★阿修羅♪ > 原発・フッ素31 > 746.html
 ★阿修羅♪  
▲コメTop ▼コメBtm 次へ 前へ
双葉町には160年帰れない――放射能現地調査から/木村真三|特集 二年後の被災地にて 「新潮45」13年3月号
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/746.html
投稿者 天下万民 日時 2013 年 5 月 29 日 14:46:15: icvBmcVGYoU6M
 

http://www.gruri.jp/topics/13/03081400/

土方学者

 一昨年の震災からの二年間、私は福島県内の各地をホームステイしながら、現地での調査を続けてきました。
 ニッカボッカ姿で住民の方々と一緒に土を掘り返し、除染作業を行ってきたからでしょう、いまでは「土方学者」と親しみを込めて呼ばれています。これを私は最大の褒め言葉だと思っているんです。
 福島第一原子力発電所での事故以降、これまでに九〇〇〇人以上の内部被ばく調査を行なう傍ら、二本松市やいわき市の志田名地区における「放射能汚染地図」の作成など、月のうち三分の二は福島県内で調査を行っています。残りの三分の一はライフワークであるチェルノブイリの調査でウクライナに滞在しているため、休みというものが全くない文字通り年中無休の日々を送ってきました。
 私が福島県内の調査を始めたのは、福島第一原発の一号機が水素爆発を起こした三日後、三月一五日のことでした。医師ではありませんが、放射線衛生学の専門家である私は、勤めていた厚生労働省の労働安全衛生総合研究所(安衛研)に辞表を提出し、NHKのETV特集取材班とともに計測器を持って現地へ向かいました。後に放射線測定の権威である岡野眞治先生も合流することになり、その模様は「ネットワークでつくる放射能汚染地図」として放送されたので、ご存知の方も多いと思います。
 安衛研では、原発内での作業が労働安全衛生法に抵触するか否かの判断を求められます。実はその中で違反件数が最も多かったのが福島第一原子力発電所でした。よって東海村JCO臨界事故、中越沖地震の際の柏崎刈羽原発の事故と同様に、福島第一原発では何か大きな災害が重なれば事故が起こる可能性が高い――そんな予感を抱いていたものの、これほどの大きな事故が発生するとは思っていませんでした。
 当時、職をなげうってまで現地調査にこだわったのは、この事故の影響について国や原子力ムラによる隠蔽工作が必ずや起こる、という確信があったからです。
 福島第一原発の事故の後、発生した「放射能雲」によって日本は全国的に広く汚染されました。放射性物質を大量に含んだ雲は山々を汚染し、町々を汚染しました。その後も雨が降れば山肌に付着した放射性物質が洗い流され、河川と海洋に汚染が広がります。
 福島市や郡山市では三月一五日の夕刻、大量の放射性物質を含んだ雲が通過しました。東京ではそれより早い午前一〇時〜一二時にかけて放射線量のピークがあり、私が台東区の自宅マンションで計測した放射線量は一時間当たり一μシーベルト(Sv)を超えていました。
 ところがテレビを見ると、枝野幸男官房長官(当時)は「ただちに健康に影響はない」と発言しており、有象無象の「研究者」たちが安全だと繰り返し解説しているのです。彼らが市民に対して警鐘をならしていない事態を目の当たりにし、何度もテレビ局に抗議に行くべきなのではないかと迷いました。それを堪えて福島県に向かったのは、自分がここで可能な限りのデータを取っておかなければ、例えば後になされるかもしれない隠蔽に対して、動かざる証拠をもって闘うことができなくなる、と考えたからでした。
「放射能雲」が発生した当初の風向きを見ると、初期の頃にはいわき市を汚染しています。現在のいわき市は事故前とほぼ変わらない放射線量で、市は一昨年の四月二二日には安全宣言を出しました。
 ところが、そのひと月前の三月二四日〜三〇日、原子力安全委員会は福島県内の約一二〇〇名の子供たちを対象に簡易甲状腺検査を行っているのです。その結果、いわき市在住の四歳になるお嬢ちゃんが三五mSvの被ばくをしていたことが分かった。
 早々に安全宣言が出されたいわき市の子供が、大きな被ばくをしていたという事実を我々はどのように受け止めればいいのでしょうか。このような子供たちが放置されてしまっている現状に一つひとつ対峙するとき、結果的に最初に行った「放射能汚染地図」の調査は、問題を訴えていくための重要な基礎データとなり続けているわけです。

地域の分断

 さて、この二年間の日々を振り返る際、私の胸に繰り返し浮かぶ言葉があります。それは「分断」という言葉です。
 原発事故によって、福島は幾重にもわたって引き裂かれました。原発の二〇キロ圏内、三〇キロ圏内と圏外、避難地区からの避難者と彼らを受け入れた地域の住民、さらにはそこから県外へ避難した人たち……。家族が離れ離れになった方々が大勢います。
 しかし国の施策はただでさえ分断されてしまっている人々を、さらなる分断に追いやる「分断政策」になっているのではないか、と私は危惧しています。
 象徴的なのが原発立地市町村の一つである双葉町の状況でしょう。
 昨年一二月、双葉町では井戸川克隆町長と町議会の対立から、町長の不信任案が可決されました。今年一月に井戸川町長は辞職。ICPRが定める年間一mSvを達成できない限り帰還は認められないとする井戸川町長に対し、中間貯蔵施設の受け入れや除染について原発立地八カ町村で足並みをそろえるべきだ、という議会の主張がぶつかり合った結果でした。
 そんななか、双葉町の「復興まちづくり委員会」の有識者委員である私は、同町への帰還可能時期の推定を依頼され、町の汚染状況を調査することになりました。そこでゲルマニウム半導体検出器という高性能な装置で計測すると、双葉町内には未だ酷い汚染地域が多くあることが分かってきたのです。
 特にセシウムやプルトニウムを濃縮する地衣類は汚染度が高く、キログラムあたり、どれも五〇万ベクレル、高いもので三六〇万ベクレルという凄まじい数値が出ました。
 地衣類の繁殖する場所は、小さな子供が好んで遊ぶ路地裏や日陰に多くあります。そのことを考慮すれば非常に危険であり、場所によっては毎時二〇μSvを超える地域もある。同じ地域の墓地では六〇μSvを超える場所も存在しています。それが事故から一年七カ月経った時点での町の現実なのです。
 双葉町の最も汚染度の高い地域を基準とすると、土壌に放射性物質が沈んでいくことによる自然減衰を考慮しない場合、一時間当たりの空間線量が〇・一μSvになる時期は約一六五年から一六九年後という試算になります。
 このような高線量の地域を除染したところで、果たしてその推定年数を変えることができるのか。さらにセシウムだけではなく、ストロンチウムやプルトニウムは原発直近の町で濃度が高い可能性もあります。それらの危険性をきちんと証明する前に、「帰還可能」という決定を軽々しく言うべきではない、というのが私の現地を調査しての結論でした。
 一方で双葉町には福島市内や郡山市内よりも線量の低い地域があるのも事実です。では、汚染レベルが地域によって異なる中で、それを「いますぐに帰れる地域」「数年後に帰れる地域」「当分帰れない地域」に分けてもよいものなのでしょうか。
 決断するのは最終的に双葉町の方々だとはいえ、こうした帰還のやり方は町の「分断」をより深めるに過ぎないと私は考えています。同じ地域の中に帰れる人がいる一方で、帰ることのできない人がいる。そこに賠償金の金額の差が生まれ、住民同士のいがみ合いがさらに生じてしまうのだとすれば――。果たしてそれは双葉町の人々の望むことなのでしょうか。私にはそうは思えません。
 一部の有識者の中には「それでも帰りたい人たちを無理に引き止める必要はない」という意見もあります。しかし、実際に帰還を強く望んでいるのがお年寄であることの意味を、まず私たちは考えなければなりません。
 町に誰かが戻れば、医療、警察、消防などのインフラを担う人々が必要となります。その担い手の多くが若者である以上、お年寄の帰還は若者の望まない被ばくを生むことにつながってしまう。国の政治家は簡単に「責任」という言葉を使いますが、現実には将来的に健康被害が発生したとき、その責任を本当に取ろうとしている人、取ることができる人は誰一人いないのです。もっとも質の悪いのが、有識者や学者です。自身の得を考え、無責任に国にとって都合の良い美辞麗句を並べ立て、世間を煙にまいているようにしか感じません。勇気を持って真実を伝える――帰還可能時期の推定を行うに当たって、私はこうした議論を住民の方々と交わしました。
 昨年一二月一一日の第六回委員会でこの調査結果を伝えた際、町のみなさんは意外なほど冷静でした。中学生や小学生、さらに小さいお子さんを持つ方々からは、「帰れと言われても帰ろうとは思わない。専門家の意見が出たことで、私たちは安心しています」という声がありました。また、「まだ一縷の望みはあったけれど、これではっきりした。この事実を踏まえて、我々も考え方を変えなければならない」と仰る方もいました。


 被害者の分断

 原発事故から二年が経ち、こうした現実を見つめる上で強く意識しなければならないのは、被害=放射能の汚染だけではないということです。
 多くの方が福島第一原発事故を考えるとき、今も放射線量の高さや被ばくの可能性を中心に議論しています。しかし、福島第一原発の事故による影響は、避難生活でのメンタルストレス、家族が離れ離れになることで生じた亀裂、地域を構成する人々が変化したことによる住民同士の対立、子供のいじめ問題など様々な方向へと広がっています。
 それらは全て原発事故がなければ起きなかったことなのです。地域社会にもたらされたそれらの事態を全て被害としてとらえなければ、決して事故の真相は見えてこないし、被害者支援の枠組みからこぼれ落ちてしまう人たちが必ず出てきてしまう。言い換えれば、放射能汚染に被害を限定すること自体が、被災者の苦しみを「分断」することに他ならないのです。
 社会問題として考えれば、福島における原発事故が広域の公害問題であることは明白です。イタイイタイ病や水俣病と同じように、企業城下町で大きな汚染が発生した。町の人々はその企業によって潤っていた反面、一度事故が起これば精神や肉体が蝕まれ、謂れのない誹謗中傷によって差別を受ける。そのために自ら命を絶つ人も現れ始める。日本の公害史で繰り返されてきたことが、この原発事故でも起こっているのです。
 それは私が現地での調査を続けているチェルノブイリでの事故後に生じた「分断」と同じものでもあります。彼らは旧共産圏の住民でしたから、移住先での住居やあらたな仕事に就くことは日本よりも容易だったかもしれません。しかし、地域の中で培ってきた生きがいは奪われ、郷土から引き離されたという傷や恐怖は多くの人々の心を蝕みました。
 たとえ収入が復活しても、そこには絶望があり、アルコール依存症になった方や生活の乱れから命を縮めていった人々がいました。今年はチェルノブイリの事故から二七年目となりますが、この事故はそのような社会的な観点からほとんど評価されてこなかった歴史を持っているのです。
 だからこそ日に日に強まっていくのは、福島を第二のチェルノブイリ、二七年後のチェルノブイリにしては決してならない、という思いです。
 先に私は震災以降、福島県各地を「ホームステイ」をしながら調査する生活を続けてきたと言いました。
 一昨年の七月に設立したNPO「放射線衛生学研究所」の事務所は郡山市にありますが、自分が寝泊まりする拠点をあえて作らず、調査の中で出会った好意ある方々のもとを転々としています。今では「今度はいつ来んだ。顔見せねえから寂しいぞ」と電話を受け、「じゃあ、明日行く」といった形で彼らを訪れることも増えてきました。荷物や着替えも各地に置いてあり、ほとんどフーテンの寅さんのような気持ちです。
 そのような形で調査を行う理由は、住民の方々とともに寝泊まりし、土壌の調査をともにしながら話をすることで見えてくる真実、苦悩があるからです。
 放射能を調べるという作業は、世の中の見えなかった問題、隠されていた問題を焙り出す作業と切っても切れない関係にあります。だからこそ、研究者という立場だけで物事を見ていると、必ず見落としが生じてしまう。だからまずは一人の市民としての視点を持ったうえで、どこから切りこんで行くかを研究者の目線で考える必要がある。そして「分断政策」によって国の支援の規模が縮小されていく恐れがあるならば、そこから浮かび上がる様々な現実をしっかりと見なければならないし、伝えなければならない。 
 その意味で私にとって福島での活動は「研究」ではありません。あくまでも「調査」として人々の生活の中に分け入っていく。そこに暮らしている人、暮らさざるを得ない人、さらには県外に避難された方々も含めて、「研究」という視点で扱ってはならないのがこの原発事故の問題の本質なのです。

新たなホットスポットもある

 そのために何をすべきかを考えるとき、私はやはり「測ること」という原点に常に立ち返ることが大事だと思っています。
 原発事故から時間が過ぎる中で気になるのは、放射能に対して極めて過敏な反応を示す人たちと、そこから逃げたい、忘れて生活したいと情報を自ら遠ざけて生活している人たち、という意識の二極化が進んでいることです。
 しかし現実にそこで暮らしている人、暮らさざるを得ない人が多くいる以上、事故後一貫して大切なのは正しく放射能と向き合い、どのように生活をすれば被ばくを減らすことができるかをみなで一緒に考える姿勢でしょう。
 安全なのはどのような場所か、食べ物についてどのようなことに気をつければいいのか。空間線量だけではなく食品や内部被ばくの数値を地道に測り、結果を分析して指摘していく。分かることと分からないことをはっきりと伝えながら、放射能汚染に対する不安やストレスを軽減させ、同時に被ばくも減らしていく。
 それを実現するためにはこの二年の間に放射性物質による汚染の実態がどのように変化していったかを知ること、そして、一人ひとりが科学的な視点を持って放射能汚染と向き合うことが有効です。
 例えば同じ地域で作成した一昨年と昨年の汚染地図を比較すると、空間線量が全体的に落ちてきている一方、毎時一μ〜二μSvを超えるような新たなホットスポットが出現していることが分かってきました。これは山々を汚染した放射性物質が雨によって流され、堆積物として溜まっている個所があるからです。新たな汚染個所は川の蛇行域に多い。このように放射性物質は移動しますから、福島県に限らずいつどこで高い線量が計測されるかは分からない状況が続いています。
 次に食品による内部被ばくについては、人によって大きな違いがあることが問診によって明らかになってきました。
 問診では原発事故後の生活を遡り、当時からの行動パターンがどうであったかをゆっくりと聞いていきます。
 その人がどのような食品を食べているかを追って調べていくと、食品に対して注意しているグループとしていないグループとでは、被ばく量に明らかな差が出てきます。食品に気を遣っている人たちは、スーパーで売られているものを買い、自家生産の作物をほとんど食べていない。対して自家栽培の野菜を無防備に食べている場合、一昨年よりも内部被ばくの量が増えてしまっている方も多いのです。雨によって放射性物質が移動していることからも分かる通り、汚染された作物がどこから出るかは分かりません。計測された食物を意識的に食べることが、いかに大事かが分かるでしょう。
 また、二本松市民を対象とした被ばく線量調査では、小学生の四五%が一昨年と同じかそれ以上の被ばくをしています。年間被ばく推定線量に置き換えてみたところ、一mSv以上の子供たちは七七・一%。放射線量が下がっているにもかかわらずそのような結果となったのは、事故直後は外遊びをしていなかった子供たちが、昨年からは除染されたグラウンドでの体育が再開され、外で遊ぶようになっていることを表しています。
 ただ、子供たちの体力は一昨年来非常に低下しており、肥満率も上がっている。これは非常に悩ましい問題です。そのなかで子供たちをどのように外で思いっきり遊ばせればいいのかを考えると、地域の線量の環境をしっかりと把握し、遊ぶ時間や場所を区切っていくなどの手法が必要になってくるからです。
 被ばくを抑えながら、日々の生活をいかに送るか。その答えは被害の現状、放射線との向き合い方を学ぶ中で導き出されていくものです。

市民科学者を育てる

 そこで私は特定非営利活動法人「放射線衛生学研究所」を母体に、「市民科学者養成講座」と名付けた講座を各地で行っています。「市民科学者」とは高木仁三郎先生の著書『市民科学者として生きる』から付けたもので、原発事故以後の日本で生活する上での重要なキーワードだと思っています。
 私がこの言葉にこだわるのは、専門家の視点だけでは放射能汚染の実態が正確にはつかめないからです。専門家は土壌を取って調べることはできます。しかし、その地域で子供たちがどのように遊び、どんな場所に行きたがるのかは知りません。また、汚染地図における線量の違いの理由も、実際にそこで生活している人でなければ分からないことが多いのです。
「市民科学者」の力を感じるのは次のようなときです。
 いわき市に志田名地区というホットスポットがあります。一昨年の五月の時点で毎時一〇μSvを超える線量があったにもかかわらず、行政からは放置されていた一四〇名ほどが暮らす地区です。私は住民の方々と七一三ヵ所に及ぶ地点で放射線量を測定し、市や県、国に汚染地区であることを認めさせるために地図を作りました。地図作りでは全ての田畑、住宅を一メートルと一〇センチの高さで調査し、五〇メートル四方の網をかけて汚染の値を記していきました。
 この志田名は私のホームステイ先の一つでもあるのですが、汚染地図を作り上げたとき、地元のある男性が地図を見て「先生」と声をかけてきました。
「ここさ集会所あんべぇ、集会所を境に上と下とで(汚染の高さを示す)色が違うべ」と彼は言うのです。「この集会所は下が雨のときも、上は雪なんだ」と。
 三月一五日に大量の放射能雲が通過したとき、志田名地区で雨が降っていたことは地域の方の日記から判明していました。ところが同じ日、集会所より上は雪だったと彼は言うわけです。雪の積もる場所では、放射性物質が洗い流されず、土壌にゆっくりと浸透していく。雪と雨では後の汚染がこれほど違うのか、と私が驚いていると、彼はさらに地図の高線量の場所を示して続けました。
「先生、あとこの場所も高いだろ。これは雪が吹きだまるところなんだよな」
 これは外から来た専門家には見えない汚染されやすい場所が、その町に暮らしてきた市民科学者には見えるということを意味しています。
 よって私は「市民科学者養成講座」を開催するとき、「みなさんは市民科学者です。市民科学者として知り得る情報には、僕が知らないものがたくさんあります。それを教えてください」と必ず語りかけています。分からないことを彼らに教わりながら、ともに考え、一つひとつの問題に向き合い、自分たちなりの答えを一緒に出していくのです。
 私の専門家としての使命は、福島に暮らす人々の中で粘り強く調査を続けることであるとともに、こうした「市民科学者」を一人でも多く育てていくことです。
 福島の再生の形はまだまだ見えません。だからこそ、専門家としての自分がそのようにできることを、たとえ小さくとも粛々とやっていかなければならない。今後も私自身の生活の一部としてこの問題を考え抜き、決してくじけてはならないと自分に言い聞かせながら、活動を続けていきたいと思っています。  

  拍手はせず、拍手一覧を見る

コメント
 
01. 2013年5月29日 16:23:42 : AamK9WZWEQ
腐りきった日本にまだこのような崇高な精神の持ち主がおられることに敬意を評し

ます。

日本という小さな島の中で島国根性をいまでも後生大事に官・民・学一体となって

国民に真実を知らせず原発再稼動を強力に推進させようとする一味が存在すること

は決して許されるものではありません。

原発村をただちに解体し数百年昔の美しい日本を取り戻したいものです。

それにしても経済優先で己の権益を守るために、多くの国民を犠牲にし、欺瞞で

国民を誘導する経産省を中心とする原発族の一掃を図らなければなりません。

人間の手で修復不可能な原発の事故を再び起せば日本は沈没です。


02. 2013年5月29日 16:26:09 : 6eJYETO2fI
好い記事の紹介、ありがとう。

03. 2013年5月29日 16:26:36 : xIEoFiKzmk
 すごい方が居ますね。素晴らしい実践です。
 多くの研究者・専門家が御用学者になる一方で、こんな研究者も居るのですね。
 木村氏の実践に共鳴して多くの市民科学者が生まれることを期待しています。

04. 2013年5月29日 17:39:50 : OTOSIyOeKE
土方学者 さま

NHKのETV特集は、録画して何度か見させて頂きました。役所に辞表を出して、その後も活動を続けられている事は知っていましたが、立派な仕事をされていることに
感銘を受けました。ご活躍を期待しています。

本来政府は、貴方のされているような仕事をされるべき、少なくとも援助すべきだと思います。


05. 2013年5月29日 17:57:15 : jF5qwg4Nvw
> また、二本松市民を対象とした被ばく線量調査では、小学生の四五%が一昨年と同> じかそれ以上の被ばくをしています。年間被ばく推定線量に置き換えてみたとこ
> ろ、一mSv以上の子供たちは七七・一%。

それにしてもひどい。全県民の健康調査を年数回定期的に行って、データ公開すべき。


06. 恵也 2013年5月29日 18:34:03 : cdRlA.6W79UEw : 1lK73D0xdE
>> 被ばくを抑えながら、日々の生活をいかに送るか。

これが本物の人間の役に立つ科学者の精神。
社会の混乱を恐れたり、地位を失うのを恐れたり、孤立化を恐れる
御用学者という名前の偽者科学者とは違う。
でも将来の貧乏生活が約束されてる感じだ。


07. 2013年5月29日 19:31:24 : a4zDSt2SQs
タイトルだけで、何故「双葉町には160年帰れない」のか、説明が全くありません。

チェルノブイリ原発事故から学ぶと、セシウム137が環境から消滅するには、180〜320年かかると言う研究があります。
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/300.html

帰還を町民の判断に委ねるのは、どんな結果になろうと、その人の責任になって、だれも、ある判断の責任を取る必要がなく、補償を打ち切ることも出来て、一番楽な方法です。

木村氏は、奥歯に物が挟まったような語り口です。

本音は語られたものとは、別な所にあるのではないでしょうか?

IWJのインタビューを見ましたが、木村氏は、「ぬまゆ」さんが訴えた症状を放射線ではなく、ストレスのせいにしていました。

放射線の悪影響を語るより、原発事故がもたらした社会的なストレスや故郷喪失による害を語ることに雄弁になっています。

だから、最後は本音が見え隠れするのです、次の文のように。

>被ばくを抑えながら、日々の生活をいかに送るか。その答えは被害の現状、放射線との向き合い方を学ぶ中で導き出されていくものです。

市民科学者を育てると言うのも、避難させず、あるいは帰還させて、そこで生活をさせることを前提にしています。

何か不測の事態が起きても、放射線を学んで、そこで生活をすることを選んだのは、その人自身の責任だと、逃げ口上を言うことができます。

福島エートス運動と共鳴する部分がかなりあると感じます。

その欺瞞性が強く感じられるのが、次の一文です。

>私にとって福島での活動は「研究」ではありません。あくまでも「調査」として人々の生活の中に分け入っていく。

研究と調査、どう、ちがうのでしょうか?詭弁を弄しているとしか思えません。


08. 日本はひとつのチームなんです 2013年5月29日 21:03:07 : SOiJ6RcUWMrH. : qY7CVKkq3I
> 地域の中で培ってきた生きがいは奪われ、郷土から引き離されたという傷や恐怖は多くの人々の心を蝕みました。

今回の放射能汚染レベルをどう考えるか。ここがポイントだろう。
とにかく着の身着のまま一目散に逃げろなのか、それとも絆を守りながら放射能と共存していくのか。

その判断・責任は個人に委ねられている。


09. 2013年5月30日 01:14:06 : mHY843J0vA
福島・浪江町、東電に原発事故慰謝料増額求め集団申し立て
福島第1原発事故で、町民が長期避難している福島・浪江町が、町民の代理人として、東京電力に慰謝料の増額を求め、原子力損害賠償紛争解決センターに集団申し立てをした。
集団申し立ての代理人となった浪江町は、原発事故で、およそ2万人の町民が全国に分散して避難生活を送っており、1万1,000人を超える町民が今回の申し立てに参加しているという。
東京電力は、国の中間指針に基づき、町民1人あたり、月およそ10万円の慰謝料を支払っているが、被害救済として不十分などとして、今回の申し立てでは、35万円に増額することを求めている。
自治体が、被災した住民の代理人となって申し立てを行うのは、今回が初めてだという。

 


【第2回】 2013年5月30日 
仮設住宅が「見える化」する
暇すぎる独居オヤジの悲哀
「原発避難者がパチンコに入り浸っている」。そんな噂の実態を確かめようと、福島県いわき市内の原発避難者の仮設住宅を訪れてみると、パチンコだけでは語れない、独居オヤジたちの孤独な生活が垣間見えてきた。(取材・文・撮影/ジャーナリスト 新志有裕〈しんし・ありひろ〉)

「原発避難者は金と暇を持て余して、パチンコに入り浸っている」。こんな噂話がネット上で流れているのをたまに見かけるが、本当なんだろうか。福島第一原発の事故の影響で、福島県双葉郡の町村から住民約2万4000人が避難している福島県いわき市を訪ねると、市内でもそんな噂話が流れていた。

 しかし、多くの支援関係者に聞いても、「女性は比較的外に出てくるが、男性が何をしているのかよく分からない」。そこで、とある仮設住宅を訪ねてみると、パチンコだけでは語れない独居オヤジの孤独な日々が垣間見えてきた。仮設住宅が、社会に潜む問題を「見える化」しているのかもしれない。

プラント建設の作業員として
60ヵ国を渡り歩いたオヤジ

 車で近づくと、整然と並んでいるプレハブ住宅が目に入ってきた。200棟以上はありそうだ。ゴールデンウィーク期間中に訪れたため、外に出かけようとする人も多く、駐車場付近は車が頻繁に出入りしていた。いわき市内には、同じような仮設住宅が36ヵ所もある。


仮設住宅はプレハブが整然と並んでいて、人影はまばらだ
 駐車場から住宅エリアに迫ると、通路はひっそりとしていて、人影もまばらになってきた。とある住宅の前に立って、中をのぞいてみた。まず目に入ったのは、玄関に置かれた第三のビール「クリアアサヒ」の空き缶ばかりが入ったゴミ袋だった。30缶以上はあるかもしれない。思い切って、インターホンを押してみた。

 しばらく待つと「おう、なんだ」。眠そうなパジャマ姿のオヤジがノソノソと出てきた。正午を過ぎていたが、どうやらインターホンで起こしてしまったようだ。ちょっと怖そうな感じだったので、追い返されると思いきや、「ちょっと布団を片付けるから待ってくれ」。オヤジは引っ込んで、布団をたたみ始めた。


60ヵ国も海外を飛び回っていたというオヤジ。右側の本棚には英語のテキストや洋書がずらりと並べられている
 片付けが終わって、家に入って驚いたのは、狭い部屋の片側の壁に立派な本棚があって、英語のテキストや洋書など海外に関する本が並べられていたことだ。トータルで100冊くらいはあるかもしれない。「低血圧だからキツいんだよ。だからこんな時間に起きたの」。オヤジは、コップにこぼれんばかりのインスタントコーヒーを注いで、一気に飲み干した。

 大量の本が気になって、これまで何をやっていたのかを聞いてみると、オヤジはかつて水処理プラントの作業員として、65歳で引退するまで、中東などの海外を60ヵ国以上渡り歩いた「国際派」だったということが分かった。「インフラストラクチャー」など、時折出てくる英単語の発音がネイティブみたいで、カッコいい。

昼に起きてテレビを見て
夜は酒をあおる毎日

 オヤジは20歳まで、地元双葉郡の町で生まれ育った。町を出てから、海外遍歴が始まる。サハラ砂漠にも行ったことがあるらしい。「キャンプ地に住んで、食事も車も会社持ち。電気がないところにもいたんだよ」。低血圧で沈んでいた表情が、少しずつ明るくなった。

 ずっと海外を飛び回っていたこともあり、その間は独身。65歳で引退してから、故郷の町に戻ってきた。家も構えて、悠々自適な日々を送るつもりだった。その時に起きたのが福島第一原発の事故だった。避難生活を余儀なくされた。

 70歳になった今は、昼に起きて、テレビを見て、夜は酒をあおる毎日。「君らが来なければ、テレビでのど自慢でも見ようと思ってたんだ」。隣近所との付き合いもないらしい。なぜ、外に出て近所付き合いをしないのかを尋ねてみると、「あの人たちに話しても理解できないだろう」とバッサリ。どうやらオヤジは、自分は別格だと思っているようだ。やがて、原発問題に関するレクチャーを始めた。

国に憤る俺の姿って
カッコいい

「君は固定資産税とか知ってるの?国は避難している人たちの土地にもいずれ税金をかけるようになるんだから」。「へー、そうなんですか」とうなずく私にオヤジは、「俺は今の国の対応について、説明会とかいろんな場で発言してるんだよ」と誇らしげに語った。そして、いかに国の対応がひどいのかということを、繰り返し丁寧に説明してくれた。

「官僚が俺たちをいじめている。これは殺人に値するんだ!」。オヤジのボルテージがだんだん上がってきた。最初に比べると、血色も随分良くなった。話は、アベノミクスの罪から、イギリスのビクトリア王朝時代の行政機能の崩壊まで、国も時代も超えて、多岐にわたった。

 気づいたら、演説は1時間を超えていた。時折笑顔を見せながら、まくしたてるオヤジの話に「そろそろ次がありますんで」と切り出そうとすると、「何だ、もう行くのか」とどこか寂しげ。最後に後ろ姿を撮影させていただいたが、「何だか寂しい生活だよな」とため息をついていた。

「年金もらって当然」
強がる公務員OBオヤジ

 次に訪れたオヤジは、「まあその辺で話そうか」と家の外に出てきて、プラスチックの箱に腰掛けた。4畳半しかない今の家は「まるで鳥小屋。寝るだけの部屋だ」ということで、外で話をしたいらしい。

 生活について尋ねると、74歳になる今の収入源は、東電からの月10万円の精神的慰謝料のほかに、公務員OBのため、年金を受け取っているそうだ。「『公務員だったから年金もらいやがって』って陰で批判している人たちがいるんだぞ」。オヤジは陰口をたたかれるのが許せないらしい。「俺は22歳から働いて掛け金を払ってるんだから、年金をもらって当然なんだ。人を変な風にうらやむなよな。これだから日本人は」とぼやく。

 奥さんに先立たれ、息子夫婦もいわきに住んでいるが、今は別居している。「墓参りや親戚の家に行くぐらいしか外に出ないよ」という割には、実は多趣味だった。昔からのつながりで、カラオケやダンス、写真サークルに参加しているそうだ。「カラオケもダンスも大半はバーサマだけどな」と言いつつも、どこか楽しそう。でも、今の生活で新たに知り合う人は少ないらしく、「こんにちは」とあいさつをかわす程度。昔からのつながりが今も頼りだ。

パチンコすら楽しめない
無趣味オヤジ

「あの人も1人暮らしだぞ」。公務員OBのオヤジが、路上にいた別のオヤジを指差したので、話しかけてみた。「君みたいに取材して歩く人を避難の最初のころはよく見かけたよ」。このオヤジはかつて、仕事でダンプを乗り回していたそうだ。でも、80歳にもなり、かつてのように車を運転することもなくなった。原発事故の影響で家族と離れ離れになり、今は、自炊をしながら、1人で生活している。

 日々の楽しみを聞くと、「そんなものはないね。みんなパチンコに行っているみたいだけどな」。ただ外を散歩するだけの日々らしい。確かに、娯楽の多い都会と異なり、田舎では、娯楽といえば、家でテレビを見るか、ゴルフや魚釣りなどのアウトドア系か、パチンコに行くくらいしかないのかもしれない。家族と住んでいれば、孫と遊ぶこともできるだろうが、高齢の1人暮らしだとなおさら暇を持て余してしまう。しかし、このオヤジはパチンコすら楽しめないという。

 色々としつこく聞いていると、「あんたもここに1週間でも住んでみれば俺の気持ちが分かるぞ」とちょっぴり声を荒げた。でも、仮に、原発事故がなければ、このおじさんは果たして老後の毎日をエンジョイできたんだろうか。

「嫁の家族との同居は……」
あえて1人を選ぶオヤジ

 家を訪ねてもなかなか出てくれなさそうなので、路上にいるオヤジを探していると、別の独居オヤジに出会った。背が高くて、色黒。アウトドア派の印象だ。「俺は鬱だから話すことなんてないよ」。最初は話すのを嫌がっていたが、無理矢理聞いてみると、妻も子どももいて、車で20〜30分のところにある、妻の実家に住んでいるらしい。

「嫁の実家に住むのはなあ……」。あえて1人暮らしを選んでいるそうだ。ただ、家族とは毎週会っているという。最近還暦を迎えたばかりで、まだ仕事を引退はしていないものの、職場が原発の20キロ圏内にあったため、今年の3月まではほとんど仕事ができず、東電からの月10万円の精神的慰謝料に加え、月30〜40万円の休業補償をもらっている。4月から仕事が再開したとはいえ、月の出勤は10日前後で、毎日暇だらけだ。

 趣味は魚釣りと山菜採り。友人と毎日のように出かけている。「こんなにあるんだぜ」。仮設住宅の自宅の小さな倉庫には、釣り竿が何本もズラリと並ぶ。かつて、いわき市に住んでいたこともあって、昔の仲間と会っているという。「人間の絆って大事だと感じたよ」。そうしみじみと語るが、この仮設住宅で新たに人と知り合いになることはあまりないらしい。「もっと俺に質問はないの。せっかく話してあげてるんだから」。あれだけ最初はインタビューを嫌がっていたのに、最後は笑顔で5回くらい、この言葉を投げかけられた。

つかめない
独居オヤジの実態

「1人暮らしの男性はなかなかつかめないんですよね。どうやって引っ張りだすのかが難しい」。この仮設住宅の自治会長に、住民の生活実態を尋ねてみると、こう返ってきた。特に、避難生活の長期化によって、心も体もこれまでの生活とは比べ物にならないくらい疲れている。心がけているのは、「出てきて、顔を見て、笑うこと」。グラウンドゴルフ大会を開催するなど、男性対策には苦心している。仮設住宅の連絡員も、「みんないいところしか見せたがらないですが、3回に1回くらいは弱みを見せてもいいと思うんですよね」と語る。

 いわき市内の避難者2万4000人のうち、仮設住宅に入居しているのは約7200人(13年5月、福島県まとめ)。半数以上は福島県が借り上げた賃貸住宅に入居している。震災直後、仮設住宅に住んでいた人の移住が進み、借り上げ住宅が埋まっていることや、支援が充実していることもあり、事故から2年以上が経過した現在でも、仮設住宅のニーズは大きい。借り上げ住宅の場合、仮設住宅よりもさらに実態把握が困難で、いわき市内の被災者支援団体も、借り上げ住宅避難者の支援をあえて打ち出しているほどだ。仮設住宅の方が、問題が見えやすい面がある。

 さらに、支援に関しては、男女の差が問題になっている。いわき市内に設けられたある避難者の交流スペースを訪れるのは8割以上が女性だ。デッサンや手芸など、女性を中心に活発な交流が行われてきた。男性が来たとしても、妻に連れられてくるケースが多く、独居となるとさらにハードルが高い。何とか多くの男性に来てもらおうと、囲碁・将棋大会などを毎月開くようになったのはつい半年前のことだ。「男性は無駄話をせずに、黙々と将棋を打ってますね」と関係者は語る。まずは何とか出てきてもらい、交流につなげようとしている。


近所の女性たちを中心とした井戸端会議。お菓子を持ち寄って、話に花が咲いている
 確かに、出会ったオヤジたちが口々に言っていたのは、「同じ町に住んでいた人たちが集まる仮設住宅だけど、知らない人ばかりだからあまり話さない」、「新しい知り合いを作るよりも、昔の知り合いとの付き合いが中心」。オヤジたちにとっては、昔からのつながりが頼りで、新しいコミュニティに飛び込んでいくことには抵抗のあるケースも多いようだ。昔からのつながりも乏しければ、孤立を深めていく。

井戸端会議で見た
オヤジの笑顔

 自治会長に「そこら辺で女性たちが茶飲み話をしているので、話を聞いてみるといいよ」と言われたので、路上の机にお菓子を広げて、井戸端会議を繰り広げている女性たちに話しかけてみた。「こないだ北海道に行ってきたのよ」、「このおみやげおいしいから食べて」。コーヒーやお菓子を出してくれた。みな、この仮設住宅に住んで、近所同士で知り合いになったらしい。ここは仮設住宅だが、田舎の地方などでは、女性が井戸端会議を繰り広げるのは普通の光景かもしれない。

 そこに1人だけオヤジが、女性に交じって、腰掛けていた。「71歳になって、もう酒も飲めなくなったけど、ここで話すのが大好き。だって、新しい情報が入ってくるからねえ」と屈託のない笑顔を浮かべていた。

どこにでもいる
素朴な「おじさん」

 訪ね歩いた男性たちを振り返ってみると、一見、肩肘張って偉そうにしている「オヤジ」のように感じられるが、話してみると、実はどこにでもいそうな素朴な「おじさん」だった。

 確かに、突発的な事故で家族と離れ離れになり、その孤独は際立っている。地域コミュニティの崩壊も起きているだろう。最悪の場合は、孤独死というケースも想定される。福島県内でも、仮設住宅での震災孤独死は13年4月までに19人が確認されている(福島県警調べ)。しかも、60歳以上の高齢者が8割を占めているという。

 しかし、これを「フクシマ」に住む「特殊な人たち」と切り捨てることはできるだろうか。「被災者・避難者」と世間では呼ばれているが、もともとは普通の「おじさん」だ。

 孤独死に限っていえば、東京23区だけでも、2010年から毎年6000人を超えているというデータもあり(東京都監察医務院調べ)、人ごととはいえないだろう。定年を迎えて、仕事もなくなってからは、何もすることがなく、こもりがちになる。会社コミュニティが中心だったので、新たな交流を築くこともなく、家族もいなくなって誰からも気付かれない。仮設住宅だからこそこうした姿が凝縮されているものの、そんな未来は誰にでも訪れるかもしれない。

新志有裕(しんし・ありひろ)/1980年生まれ。西日本新聞社で記者を7年経験した後、IT、メディア分野のリサーチャーに。日本ジャーナリスト教育センター(JCEJ)の運営委員として、メディアやジャーナリズムに関するワークショップの運営などに携わっている。ジャーナリストキャンプでは、社会学者の開沼博デスクのチームに所属した。


10. 恵也 2013年5月30日 08:03:13 : cdRlA.6W79UEw : mFlVbmfLWA
>>07 何故「双葉町には160年帰れない」のか、説明が全くありません。

説明はあるよ。
放射能が地面に染み込んでいくのを考慮しないで、0.1μSv/hまで
双葉町(60μSv/hのところ)がなるには165年〜169年というもの。

計算方法が人によっていろいろあると思うが、染み込みかたが地質に
よってまったく違い計算しにくいのだろう。
それを大雑把に計算して160年という意味。

木村真三氏が専門家としての責任で計算されたもので、信頼できそうだ。
責任者もアヤフヤな公務員の発表とは違う。
俺も計算したわけではないけど100年以上は双葉町帰還は無理だと思ってた。

ーーーーー引用開始ーーーーーー
土壌に放射性物質が沈んでいくことによる自然減衰を考慮しない場合、
一時間当たりの空間線量が〇・一μSvになる時期は約一六五年から
一六九年後という試算になります。

>> 補償を打ち切ることも出来て

補償をする利害関係者は木村氏じゃないよ。
利害関係者じゃないから信頼が出来るのであって、東電や政府の話は
信頼が出来ない。

帰還するのは本人以外に責任を取る人はいません。
たとえ放射能で精神疾患になろうとホルモンを作る内分泌系疾患になろ
うと、その苦しみや痛みは本人以外には理解できない。
万一金で補償してくれても、本人が満足できる金額にはならんスズメの涙。

>> 市民科学者を育てると言うのも、避難させず、あるいは帰還させて

間違い!
現実に高汚染地に人が住んでるのだから、その人たちの役に立とうとするもの。
アンタみたいに、放射能のせいにして泣き叫ぶだけではまったく対策にならん。

>> 研究と調査、どう、ちがうのでしょうか?

調査は現在の状態を調べるだけ。
研究はその調査した数字を利用して、論理的に何らかの結論を出すこと。
木村氏は調査することで市民科学者が研究するための手足になるということだろう。

>>09 
久方ぶりに真剣に読ませてもらった。
有難う!


11. 2013年5月30日 09:01:37 : JLX6a2bbm2
この阿修羅を見るまで、放射線衛生学研究所等の活動は知りませんでした。
マズゴミは本当に最低ですね。

しかし、木村氏をどうだこうだいうのもどうかと。。。
そんな暇があったらもっとこの記事の中であったデータや当地の状況を知ることだと思います。そしてもっとそう言った情報を広める事が必要だと思います。
下のページをざっと見ましたが汚染地図やデータ等が見にくいのが物足りなさを感じる部分もあります。作成した地図や線量等もっと広く見れるようになれば良いのに。。。

特定非営利活動法人 放射線衛生学研究所
http://www.radiationguardians.com/

Facebook:「Nonprofit Organization Radiation Guardians」
https://www.facebook.com/radiationguardians


12. 2013年5月30日 10:45:46 : DJ79WsaBhc
>>10
ハンドルネーム付きは、無視することにしているが、誤りがあるので指摘する。

@ 
Cs−137の半減期30年。

半減期30年の意味は、今64ベクレルあるものが、1ベクレルになるには、180年かかると言うことだ。

同じように経過すると仮定すれば、60μSv/hが、0.1μSv/hになるには、つまり600分の1になるには、ザッと計算すると280年以上かかる。

何も説明していない。

木村氏は、単なる机上の計算でお茶を濁しているだけだ。

こちらは、チェルノブイリの調査研究の成果。信頼性が全くちがう。
>セシウムの「環境的半減期は180〜320年」(WIRED NEWS ) 天文学的な量がばら撒かれたセシウム
http://www.asyura2.com/11/genpatu9/msg/300.html

A
>間違い!
現実に高汚染地に人が住んでるのだから、その人たちの役に立とうとするもの。
アンタみたいに、放射能のせいにして泣き叫ぶだけではまったく対策にならん。

まちがい!
高汚染地域に住んでいる人に、無用な被曝を避けさせ、避難を呼びかけるのが、放射線衛生学や放射線防護に携わる者の責務だ。

木村氏は、チェルノブイリ原発事故で何が起きたのか、全く無知である。

岩波書店から翻訳が出たヤブロコフ博士の本の熟読を薦めたい。

危険を知っているのに、知らせず、被害の拡大に暗黙の内に加担する人物は、日本政府が行っている虐殺と言う犯罪に手を貸していることになる。

それから、キミ、頭、大丈夫?

だれが「泣き叫んでいる」の?

「間違い!」などと言うキミの方が、エクセントリックでは?

B 
調査は、ある方向性を持っている。

その方向性に基づいて、調査項目が決定されてくる。

調査項目決定に於いては、研究の下地がすでに出来上がっている。

調査と研究は一衣帯水の領域にある。

木村氏が記録していることが、すでに研究の領域に入っている。

木村氏は、記録は研究のデータには使わないと言う確約書を、町民に出す必要がある。

初めから、モルモットにしますとは言わない。でも、観察して記録している。

詭弁は止めましょう。


13. 2013年5月30日 11:56:40 : BOqU9H2dAo
>>07さんのおっしゃるとおり、断定はできませんが臭いですね。

>ただ、子供たちの体力は一昨年来非常に低下しており、肥満率も上がっている。これは非常に悩ましい問題です。そのなかで子供たちをどのように外で思いっきり遊ばせればいいのかを考えると、地域の線量の環境をしっかりと把握し、遊ぶ時間や場所を区切っていくなどの手法が必要になってくるからです。
 被ばくを抑えながら、日々の生活をいかに送るか。その答えは被害の現状、放射線との向き合い方を学ぶ中で導き出されていくものです。

木村氏がどういう考えで「調査」をしているのはよくわかりませんが、汚染地域で暮らしていくことを前提としているのであれば、これは福島エートスと同じと言わざるを得ません。
「調査」とは要はデータ集めですよね。研究の前段階です。
そのデータは誰のために、何のために使われるのでしょうか?

>新たなホットスポットもある〜

ここの部分はもう読むのも嫌になりますが、明らかに低線量被曝内部被曝実験体の調査ですよね。
「調査」が可能になるのは、そこに実験体が住んでいるからなのです。
本当に被爆者、特に子供たちのことを思っているのなら、外部被爆の少ない地域に移住し内部被爆への影響の少ない食物を摂取すべきと言うはずです。

阿修羅の掲示板に来る人で福島エートスを知らない人はいないと思いますが、念のために張っておきます。
http://www.ne.jp/asahi/kagaku/pico/nuclear/Fukushima_ethos.html
あとはご自分で判断してください。


下手に希望を抱かせるよりは、冷酷にはっきりと「あきらめろ。もう汚染区域には戻れない。他の場所で生きていくべきだ。」と言ってあげるのが本当の優しさだと思います。


14. 2013年5月30日 12:14:42 : DJ79WsaBhc
>>12 @訂正

ザッと計算すると275年以上かかる。


15. 2013年5月30日 12:24:35 : JoQP4SKUWY
7氏、12氏、13氏に同意します。

エートスの匂いがしますね。


16. 2013年5月30日 12:44:22 : UXKjQTYwdw
私もこの木村真三という学者はクサいと思っている。

「ネットワークでつくる放射能汚染地図」まではまともだったが、あの番組で知名度が急に上がり、
原子力ムラに抱き込まれたのではないか。

「頭の毛が全部最後の一本までとれた子がいるが、被曝でしょうか」
という問いに、
「いいえ、それはストレスです、チェルノブイリも始めはメモを取りながら聞いていたが、
 これはありえんと思い出した、300ミリぐらい被曝しないと毛は抜けない、
 チェルノブイリもストレス、精神的なものが多すぎる」
などと断定するのはおかしい。

カリウムが体内にセシウムよりもたくさんあtt4え被ばくしている。
カリウムのほうが危険とも発言している。

http://pfx225.blog46.fc2.com/blog-entry-1441.html

福島県民を県内に引き止める役目を負っているのではないか。

あれだけ高濃度の汚染があったら、一刻も早く汚染のないところへ移住しなさい、というのが
常識というものだろう。

ハッピーや武田邦彦と同じニオいがするね。


17. 恵也 2013年5月30日 13:04:28 : cdRlA.6W79UEw : qkYDINzQtw
>>12 同じように経過すると仮定すれば、60μSv/hが、0.1μSv/hになるには

この仮定が間違ってます。
セシウム137を密閉状態で観測すれば30年で半減するけど、現実は密閉じゃない。

その場所から流出もするし、葉から落ち葉になり肥料となってそこで循環する
経路も考えれるし、チェルノブイリでは当初、非常に早く空間線量が減ったのに
放射性物質の循環が起こって減り方が止まってしまったという。

木村真三氏はそこまで考えて計算し、165年〜169年という0.1μSv/hをだし
たのじゃないかな。

こういった計算方法はいろんな前提条件でそれなりの方法がありどれが正しい
のかは未来の子孫に任せるしかないよ。
それに放射性物質と空間線量は関係はあるけど、同じ計算方法は無理。
場所によっては放射性物質のベクレル数と空間線量はまったく違ってます。

>> 無用な被曝を避けさせ、避難を呼びかけるのが、

それもひとつの方法ではあるが、圧倒的多数の方は避難が出来ない。
この現実を無視した論理こそ机上の空論。

>> 木村氏は、チェルノブイリ原発事故で何が起きたのか、全く無知である。

それこそ机上の空論でしょう。
木村氏は厚労省の労働安全衛生研究所でチェルノブイリ事故の現地調査をしてる。
(プロメティウスの罠 P42より)

その前には、文科省の放射線医学研究所で東海村の臨界事故を調査しようとして
上司の許可がです、休日に調査しようとしたら「余計なことするな」と上司から
大目玉を食って結局、文科省を辞めてます。

文科省幹部の考えは
「うちの不祥事だ。事故調査なんてとんでもない」というものです。
(プロメティウスの罠 P44より)

文科省を辞めて1年半くらい、塗装工などをして厚労省に40歳で再就職されてます。
研究者が研究者として職を得るのは非常に苦労する。

>> 翻訳が出たヤブロコフ博士の本の熟読を薦めたい。

薦めるのは貴方の自由だが、2006年で100万人がチェルノブイリ事故で死んだ
という話になるとあまりにも世間常識と乖離しすぎで、ドンキホーテになる。

アレクセイ・ヤブロコフ博士の計算方法はあっても、これじゃオオカミ少年の
話になって、一番大切な一般の人にはその言葉自体が通じなくなるよ。
俺はむしろ下記の公的なところを、博士の発表より信じてます。

1991年2月現在で死者8000人といわれてる
(日本大百科全書より)
1998年4月 ウクライナ保健相、後始末したもののうち1.2万人が放射線で死亡
(ブリタニカ国際年鑑1999 P481より)
ウクライナ・エネルギー省 ウクライナ人3500人死亡と推定
(朝日新聞 1999年4月14日 より)

>> だれが「泣き叫んでいる」の?

あなたのことを揶揄してるだけ。
恐怖感から叫ぶだけで、まったく役に立たないから「泣き叫んでる」と
表現したの。

あなたの周りの人の思考水準や知識水準をぜんぜん無視しおまけに相手
の反応もまったく見えてない子供並みの唯我独尊思想だ。
相手に通じない大袈裟な”正しい主張”なんて屁みたいな物。

>> 調査と研究は一衣帯水の領域にある。

当たり前の事。
木村氏が研究と調査を区別したから、そのイメージを俺が解説しただけ。
言葉とは”非常に不完全なイメージを伝える道具”
木村氏が書いた言葉は、一般化しないで木村氏のイメージに従って理解しなさい。


18. 2013年5月30日 13:20:49 : UXKjQTYwdw
>>17
ロシア、ベラルーシ、ウクライナの3国だけでも、この20年で1千万人近く人口は減っている。
これは公的に発表された数字だ。
http://www.asyura2.com/12/genpatu25/msg/383.html

これ以外の周辺国も事故後7年後から減少している。

100万人というのは医学的に見て確実な数字であって、実際はその何倍も死んでいる。

あれだけの放射能が放出されて、死者が数千人であるわけがない。

この福島事故でもすでに被ばくによる死者は数千人を超えているはずだ。

何を寝ぼけたことを言っているのか。
工作員の恵也君にそう言っても意味がないだろうがね。


19. 恵也 2013年5月30日 13:40:36 : cdRlA.6W79UEw : eeTfXzrQsM
>>16 原子力ムラに抱き込まれたのではないか。

ムラに抱き込まれたらお金には不自由しないでしょう。
お金が流れてこないから貧乏だし、東電なんて慰謝料が月に10万なんだってよ。
抱き込まれたらお金の話は出さないでしょう。

>> これはありえんと思い出した、300ミリぐらい被曝しないと毛は抜けない

髪の毛が抜けるにはいろんな原因があり、放射線でも抜けることはあるけど
3000ミリシーベルト被曝すると抜けます。一桁間違ってる。
4000ミリシーベルトで半数の人が数ヶ月以内に死亡します。
そこまでの外部被曝も内部被曝も受けた方は、今のところはいないと思うよ。

>> 一刻も早く汚染のないところへ移住しなさい

それがベストではあるが、出来ない人が大多数。
親がいたり、仕事に対する不安感など千差万別であるが、木村氏が政治権力を
持ってたら福島市や郡山市は全員避難させるでしょう。

権力のない人間は寄り添うことで人の役に立つことしか出来ない。
安全なところで現地の事情も知らずに、逃げろとだけ叫ぶことのほうが無責任。

俺は寄り添うくらいの勇気を持っていないから、手伝いに行かないだけの話。
自分の健康が俺には最優先だからね。


20. 恵也 2013年5月30日 14:12:55 : cdRlA.6W79UEw : ZtMT3LjD1s
>> 100万人というのは医学的に見て確実な数字であって、

こんな形だけの言葉で相手に説得力があると思うのかね???
ソ連は原発事故の5年後に崩壊し、物価は数百倍になり経済も大混乱し
年金もスズメに涙になるし、やっと今ころ落ち着いてきました。

人口が激変してしまうのは当たり前の事で、医学的に100万人も死んだと
いうのは無理がありますし、確実な数字は計算不可能でしょう。

>> 福島事故でもすでに被ばくによる死者は数千人を超えているはずだ。

こんないい加減な数字をいうから、アンタの言葉に信頼性がなくなって
しまうの。最低限でも数字を出すのなら根拠を出して書きなさい。

福島事故で双葉病院は院長が先に逃げ出したりして大混乱しましたが435人
の避難患者のうち、50人が2011年3月13日〜31日までに死亡してます。
(原発事故独立検証委員会 P223より)

これは被ばくで死んだとはいえませんが、フクシマ事故で死んでしまった
といえる、現実の世の中はすべてが渾然一体なの。

だいたいお年寄りの人なんて、何らかの持病をもってるのだから事故が起きて
被ばくで何人死んだなんてこれらの死者を区別するのは非常に難しい。


21. 2013年5月30日 15:26:15 : UXKjQTYwdw
>>20
昔のニュースだ。

「チェルナウセンコ氏は10日、ドイツのラジオ放送で、チェルノブイリ事故による放射能汚染のため
 旧ソ連諸国で向こう10年間に1500万人が死亡するだろうと述べた。 」
(1994/5/11 毎日:バーデンバーデンAFP )

この予想の通り、1千万人以上減少している。
もちろんチェルノブイリの放射能の被ばくによるものだ。
それ以外に理由は考えられない。

>これは被ばくで死んだとはいえませんが、フクシマ事故で死んでしまった
>といえる、現実の世の中はすべてが渾然一体なの。
>だいたいお年寄りの人なんて、何らかの持病をもってるのだから事故が起きて
>被ばくで何人死んだなんてこれらの死者を区別するのは非常に難しい

何が渾然一体だよ。
被ばく被害を誤魔化そうとしてもそうはいかない。

こんなこと言っているようじゃ、木村真三と同じ穴の狢と言われてもしかたあるまい。


22. 2013年5月30日 17:04:31 : DJ79WsaBhc
>>17
何も説明していない。

キミが代わりに説明して、どうなる? 

キミの説明は、信頼性がもっと低い。

ハンドルネーム付きは浅見某もそうだが、誤りを認めない。

ヤブロコフ博士がオオカミ少年?

キミは、原発村の牙城ICRPの宣伝マン確定だね。

キミは何様?

オオカミ少年は、キミだ。

キミの主張も全く通じない。

キミの言う世間は狭い原発村のことか?

>木村氏が書いた言葉は、一般化しないで木村氏のイメージに従って理解しなさい。

キミの主張が正しいとするならば、木村氏は常識はずれだ。

雑誌では、一般を常識として書くのが当たり前だ。

ある個人にしか通用しない特殊は論外だ。

キミは浅見某にソックリだ。


23. 2013年5月30日 17:31:22 : DJ79WsaBhc
>>17
キミの愚かさをここでも指摘した。
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/754.html#c11

言っていることが、デタラメでメチャクチャだ。

ICRPは、精神疾患を原発事故の影響と認めていない。

放射能と精神病の関係を究明したのは、ヤブロコフ博士が本で引用している、地元の学者たちによる諸研究だ。


24. 恵也 2013年5月30日 18:40:34 : cdRlA.6W79UEw : KOiHF8cEhQ
>>21 もちろんチェルノブイリの放射能の被ばくによるものだ。
>>  それ以外に理由は考えられない。

たくさん理由は考えれるでしょう。
最も大きいのはソ連が崩壊し、年金生活者の生活を直撃したこと。
ソ連という国家を見限って海外に逃げた方も多いと思うぞ。

日本だって今の人口は1.2億人だけど、出生率が低くて1億人を割るのは
時間の問題だが、なぜ出生率がこんなに低くなったのか複雑な理由でしょう。
あなたは日本の人口が1億人になったら、放射能のせいにするのかな?

>> 木村真三と同じ穴の狢と言われてもしかたあるまい。

光栄だね、このくらいの侍と同じ穴なら喜んで安住するよ。
放射能で尊敬してるのは、今中氏やバンダジェフスキー氏などで残念ながら
ヤブロコフ博士ではない。
ただし尊敬はしてても同じ考えじゃないから間違わないように!

>>22 キミが代わりに説明して、どうなる?

日本語だからあなたにも理解できるように簡易に説明しただけ。
言葉とは完全無欠な完成されたものじゃありません。
とくにアンタみたいに白黒を簡単に出すような単細胞には言葉の理解は無理。

>> キミの主張が正しいとするならば、木村氏は常識はずれだ。

ここでいう常識とは「あなたの常識」であり、俺の常識とは違ってます。
俺自身は常識という代物は百人百様と思ってる。
俺の考える常識と安部晋三総理の常識もずいぶん違ってるでしょう。

>>23 ICRPは、精神疾患を原発事故の影響と認めていない。

国際放射線防護委員会ICRPは原発の推進機関で、中立的なものじゃない。
むしろ欧州放射線リスク委員会ECRRの方が中立的で信頼できます。

俺が精神疾患と放射線の関係に確信を持ったのは。今中哲二氏のHPからだ。
あなたが影響を受けたヤブロコブ博士なんて、福島事故の後で知ったくらいの方。
俺はまったく無視してるよ。


25. 2013年5月30日 18:52:29 : HQkVN5bEnc
木村真三氏 前にインタビューで見たことがあります。
 今でも福島へ行って調べているのですね。福島原発が爆発して集会所に非難していた何人かの人たちに、被曝量が多いことを伝え、避難者は始めて情報を得たと言ってその後退去し違う場所へ非難して行った。国も県も、市町村も一番大事な住民の健康のことを置き去りにしているのを見かねて言ってくれた場面に私は感動すら覚えました。
 木村さんあなたの人間としての良識、暖かさに触れたようで胸が一杯になりました。
そして今でも、このように精一杯活動していることに頭が下がります。
 その原動力は何かと問われた時に携帯の写真を見せてくださいました。お子様の写真を。誰もが同じです。子供は宝ですものね。


26. 2013年5月30日 21:48:35 : DJ79WsaBhc
>>24
キミは木村氏本人か?

それとも、木村氏の信任を受けているのか?

すべてキミの頭の中の妄想だ。

訳の分からないことを書いたキミの常識はこれだ。

>木村氏が研究と調査を区別したから、そのイメージを俺が解説しただけ。
言葉とは”非常に不完全なイメージを伝える道具”
木村氏が書いた言葉は、一般化しないで木村氏のイメージに従って理解しなさい。

意味不明だ。

>一般化しないで木村氏のイメージに従って理解しなさい。

放射線と精神疾患の関心を引いたのは、原爆被曝者の調査からだ。
キミの確信など要らない。

キミのデタラメぶりを示す一文。

>欧州放射線リスク委員会ECRRの方が中立的で信頼できます。

ECRRは、チェルノブイリ原発事故で、何人死亡したと言っているのか?

キミは自分の愚かさが理解できないようだ。

>>17でキミはこう書いた。

>>> 翻訳が出たヤブロコフ博士の本の熟読を薦めたい。
・・・2006年で100万人がチェルノブイリ事故で死んだ
という話になるとあまりにも世間常識と乖離しすぎで、ドンキホーテになる。
アレクセイ・ヤブロコフ博士の計算方法はあっても、これじゃオオカミ少年の
話になって、・・・俺はむしろ下記の公的なところを、博士の発表より信じてます。
1991年2月現在で死者8000人といわれてる
(日本大百科全書より)
1998年4月 ウクライナ保健相、後始末したもののうち1.2万人が放射線で死亡
(ブリタニカ国際年鑑1999 P481より)
ウクライナ・エネルギー省 ウクライナ人3500人死亡と推定
(朝日新聞 1999年4月14日 より)


27. Aho 2013年5月30日 22:27:38 : 6ToQL1i4XpuJE : HOYIbpOggM
木村はDキョウ大学で問題視されているオトコ。皆気付いてきたみたいだね。ヤツは学内准教授なのに、教授や上の許可無くずっと学外にいて、お金は請求し、勝手にフクシマで医療行為も行っており、大変問題のある人物。このような社会性の無い人物が賞賛されるようでは日本もダメだね。

28. 2013年5月30日 22:58:11 : P5GAYrOTNk

木村真三 トンデモ講演会 (原発はいますぐ廃止せよ) 
http://www.asyura2.com/12/genpatu28/msg/348.html

>木村真三よ、本当か、少し大げさじゃないか、避難するといじめられるというデマを全国に振りまこうとしているのではないか。

>カリウムが体内にセシウムよりもたくさんあって被ばくしている、カリウムの方が危険だと御用の大御所唐木もびっくりの大発言。

>決定だ、断定だ。
>木村真三は、ダークサイドの人間だ、今後2度とまともに話を聞いてはいけない。


29. 2013年5月30日 23:03:25 : uEi35yRfyc
>>08のような者が、神妙にコメントしていること自体、このスレッドは怪しいという証拠だ。

30. 2013年5月31日 07:59:36 : lSYd3PWYdQ
人類滅亡の時が、刻々と近づいてきているような気がしてきた。
原子力、遺伝子組み換え、臓器移植、戦争による殺し合い・・・神の摂理に背いてきた人類だけが罰せられるのならしょうがないかもしれないが、あらゆる生物も道連れにされるのはかわいそうと思う。

31. 恵也 2013年5月31日 08:26:51 : cdRlA.6W79UEw : gPIBTxUJB6
>>26 すべてキミの頭の中の妄想だ。

妄想じゃなく大人並みの国語力を持っていれば理解できることを
あなたが持ってないから、小学生にもわかるように説明しただけ。

あまりにもあなたの国語力は幼く、四角四面で相手のイメージを
自分自身の中で同じイメージで再現できていない。
だから判りやすくしかも誤解できないように解説しただけなの。


32. 2013年5月31日 13:00:48 : UXKjQTYwdw
>>24
>たくさん理由は考えれるでしょう。
>最も大きいのはソ連が崩壊し、年金生活者の生活を直撃したこと。
>ソ連という国家を見限って海外に逃げた方も多いと思うぞ。

全く説明になっていない。
チェルノブイリ事故7年後から人口減が始まり、20年間一度も増加していない。
ロシア、ベラルーシ、ウクライナのみならず、ポーランドやルーマニアも同じパターンで減少している。

ソ連崩壊後はこれらの国々は独立したので、経済状況も違う。
ソ連は崩壊後の混乱期に比べればずいぶん経済状況はよくなっている。
それでも人口は減る一方だ。

これらの国々から海外へ移住できる人たちはごく限られている。
金持ちか特別なコネがない限り不可能だ。
しかも、移住でどの国も同じように人口が減ることはあり得ない。

そもそも経済混乱、困窮でこんなに長期間、人口が減り続けることは絶対にあり得ない。
ギリシアやスペインなど西欧諸国は大変な経済状況にあるが、人口は減っていない。

原子力ムラの連中は、やれウォッカの飲みすぎだの、将来に悲観して自殺しただの、
でまかせをいっているが、噴飯ものである。

この人口減少の説明ができる理由はただ一つ。
チェルノブイリ事故の被ばく以外には考えられない。

いくら被ばく被害の影響を小さく思わせようとしても無駄だ。真実は隠せない。


33. 2013年5月31日 13:12:40 : qm2fmM1KDQ
なんだか「ネトウヨ工作員」が湧いているな。
木村氏も、ネトウヨから攻撃されるまでに出世したって事か。不憫だ。
ネトウヨは、従軍慰安婦問題で朝日新聞と旧社会党のペテンを攻撃してなさい。

上杉隆やそのお仲間の売れない芸人ライターが「さんざん危険・危険」と煽ってくれたおかげで、
「本来の学者の研究」ですら、「原発賛成・反対」の連中の飯ダネにされてしまう。困った事だ。

木村氏の場合、危険厨からの「引き」が強い事もあって、「権威」にみなされてしまった事は、個人的には気の毒に思う。
そもそもは、「研究をされると困る政府と研究をしたい学者」との対立を、
「反日思想のETV特集」が、ことさらに煽った事が原因なんだけど。
本来なら木村氏が、というよりも、他の学者が『ヘタレ』なだけ、なんだが。

いい加減、危険厨は「自分達の飯ダネ」として、「危険危険、子供達可哀想」を止めるべきで、
その代わりに、福島の子供達や親が「安心して疎開できる」、住居、仕事、教育を自分達のネットワークで作ったらどうだ。
「福島の人たちが、不自由なく引っ越せる環境を作る事」の方が大事だろう。
「自己満足で騒ぐなよ」、福島の土地が汚染されていま〜す、なんて当然の話だ。

都内にも少子高齢化で廃校になっている小学校は少なくない、そういう地区に集団で移転できるようなコミュニティを作ってみろ。
行政が率先して動く訳はない、福島からそれだけ人が出れば、公務員も議員も仕事がなくなる。(人口が半分になれば、公務員も予算も半分でいいという話しになりるから)
だから、「行政は福島は安全です」って言うに決まっている。
そんな行政に何を言っても無駄である。


34. 2013年5月31日 13:21:22 : J6AiUAk5NQ
木村氏の思惑はともかく、”年間被ばく推定線量に置き換えてみたところ、一mSv以上の子供たちは七七・一%。”というデータは貴重。(本来は国が全住民を調査、報告すべきところだがそれをしていない)
避難したくなる数字だが、このデータを住民はどう受け止めたのだろうか。

35. 2013年5月31日 15:59:59 : AjT2wU6UUk
避難生活に35万/月の賠償金よこせ、だとさ!

ちょっとおかしいのでないのか?請求金額が、、、、
日本はおかしくなっているな〜

単身赴任している人は、働いても、これだけもらっていないぞ!
福島の避難者のみなさん。
東京電力が悪いことは分かりますが、、、、、


36. 2013年5月31日 16:04:36 : htttJvpYio
>>34 本当にこの数字は並大抵ではない。チェルノブイリ事故では特に0〜5歳までの子供が大量に死んだけれど、福島でも同じようになるんだろうな。この数字を見ても。

37. 2013年6月01日 05:18:53 : BOqU9H2dAo
>>34さん

深刻な問題だと受け止め、避難可能な人はそうするでしょう。
そして、逃げずにその場で暮らしていくようにさせるのが福島エートスです。
その意味では木村氏も現状では結果として加担していることになります。

>>33さんが何やら色々と書きなぐっていますが、結局は福島の人々に避難する気が無ければこちらから働きかけても意味がありません。
政府は(原発ムラの論理から言っても)強制移住させる気は全く無さそうですし。
ですので、市井の一個人としては「危険だ」と言い続けるしかないと思います。


38. 2013年6月02日 11:10:23 : nkBl3qqxQU
>>31
何も答えていない。

都合の悪いところは避けている。

恵也と浅見某は、同一人物か?


39. 恵也 2013年6月03日 11:13:42 : cdRlA.6W79UEw : R3hVrqaaxM
>>32 ロシア、ベラルーシ、ウクライナのみならず、ポーランドやルーマニアも同じパターンで減少している。

そんな話は、データを出して説明しなさい。
だいたいよその国の人口なんて、俺の興味にないことを知ったかぶりして
出されてもそれを確認する気にもならん。

自己満足で酔いしれ、まったく説得力も面白みもないお話だ。
アンタはあまりにも討論の仕方を知らない世間知らずだ!

>>35 単身赴任している人は、働いても、これだけもらっていないぞ!

単身赴任とは違って、東電の過失で住居を追い出されたもの。
ケチンボな利益優先の東電だから、これから屁理屈付けて減額するから
まあ20万円もらえたら御の字だろう。

交渉は吹っかけてから行うのが常識なんだよ。
裁判をやったことがあるけど裁判所というところは足して2で割るような
折衷案を出します。今は10万円支給されてるというけど・・・・・

>>37 逃げずにその場で暮らしていくようにさせるのが福島エートスです。

その場で暮らしたい人がいるのなら、それも自己責任。
圧倒的多数が暮らしてる現実を見ればその支援も必要で、その事にイチャモン
付けるのは見苦しい行為だ。

支援できる人は自己流で支援すればいいので、何もしないで逃げろというだけ
の口先人間より100倍は役に立っている。

>>38 都合の悪いところは避けている。

なんでアンタの都合に合わせる必要がある。
合わせて欲しいのなら金でも支払え。

ダイタイただで赤の他人があんたの要求に答えるとでも思ってるのかね。
暇つぶしで書いてるだけなのに・・・


40. 2013年6月19日 01:08:43 : QoFbEjBwRQ
https://kaken.nii.ac.jp/d/p/25257504.ja.html
木村 真三
研究者番号:50321849
獨協医科大学・医学部・准教授
研究期間

2013年4月1日〜2017年3月31日(予定)
配分額
総額:28470千円
2013年度:28470千円 (直接経費:21900千円, 間接経費:6570千円)


  拍手はせず、拍手一覧を見る

この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
★登録無しでコメント可能。今すぐ反映 通常 |動画・ツイッター等 |htmltag可(熟練者向)
タグCheck |タグに'だけを使っている場合のcheck |checkしない)(各説明

←ペンネーム新規登録ならチェック)
↓ペンネーム(2023/11/26から必須)

↓パスワード(ペンネームに必須)

(ペンネームとパスワードは初回使用で記録、次回以降にチェック。パスワードはメモすべし。)
↓画像認証
( 上画像文字を入力)
ルール確認&失敗対策
画像の URL (任意):
  削除対象コメントを見つけたら「管理人に報告する?」をクリックお願いします。24時間程度で確認し違反が確認できたものは全て削除します。 最新投稿・コメント全文リスト
フォローアップ:

 

 次へ  前へ

▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素31掲示板

★阿修羅♪ http://www.asyura2.com/ since 1995
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。

アマゾンカンパ 楽天カンパ      ▲このページのTOPへ      ★阿修羅♪ > 原発・フッ素31掲示板

 
▲上へ       
★阿修羅♪  
この板投稿一覧