http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/577.html
Tweet |
<もんじゅ点検漏れ>再開準備見合わせ命令 原子力規制委
毎日新聞 5月15日(水)11時37分配信
原子力規制委員会は15日、高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)で約1万個の機器の点検漏れがあったことを重視し、運営元の日本原子力研究開発機構に対し、運転再開に向けた準備(使用前検査)を見合わせるよう命じることを決めた。原子炉等規制法に基づく措置。「安全文化が劣化している」と判断した。機構が目指していた今年度内の試験運転再開は、遅れる見通しになった。【鳥井真平】
規制委は、点検漏れの原因について▽業務は担当任せで、現場の不適切な点検先送りが繰り返された▽チェック機能が働かず、規制当局の指摘を受けるまで計画の見直しなどの改善に取り組めなかった−−などと指摘。さらに、現場と経営層の意思疎通が不足し、安全を最優先に業務が行われる体制作りができていなかったことを保安規定違反だとした。
規制委は、機構に管理体制の再構築と機器点検の徹底を求め、「規制委の確認が完了するまで、使用前検査を進めるための活動を行わないこと」を命じる。機構の運営計画に関わる文部科学省にも、指導・監督を求める。機構の弁明を聴き、月内にも命令する。
もんじゅは1995年のナトリウム漏れ事故で運転停止。2010年8月には試験運転中に核燃料交換装置が炉内に落下し、現在も停止状態になっている。機構は昨年11月、保安規定に基づく機器の点検漏れが9679個あったと公表。規制委が立ち入り・保安検査した今年2〜3月にも、非常用発電機などの重要機器で13の点検漏れが発覚した。
最終更新:5月15日(水)12時43分
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20130515-00000032-mai-soci
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素31掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。