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以前から何となく考えていたことだが、日本の原発に対する耐震基準は全てガルで決めてある。それも一回きりの揺れでしかない。
これはアメリカの地震の起こり方なのだ。アメリカの西部はある程度地震が起こる。しかしそこで起こる地震は日本のようにユラユラが続くことはない。普通、一回バンと揺れたらそれで終わりなのだ。ユラユラが続くことはほぼない。これはアメリカの地盤が格段に固いからだ。
よく、日本の地盤がプリンのように柔らかいと例えられる。これと同様にアメリカの地盤を例えると瓦のように固いのだ。プリンは一度大きく揺らせばその後も自らゆらゆらと揺れ続ける。しかし、瓦はバンと叩かれたらその時に振動するが、その振動は比較的早く収まる。
日本の学問の多くがそうであるように単に横文字を翻訳して日本語にしただけであったことが多い。原発関連の地震学も同様で、連続で起こる揺れに対しては全く考慮していない。アメリカでこういった基準を採用しているから日本でも同じでいいというだけで、日本がどういう地震の起こり方をしているかを考えていない。
これもいわゆる専門家と言う方たちがもともとそういう風に育て上げられてきたからだろう。だから、反原発の旗手とさえ言われる京大助教の小出氏も福島原発についていた監視カメラの映像をチェックせよとは言い出さないし、後藤さんとか田中さんと言う反原発の活動をされている原発技術者の方たちも言い出さないのだ。
根本から狂っている日本の原発規制。このことをちゃんと理解して当たらないととても規制はできないはずだが。
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