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町長印、不正使用か 原子力施設誘致の委任問題 鹿児島
http://www.asahi.com/national/update/0526/SEB201305260002.html
2013年05月26日11時27分 朝日新聞
鹿児島県南大隅町の森田俊彦町長が原子力関連施設の誘致を第三者に一任する委任状に署名していた問題で、この委任状に、町の規則で定められた決裁を受けずに町長印が押された可能性があることが、関係者への取材でわかった。森田町長は取材を拒否している。
問題の委任状は2009年5月28日付で、放射性廃棄物の最終処分場などを町内に誘致するため、関係先と折衝や働きかけをする一切の権限を町外の男性に委任する、との内容。森田町長の署名があり、町長印が押されていた。
町長印など町の公印の使用、保管方法を定めた町規則では、公印を使う際は、公印保管者である総務課長に決裁文書を提示し、承認を受けなければならない。勤務時間外に使うときや総務課の外に持ち出すときも課長の承認が必要で、課長は公印の使用実績をすべて把握する。違反した場合の罰則は定められていないという。
しかし、当時の総務課長は朝日新聞の取材に「公印については規則にのっとって運用していた。当時そのような文書に押印した記憶はない」と証言した。委任状に町長印が押された経緯はわからないという。
町長印は勤務時間中は総務課長の机上の公印ケースに入れてあり、終業後は金庫で保管される。町長室は総務課に隣接。現総務課長は「町長は町長印がどこに保管してあるかも知らないはず。当時の総務課長と町長の間でどういうやりとりがあったかは把握していない」と話す。
委任状の存在は以前から指摘されていたが、森田町長は否定していた。だが、今年4月に一転して委任状を作っていたことを認めて陳謝。5月1日には男性から返還されたとして、委任状を報道陣に公開した。4月の記者会見での町長の説明によると、委任相手は東京のコンサルティング業の男性で、昨年、当時の細野豪志環境相や仙谷由人・元官房長官、東京電力の勝俣恒久会長らと面会したという。
朝日新聞は今月21日から複数回、森田町長に取材を申し込んだが、4月の会見で説明は済んだとして、25日夜まで応じていない。
町議会では今月1日、委任状の調査に関する決議を日程に追加し、議題とするよう一部議員が動議を出したが、否決されている。
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