」とか呼び始めるよ。　だからやめない。

1966年の6月末にビートルズが来日した際、来るべき70年安保闘争に
備えて、警察が「ビートルズ警備」の名目で総力（動員警官数のべ35000人）
を挙げて、都市暴動抑止の訓練を行なったそうです。
https://www.youtube.com/watch?v=WxbOeGoBUkk
https://www.youtube.com/watch?v=efC5dlJCh3Y

今回の警察による渋谷全面制圧は、それを彷彿とさせるものですが、
デモの初歩の初歩であるフランスデモなども自主規制してきた
自称「脱原発勢力」が、原発ファシズムに翼賛する結果となったのは
皮肉なことです。

怒りと抗議の表現としての「示威行為」すなわちデモンストレーションは、
車道をデモの舞台に変え、交通を一時的にマヒさせて
都市機能をストライクする、という「ストライキ」の側面を持っていたはずだし、
そうしたデモだったからこそ、権力側は民衆の力を恐れて、
民衆に歩み寄る政策を打ち出すこともあったのでした。

同じ「騒乱」でもこんなに違う……ｗ

日本は人のかたちをした家畜の群れを飼う
牧場となってしまったのでした。

2013年６・４渋谷「騒乱」ｗ
https://www.youtube.com/watch?v=E5SXbjItg9E
https://www.youtube.com/watch?v=B76Varctt4o
https://www.youtube.com/watch?v=LetMueByM0g

1973年国電上尾駅乗客暴動
https://www.youtube.com/watch?v=aPC_rRCXmDk

1968年１０・２１新宿騒乱
https://www.youtube.com/watch?v=HKtFXATQCWk
https://www.youtube.com/watch?v=JcYRS9a7mpc
https://www.youtube.com/watch?v=cGruK8aGhe0

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http://www.youtube.com/watch?v=SjPm-LdDEuc
興奮の渋谷で警官呼びかけ「皆さんは１２番目の選手」

　　　　TBS系（JNN） 6月5日(水)19時37分配信

サッカーの日本代表がＷ杯出場を決めた直後、興奮した群衆が渋谷に押し寄せました。
そんな中で、事故やトラブルの防止に活躍したのがある若手の機動隊員です。
彼は拡声器で、若者たちの心をつかむあるメッセージを発し続けていました。
「サポーターの皆さんは１２番目の選手です。
１２番目の選手のみなさん、ルールとマナーを守ってフェアプレーで今日の喜びを分かち合いましょう。
皆さんのご協力をお願いします」（サポーターに呼びかける機動隊員）

興奮するサポーターに対して心情に訴えているのは警視庁の機動隊員です。

４日、数百人態勢で行われた異例の厳重警備の裏側には、警視庁の機動隊員による周到な準備がありました。
「渋谷駅の交差点を中心とした 円滑な交通を確保する。我々に課せられた任務しっかりやっていきましょう」
（警視庁第九機動隊 高橋重行副隊長）

大一番の直前、首都東京の治安を守るため、大勢の人が集まる現場の警備を担う警視庁第九機動隊本部には、
数百人の隊員が集まっていました。
渋谷のスクランブル交差点では、これまでも幾度となく興奮したサポーターが騒ぎを起こしてきました。
事態を重く見た警視庁は今回、センター街を含む周囲２キロの立ち入りを制限し、
スクランブル交差点を斜めに横断できないよう規制する方針をとったのです。

午後９時過ぎ、試合終了直前に日本が同点に追いつくと・・・。
「渋谷のスクランブル交差点を規制するため、警視庁の警察官がバリケードを並べています」（記者）

そして、試合終了。サポーターが一斉にスクランブル交差点へと向かいました。
青信号とともに横断歩道を行き来しハイタッチを繰り返すサポーター。
機動隊員は、横断歩道から交差点にはみ出しそうになったサポーターを鎖状に手をつなぎ押し戻します。
しかし、規制区域の外では・・・。

「駅前のスクランブル交差点は警察の規制が効いていますが、そこから外れた場所では、
大勢のファンが詰めかけて騒ぎとなっています」（記者）

無法地帯となった交差点の真ん中でタクシーが立ち往生。興奮したサポーターに囲まれ、
中にはボンネットの上に飛び乗る男性の姿も見えます。さらに、
警察官ともみ合うなどして交番に連れていかれるサポーターの姿も。
一方で、渋谷駅前の規制されているスクランブル交差点では・・・。

「こんないい日におまわりさんも怒りたくありません。皆さんは１２番目の選手です。
日本代表はルールとマナーを守るフェアプレーのチームとして有名です。１２番目の選手である皆さんルールを守って、
おまわりさんからのお願いです」（サポーターに呼びかける機動隊員）

機動隊の指揮車の上からユーモアを交え呼びかける機動隊員。交差点を走り出すサポーターに対しては・・・。

「皆さんがそのように交通ルールを無視していると、おまわりさんからイエローカードが出るかもしれません。
目の前の怖い顔をしたおまわりさん。皆さんが憎くてこういうことをやっているわけではありません。
心の中では日本代表のＷ杯出場を喜んでいるのです。どうか皆さん、おまわりさんの言うことを聞いてください」
（サポーターに呼びかける機動隊員）

スクランブル交差点の規制は大きな混乱もなく、午前０時頃に解除されました。
１２番目の選手として、応援するサポーターのマナーも問われています。

（05日18:12）.最終更新:6月5日(水)19時50分

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