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自分もかってはそうだったのですが、「このままでは日本に未来はない」と言うような主張をよく見かけます。「早く福島から子供を避難させなければいけない。避難させないままなら日本に未来はない」と言うような論旨だ。
しかし、この一月ほどでこのまま日本は変わりようがないのではないだろうか。もう間に合わないところまで来ているのではないかとしか考えられなくなってきたのだ。つまり、夏休みの宿題をほとんどやらないまま8月30日の夜中になってしまい、まだ31日があるから何とかなると言っているようなものだと思えてきたのです。
既に日本に未来はないと考える根拠は大まかに言えば次の二つです。
1.既に日本のほぼ全土がかなりの程度まで放射能汚染されていること
2.未だに本当のことを隠してごまかそうという勢力が幅を利かせていること
1については福島県外3県の検査結果とか、チェルノブイリ原発事故では1基の原子炉が爆発しただけだが、福島第一原発事故では3基の原子炉がおかしくなり、4基の使用髄核燃料プールがおかしくなったため放出された放射性物質の総量は福島のほうがチェルノブリの数倍にはなると思えることなどがあります。
2については、東電や政府の対応、政治家の言動、マスコミの報道、そして、身近に起こっている様々なことの総合判断です。
福島第一原発事故を見てアメリカの関係者自身が日本での原発事故はとんでもない事態になると考えていつかは日本の原発停止を言い出すのではと秘かに期待していましたが、未だにそういった兆候はありません。相当程度にアメリカの関係者も頭がおかしくなっている様子です。あまりにウソをつく連中が多すぎて、何が本当の事だかわからなくなってしまっているのでしょう。
またはアメリカ国内で原発事故が起こることが心配でならず、更に、自国の国土内で高レベル核廃棄物の処分を嫌がっていて、それが日本の原発再稼働をやらせる原動力になっているのかとも思いました。または単に、経済的なことで再稼働を求めている可能性もあるのではとも考えました。
しかし、ともかく、日本は既に50基以上の原子炉があり、使用済み核燃料が十分すぎるほどにたまっていて、それを乾式キャスクで保管することも既に不可能な事態になっていると考えざるを得ないと結論を出さざるを得ないのです。
最近の関心は日本には未来がないが地球には未来はあるかです。そして、地球にも未来はないのかもしれないと最近思うようになってきました。
ともかく、目先のことしか考えない連中があまりに多くなっていて、頭がないのではとしか思えません。このままでは地球環境自体がダメになるでしょうね。原爆を持って圧倒的に自分を武力で優位に立たせたいという欲望が人類破滅の道を拓いてしまったのです。愚かなことです。
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