http://www.asyura2.com/13/genpatu31/msg/194.html
Tweet |
http://www.fukuishimbun.co.jp/localnews/nuclearpower/41566.html
2013年4月4日午前7時28分
原子力規制委員会は3日、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(敦賀市)に対し、商業用原発(軽水炉)と同様、大規模自然災害やテロにも対応できる緊急時制御室や原子炉冷却設備を備えた「特定安全施設」の設置を要求する方針を決めた。
もんじゅ運転の際に要求する新たな基準案に盛り込む。基準案は4月中にまとめるが、7月の基準施行段階では、軽水炉の基準をベースにした内容が中心となり、高速増殖炉特有の基準は中長期的に検討する。
特定安全施設は万一の事故の際にも、溶け落ちた核燃料の冷却のほか、原子炉格納容器の破損を防止し、放射性物質の拡散を防ぐ狙いがある。もんじゅは水に触れると爆発的に反応するナトリウムを冷却材に使うため、同施設の整備も軽水炉とは違った対応が求められる。
このほか過酷事故対策の基準として、制御棒挿入といった原子炉停止機能が喪失した場合に炉心の著しい損傷を防ぐ対策の規定を盛り込む方針。軽水炉の基準にはなく、より厳しい要求となっている。
また、もんじゅで1万点近い機器が点検時期を超過していた問題を受け、設備の適切な点検管理を求めるため、保全計画の届け出を義務づけるとした。
原子力機構は「新設したFBR安全技術センターを中心に、規制委が示した基準の要件に従って対応していく。運転については地域の理解を得ながら安全最優先で再開を目指す」とコメントした。
機構は、試運転の第2段階に当たる40%出力確認試験を今年末以降に開始する計画案を文部科学省の作業部会に提示している。
この記事を読んだ人はこんな記事も読んでいます(表示まで20秒程度時間がかかります。)
▲このページのTOPへ ★阿修羅♪ > 原発・フッ素31掲示板
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。