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福島県南相馬市でとれたレタスをイトーヨカ堂、セブンイレブン、西武百貨店等で販売する予定 (まっちゃんのブログ)
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/599.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 17 日 23:39:00: igsppGRN/E9PQ
と言う記事に自分がしたコメントに次のようなコメントをいただきました。
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/599.html#c9
貴方の主張はある程度理解できます。しかし放射性物質汚染に関して次の疑問点も払しょくしきれません。
(1)水耕栽培用の水・肥料の汚染は皆無であるか?
(2)密閉施設の空気は外気と遮断されているのか?ほこりなど入らないか?
(3)従業員が外部から体に付着させてっ持ち込むことはないのか?
(4)その他、作業過程での汚染はありえないのか?
などです。
なぜそんな心配をするかというと、福島事故後の大量飛散時には関東一円の空気が汚染され、ハウス栽培の野菜などもみな汚染されてしまったという過去の現実があるからです。まあ、完璧を求めても現在の汚染状況から考えると、あまり意味がないということは十分承知してはいるつもりですが・・・。
それよりも心配なのは、産業化が始まればまたそこに雇用が生まれるわけで、その地域に居住する子供たちが、また、避難の機会を失いますね。南相馬は相当の汚染地域でしたよね?
************************
ある意味、自分が勝手に判断してしまって申し訳ありませんが、この問題はとても重要なことだと思います。そのため、別に記事として、こちらのコメント欄で議論を深めることができればと思います。
まず、放射性物質について。
>放射性物質汚染に関して次の疑問点も払しょくしきれません。
(1)水耕栽培用の水・肥料の汚染は皆無であるか?
(2)密閉施設の空気は外気と遮断されているのか?ほこりなど入らないか?
(3)従業員が外部から体に付着させてっ持ち込むことはないのか?
(4)その他、作業過程での汚染はありえないのか?
などです。
以下についてはかなり自分の推測が入っています。つまり、事故の実態がまだまだはっきりせず、事故直後に放出された放射性物質の種類と量や今現在も続いている放射性物質の種類と量がはっきりしないからです。その上での話ですから、人によっては前提条件そのものが違うということもあると思います。しかし、それだけ、今の日本の状況は不明確なことが多く、多くの情報が操作されているということです。そういった状況でどう考え、どう行動するべきかという視点も含めて議論をしていただけたらと思います。
まず、自分は事故直後、つまり地震が起こってから数時間で既に大量の放射性物質の漏れが起こっていたと考えています。主にキセノン、ラドンなどの希ガス類とヨウ素、セシウムなどのある程度低い温度で気化するものです。また、3号炉の爆発は核爆発に近いものであり、その結果、ウランやプルトニウムなどのアルファ線核種が相当程度大気中に飛び散ったと考えています。こういったアルファ線核種はまったく手当がされていず、路上や公園、または森林、畑などに広く分布し、今でも空中に舞いあがっていて、相当程度に広く拡散をし続けていると考えています。
(1)水耕栽培用の水・肥料の汚染は皆無であるか?
(2)密閉施設の空気は外気と遮断されているのか?ほこりなど入らないか?
(3)従業員が外部から体に付着させてっ持ち込むことはないのか?
(4)その他、作業過程での汚染はありえないのか?
などです。
上のような疑問について、まず、あまりに実態に即していないと感じてしまうのです。なぜなら、福島県内どころか、関東も東北も、または厳しく言うなら九州でさえ相当程度に汚染されていると思います。2011年には鹿児島のお茶からもセシウムが検出されました。また、当然、肥料などは全国流通していて福島や茨城などで作られた牛糞、鶏糞肥料は広く全国で使われていると思います。ただし、これは実際にそういう製造メーカーに確認したわけではありません。ただ、多くの肥料などの表示を見ると原材料の産地表示はないのです。そして、今年の春にはかなり安値の堆肥が出回っていました。
日常生活で1キロ数万ベクレルの粉じんが路上に普通にある環境でありながら、「密閉施設の空気は外気と遮断されているのか」という疑問を持つことにどれほど意味があるのでしょうか。
以上のようなことから、南相馬であろうとどこであろうと、実際にできた作物の線量が、たとえかなりいい加減な線量検査であろうと、ある程度低いものであれば、食用に流通させるのは仕方ないと考えています。もちろん、それを買うかどうかは各自の判断であり、自分もその時々で判断は変わると思います。
放射能はなるべく避けたいのです。しかし、既に事故は起こり、様々な形で相当程度に日本の国土、または世界中の土壌を、以前の核実験に加えて汚染してしまい、現在でもその汚染は続いているはずです。こういう状況の中ではある程度放射性物質との折り合いをつけることしかできないと思います。
そして、以上のようなことについては09さんも「完璧を求めても現在の汚染状況から考えると、あまり意味がないということは十分承知してはいる」とおっしゃっているのですから、多分、同じご意見であるのだと思います。
次に、
>産業化が始まればまたそこに雇用が生まれるわけで、その地域に居住する子供たちが、また、避難の機会を失いますね。南相馬は相当の汚染地域
についてです。
これは南相馬に限ったことではなく、川内村とかかなり広い地域に当てはまることだと思います。確かにおっしゃっているように、相当な汚染地域であり、また原発近隣ですから今現在も原発から排出されている放射能を吸い込む可能性が高い地域でもあります。そのため、確かに子供が居住することは避けるべきだと思います。これは福島市やいわき市なども同様です。ただ、だからと言って、南相馬市などが全く人の立ち入りを禁止するべきかと言ったらそうではないと考えています。例えば、大規模な太陽熱発電施設を造るとか、または、何らかの工場を立地するとかして、屋内労働ができるようすれば十分に土地を生かすことができると思います。この具体的な方法についてはいろいろなことが考えられ、自治体の在り方や産業のすみわけなどの観点から検討するべきことは多くあると思います。例えば食糧生産は止めにして、工業品に特化するなどは検討するべきことでしょう。
以上、かなり勝手に述べさせていただきましたが、09さんも言われているように「現在の汚染状況」をどう考えるかがとても大きな要素です。ぜひ、このことについていろいろなご意見を頂けたらと思います。宮嶋鹿親父さんが続けていられる汚染状況の検査などが大変に重要な基礎資料になるはずです。
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