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2013年4月13日
原発のない社会を目指す地方議員らのネットワーク「グリーンテーブル」(代表・山田実県議)の総会が十二日、東京都内であった。国の脱原発の方向性が不透明になっている現状を踏まえ、地方から脱原発を実現する動きを強める活動を継続することなどを盛った本年度の活動方針などを決めた。
主な活動として、東北電力女川原発を視察するほか、研修会などを定期的に開く。各地方で取り組む再生可能エネルギー施策や普及ノウハウなどの情報をメンバーで共有し、それぞれの自治体で「再生可能エネルギー促進条例」の制定などを模索する。
グリーンテーブルは昨年七月に発足。当時政権を担っていた民主党の脱原発路線を地方から後押しする意味合いがあり、メンバーは民主系地方議員が中心。しかし、昨年末の衆院選で自公政権に政権交代したのを受け、本年度からは、民主系に限らず、会の設立趣旨に賛同する地方議員や市民も参加できるようにする。
総会後にあった研修会では、福島第一原発事故発生時に官邸で対応した菅直人元首相らが出席。菅元首相は、夏の参院選前哨戦と位置付けられている参院山口選挙区補欠選挙(二十八日投開票)で脱原発を掲げる元民主党衆院議員の支援を呼びかけた。
(梅田歳晴)
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