茨城県東海村で日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が共同運営する実験施設（J―PARC）の放射能漏れ事故で、施設内の放射線量が上がった際に担当者が換気扇を回し、外部に放射性物質を放出していたことが25日、分かった。許可を出した三浦太一・高エネ研教授は会見で、「通常運転時も半減期の短い放射性物質で線量が上がることがあり、すぐ減衰するとの認識だった。結果として浅はかだった」と謝罪した。

　事故は23日午前11時55分ごろ発生。当初、放射線管理区域外への漏えいはないと判断していたが、24日夜になって区域外への漏えいが判明。同日午後10時15分に原子力規制委員会に報告した。茨城県は通報まで1日半かかったことを問題視し、25日午後に立ち入り検査を行った。

　原子力機構などによると、施設では、加速器で生成した陽子ビームを標的の金に当てて素粒子を発生させる実験をしていたが、装置の誤作動でビーム出力が数百倍に上昇。発生した放射性物質が高温で蒸発した金とともに施設内に漏れ出した。　

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130525-00000022-jij-soci

　茨城県東海村の日本原子力研究開発機構の加速器実験施設「Ｊ−ＰＡＲＣ」で、放射性物質が放射線管理区域外に漏れた事故で、機構は２５日未明に記者会見し、被ばくしたのは少なくとも男性４人（２２〜３４歳）に上ると発表した。被ばく量は１.６〜０．６ミリシーベルトで、機構は「健康への影響はない」としている。事故発生時には他に５１人が施設内におり、被ばく量を検査していて、さらに被ばく者が増える可能性が高い。施設外にもごく微量が漏れた。

　事故があったのは、Ｊ−ＰＡＲＣの一角にある「ハドロン実験施設」。原子力規制庁と機構によると、２３日午前１１時５５分ごろ、実験設備で金に陽子線を当てて素粒子を発生させる実験中に、照射装置が誤作動。通常より４００倍の強さで陽子線が当たり、高温になった金の一部が蒸発、原子核が崩壊し放射性物質が漏れた。

　直後の午後１時半ごろ、施設内で放射線量が通常時の毎時約０.４マイクロシーベルトから同４マイクロシーベルトに上昇したが、機構は「管理区域内での想定範囲内の汚染」と判断。排気措置をとり、外部へ放射性物質を排出した。午後４時には一時低下した放射線量が同６マイクロシーベルトに上昇した。

　被ばくした４人は、高エネルギー加速器研究機構に所属する３４歳職員と２８歳の博士研究員、ともに２２歳の東北大大学院生２人。実験施設は約３０００平方メートルで、施設内全体が汚染されたとみられる。建屋内の汚染の程度は１平方センチ当たり約３０ベクレルで、原子力機構は２３日夜から建屋への立ち入りを禁止している。除染せずに放射性物質が自然に減少していくのを待つという。

　また、隣接する研究所などに設置されたモニタリングポストの値が通常時よりもごく微量の毎時約１０ナノグレイ上昇したのを確認した２４日午後、機構は施設外への漏えいを初めて確認した。

　機構は事故から約１日半経過した２４日夜に原子力規制庁へ報告した。機構は２５日未明の記者会見で「トラブルへの対応の意識や連絡体制がきちんと機能していなかった」と謝罪した。

　機構をめぐっては、高速増殖原型炉もんじゅ（福井県）の機器点検漏れで、原子力規制委員会が運転再開準備の禁止命令を出すことを決め、理事長の鈴木篤之氏が１７日付で辞任したばかり。

　規制委は「少なからず作業員が被ばくしており、通報が遅れたことは遺憾。原因究明と再発防止策を機構に求めていく」とのコメントを発表した。【鳥井真平】

　【ことば】Ｊ−ＰＡＲＣ

　１周約１６００メートルの円形加速器など３台の加速器を使って陽子をほぼ光速にまで加速し、金や水銀などの標的に衝突させ、発生する中性子やニュートリノを使って生命科学などの研究に利用する実験施設。原子力機構と高エネルギー加速器研究機構が建設し、２００９年に１期工事分が完成。建設費は約１５００億円。

　◇実験継続　すさん安全管理

　研究者ら４人が被ばくした事故は、日本原子力研究開発機構が漏えいを想定せず、マニュアル整備などの備えも不十分で、対応が後手に回った。

　漏えいが管理区域内にとどまっていると過小評価し、施設外に漏れたと判断して国や茨城県に報告したのは事故発生から約１日半後。ずさんな安全管理が浮き彫りになった。

　「今回のような事故が起きることは想定していなかった」。機構の担当者は２５日の記者会見で繰り返した。

　機構によると、実験装置は異常警報で停止したが、現場ではそのまま再起動を繰り返した。事故２時間半後には漏えいを疑い始めたものの、施設内の放射線量を下げるため、排気ファンを回し、放射性物質を建屋外に放出。フィルターなどは装着しておらず、放射性物質が周辺に拡散した。機構は未装着の理由について「そもそも漏えいを考えていなかった。浅はかだった」と釈明した。

　一方、その時点では「汚染は放射線管理区域内に限られ、基準値以下。収束したと判断した」と過小評価し、法令報告対象のトラブルではないとして公表していなかった。その後、施設外への漏えいを２４日午後６時ごろに確認し、原子力規制庁に報告した。

　装置付近に立ち入った研究者５５人のうち、簡易検査で比較的高い値だった４人の内部被ばく検査結果が判明したのは、事故から３７時間後の２５日午前１時にずれ込んだ。公表が約１日半も遅れたことについて、機構は「事態を正確につかめていなかった。もう少し早くできた」と弁解した。【岡田英】

http://mainichi.jp/select/news/20130525k0000e040179000c.html

死に方を誤ると悲惨なことになりそう

ニュースや報道では「事故」と言う表現を使っていますが、機構の会見や文書で相変わらず「事象」や「事案」となってます。

そこのところがそもそもの間違いです。

ＮＨＫＮのラジオでアナウンサーが、「今回の事故について機構は今回の事象は・・・」と言いにくそうに話をしていたと思うんですが。

聞き間違えならすみません。

どこの実験施設で、どんな実験を行っていたのか？

大気サンプリングの核種分析を行ったのか？

放射性金のベータ線は放射性セシウム１３７と比較した場合、４倍以上のエネルギーがある。

ＷＢＣでは、ガンマ線しか測定できない。それでも１Ｂｏｄｙあたり、何十万ベクレルの数値が出ただろう。

　最初の会見が始まったのは、事故発生から1日半以上が過ぎた25日午前2時半。しかし、機構側からの説明には事故後の経過などの説明はほとんどなく、質問を受けても資料をめくりながら、「確認できていない」と返答に窮する場面が目立った。

　実験施設での安全管理についても、担当者は「手元に（安全管理の）マニュアルがないので分からない」と話すのが精一杯だった。

　高速増殖原型炉「もんじゅ」（福井県敦賀市）で機器の点検漏れが発覚したばかりのタイミング。記者から安全管理について考える意識を問われると、担当者は「ご指摘はもっともだが、現場の実態が把握し切れていないので答えられない」と歯切れの悪い釈明に終止していた。

　会見は約1時間半に及んだが、事故の経緯は明らかにならず、25日午前9時半から2度目の会見を開くなど、情報の混乱ぶりを印象づけた。

　一方、事故があった実験施設「J-PARC」がある茨城県でも、県庁で県原子力安全対策課が急遽（きゅうきょ）、記者会見を行った。

　機構から県への連絡は、発生から1日以上たっており、服部隆全（たかのり）課長は渋い表情で「通報のタイミングが遅い。発生した段階で県に報告してもよかったのでは」と首をかしげ、「安全管理に対する認識を（機構側に）聞き取り、検証したい」と強調した。

　その後、J-PARCの斉藤直人（なおひと）副センター長も県庁で会見し「事態の把握が遅れ、認識が追いついていなかった」と頭を下げた。

内部被爆ということがとても怖いです。希ガスないしガス化した放射性物質を体内に吸い込んだのでしょう。

ヨウ素など甲状腺に集積すればその１０００倍くらいの強さで人に害を及ぼすのではないでしょうか。

なんで、「原発作業員などの年間被ばく限度は五〇ミリシーベルトだ」なんてことが、関係するの？　内部被ばくだし、単位時間も、核種もちがうのに？？

大丈夫なのか？これ

　茨城県東海村の加速器実験施設「Ｊ―ＰＡＲＣ」の原子核素粒子実験施設で放射性物質が漏れた事故で、日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構は２５日、新たに男性２人の被曝が判明したと発表した。

　これで被曝したのは６人となった。同日午後には、茨城県などが同施設の立ち入り調査を実施した。国の原子力規制委員会も原子力機構の担当者を呼んで、事故後の対応などについて事情を聞いている。

　発表によると、被曝していたのは２３歳と４５歳の男性。２人の被曝量はそれぞれ１・４ミリ・シーベルト、１ミリ・シーベルトだった。ほかに１４人が検査を受けたが、被曝していなかった。同日昼までに男性４人（２２〜３４歳）が０・６〜１・７ミリ・シーベルト被曝したことがわかっている。原子力機構は事故当時に施設にいた残る３５人について被曝の有無を調べている。

　放射性物質が漏れたのは２３日昼頃。金に特殊なビームを当てる実験中、機器の誤作動で強力なビームが照射され、金が蒸発。その際に発生した放射性のナトリウムや金が飛散した。施設内の放射線量の上昇を示す警報が鳴ったが、研究チームは、フィルターの付いていない換気扇を回して建物の外に排気しただけで実験を続けるなど、判断ミスが重なり、漏れに気づいたのは２４日夕だった。国などへの報告も事故から１日半遅れた。

（2013年5月25日23時33分 読売新聞）

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20130525-OYT1T00884.htm?from=top

事故も想定できない集団ならもういいかげんにやめておけ。

推進派は、余程、甘い汁が吸えるのでしょうね。悪魔に魂を売ってしまったやつらです。

気道熱傷・気道損傷

火災などで高温の気体やススを吸い込んだ場合、上気道や気管に熱傷を負うことがあり、これを気道熱傷、気道損傷 (Inhalation Injury) と称する。熱傷を負った気道は徐々に浮腫を起こして狭窄し、呼吸ができなくなるため非常に危険である。気道の熱傷は外見からはわかりにくいので特に注意が必要である。気道熱傷のおそれがある場合は一見全身状態が良くてもあとから気道狭窄を起こす場合があるため挿管の必要がある。狭窄を起こしてからでは挿管は困難もしくは不可能となるためである。

気道熱傷の可能性を示す徴候として、口腔・鼻腔のススの付着が挙げられる。
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喉頭浮腫が見つかり挿管が不可能であるならば呼吸は確保、管理しえないだろう。
事故後二十四時間はすでに経過している。
被曝としたとされる研究者らの安否はどのようなものであるのか
なぜ誰も報道しない？放射線被曝および蒸発した放射性金吸入による急性症状はどうなっているのか。

室内からは、ナトリウム24(半減期15時間)、ヨウ素123(半減期13時間)、金199(半減期3.1日)等が見つかり、概ね南西方向に1000億Bqの放射性物質が放出されたらしい。

でもこんな漏れ事故は今までにもた〜〜〜んと有ったんでしょ。
福島原発事故後の今でもこれだけ隠すんだから福島原発事故前なら絶対隠し通したに決まっている。

つまり日本中にこれまで癌が増え続けてきたのはやはり放射能がアッチでもこっちでも漏れていたせいじゃないの？

先日癌が増えてきたのは、動物と違って人間は繁殖期がいつなのかが分らなくなったから一人の男性が一人の女性と常に生活を共にして1年を通してセックスをするようになった為に男性は常に精子をどんどん造り続ける宿命を負い、その為に癌細胞も又増殖する事になり現代は癌が増えた、とかの研究成果が出たとか苦しい言いわけをしているけど。
人間が特定の女性を妻としてきたのは最近の事じゃない！
然るに癌は周りで聞くだけでもこの50年間に凄〜〜〜く増えて来ている。
今や3人に一人は癌で死ぬ時代だ。
もうすぐ2人に一人は癌で死ぬってさ！
これの何処が精子を作り続けたせいなのさ！
原発を造り続けてきたせいに決まっているでしょ！

戦争で劣化ウラン弾を撒き散らし、ヤタラと核実験をし原子爆弾を炸裂させたのにまるでその影響ではないかのような言い草。

アレを読んで頭に来た！

この記事は一見すると放射能の環境中への放出が当たり前といわんばかりの
クズ記事である。
今回の放射能漏洩事故に関しては1000億ベクレルの放出とある。
現在、東電がいうには福島第一から毎時一千万ベクレルが環境中に放出されている。
そして報道に寄れば数ミリシーベルトの被曝者が複数ある。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%9A%9B%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E4%BA%8B%E8%B1%A1%E8%A9%95%E4%BE%A1%E5%B0%BA%E5%BA%A6
国際原子力事象評価尺度でいえば、レベル3-4前後、おそらく
1999年東海村JCOバケツ臨界事故に匹敵しかねない事故であって
被曝者の今後というか、だいたい呼吸が確保されてるのか、安否が気遣われる。

安定した金を無理強い核分裂させた、強力大型加速器の威力は大きい。

Ｉ−１２３は、正に陽子を照射したときにしか生成しない放射性物質だ。

しかし、金を放射性ヨウ素にしてどうすると、ツッコミを入れたい。

Ｎａ−２４が崩壊したとき、ガンマ線は２７５４ｋｅＶ、ベータ線も１３９３ｋｅＶある。

Ａｕ−１９９が生成していたならばＡｕ−１９８やＡｕ−２００が生成されていなかったはずはないだろう。

Ａｕ−１９９だけを挙げたのは、ベータ線が２９４ｋｅＶとＡｕ−１９８（９６０ｋｅＶ）やＡｕ−２００（２２４０ｋｅＶ）に比べて、エネルギーが格段に小さいからだ。

大体大気サンプルは、１立方メートルあたりのベクレル数を表示すべきにも関わらず、検出しましたで、お茶を濁している。

被曝が新たに、確認された２人の線量、１．０と１．４ミリシーベルトは、ホエールボディカウンタでは、１検体あたり３０〜４０万ベクレル以上出ていたはずだ。

何故、機構の都合によって表示方法を変えるのか？ミリシーベルト表示では、如何にも小さい数字しか出ない。

他の職員は、検出限界以下と発表しながら、ホエールボディカウンタの検出限界値を示さない。

検出限界値を示すと福島県ひらた中央病院や南相馬市立総合病院で行われているホエールボディカウンタの検出限界値が余りにも高いことが明らかになり、イカサマ検診であることがバレてしまうからだろう。

１０００億ベクレルも、ホエールボディカウンタでの１検体あたりの何十万ベクレルと言う数字を考えると、過小評価である。

現場の研究員で、放射性物質をバキュームしたのかなと、ツッコミを入れたくなる。

岐阜（山梨か？）や九州に計画されてる実験施設と同じものですよね。
高エネルギー加速器って、こんな放射能をまき散らす機械だったのですか。

年間許されている放射能漏れって・・、高エネルギー加速器って
いつもタレ流しの施設だったんだ！！
反対しなきゃ、自然が壊れる。地球は人間だけのものではない！！
動植物に影響が出るし、水源が汚染されたらおわりだよ〜。
ぜんぜん、知らなかった。やっと核施設なんだってわかったよ！！

なんて施設だったの。また、騙された・・・くやしいよ・・。

この事故があった日から、自分はなんか空気が悪くなってと感てた。
ベランダで飼っている錦鯉が赤くなって変だってい言ってるブログあったなー。
（魚類は、体調崩すとからだが充血してピンクになる）
うちのも体調崩した。理由がわからなかった。まさか・・・・。

♪こんどの事でばれちゃった　その黒いはら〜　だよー。
騙されちゃいけねぇって、２０年も前に言ってくれてた人いたのに、
全国のファンの皆さん、どうして教えてくれなかったの？？
もっと、社会活動してよ！！　楽しんだだけで終わりなの？？

今度こそSPEEDIの環境防災ネット情報を流すべきでしょう。

LHCも大きな事故を起こしてますよ。2008/09/19に爆発が起きてます。

超伝導磁石の連結部で温度が上昇した結果、非常に大きなアーク放電が発生し、ヘリウム管に穴が開いた。安全バルブが開いてヘリウムはトンネル内に逃がされたが、15トンの磁石が支持部から半分捩り取られ、コンクリートの床が剥がされた。

ビームのサーキットで生じたスパークは、500kg近い銅を溶かすのに十分なエネルギーを持っており、6トンのヘリウムが放出され、53個の巨大な磁石が損害を受けたそうです。

九州で計画されているILCの運用には約23万〜30万kWが必要で、九電の電力供給力は平成24年3月31日時点で合計約2355万kWなので、供給力の約1%程度に相当する電力を消費する事になります。

ILCの推進者達は、いずれ原発の再稼動や増設に動き出すと思いますよ。

　茨城県東海村で日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が共同運営する実験施設（Ｊ−ＰＡＲＣ）の放射能漏れ事故で、原子力規制庁は２６日、新たに研究者ら２４人の内部被ばくを確認した。内部被ばくが判明したのは３０人となった。（2013/05/26-19:46）

http://www.jiji.com/jc/c?g=eco&k=2013052600184

それに輪をかけて三無主義者がはびこっているからである、

福島原発事故も同様の経過を辿った結果として、起こったのである、

　　　　注、三無主義＝無能・無策・無責任