10. 2013年5月09日 04:17:17
: i3mTsJQ7Cw
>>07のような、根本からあほなのか、意図的にデマを流す工作員なのか、こういうのがいるから、統計のごまかしが横行する。 以下 http://ni0615.iza.ne.jp/blog/ より。 (長文引用失礼) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ みなさま 環境省が「概要」「詳報」2回に分けて発表した、 福島県外3県(青森市、甲府市、長崎市)に於ける、 甲状腺のう胞結節有病率調査(=いわゆる対照調査)の結果ですが、 皆さまご指摘のとおり問題点が多々あるようです。 私が、今のところ一番鋭く且つ端的な指摘だな、とおもったのは、 「対照調査」にあるまじき人為誤差(バイアス)があることを指摘した、 東京大学医科学研究所教授、上昌広(かみまさひろ)氏のtwitter書き込みです。 ========== 「子供甲状腺検査 福島と県外大差なし」。各紙が役所の言い分を垂れ流している。これは違う。今回の研究では、「統計学的に有意に福島で低い」。つまり、大差がある。 この結果の解釈は二通り。 福島の子供の遺伝的、環境的要因が違うか、あるいは、研究方法に問題があるかだ。. KamiMasahiro2013-03-09 10:56:59. ...... つづき。 私は研究方法に問題があると思う。 研究チームは非劣勢試験の要領で、長崎などでの必要症例数を計算しただろう。だから数千例も必要になったはず。ところが大差がついた。考えられるのは、福島では出来るだけ嚢胞を診断せず、長崎では出来るだけ診断したこと。 非盲検なのでやむをえない。. KamiMasahiro2013-03-09 10:59:27. ...... 甲状腺研究。数%の嚢胞出現率の差を検出するはずの試験が、 大きなノイズが入ったため、この試験からは何も言えないというのが、もっとも合理的な結論だと思う。疫学専門家の議論が聞きたい。. KamiMasahiro2013-03-09 11:01:25 ...... 上 昌広@KamiMasahiro3月9日 環境省の甲状腺研究。今日の東京新聞「こちら特報部」は、福島での甲状腺検査には、嚢胞を出来るだけ診断しないという、過小評価のバイアスがかかっている可能性を報じています。私は、福島と長崎・山梨は「比較可能性」に大いに問題があると考えています。 科学者は誠実に議論しないといけません ========== >非盲検なのでやむをえない。 とは、検査を実行するものの立場が、検査結果に反映されてしまうということです。 検査を実行するものの立場とは、 このばあい、 放射能による身体影響の危険性を警戒せずに、 なんでもかんでも「安心」を与えようとする、 山下俊一、鈴木恵一両氏が領導するところの 福島県立医大放射線県民健康管理センターの立場であり、 こんにち日本の医師階級主流の立場です。 福島ではあまりにも多くの児童生徒を診る為に、 一人ひとりの超音波検査に時間はかけられないが、 「対照検査」では見逃しがないように十分に時間をかける。 そんなことが、無意識のうちに行われうる、 ということを上昌広(かみまさひろ)氏は指摘しています。 ※[盲検] http://www.chikennavi.net/word/moukenka.htm もちろん皆さんが指摘するように、 そのほかにも、サンプリングの仕方など、 おおきな問題もあるでしょう。 私はこの福島県外の調査も、 いっそのこと3万人台の調査に拡大すべきだと思います。 そうすれば、もし環境省がいうように福島県と同じ傾向なら 10人の甲状腺がん患者、 もしくは「強い恐れ」が検出されるはずです。 ところで 詳報というには、ずいぶんと都合のいいことだけを簡単にまとめた 3月29日環境省報道発表 http://www.env.go.jp/press/press.php?serial=16520 「福島県外3県における甲状腺有所見率調査結果について(お知らせ)」ですが、 ここに (2)調査委託先 NPO法人「日本乳腺甲状腺超音波医学会」とある団体は、 昨年8月に「日本乳腺甲状腺超音波診断会議」から名称を変えたばかりの団体です。 http://www.jabts.net/info/rename.html 昨年8月といえば、この調査事業の一般競走入札が行われた月です。 入札公告8月10日 http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1208/120810b/120810b.htm 入札に応じるために、名称、定款を変更したのでしょうか? ところで、 この「競争入札」の執行者は、経産省資源エネルギー庁。決して、「内閣府」でも「環境省」でもなありません。 そして入札仕様書によれば、調査結果の納品先は、 「経産省資源エネルギー庁電力・ガス事業部」の 「原子力立地・核燃料サイクル産業課」です。 http://www.enecho.meti.go.jp/info/tender/tenddata/1208/120810b/3.pdf げんざい、 あたかも「環境省」の仕事だとだれも疑わないように報道されていますが、 予算執行権は、原発推進の経産省の、 なかんづく原発推進の課が握っているのです。 さらに、2つの疑惑があります。 A、「競走入札」でありながら、「入札結果」「契約結果」が調達情報に公示されていない、という官庁にあるまじき不明朗さ (経済産業省サイトの「調達情報」をご確認ください) B、昨年8月に名称と共に定款を改めた「日本乳腺甲状腺超音波医学会」は、奇怪なことをやっています。 会計年度が4月〜3月だったのを、今年から3月〜2月にしてしまったのです。(新旧定款対照表・参照) マスコミの注目を避けるために、平成24年度決算にこの委託事業の収支を載せないで、済まそうということでしょうか? 理由は不明です。 そもそも、「競走入札」で執行したこの「委託調査事業」にはおかしなことが多いのです。 いったいどんな役人が、調査内容、調査の質を審査できるというのでしょうか? 調査の目的、方法、クオリティなど、入札選考基準を応札者に示した仕様書は、県立医大の鈴木眞一教授の指導の下に書いたはずです。 そして、応札して受注したのが、鈴木眞一教授が甲状腺部門の委員長※を勤める、上記学会なのです。 これはまさしく、発注者と受注者、両方が全く同じ人脈であるという、自作自演の競走入札ではありませんか? •※甲状腺用語診断基準委員会の委員長で、新しい「診断基準」を発表した書「甲状腺超音波診断ガイドブック改訂第2版」2012年5月発刊の「診断基準」責任者 「福島の調査と同じ条件で対照調査をするのには、 目的も方法も、福島の担当者と意を通じた(情を通じた?)学者がおこなうのは、理に適っている」 と受け取れる趣旨を、 鈴木眞一氏は県民説明会などで語っていたようですが、 そうした要請が確固としてあるなら、さいしょから「競走入札」などせずに正々堂々と「随意契約」で行なえばよかったはずです。 この「競走入札」は、本当に妖しい!! ・競走は果たして本当に行なわれたのか? ・競合他者はいたのか? ・上記医学会が選ばれた理由は何か? ・落札金額はいくらか? ・それは予定価格の何十パーセントか? (参考) http://www.meti.go.jp/information_2/downloadfiles/itaku_bid_24_10-12.htm こうしたことは、「契約情報」として納税者にキチンと示さねばなりません。 山下俊一、鈴木恵一といったわずか数人の学者が、 福島と全国の甲状腺医学を仕切り、 県民、国民を意のままに従わせる、 そうした構図の中の 「県外甲状腺対照調査」だったといえましょう。
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