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2013/4/23 日刊ゲンダイ :「日々担々」資料ブログ
トラブルの原因は、またネズミだった。東京電力はきのう(22日)、福島第1原発2号機でネズミの死骸が見つかり、設備点検のため冷却装置を停止させたと発表した。
東電によると、22日午前10時すぎ、社員がパトロール中に屋外の変圧器内に2匹のネズミの死骸を発見した。うち、1匹に感電した跡があり、他の機器への影響などを調べるために冷却装置を約4時間ストップさせた。
福島原発では先月18日にも、屋外の仮設配電盤に侵入したネズミが感電して設備がショートし、使用済み燃料プールの冷却装置が最大29時間にわたって停止するトラブルが起きたばかり。重要施設が2度もネズミに“襲われる”なんて大丈夫なのか。殺鼠剤をまくなり、粘着シートを置くなり対策はいくらでも取れるはずなのに、東電は何をやっているのか。
「これまでもネズミ捕りを置いたり、建物の隙間をふさいだりする作業は進めてきましたが、残念ながら全ての施設をカバーするのは難しくて……」(東電広報担当)
どうやら、ネズミの駆除対策に手を焼いているらしい。「ねずみ駆除協議会」の事務局担当がこう言う。
「ネズミを駆除するには、生息しにくい環境にする対策が必要です。でなければ簡単に駆除できません。具体的には、まずエサを管理(自由に食べられる状況にしない)すること、侵入できるような隙間をできる限りふさぐことです。特にクマネズミは建物内に巣を作り、子育てするため、巣を作れないように整理整頓することも大切です」
それにしても、福島原発の周辺は人も住まず、残飯もないはず。いったいネズミは何を食べているのか。
「原発周辺の民家や商店には、住民が避難した当時のままの食料が残っているし、原発施設内に流れ込んだ大量の海水には魚や海藻も含まれていたでしょう。昆虫や小動物もいる。おそらく、ネズミはそれらをエサにしていると思います」(ある原発作業員)
ネズミも退治できないようでは、原発事故の収束など不可能なのではないか。
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