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凍土の遮水壁で汚染水抑制…政府委が設置方針 
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/768.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 30 日 20:40:00: igsppGRN/E9PQ
 

凍土の遮水壁で汚染水抑制…政府委が設置方針
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130530-OYT1T00661.htm?from=ylist


 東京電力福島第一原子力発電所で増え続ける汚染水の抜本的な抑制策として、政府の汚染水処理対策委員会(委員長・大西有三京都大名誉教授)は、建屋周辺の土壌を凍らせて地下水の流入を防ぐ「凍土の遮水壁」の設置を打ち出す方針を固めた。

 30日の会合で最終判断し、東電に実施を求める。

 同原発の建屋には、地下水が1日平均400トンずつ流れ込み、汚染水増加の最大の要因となっている。

 凍土の遮水壁は、大手ゼネコンが提案した。地中に管を並べて打ち込み、管内に氷点下数十度の冷却材を循環させ、周辺の土壌を一定の深さまで凍らせる。これが、建屋内と外側との水の動きを遮断する壁となる。地下に構造物があっても大きな障害とならず、1〜2年程度で設置できる。

 コンクリート製の遮水壁を造るのと違い、凍土法は管をすべて埋設した後、一気に土壌を凍らせ、短期間で壁が完成する。このため、施工中に壁の内側で地下水が減るなどして、建屋内から放射性物質を含む汚染水が外へ漏れ出る危険は少ない。

(2013年5月30日13時25分 読売新聞)


 

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コメント
 
01. 2013年5月30日 21:10:44 : HOAI2pHHcQ
なりたたないんじゃないかな。
直感で。

02. 2013年5月30日 21:27:07 : 0MxxUg9noA
壁と違って、隙間無く埋める必要が無いのがやりやすいって事か。
でもあとあと、凍土になってくれてるか確認出来るんかいな?

03. 2013年5月30日 21:44:53 : mL7bVt7pSM
NHKニュース動画

汚染水対策 地下水流入抑制で遮水壁設置へ
5月30日 19時22分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20130530/k10014964631000.html

東京電力福島第一原子力発電所で汚染水増加の原因となっている地下水の流入を減らすため、国の専門家委員会は、建屋周囲の地盤を凍らせて水の流入を遮る壁を設置する新たな対策をまとめました。

ただ、設備の維持コストが高く技術的な課題もあるとして、国に研究開発などでの積極的な関与を求めています。

福島第一原発では1日400トンのペースで地下水が建屋に流れ込み、汚染水増加の原因となっていて、先月、地下の貯水槽から汚染水が漏れたのをきっかけに、国が専門家委員会を設置して抜本的な対策を検討していました。

その結果、30日に開いた3回目の会合で、地下水の流入を減らすため、1号機から4号機の建屋全体を囲むように水の流入を遮る壁を設置する新たな対策をまとめました。

具体的には、複数ある壁を造る工法の中から、遮水効果の高さや工事期間の短さから、地盤を凍らせる方式を採用し、平成27年度前半までの運用を目指すべきだとしています。

そのうえで長期的な対策案も示し、遮水壁に加えて、建屋の山側の井戸から地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」などの方法を組み合わせて、段階的に地下水の流入を減らし、最終的に8年後の平成33年までに地下水の流入を止めるとしています。

東京電力などによりますと、遮水壁は地下水の流入を強制的に遮ることから、最悪の場合、建屋周辺の地下水の水位が下がりすぎて、汚染水が建屋から地下水側に逆流するおそれがあるということです。

このため、遮水壁の設置に当たっては、地下水の水位が下がり過ぎた場合に、井戸に水を入れて水位を回復する対策なども検討すべきだとしています。

ただ、地盤を凍らせるて造る遮水壁は設備の維持にかかるコストが高く、水位の管理という技術的な課題もあり、専門家委員会は、国に研究開発や制度面での支援など積極的な関与を求めるとともに、早急に実現可能性を検討すべきだとしています。

地下水の現状と課題

福島第一原発には、敷地の山側にある高台から海に向かって大量の地下水が流れて汚染水増加の原因となっていて、いかに地下水の建屋への流入を減らすかが課題となっています。

その対策としてこれまでに検討されてきたのが、サブドレンと呼ばれる建屋の周囲にある井戸から地下水をくみ上げて地下水の水位レベルを低く保つことや、地下水の流入経路となっている建屋の隙間などを埋めること、それに、山側に新たに井戸を堀って建屋に流れ込む前にきれいな地下水をくみ上げて海に放出する「地下水バイパス」という方法などです。

しかし、サブドレンは、事故で放出された放射性物質で汚染されて復旧のめどがたっていないほか、建屋の隙間を埋める作業も高い放射線量がネックとなって進んでおらず、900近くあるとされる建屋の隙間のうち、埋めることができたのは3か所にとどまっています。

このため、最も現実的な対策として検討が進んでいたのが「地下水バイパス」でした。

東京電力は、建屋の山側12か所に新たに井戸を掘り、水質検査で放射性物質の濃度が法令の基準以下であることを確認したうえで海に放出する計画でこの対策によって地下水の流入量を最大で1日100トンほど減らせると見込んでいました。

当初はことし4月中にも実施したい考えでしたが、地元の漁業者側から「地下水と汚染水の違いについて区別がついていない」などの反発があり、海への放出に同意が得られず、結論は持ち越されました。

抜本的な解決策が見いだされないなか、汚染水は1日400トンのペースで増え続けています。

これらの汚染水は、一部の放射性物質を取り除く処理を行ったあと、溶け落ちた核燃料の冷却に使われ、現状では、原発の敷地内のタンクで保管するしかありません。
こうしたなかで地下の貯水槽からの汚染水漏れが発生し、政府は、東京電力任せの対策を抜本的に見直そうと急きょ専門家などよる委員会を設置して、検討を進めていました。

凍土式の地下遮水壁とは

福島第一原発の汚染水対策で採用されることになった地盤を凍らして地中に壁を造る工法は、水の流入を防ぎたい地下鉄のトンネル工事などで実績があります。

「地盤凍結工法」とも呼ばれるこの工法は、ゼネコンの鹿島が提案し、案では、1号機から4号機までの建屋全体を囲むように1メートルほどの間隔でパイプを埋め、その中にマイナス40度の液体を流して循環させ地盤を凍らせて固めることで、水の流入を防ぐとされます。

基本的に地中にパイプを埋めるだけでよく、工事期間が1年から2年ほどとほかの方法に比べて短く作業員の被ばくを抑えられる一方、パイプに冷却用の液体を流し続ける必要があり維持コストがかかるほか、今回のような大規模なものでは10年以上の長期にわたって運用された実績はほとんどありません。

鹿島などによりますと、地盤を凍らせて造った壁は水を通さないということで、凍った地盤が溶けないかぎりは機能が維持されるほか、地震などでひびが入ってもすぐに再び凍らせることができるということです。


04. 2013年5月30日 21:53:22 : S31cj4N24A
2年以上何もしなかったのにこの報道。

もう太平洋に放射性物質を大量に含んだ水がじゃじゃ漏れということだろう。


05. 2013年5月30日 21:58:33 : PWf02BQFjX
上手くやれれば少なくとも今よりはマシになりそうだが・・・

あと2年も掛かるのか。
もっと早くやって欲しかった。


06. からいし 2013年5月30日 22:01:06 : leRgw3yl/o8x6 : EPjxRgoceg
地下鉄の工事に使われていると言うことは、コンクリートの壁を作るための一時しのぎということですね。コスト的に安いのであればずっと凍らせた冷凍地下鉄が出来るはず。

07. 2013年5月30日 22:05:03 : dyFEP2PFxs
 典型的な陰謀論であるが、福一には地割れ疑惑がある。断層か、地割れか、地滑りかは定かではないが、福一の地下水流入を招いた損傷は、地割れによって生じたと考えるとスッキリするというのである。
 送電線の鉄塔倒壊も、地割れの類のためである。
 4号機建屋に水素ガスを流入させた、通気の穴も、地割れの穴でつながったのである。
 再稼動の可否を考える際に、断層や破砕帯が重視されるのも、福一の地割れの悪夢と教訓を反映したためである。
 
 福一の地盤の崩壊の真実は、2重三重に隠蔽された。地割れなら地震による重大な損傷であり、津波による想定外の被害という、傷が浅くすむストーリーに誰しもが固執したのである。隠蔽が過ぎて、今や、政府や専門家たちすら福一の地盤の真実を把握することは不可能となった。その中で、「いや隠すにしても、これからの対策はいるやろ」と思った専門家の動きが、もんじゅや敦賀、東通の活断層をめぐって、時折噴出している、、、、。

 という仮説を念頭に、事態をウォッチしてます。


08. 2013年5月30日 22:07:44 : DJ79WsaBhc
遮蔽工事にかこつけて、炉外にある核燃料を冷却する意図もあるのかもしれない。

福島第一原発は、天然原子炉状態で、時折、再臨界が起きて蒸気を吹き上げている。

調査したら地中温度が高すぎて断念と言う可能性もある。


09. 2013年5月30日 22:32:52 : QPsgXrQrUc
土ごと地中に落ちた核燃料を冷やすつもりだろうか。
実用できたらこれでメルトダウンしても大丈夫〜(なわけない)。

10. 2013年5月30日 23:21:08 : E4bT3Bpr2w

掘削しない「凍結工法」みたいなもので、おそらく埋め込んだ凍結管に冷媒(塩化カリウムの冷却液)を冷やしながら流すのだろう。

都営新宿線と半蔵門線の俎橋付近は「凍結工法」で作られたが、これが非常に大規模で、約37000立方メートル(トラック4000台分に相当)の土を凍らせて掘削を行ったそうだ。

「凍土の遮水壁」なら技術的な問題はないんじゃないか。後は金だ。


11. 2013年5月31日 00:27:50 : 661tt5SBAU
「凍結工法」
http://kotobank.jp/word/%E5%87%8D%E7%B5%90%E5%B7%A5%E6%B3%95

凍結工法は、本来一時的な凍結によるもので、冷やし続けるとなると、10氏の言われる通り、金の問題になる。
技術的には、凍結管の岩盤への打込みとメンテナンスの難しさがあるが不可能ではないかもしれない。
記事になるくらいだから、なにかしらの技術的な裏付けはあるのだろう。
マシにはなるが、やはり仮壁と考えるものだ。
先は長い。


12. 2013年5月31日 00:50:25 : 661tt5SBAU
失礼。この記事の「大手ゼネコン」とは鹿島建設のことですが、岩盤までは打ち込まないですね。買い被りすぎました。
やっぱ、漏れます。
でも、ちっとは、マシになるよ。

「凍結・凍上解析システム」
http://www.kajima.co.jp/tech/c_soil_improvement/analysis/index.html#body_02
「凍土を迅速に造成できる急速地盤凍結工法」
http://www.kajima.co.jp/tech/c_soil_improvement/eco_freeze/index.html#body_02


13. 2013年5月31日 00:55:49 : 7oSKGju5kA
凍結のための電力作らせろとか言い出しゃせんだろか…

14. 2013年5月31日 01:22:25 : 5uvl0AM6Ng
>09 地中に落ちた核燃料を冷やすつもりだろうか。
本当にそのつもりなのかも…

15. 2013年5月31日 02:18:13 : 5uvl0AM6Ng
ちなみに、今の注水冷却を液体窒素冷却にすれば、中の汚染水は凍って漏れ出さなくなるし、水を入れる必要もなくなるので汚染水は増えなくなるそうですが、なぜ液体窒素案を真剣に検討しないのでしょう?

16. 2013年5月31日 03:29:45 : X4M7MVBoxg
窒素入れても核反応止まるわけじゃないし
超高温と超低温がぶつかれば爆発しちゃうんじゃないの
窒素は熱源以外は凍るから施設ごと破壊しちゃうよ

17. モラン 2013年5月31日 07:39:16 : ugNbEuO4u/POU : k5giwW4aw2
これって小出 裕章さんが事故当初から提案していましたね。小出さんは確か鉄矢板を提唱していましたが矢張り小出さんが正しかったことが証明された訳ですね。

18. 2013年5月31日 10:05:27 : A28Wv1aikE
まず作るべきは、コンクリートの遮水壁ではないか。
永遠に電力会社が儲かる装置より先に、物理的に遮断する方が先決だ。

19. 2013年5月31日 23:12:18 : QPsgXrQrUc
コンクリートでも鉄でも土の中に温度が高すぎる部分があればアウト
それを冷やすためのカチカチ作戦では?

20. 2013年5月31日 23:15:22 : QPsgXrQrUc
>超高温と超低温がぶつかれば爆発しちゃうんじゃないの
窒素は熱源以外は凍るから施設ごと破壊しちゃうよ

いきなりぶつければヤバいだろうがジワジワと二つの不均一系をあわせれば境界面を介してマイルドに冷えるような。
あと、施設は元から壊れているら無問題とか。


21. 2013年6月01日 09:53:13 : dyFEP2PFxs
07の陰謀論者です。

「鹿島によると〜地震などでひびが入ってもすぐに再び凍らせることができるということです」
なんで、こんな一節を付け加えたか?建屋周辺の地盤の状態が悪いのではないか、と思わせられます。4号機建屋関係で、建物の傾きがどうの、という議論がありました。これも建屋構造物の損傷が気になったから、という以外に建屋の地盤自体が疑念を持たれるような状態だった、という理由も想定できます。
福一の地盤は、本当に何かありそうでしょ。何なんだろう。


22. 2013年6月01日 17:50:40 : 5uvl0AM6Ng
チェルノブイリは液体窒素で冷却しました。

1 火災の鎮火と、放射線の遮断の為にホウ素を混入させた砂5000tを直上からヘリコプターで4号炉に投下。
2 水蒸気爆発(2次爆発)を防ぐ[9]ため下部水槽(圧力抑制プール)の排水(後日、一部の溶融燃料の水槽到達を確認したが水蒸気爆発という規模の現象は起きなかった[10])。
3 減速材として炉心内へ鉛の大量投入。
4 液体窒素を投入して周囲から冷却、炉心温度を低下させる。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%81%E3%82%A7%E3%83%AB%E3%83%8E%E3%83%96%E3%82%A4%E3%83%AA%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB%E6%89%80%E4%BA%8B%E6%95%85

日本でこのようなことがうまくできるかどうかは分かりませんが、対策としては理に適っていると思います。
水の循環冷却がうまくいって汚染水が増えないのなら、水を使う手法はいいと思いますが、現実は大量の汚染水が発生して続けて問題になっているわけですから、凍土の遮水壁を言うくらいなら、液体窒素の方も検討していいように思うのですが。


23. 2013年6月01日 18:11:46 : 5uvl0AM6Ng
それとチェルノブイリでは10日程で、外部への放射能の放出が止まったと言われています。
仮に10日ではないにしても、福島原発と比べれば圧倒的に早いのは間違いないです。

チェルノブイリでは炉心が爆発してしまって出るものは出てしまったからということもあるでしょうが、液体窒素によって水が凍結して放射能を閉じ込め、しかも凍った水が遮蔽材となることで放出を食い止めたのではないでしょうか?
一方、福島原発のほうは、水が沸騰して水蒸気と一体となって放射性物資が放出するようなことが長いあいだ続いてきましたし、現在でも量はかなり減ったとしても、まだ続いているように思われます。

この点で見れば、液体窒素で冷却するほうが優れた解決策のように思えます。

あるいは、プールから使用済み燃料を取り出そうとしているので、取り出し終わるまでは、作業できる環境になっている必要があるなどの理由で、液体窒素で冷却してしまうのは無理ということなのでしょうか。

それとも東電や政府は、単に深く対策案を考えないで水を入れているだけなのでしょうか。


24. fumifumi923 2013年6月01日 18:16:14 : SkHMOfI8xanDg : sJmpmnL6vk
凍土にするには付近に原発が必要だと言い出すのでは?
何しろ何でもありの東電だからね。


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