http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/668.html
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時給837円未満、数日間の被曝量計100ミリシーベルト―劣化し続ける福島原発の労働環境と静観する日本政府と東電/ルモンド紙(5月21日)
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2013/05/837100521-6a91.html
2013年5月23日 フランスねこのNews Watching
東京電力による調査によると、福島原発で事故処理にあたる原発作業員約3千人のうち5%が東京都の最低賃金を下回る時給837円未満の給与しか受け取っていない。福島原発事故から2年以上が経つ今日、現場での作業は増え続けているが、給与は事故発生前より20%以上カットされている。
他方で福島原発の原発作業員たちは3ヶ月で計50ミリシーベルトにも及ぶ高い放射線量にさらされている。最もひどいのは瓦礫を集める係だ。数日で100
ミリシーベルトもの被曝量に至る者すらいる。これはフランスの原発作業員に定められている年間被曝限度量の5年分に相当する。
労働環境の劣化が続く背景には、事故処理のコスト削減と下請け制度を理由に作業員の待遇劣悪化を静観する東京電力、現場の労働基準法違反を看過する厚生労働省、そして日本政府の無策がある。
カナダにあるマギル大学(McGill University)の長谷川 澄(はせがわ すみ)元専任講師は4月22日、3,186人の原発作業員への調査結果を元に福島原発の劣悪な労働環境を指摘する分析をアジア太平洋ジャーナル(Asia-Pacific Journal、注)に発表した。長谷川元専任講師は安倍首相、田村憲久厚生労働大臣、下河辺和彦東電会長、広瀬直己東電社長に作業員の労働環境是正を求める要請書を合わせて発表、要請書への賛同者を募っている。
●福島原発の労働環境是正にかかる日本政府への要請書
http://peacephilosophy.blogspot.jp/2013/04/an-appeal-for-improving-labour.html
(抜粋、一部編集)
●元の記事:被曝させられ給与をピンハネされる福島の「掃除夫」たち/ルモンド紙(5月21日)
(« A Fukushima, des « nettoyeurs » irradiés et sous-payés », Le Monde, 2013.05.22)
http://www.lemonde.fr/planete/article/2013/05/21/a-fukushima-des-nettoyeurs-irradies-et-sous-payes_3414880_3244.html
(注)長谷川元専任講師によるAsia-Pacific Journalへの寄稿文(日本語は英語の後にあります)
http://www.japanfocus.org/-Sumi-Hasegawa/3930
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