http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/687.html
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(回答先: 核のTOKYOホロコースト 投稿者 あのに 日時 2013 年 5 月 25 日 19:52:06)
http://blog.goo.ne.jp/nagaikenji20070927/e/28f58bbe4a03019a3d27cc90301d4933
「日本とソ連の大きな違いは、首都モスクワを護ったことです。現実の気象情報もプラスだったのでしょうが、これをしたソ連と、なにもせずにいた日本の差は大きいです。」
「気象兵器ですよ。これは難しい話ではない。放射性物質をモスクワに届かないようにしたのです。これが有効だった。だからモスクワは護られたんです。」
モスクワを放射性物質から護るための、人工降雨について。例えば、デイリーテレグラフが、2007年にふつうに報じている記事です。簡便な訳もつけておきました。
'How we made the Chernobyl rain'
http://www.telegraph.co.uk/news/worldnews/1549366/How-we-made-the-Chernobyl-rain.html
ロシア軍の元パイロットは、彼らが1986年のチェルノブイリ原発事故後の放射性降下物からモスクワを守るために雨雲をどのように作ったか説明しました。チェルノブイリとベラルーシ上空で、人口密度の高い都市に向かって大気中を流れている放射性物質を 「洗い落とす」雨雲を作る為に、ヨウ化銀を入れたミサイルを繰り返し使用したそうです。
ベラルーシの4000平方マイル以上のエリアを、有毒な放射性物質から、ロシアの首都(モスクワ)を救うために犠牲にしたのです。
「風向から、西から東に移動していた放射性雲がモスクワ、ヴォロネジ、ニジニ·ノヴゴロド、ヤロスラブリの人口密度の高い領域に到達する危険性があった」と彼は、放送される予定のBBCのドキュメンタリー番組で話した。
「もし、こうした放射性物質を含んだ雨が、モスクワなどのこれらの大都市におちていたら、数百万人の大災厄になっていた。私たちのチームが人工降雨を降らせたために、悪い影響が及んだエリアは、チェルノブイリから30キロ圏内のみならず、50キロ、70キロ、100キロの外までとなっている。」
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「木下さん、いいですか。ソ連は、ベラルーシの一定部分を犠牲にしてでも、モスクワや大都市圏を護ったんです。これは、技術的にそんなに難しい話ではありません。僕にはよくわかる。日本の技術力でも、あのときやる判断をしていたら、できますよ。12日から対応していれば、15日のブルームをなんとかすることはできた。茨城や栃木を犠牲にすれば、首都圏にくる前に、放射性物質を落とすことが。でも、それをやらなかった。だから、200キロしか離れていない、首都の東京に、物凄く大量の放射性物質が降下した。これがおきていることです。」
「日本は、メトロポリタンを護れていないんです。ソ連よりも決定的に状態が悪い。ソ連は、中枢のモスクワは事故後も機能しているけど、日本は東京を護っていないから、もっとどんどん悲惨なことがおきます。いろんなことが、更に機能しなくなります。いいですか、これから、何一つ日本によいことはありませんよ。だから、もっと絶望に慣れて下さい。どんどん、絶望するしかありません。その絶望に慣れることしかありません。日本の人達に強く言いたいです。」と。
僕には反論の余地は何もありません。
「日本がましなのは、木下さんの様な人達が暗殺されていないことですよ。でもこれから、木下さんも、暗殺の危険性は、真面目に考えて下さい。その危険は、日本でもありますから。もし、ソ連だったら、木下さんは、とっくの昔に暗殺されています。もう何回も暗殺されていますから。こんな話をしていたら。」
ソ連の暗殺が多いのは常識です。放射性物質の暗殺もありましたし、サビツキーというロシア下院議員が、僕のインタビューの後に、交通事故死した話がありました。これもおそらく暗殺です(ロシアの暗殺のよくある手口は交通事故にみせかけるもの)。
「木下さんも、とにかく絶望にもっと慣れて下さい。何一つ良い事はありません。しかも、福島はソ連でもありえない汚染。そして、首都東京も汚染された。絶望が続くだけですから。」
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