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2013/4/14 晴耕雨読
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マスターズのダイジェスト見ながら昨日の東電会見の内容見てたら目が覚めてしまったでし(◎o◎)
昨日の東電会見で地下貯水槽No.2の移送途中漏れは要約すると、フランジ部分に使用しているシートパッキン(ガスケット)を乾燥状態で放置したので変形し潰れた為に隙間が生じ漏れたという見解。
つまりシートパッキンの劣化が原因だったんだって…そんなわけないでし!
たかだか半年や1年でシートパッキン劣化してたら、そこら中漏れてるでし(-"-;)
乾燥状態で何年も放置してる奴でも通常は大丈夫でし。
これからオイラの見解を信じる信じないは別として勝手につぶやくでし。
まず今回の一番の原因は、移送する前にボルトが緩んでないか?懐中電灯や鏡を使いフランジ部分に光を当てて隙間が空いてないか?確認するべきだった。
つまり通水前の事前チェック漏れ。
これをやってれば、漏れる前に発見出来たはずなんだ。
これにより、いかに作業を急いでいたか…急がせていたか…が手にとるように解る。
つまり作業前にきちんとやらなきゃならないはずの品質管理(QC)上のリスク危険予知(RKY)の欠如なんだ。
次にパッキンが潰れた理由の前に、PE管フランジ部の作業を説明するね。
通常PE管フランジ部の施工で使うパッキンは二種類あるんだ。
今回潰れてたシートパッキンと、もう一つはゴムパッキン。
これはPE管メーカーや施工企業の設計判断により使い分けられてるんだ。
まぁ通常、ほとんどはゴムパッキンなんだけどね。
通常はパッキンの締代管理で施工し、フランジ部分の4点、若しくは8点の隙間を面間測定して片締め(平均に締まっているかの確認)になってないか確認するんだ。
面間測定の許容値は施工企業の設計判断による違いは多少あるけど、0.2ミリ前後だと思うよ。
あと、施工企業によってはトルク確認もしているところもあるんだ。
以上がPE管施工時の作業なんだ。
じゃあ、いよいよオイラが納得いかないパッキン劣化じゃない別の理由を説明するでし。
まずシートパッキンは乾燥状態で、いくら放置しても変形する事はあるけど、潰れることはないはずなんだ。
一度水を含んだシートパッキンが放置され乾燥し縮んで潰れる可能性はあるけど、今回は一度も使ってないって云ってた。
雨で濡れ、乾燥を繰り返したって原因も考えられない事もないけど可能性は低いと思う、それよりもっと別な気になる原因がオイラにはあるんだ。
気になる原因は、PE管の伸びによってパッキンが一度潰され、PE管の縮みによりフランジ部が元の位置に戻るって事。
PE管の素材は主にポリエチレンなんだけど、これは鋼管に比べ、かなり伸び縮みするんだ。
PE管メーカーに聞いたら100mで1m前後の伸縮性があるらしいんだ。
つまり、暑い日は伸びるし、寒い日は縮むんだ。
そのPE管が伸びた時の応力はフランジ部分にかかりパッキンが潰され、PE管が縮んだ時はフランジ部分は元に戻るけど、一度潰されたシートパッキンは元に戻らないから、そこに隙間が生じるんだよね。
だからPE管のほとんどのフランジ部分は、通常ゴムパッキンを使ってるんだ。
ゴムパッキンだと、シートパッキンより復元するからね。
なぜ、このフランジ箇所にシートパッキンを使ったかは疑問なんだけど…。
以上の理由でオイラは単純に劣化だとは思ってないんだ。
もしかしたら、東電はPE管がすごく伸縮するのを知らないかもしれない。
施工企業は知ってるんだけどね。
とにかく原因調査も単純すぎるよ。
もっと科学的な理由を考察考慮しないとね。
因みにゴムパッキンも劣化して固くなったら復元性なくなるから漏れるでし。
それを考えると、もうそろそろ交換時期のゴムパッキンもあるはずなんだよなぁ…。
ただ交換するのもメンテナンス考えないで施工してるから水抜きだけでも大変なんだ。
だから漏れたら、とりあえず増し締めするしかないんだけどね。
あ〜本当に目が覚めてしまったでし(>_<)でも、ちょっと寝なきゃ。
そういえば、貯水槽の方の漏れてる場所と原因の見解も話そうと思ったんだけど、こっちはまたいつか気が向いたらするでし。
でわでわ、おやすみなさい(-.-)zzZ
こんちわ(^O^)昨日の真夜中のつぶやきで、なぜシートパッキンなのか疑問だったんだけど…、もしかしたら鋼管と鋼管の繋ぎ部のフランジなのかも…。
鋼管+鋼管ならシートパッキンを使う。
でもその場合は、トルク確認するはずなんだけど…。
なぜトルク確認してないのかなぁ…?まぁ、それでも鋼管部分は短管だし、全体量のほんの一部だから、PE管の伸縮影響の応力は必ず受けるはず。
鋼管の場合サポートがあるんだけど伸縮軸方向の拘束はしてないからね。
あと当該箇所だけじゃなくその他のフランジ箇所も必ず確認してるはずなんだけど、結果は公表されてるのかなぁ?いずれにしてもパッキンの劣化はあまり考えられない。
あと施工時の面間ギャップの不均等だとしたら、全くのド素人がフランジ部を締め付けたとしか思えないし…。
面間ギャップの施工記録もあるはずだし、許容値内じゃなければ合格しないし…。
ん〜(-.-;)
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