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つぶやく福島作業員 政府・東電に振り回された2年間 (東京新聞) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/476.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 5 月 05 日 07:21:00: igsppGRN/E9PQ
 

http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2013050590070928.html
2013年5月5日 07時09分 東京新聞


 東京電力福島第一原発事故の発生当初から収束作業に従事し、現場の様子をツイッターでつぶやき続け、その内容を七万超の人が注目している「ハッピー」さん。福島第一の近くに家があり、作業員としてここで長年働いてきた。このほど本紙の取材に応じ、二年間を超える収束作業で感じた疑問などを語った。 (片山夏子)

◆まるで戦場

 二〇一一年三月十四日昼、3号機原子炉建屋で水素爆発が起きた時、ハッピーさんは近くで作業をしていた。突き上げる衝撃、すさまじい爆音に襲われ、がれきがバラバラ降ってきた。

 「ここで死ぬかもしれない」

 まるで戦場だった。建屋から煙が上がり、すすで全身が真っ黒になった人、防護服が血に染まった人もいた。怒号が飛び交う様子はとても現実とは思えなかった。

 ハッピーさんがツイッターを始めたのは水素爆発から六日後の二十日のこと。

 理由は二つあった。一つは情報が錯綜(さくそう)し、不安をあおる報道もあったこと。もう一つは、福島県南相馬市に小さな子どもと住む知人に、現場で起きていることを冷静に伝え「必要以上に心配することはないよ」と伝えるためだったという。

 つぶやきの中で自分のことを「オイラ」と書き、「です」ではなく「でし」で結ぶことが多い独特のメッセージ。初めのころ、読み手は子どもがいるお母さんが多かった。「助けられました」「救われました」というお礼や温かい言葉が寄せられた。

◆命は二の次

 ハッピーさんのつぶやきには現場で感じる政府や東電への率直な疑問が多い。

 政府や東電が、根拠のない楽観的な見通しを示したり、きちんと説明しない発表をするたびにいらついた。事実をありのまま伝えないことで、かえって不安をあおっていると感じたという。

 事故発生当初、作業工程の調整がなされないまま、現場に指示が飛んだことにも閉口させられた。電気系と配管系の作業が同じ場所で同じ時間にぶつかり、片方の作業ができなくなるなどの混乱が起きた。

 混乱の跡は、二年たった今も福島第一の各所に残る。ほぼ同じ場所に汚染水の移送ホース、電源ケーブルや機器を制御するケーブルが乱雑に設置されている点などがそうだ。緊急作業だったとはいえ、誤作動や漏電の恐れがあり、今後の不安要因になっている。

 「総理が二十四時間作業しろと言っているから何とかしろ」。こんな指示が現場に飛んだこともあった。無理やり二十四時間体制のシフトを組んだが、作業効率が落ちた。

 現場の状況も考えず毎月発表された工程表にも悩まされた。「政府がやるって発表しちゃったから作業を急いでくれ」と言われ、準備もできていないのに夜中に駆り出されたこともあったという。

 特に、防護服を着ての夏の作業では何度も倒れそうになった。「休め」とは言われるが、工程表はそのまま。作業員の命や安全は、二の次になっていると感じた。

◆コスト優先

 一一年九月、ハッピーさんの耳に、政府と東電が「冷温停止」に「状態」をくっつけて新語をつくり、年内にも福島第一が「冷温停止状態」になったと宣言する、との情報が入ってきた。

 だが、溶け落ちた核燃料の状態もわからない。原子炉の冷却にしても、ポンプ故障だけでなく、配管の詰まりや破損などで止まる可能性がある。原子炉の温度計が不安定な動きをし始める中で、炉内が一〇〇度以下と言えるのかどうか…。「冷温停止なんてあり得ない」と思った。

 さらに十一月ごろには、「事故収束」まで宣言するらしい、との情報が入ってきた。

 「まさか」と思ったが、十二月に実施する予定だった2号機の格納容器の穴開け作業が年明けに延びるなど、宣言の妨げになるかもしれない危険な作業は延期され始めた。

 これまでも「選挙があるから、それまで危険な作業はするな」「担当大臣が明後日、海外に行くから今日中にやれ」と現場で指示されるなど、政治の動きに振り回されてきたが、まただった。

 収束宣言後、事故現場では、コスト優先の契約が目立つようになり、危険手当や給与の削減など作業員の雇用条件が悪化した。事故後に福島第一に導入された設備類は、保守管理のことを十分考慮していない仮設のものが多い。耐久性のあるものに交換すべきだと東電に提案しても、「予算がない」と却下されることも増えた。

 ハッピーさんは、東電が会社再建を急ぎながら、事故収束も進めることに大きな疑問を感じている。コスト優先では、経験豊かな作業員も雇用が安定しないため集まらず、廃炉作業も進まない、と危機感を抱いている。

 「国がいくら税金を投入しても、東電の借金になるだけ。東電が民間企業である以上、コストを優先するのは当然。これでは廃炉は遅々として進まない。世界を揺るがした原発事故なのだから、国と東電は収束作業を専門に担う組織をつくって強力に進めるべきだ」


 

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コメント
 
01. 2013年5月05日 09:52:29 : 7OpGsifAXA
> 現場で起きていることを冷静に伝え「必要以上に心配することはないよ」と伝えるためだったという。

巨大プラントで起きた異常事態で一介の作業員に事態を評価できるはずがない。
当時から言われていたが、ハッピーというヤツはただの工作員だろ。
現在ですら東電にも炉の状況が不明だというのに、事故時に「心配することはない」って?作り話をするなっての。

> 東電が民間企業である以上、コストを優先するのは当然。

だったら原発を選択してはいないだろう。
いくらコストを捏造しても、保険料を加えてみればどうしようもなくハイコストだ。
だいたい作業員の経験が豊かでは被曝がそれだけ進んでいるということだ。
被曝限度が決められている以上、「経験豊かな作業員」など論理矛盾なんだよ。

また民間と違って国は法律を遵守しなければならない。
原発は法律を遵守していては稼働させることすらままならない。
まして廃炉作業ということになるとなおさらだ。


02. 2013年5月05日 10:43:02 : DyoUYMAVCM
第二次世界大戦の日本軍を彷彿させます。

戦争の悲惨さと、その悲劇を担った者は、命令した者ではなく、いつも命令された者でした。

日本軍と福島原発事故は、“中の人”は同じと言うくらい似ています。つながっています。

工作員ハッピー氏の発言は、その“中の人たち”の間に、深刻な対立が起きていることを示しています。

事故終息(収束ではありません)は、永遠に不可能と言う事実から見ると、その対立は、本質的なものではありません。

こちら側の姿勢、大勢を変えても、放射性物質が、それに応じて変化することはないのです。

米国のオークリッジ国立研究所の研究者が改良を加えた、ミュー粒子を利用して、行方不明の核燃料の在り処をつきとめることも、すでに行われているはずです。

何も手出しできないことを知っているはずです。

燃料プールに保管されている、使用済み核燃料を取り出した後は(完全に回収できる確率は相当低いはずです)、何ができるのでしょうか?


03. 2013年5月05日 14:01:03 : Bll7V5OaN2
>>01
>巨大プラントで起きた異常事態で一介の作業員に事態を評価できるはずがない。
本当に一介の作業員&工作員かは不明ですね。

私もハッピー氏の文面は何度も目を通していますが
>>02 さんがコメントしているように“中の人たち”のように思えます。
中の人たちには、福島原発から長年仕事を貰っている地元の協力企業も含まれます。
私の地元の南相馬市の工事屋で福一の仕事をしていた知り合いがいましたが
原発事故後一番早く3月19日時点で重要免震棟があるから、政府や東電が主張している
現場との連絡が取れないとか記録が無いとかはデタラメの大嘘だと主張してました。
私が知る限り、重要免震棟の放射線防護性能や通信機能をもとに発信したのは
この工事屋の発信が一番早かった。
その後日テレからだと記憶しているが
堰を切ったように3月20日から重要免震棟のTV報道がはじまりました。
地元の企業というのは仕事を貰うために
各部・プラント部品の機能性能、担当企業や担当者の役割を丹念に調べていますよ。
長年原発の仕事に携わっている協力企業人や職人なら
東電の現場担当者が知らないことも知っている。
でも、中の人なのでボカして発信せざろうえない
これが私のパッピー氏に対しての考えです。


04. 2013年5月05日 14:14:43 : UXKjQTYwdw
ハッピーは東電の工作員だよ。
普通の作業員がこんな内部情報を公開したら即クビだ。

反原発風味をまぶした東電の巧妙な世論工作だ。

東京新聞も情けない。

「あなたは内部情報をブログに書いて、どうしてクビにならないのですか?」
となぜ突っ込みを入れないのか。

それとも東電とグルになって仕立てた記事か。


05. 2013年5月05日 15:53:32 : 7wJCqOq2nZ
ハッピーの発信文面は、超危険仕事でも食い扶ちのためには難しいことなど考えず携わらず得ない、日雇い状態の作業者のものとはどうみても考えられないからな。

虫けらのように扱われても生活のためには背に腹は代えられずに命と背中合わせの作業員なら、待遇の不満と身の危険回避に精一杯のハズで、まるで新聞記者か取材者と見まごう評論家然としたハッピーのよう発言をしてる余裕などあるハズない。

雇い主や東電からの報復を恐れ、飲み屋で匿名と顔伏せを条件に隠密インタビューを受けていた、不満をぶちまけることに終始していた作業員などの言動と比べればその差は歴然としている。

この記事に関しては東京新聞もまんまとハッピーのカモになったようである。


06. 2013年5月05日 16:01:09 : 7wJCqOq2nZ
自分が、食い扶ちのためには非人間的な扱いを受けながらも超危険現場の作業員をせざる得ない立場になったと考えたらなら、作業員と自称するハッピーの異常な冷静さに誰でも気が付くハズである。

07. 2013年5月06日 01:28:04 : tWnIRTDcaI
>01. 2013年5月05日 09:52:29 : 7OpGsifAXA
それで、どうすんの?
あんたは何をするの?何ができるの?


>世界を揺るがした原発事故なのだから、国と東電は収束作業を専門に担う組織をつくって強力に進めるべきだ

その通りだ。
本当に自民党は無責任な政党だよな。菅直人、野田佳彦の民主党も無責任だったけど、自民党は、それ以上に無責任だ。完全に逃げ回ってる。
ふくいちをほったらかしにして、外国へ出かけていって、原発の売り込みに行くんだから、無責任を通り越して狂ってるとしか言いようがない。

自民党は、逃げ回るだけで、何もできないなら、即刻政権与党を降りるべきだ。


08. 2013年5月06日 10:53:24 : Tr2XCzF48k
福島第一原発 地下水でトリチウム検出
地下の貯水槽から相次いで汚染水が漏れ出した東京電力福島第一原子力発電所で海側に新たに掘った監視用の穴の地下水から放射性物質のトリチウムが検出

出典福島第一原発 地下水でトリチウム検出 NHKニュース


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検出されたトリチウムの濃度は、1cc当たり最大3.8ベクレルで、国が定める放出基準の20分の1程度

お気に入り詳細を見る 海側観測孔からトリチウムが検出されがドレン孔や、検知孔からは検出されおらず、今回の漏洩ではなく、震災後に炉から放出されたものと考えている

出典2013/05/02 東京電力 記者会見 17:30 | IWJ Independent Web Journal


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お気に入り詳細を見る 放射性同位体の中でたも、危険性が高く、破壊的であり、放射性同位体のワーストNo.1である理由は、水素結合しているDNA等を直接被曝することから、かなり破壊的、破滅的と言える。
さらに放射性物質でありながら、水素が元素転換してヘリウムに置き換わる点も見逃せない。この一連の流れによって、さらに破壊力がますと考えられる。
ある意味プルトニウム以上に怖い核種

出典トリチウム垂れ流し除去できない放射性物質は海洋放出で希釈?▼発再稼働のための凄まじいコストは電気料金値上げで - 涼のブログ - Yahoo!ブログ

http://matome.naver.jp/odai/2134107739146367201


09. estimating1 2013年5月07日 01:49:08 : WkF6kDzFz8Dzk : ZppphQT3uI
Mr. Happy, you are a Hero to humanity for coragously opening the vain that shrouds the deadly truth of nuclear. I speak for many, "thank you"

10. 2013年5月07日 08:30:00 : CF9GERiMMw
工作員?成りすましか?そんな事はどうでもいい事だ。うざい奴らだ。

ツイッターなのだから真偽は各自が判断すればいい事だろう。声を大にして罵倒する事でもあるまい。
何故ハッピー氏が支持されるかと言えば結局のところ東電の政府もマスコミも国民から全く信頼されていないと言うただそれだけの事だ。
ただ一つ言っておく事が有る。ハッピー氏の発言からうかがわれる事は彼は設備系の技術者らしいと言う事位だが、技術屋と言うものは良かれ悪しかれ自分の仕事にプライドと誇りを持ってやっている人間だという事だよ。
馬鹿にしない様にこれが有るから技術屋は劣悪な環境下でも仕事ができるんだ。技術屋で無い人間にこの感覚は判らんよ。

はっきり言っとくけど建設業なんて全部がブラック企業だぞ。それでもその中で仕事をしているのは技術屋としての使命感が有るからだ。それに甘えるゼネコンと言うのもどうしようもない会社だとは思うがね。
まあ、そんな感じでハッピー氏の発言には技術屋としての心意気を感じるのは私だけかもしれないが、もし彼が本当に工作員だったとしたら私の見る目が無かったと言うだけの事だ。

後は各々で考えろ!


11. 2013年5月07日 16:16:56 : 7wJCqOq2nZ
>>10

ハッピーは技術のことなど主眼に無い。ハッピーのすべての独り言は政治目的である。
ハッピー自身が「(放射能と原発事故に対する)不安を払しょくさせるため発信している」と東京新聞に対して認めてるとおりである。

技術屋は「自分の専門領域の技術話」に90%終始するものである。

ハッピーは技術屋や一般作業員の精神構造とは程遠い。


12. 2013年5月08日 21:37:10 : ehdWinrvG2
>>国と東電は収束作業を専門に担う組織をつくって強力に進めるべきだ

だからそれも、もう無理なんだって。事故初期段階で人材は無駄に使い果たした。 「現場調査」どころか「現地視察」でも無く、数時間だけの「東電主導の現場見学会」後の「勇気ある福島原発行動隊」メンバー語録。

・「これだけのものを3ヶ月で良くまとめたものです。我々なら1年はゆうにかかるものですが...。1年でもできないかなあ」

・「この設備を作り上げた現役の青年・壮年技術者に脱帽した次第であります。老人の出る幕ではない。暖かく見守り、受けた相談に真摯に対応する。これが晩節を汚さない、敬老される技術者の道ではないかと痛切に感じました」

・「だからといって、私どもが最初に提起している『若い人の被曝を年寄りが引き受けよう』ということの価値がなくなるわけではありませんから、プロジェクトを辞めるということはまったくない」

・「スキルを活かせるような現場には出会えなかった」

・「作業員は足りている」

・「誰かがやらないといけない。やるとしたらやっぱり、年寄りの暇つぶしでやるのが一番良い」

・「意気込みは特にない。さらりとやっていこうかな」

小出裕章も、現場では全く役に立たない素人の戯言を繰り返し、素人を騙して稼いでないで、現場で被曝を引き受けて来いよ。土方くらい出来るだろ、詐欺師野郎が。
ICRP擁護のジジイのおかげで、多くの人々が無駄に被曝した。放射能を噛み締める程度の反省だけで許されると思うな。


13. 2013年5月09日 05:55:39 : bPPLwmQnVo
長年やってたから、ベテランとは限らない。 自称ベテラン。
ウソの鎧を着て、騙し騙し世渡りしてる人間なんて、いくらでもいる。
そんな「成長しない、反省しない人間」の集まりだな。
自らは、かけらも反省しないくせに、低姿勢を演じながら説教を垂れる。たいしたもんだ。

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