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東電の故意のトリチウム海洋汚染を許してはならない (とある原発の溶融貫通(メルトスルー)) 
http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/288.html
投稿者 赤かぶ 日時 2013 年 4 月 15 日 20:55:00: igsppGRN/E9PQ
 

             多段式トリチウム濃縮装置


東電の故意のトリチウム海洋汚染を許してはならない
http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/7052344.html
2013年04月15日10:38 とある原発の溶融貫通(メルトスルー)


http://blog.livedoor.jp/home_make-toaru/archives/6890607.html
東電が多核種除去設備(ALPS)で除去できないトリチウム入りの汚染水を希釈して放出するということが報道されていましたが,その件に関して,らぷたんさんという方から次のようなコメントをいただきました。

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2013年04月13日 14:38
イオン交換膜法と電気分解で水素だけ取り出し比重の違いを利用して三重水素を取り出せないものでしょうかね・・・素人考えですが

ちなみにこんな特許があるようですが

多段式トリチウム濃縮装置、及びトリチウム濃縮方法
http://www.ekouhou.net/%E5%A4%9A%E6%AE%B5%E5%BC%8F%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%BF%83%E7%B8%AE%E8%A3%85%E7%BD%AE%E3%80%81%E5%8F%8A%E3%81%B3%E3%83%88%E3%83%AA%E3%83%81%E3%82%A6%E3%83%A0%E6%BF%83%E7%B8%AE%E6%96%B9%E6%B3%95/disp-A,2010-6637.html

http://livedoor.blogimg.jp/home_make-toaru/imgs/8/7/87204892.jpg

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わたしも気になって調べてみたのですが,らぷたんさんがご指摘の通り,技術的には汚染水からトリチウムを除去することは可能なようですね。

以下はShimojimのブログさんからの引用です。
http://plaza.rakuten.co.jp/shimojim/diary/201304130000/

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東電福島第一原発の廃炉に向けた作業で、当面、最大の課題に浮上してきたテーマは、原子炉建屋地下室に溜まり続けている放射能汚染水の処理の問題です。

日量400トンの地下水の流入があるとされ、汚染水は増大の一途を辿り、敷地内での保管が限界に達しようとしている。

東電は、この事態の対策として、上に載せた記事にあるように、ALPSと呼ばれる浄化装置を導入して、放射能汚染水を濾過して、基準値以下の浄化水に転換して、海に放出することを狙っている。

しかし、この場合、放射能汚染水の浄化といっても、どのように手を尽くしても除去できない物質が残っている。トリチウムだ。それも、海洋投棄限界の数十倍の濃度の汚染レベルである。

ここで、思い出されるのが、東電がすでに開始した、敷地内の内陸側での地下水の汲み上げ作業ですね。原子炉建屋地下室に流入する地下水の水量を減少させようとの狙いで実施に踏み切った。

この地下水は、当然、敷地内に一時的に保管され、海洋投棄される予定となっているのだが、この際、懸念される事態がある。増大する汚染処理水のトリチウム濃度を下げるために、この地下水が使われる可能性があるという点だ。

つまり、トリチウムの抜本的な除去ではなく、希釈という、姑息な手段で濃度を下げて、海洋投棄が可能だと言いつのるやり方です。東電らしいと云えば、そうなのだが、何と情けない連中だ。

トリチウムは、三重水素からなる水と同型の分子構造からなる液体で、強烈な放射能を持ち、極めて有害なのだが、これを減容するのが不可能という訳ではない。

電気分解法で、トリチウム液から、酸素と水素を分離すれば、減容の目的は達成される。濃縮され、減容された後の高濃度のトリチウム液をしっかり保管することで、海洋投棄は不要になる。海を汚さなくて済むのだ。

この処理に必要な電力は、メガソーラー発電装置や風力発電装置の設置で賄えば、クリーンな電力がトリチウム処理対策に使用できるはずだ。発電所の周辺部には、メガソーラーや風力発電装置の設置に必要な土地は、十分に見いだせるであろう。

さらに、そこで得られる水素を燃料電池システムへ投入することで、夜間電力を確保して、24時間体制のトリチウム処理が可能になるであろう。

いくら費用がかかろうと、この方法によって、トリチウム汚染水の海洋投棄を回避するべきである。

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トリチウムの危険性に関しては,殿下さんというかたからのコメントが参考になります。

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セシウムはカリウムに似ているから、ストロンチウムはカルシウムに似ているから、それぞれ臓器や骨にたまりやすいのですが、トリチウムは水素そのものです。似ているのではなく。

人体に、水素と無縁の部分はありません。つまり、トリチウムは人体のどこへでも入り込みます。

例えば、遺伝子を構成している水素にトリチウムが使用された場合、トリチウムが放射線を出して崩壊すると、遺伝子も崩壊します。

遺伝子は水素結合によって結び付いています。トリチウムが崩壊してできたヘリウムガスには、水素結合の能力はありません。


 

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コメント
 
01. あんみつ 2013年4月15日 22:21:33 : 9pTQQTpmwV1wk : mqy7X6EuGk
水素結合。遺伝子だけでなく、
ヘモグロビンが酸素を運ぶ際も、
代謝の行程も、水素結合で成り立っています。

遺伝子も、子供ができる時だけが問題なのではありません。
遺伝子情報はいつも全てが、発現しているわけではありません。
ストレス、病原菌の侵入などに応じて
普段眠っている遺伝子情報をRNAが取り出しますが、
この時も水素結合が反応を担っています。

ヘモグロビンのヘムのまん中は鉄ですが、
これがマグネシウムになると植物の葉緑体になります。
遺伝子の構造は植物も一緒です。

トリチウムは全ての生き物が持つ、
体内の太陽エネルギー、水素結合を壊してしまうという点で、
最も有害な物質と、私は認識しています。


02. 2013年4月16日 01:48:56 : 4Dc9mfvnJM
トリチウムは人体の中の組織形成にかかわるばかりか 遺伝子の一部にも潜在しそこで比較的短期間に放射線を放って変容する。組織が破壊するだけでなく、内部被曝として最も至近距離からの放射線の大量攻撃をもたらす。放射線は距離の二条に反比例して弱まる性質があるが、そのため至近距離からの組織の破壊力は最大となる。希釈して海に捨てるなどもってのほか。そのような行為は殺人罪が適用されるべき暴挙である。

03. 不乱坊 2013年4月17日 05:25:52 : kbTBOGSw0930o : GIds5VDbgs
投稿およびコメントのみなさん、ご教示いただきありがとうございます。
「たね蒔き」で以前、小出氏がトリチウムの危険をおっしゃっていたと思いますが、どう危険なのか
まではよくわかりませんでした。
誰だったか、通常運転でもトリチウムが原発の外部に洩れているようなことを、他のページですが
書いている方がおいでだったような気がします。

イラン・パキスタンの国境付近で地震とか。近くに原発は? と不安。
大飯の差し止め訴訟は、敗訴だったそうですし、中東に原発輸出するというニュースは入るし。
狂宴とでもいいたくなるありさまです。


04. k_o_ 2013年7月25日 23:37:23 : NXe3Mno/AzT.g : NhF6AEkjzE
電気分解で「よりトリチウム(T)の濃度の高い水」は作れます。作れますが、問題は電気分解で発生する水素(H)の中に混ざってトリチウムの大半が出て行ってしまうことです。
つまり、汚染水全体のトリチウムの9割を元の汚染水の1/10の容積に押し込めるには汚染水全量を何回も繰り返し電気分解する必要があります。

しかし、電気分解するのであればもっとましな方法がある、と考えます。水素ガスH^2(とその中にごく微量のHT)の形で(つまり酸素と結合した水蒸気や水の形ではなく)放出すればよいのです。これにより公衆被曝線量を3-4桁減らせます。

これは、トリチウム(T)1Bq摂取時の内部被曝実効線量が、水(HTO)を経口摂取したときと 水素ガス(HT)を吸入した時とで4桁違うためです。
原子力資料情報室 「トリチウム」 セクション「生体に対する影響」 第一文を参照ください。

更に良いのは、福島周辺では(というより概略日本の大半において)西風卓越であるため、水素ガスとして放出したものは日本列島には戻ってきにくい ということです。

本案の難点としては電気分解に電力が要ることです。具体的には400t/日の水の電気分解には概略10万kWの電力(一日に240万kWhの電力量)が必要です。
まぁ、この電力の調達コストは一日でたかだか4000万円(16円/kWhと仮定して)です。年間では150億円程度です。年間150億円ケチって海洋汚染する、あるいはタンクを延々増設し続けるよりは本案の方がまし、と私は考えます。

P. S. 電気分解による濃縮の場合、最初に書いたように何回も繰り返し電気分解する必要があるため、所要電力量は本案より遥かに大きくなります。その上で濃縮トリチウム水を抱え込むことになります。


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